パリ祭のパレードは、フランスで行われる公式行事の中でも、もっとも華やかなもののひとつだと思いますが、私は、実際に現場に見に行ったことは、一度もありません。
一度、義理の息子が学校単位?でパレードに参加したことがあって、夫は、ここぞとばかりに張り切って見学に行っていましたが、その頃は、私はその日は仕事で、一緒に行くことはできずに残念でした。
とにかく、パレードに参加している人は7,000人近くいるので、もう現場は大変な人で、パレードの前に待機している人々とパレードが終わって、パリの街中に散らばっていく人々とで大変な混雑です。
パレードに参加している人々は、皆、軍やそれぞれの団体のコスチュームや制服を着ているので、日常は制服というものがあまりないフランスでこれだけのコスチューム姿の人々が街に散らばっていることは、年に一度きりで、珍しいことです。
私はなんとなく、毎年、このパレードをテレビで見るのが習慣になっており、窓の外にシャンゼリゼの上を飛んで行った飛行機やヘリコプターなどが家の近くを飛んで帰っていくのをなんだかテレビと窓の外を見比べながら、楽しんでいます。
昨年もパリ祭のパレードは行われたものの、パリ・オリンピックのために、シャンゼリゼでのパレードではなかったため、なんとなく、「やっぱりシャンゼリゼの方がカッコいいのにな・・」などと思った記憶がありましたが、今年は、再びシャンゼリゼに戻ってきました。
毎年、少しずつは違っても、似たようなパレードですが、ここ数年は、実際の戦争が近くで起こっていることもあり、この軍事パレードを見るのは、華やかに見えても、これってやっぱり人殺しの道具だよな・・と複雑な気持ちにもなります。
毎年、海外からのお客様が招かれていますが、今年は、インドネシアの大統領が主賓でした。450人のインドネシア軍兵士もパレードに参加しました。
パレードのハイライトは、やはり最後に出てくる騎馬隊ですが、今年は、58頭いた騎馬隊の馬の中から、なんだか隊列から外れてしまった馬がいたと思ったら、最後の最後に転んでしまう馬までいて、馬が転ぶことってあるんだ・・とへんなことに驚きました。
パレードのテレビ中継が終わった後には、テレビでは、世界からパリ祭に向けてのビデオメッセージ・・のトップは、なんと日本から・・。
日本の大阪万博のフランスパビリオンの紹介でした。
これまで大阪万博については、あんまり報道されていませんでしたが、今回、フランスのこの華々しい機会に紹介されて、なんだかちょっとだけ嬉しかったです。
夜の花火は、なんだかいつもより派手だったみたいで、例年は家から遠くに見える感じなのに、なんだか音がすごいのに気が付いて、のぞいてみたら、なんだかやたらと規模が大きい様子でした。すごいな・・。
パリ祭 パレード
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