本当にボーッと暮らしていると、痛い目に遭いかねない恐ろしい時代です。
中でも詐欺は、いかにもホンモノのようなふりをして、あっという間に他人をだまして奪い取るうえに、次から次へと手を変え、品を変えやってきます。
最近、新しく出回っている詐欺は、銀行のカードにまつわる詐欺です。
ある日、突然、銀行からレターとともに、ICチップ付の決済カードが届きます。
「これが、あなたの新しい銀行カードです」とあり、これは、見事にホンモノそっくりにできていますが、偽物なのです。
そして、レターでは「カードは、このままでは使えないので「有効化」してください」と書いてあり、QRコードが添えられています。
なかなか手が込んでいます。
QRコードをスキャンすると、オンラインバンキングのポータルを模倣したウェブページにリダイレクトされます。ここでユーザー名とパスワードの入力を求められますが、ここでユーザー名+パスワードを入力すると、この詐欺師に自分の銀行アカウントにアクセスを許可してしまうようになっているのです。
詐欺師は数分で銀行口座を空にしてしまいます。これは非常に巧妙に仕組まれているため、ひっかかったら、あっという間に口座内のお金を全てを奪われてしまいます。
この詐欺師グループ?は、AIによって、銀行のブランドを模倣したレターテンプレートを作成しています。
最近は銀行カードも普通郵便で送られてくるので、大丈夫なの?と思っていましたが、実際には有効化しないと使えないので、そのあたりを逆に、巧に利用した詐欺が誕生しているのです。
しかし、フランス銀行連盟によれば、「新しい決済カードは引き出しや購入によってのみ、有効化されるもの」だそうで、このような手続きは絶対に不要なものなのです。
また、通常、銀行が事前の依頼と通知なしに新しいクレジットカードを発行することは決してないことを強調しています。
通常、新しいカードを受け取るのは、以前のカードの有効期限が切れるか、紛失・盗難届を提出して、新しいカードを申請した場合です。
偽造カードを受け取った場合は、銀行に連絡し、警察に届け出て、公式のサイバーセキュリティプラットフォームにも躊躇なく報告するように呼び掛けられています。
この詐欺への注意喚起を図るため、国家警察は、今週、ソーシャルメディアキャンペーンを開始しています。
銀行カードの有効化は、引き出しや購入によって行われるもので、決してQRコードで行われるものではないということを肝に銘じてください。
銀行カード QRコード詐欺
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