私は、少しでも健康を維持するために、できるだけ運動をするように心がけてはいるものの、6月末から7月にかけての猛暑で、この暑さの中では、無理して動くことは、ちょっと危険な気がしたり、また、その後、原因不明の腰の激痛に襲われてから、しばらく、もう座っているだけでも痛みがズ~ンと響いてくる感じだったり、ロクに歩けない日々が続いたりもして、ここのところ、ちょっと運動するのも怖くなってしまっています。
そんな中で、かろうじて、なんとか、せめて1週間に1日でもいいから、プールに行って泳ごうと、水泳だけは続けています。水泳ならば、暑くてもOK、腰にも負担がかからず、全身運動になるので、とりたてて、どこかが痛くなるとか、そういうこともないのです。
夏に限らず、私は一年を通して、週1で泳ぎには行っているのですが、ここのところ、市民プールがいつ行っても、激混みで、参っています。
以前は、ジムに入っていて、そこにプールがあったので、ジムにあるプールに行っていたのですが、パンデミック後にそのジムは、潰れてしまい、代わりにといったら、何なのですが、ずっと改装中だった市民プールがようやくオープンしてきれいになったので、最近は、そのプールに通っています。
今のところ、予定表によれば、夏休みの間も閉めないようなので、「ヤレヤレ、今年は、ようやく夏休みでも休まないプールになったんだ・・」と思っていますが、まだ、全面的に信用はしていません。
昨年のパリ・オリンピックでは、フランスの水泳選手レオン・マルシャンがいくつも金メダルを獲得したせいか、大いにフランスでは盛り上がり、水泳をやる子どもが増えた!とも言われていましたが、子どもだけでなく、今年のプールを見ていると、全般的に水泳人口が増えたのでは・・?と思わせられます。
少なくとも、昨年の7月には、こんなにプールは混んでいなかったのに・・と思います。今年は、夏の初めが暑かったというのも理由のひとつかもしれませんが、なんだか、イモ洗い状態な感じ・・市民プールなので、大きな競技用のプールと子ども用のそれよりも少し小さめなプールがあるだけなのですが、大きなプールの方はコースロープが張られていて、皆、ひたすら泳いでいるという感じ。
1コース7~8人いたりするのですが、それが、皆、自由気ままなので、スピードもマチマチなだけでなく、中には、足にフィンをつけたりしている人もいれば、ビート板を持ってバタバタしている人もいて、皆、それぞれが自由なところは、フランスらしいな・・とも思いつつも、泳ぎにくいことこのうえありません。
私は、ひたすら、ただ1km泳いで帰ってくるのですが、約30分間、狭いコースの中を追い越されたり、追い越したりしながら泳ぎます。
いつもは、自分がノルマに課している1kmを泳ぎ終わったら、しばらく、小さいプールの方に行って、ストレッチをしたり、ただ、ボーッと浮いて、身体をほぐすのですが、ちょっと最近は、あまりに混雑していて、 1秒でも早く、外に出たくなってしまっています。
30分間とはいえ、ただただ、ひたすら泳ぐのは、たいくつといえば、たいくつで、途中で疲れるというよりは、飽きてしまうのですが、あと100m、あと50m・・とひたすら数えながら、泳いでいます。
行くまでは、いつもとっても億劫なのですが、帰り道は、なんか身体がほぐれて、身体も気持ちよく、一応、ノルマの運動したぞ!という満足感にひたりながら、やっぱり来てよかった!と思います。
例年ならば、8月に入れば、バカンスにでかけてパリの人口は減ってくれるので、少しはプールも空いてくれるのではないか?と期待しているのですが、最悪、やっぱり閉めます・・というのもあり得ないこともありません。
とにかく、常に疑ってかかっている・・基本、信用していないのです。
そうそう、そういえば、今年は夏休みに閉めないと言っていますが、昼休みは閉めるのです。なんか、もう慣れてしまっているので、当然のように思ってきましたが、今どき、昼休みに閉めちゃうって、それも本当はなしですよね・・。
フランスの市民プール
<関連記事>
「ベルシー地区のウォーターフロントエリアとセーヌ川遊泳スポット」
「セーヌ川の遊泳場の1つ エッフェル塔の近くのグルネル遊泳場 BAIGNADE GRENELLE」
0 コメント:
コメントを投稿