ヴィック・ラ・ガルディオール(オクシタニー地域圏・エロー県)の保育園に勤務していた59歳の教員助手の女性が児童に対する性的暴行・性的虐待の罪で告発され、公判前拘留されました。
もうバカンス期間に突入しているのに・・なぜ?今?と思ったら、この告発については、すでに7月初旬にメールによる通報があり、それから捜査が進められてきた模様です。
3歳から4歳までの少なくとも9人の児童に対する性的暴行・性的虐待の罪で起訴されているこの女性は、保育園教員のアシスタントという職にあり、昼寝時間を利用して、昼寝中の子どもたちに性的暴行・性的虐待を行っていたと言われています。
捜査開始以降、他の保護者も名乗り出ており、被害者の数はさらに増える可能性があります。
3歳から4歳までの子どもに対しての性的暴行?というのは、あまりピンとこなかったのですが、検察の発表によれば、彼女が行っていたのは「デジタルディスペクション(指による性交、挿入と自慰行為)」とされています。
3~4歳の子どもからしたら、さぞかし恐怖の時間であったであろうと、想像するだけでも痛ましい話ですが、この告発メールが保護者から市長に送られたのは、7月1日の夜のこと、この容疑者は、7月3日には、停職処分になっています。
彼女は、この保育園には2024年10月から勤務していたということですが、教育現場には10年間働いていたといういわゆるベテランの部類に入る人物だったといいます。
しかし、彼女を知る周囲の人々の評判は、パーティーガール?(パリピ?)、抗議活動家、自由奔放な女性と評しており、彼女の住むアパートでは、かなり変わった人物で多くの人と仲が悪かった・・と言われていたようです。
この手の児童対象の性的虐待の容疑者が59歳の女性ということにも驚きますが、この業界?で10年も勤務してきたということがますます驚きと恐怖を感じます。
アシスタントとはいえ、こういう職員の採用は、どのように考査されているのかも、見直す必要があるのかもしれません。
子どもを保育園に預けるのは、子どもを安全に教育してくれる場と信じて、預けている親にとってみれば、怒りと憤りを感じる事件でもあります。
今となれば、かなり昔の話になりますが、娘も保育園に通っていた時期があったので、子どもを保育園に預ける親としては、そうそう選択肢が多いわけでもないため、そんなに選べるわけではありません。
ですから、やっと滑り込めた保育園は、いかにしても安全かつ信頼のおけるものであってもらわないと、親の立場としてはお手上げ状態・大変困るのです。
余談になりますが、保育園のお昼寝には、私には、先生に注意された苦い思い出があります。
とにかくお昼寝が嫌いだった娘は、保育園のお昼寝の時間にも全く寝なかったようで、「○○ちゃん(娘)と○○ちゃん(当時の娘のお友だち)は、お昼寝を全くしないで、他の子を起こして回るので、お昼寝の時間は、2人には、別の部屋にいってもらいます」と怒られて、失笑したことがありました。
後にも先にも学校で娘について、注意されたのは、その時だけなので、よく覚えています。
3~4歳の児童に性的虐待の保育士アシスタント
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