2026年4月21日火曜日

国家安全文書庁(ANTS)がサイバー攻撃のため、1,900万人の個人情報漏洩

    


 フランス内務省は、国家安全文書庁(ANTS)がサイバー攻撃を受け、データが漏洩した可能性があると発表しました。

 国家安全文書庁(ANTS)は、身分証明書、パスポート、運転免許証の申請を処理する省庁です。

 今回のサイバー攻撃によるデータ漏洩により、個人アカウントおよび業務アカウントからの漏洩を伴う可能性があると言われています。

 内務省は、影響を受けた「個人データ」には、ユーザーの氏名、メールアドレス、生年月日などが含まれると明言。刑事訴訟法第40条に基づき、捜査開始を目的として、パリ検察庁に報告書が提出されました。

 国家安全文書庁の声明では、「皆さまには特に何もしていただく必要はありません。対象車には電子メールで直接通知しています。」と明記し、セキュリティ強化措置を実施したと説明しています。

 現在進行中の調査に基づき、個々のアカウントに関する個人データは、ログインID、姓名、メールアドレス、生年月日、固有アカウント識別データ、出生地、電話番号などが含まれています。

 なお、添付ファイルなど各種手続き中に送信されている補足データに関しては問題がなく、これらの個人データによって、個々のアカウントに不正アクセスが可能になることはないと述べています。

 「大丈夫・・大丈夫・・慌てないで・・」という内容ですが、実にこのサイバー攻撃のために、1,900万人のフランス国民が影響を受ける可能性があります。

 これらの盗まれたデータは今や「サイバー犯罪版 e-bay」とも言われるオークションプラットフォームに出品され、ハッカーたちがそこでデータ売買を行っていると言われています。

 このハッキングによって、詐欺行為が雪だるま式に拡大する危険性があり、サイバー犯罪者がこれらの情報を多く知れば知るほど、彼らの手口は巧妙化します。

 今後、数ヶ月は詐欺行為に十分警戒する必要があると専門家は警告を発しています。

 これらのデータ漏洩の後は、フィッシングや詐欺行為が急増するということです。

 ハッカーはメールやテキストメッセージなどの手段を用いて、リンクをクリックさせたり、フォームに入力させたり、機密情報を提供させたりして、金銭をだまし取ろうとするのです。

 「メールやテキストメッセージを受け取った際には、常に警戒し、ログイン要求の発信元を常に二重に確認する必要があります」と呼びかけています。

 特にAIによって、サイバー犯罪者の能力は向上しており、以前は手作業で行っていた数千通ものメールを一度に送信できるようになっているため、膨大な量の詐欺メール送信が可能になっているため、被害も甚大になりつつあるのです。

 原因がサイバー攻撃によるものとはいえ、そのデータ漏洩元が国家安全文書庁(ANTS)というのですから、シャレになりません。

 とりあえず、私は、不明な番号の電話には出ないし、不明なメールは決して開けないようにしています。


国家安全文書庁(ANTS)がサイバー攻撃


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2026年4月20日月曜日

5月1日のパン屋さんとお花屋さん 2倍の給料で従業員が働けるようになる

  


 ここのところ、毎年のように、5月1日が近付くと物議を醸していた、5月1日の労働問題、特にパン屋さんとお花屋さん・・。

 5月1日は祝日ですらない日本では、考えられない話だと思うのですが、フランスでは労働者の祭典?の特別な日、労働者のための祝日であり、基本、従業員を働かせることはできません。(飲食店やホテル等は除く)

 どんなに営業違反が日常になっているようなお店などでも、これが発覚した時の高額罰金の恐ろしさにおののいて、その日だけは、お店を閉店するというのが基本的な姿勢でした。

 日常的にも日曜日は休業するお店がほとんどで、(それでも、最近は日曜日でもオープンする(許可をとっていれば営業できる通り(道)(店舗)もある)お店が増えましたが・・)日曜日に従業員を働かせるためには、休日出勤手当が支払われなければなりません。

 しかし、そんな日曜日でも、パン屋さんとお花屋さんは、別格扱いで日曜日でも営業しているお店は多く、なぜか、別扱いになっているのがフランスです。

 なので、5月1日が営業できない(経営者とその家族だけは働ける)というのに、特に抗議の声をあげていたのが「パン屋さんとお花屋さん」というのもわからないではありません。

 外国からやってきている私にとって、なぜ?そこまで5月1日の営業、従業員を働かせるか否か問題にそこまでこだわるのか?今一つ、理解がしきれないことではあるし、なぜ?そこまで頑なに働かせないことを固持し続けるのか?と思わないではありません。

 日曜日の営業にしても、むしろ、多くの人がお休みの日だからこそ、ゆっくり買い物に行ける時間があるときにこそ、営業したら、いいんじゃないの?とも思うのですが、働かない、働かせないことを守り続けるのもフランスらしい・・それこそがフランス・・そんな気もするのです。

 しかし、今年は、また、その件について(5月1日の労働問題)の議論が進んでいるにもかかわらず、法案の採決が今年の5月1日には間に合わないことを見越して、セバスチャン・ルコルニュ首相は、前倒しに、「パン屋と花屋は5月1日に従業員を働かせることができる」と発表しました。

 ただし、「従業員が自主的に働きたい場合、しかも、2倍の賃金が厳守されることが前提」となっています。

 たしかに、2倍の賃金が貰えるとなれば、その日に働きたい人だって多いはずです。

 また、この件を周知徹底させるために、関係当局に対し、影響を受けた事業者に罰金を科さないように指示すると明言しました。

 大方、「これは常識的なこと!」、「規制と禁止が常態化している過剰規制経済にある程度の自由と実用主義を取り戻す歓迎すべき決定!」と歓迎する声が多いような気がするのですが、一方、CGT(労働組合)の「労働者の権利の侵害に繋がりかねない」という声や他業種(お肉屋さんやお魚屋さんなど)からは、「理解しがたい不平等な決定であり、職業間の平等を侵害するものだ」という非難の声も上がっています。

 既に、食品業界連合(CGAD、精肉業者、チーズ販売業者など)をはじめとする他の業種も5月1日の労働権を求めており、同連合は「5月1日に従業員を雇用する可能性を明確に認めること」を求めています。

 セバスチャン・ルコルニュ首相は、「各業種についてはさらなる協議を行う」とし、「6月初旬にあらためて関係者全員と会合を開く」としています。

 「5月1日は義務的な有給休暇」これが、現時点での基本的な考え方なのです。

 とりあえず、5月1日のお花屋さんの休業はフランス国内で「2,000万ユーロ」の経済的損失をもたらしていると試算されています。


5月1日のパン屋さんとお花屋さんの営業問題


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2026年4月19日日曜日

エリゼ宮の食器盗難事件で最高財務責任者に懲役2年

  


 パリ刑事裁判所はエリゼ宮から約100点の食器が盗まれた事件について、これに関わった人物らに判決を下しました。

 驚くべきことに、この盗難事件の実行犯はエリゼ宮の大統領官邸財務担当官でした。

 この事件では3人の男が有罪判決を受けていますが、当然、一人はこの食器を盗んだ男、もう一人は盗品をオンラインで販売する仲介を務めた実行犯のパートナー(食器販売会社のマネージャー)、そして、その盗品の主な購入者であった男(当時、ルーブル美術館受付係)という3人です。

 この事件はセーヴル国立磁器工場がエリゼ宮のモノグラム入りの皿がオンラインで販売されているのを発見したことから発覚。大統領府執事は銀食器やポリアコフ、アレチンスキーなどの芸術家の複数の品物が紛失していることに気付き、告訴していました。

 捜査はすぐに、倉庫の鍵を直接管理できる唯一の人物であった男(国賓晩餐会のテーブルセッティングも担当)に焦点が絞られ、捜査官は彼のロッカーと車内を捜索し、盗品を発見しました。

 2月下旬の公判では、彼は「盗んだ食器を自宅で飾るつもりだった」と説明していましたが、捜査はすぐに転売ネットワークの存在を突きとめました。そもそも、この事件はオンライン上でエリゼ宮のモノグラム入りの食器が販売されていることにより発覚したのですから、そんなことがバレるのは、時間の問題だったわけです。

 この男のパートナーである転売者は、Vinted のビジネスアカウントやFacebookの専門グループでの販売などを通じて、盗品を販売していました。

 そもそも、エリゼ宮の食器には、番号が振られており、エリゼ宮のモノグラムが刻印されているため、公式ルート以外では、販売することができません。

 しかし、この主犯の男はエリゼ宮の中にいたために、目録を偽造することが可能だったわけで、これらの偽造目録とともに盗品を捌いていました。

 さらに、驚いたことにこの判決は、裁判長が判決の言い渡しの際に「犯行期間、盗まれた品数、そして、それらの金銭的、歴史的価値を鑑み、本件は重大な犯罪であると判断した」と説明しているにもかかわらず、量刑は私の想像以上に軽いものでした。

 推定被害総額37万7370ユーロと言われるこの犯罪の実行犯には、加重窃盗罪として懲役24ヶ月(うち12ヶ月は執行猶予)の判決を受け、電子監視ブレスレットを装着した自宅軟禁刑と罰金1万ユーロ、3年間のエリゼ宮への立ち入り禁止、高級品オークションへの参加を永久に禁止の判決が下されました。

 電子監視ブレスレットを装着するとはいえ、実質的には、投獄されることはないわけです。罰金1万ユーロにしたって、これまでどれだけ盗品を捌いて利益を得てきたかを考えれば、安すぎる気がするし、しかも、エリゼ宮立ち入り禁止が3年間だけなんて!ふつう、永久に立ち入り禁止でしょう!と思いませんか?

 彼のパートナーもほぼ同等の刑(懲役24ヶ月、うち16ヶ月は執行猶予)です。

 なんなら、コレクターであったこの盗品を購入して起訴された男は、懲役1年(執行猶予付き)とはいえ、気の毒といえば、気の毒で、彼は疑念を抱きながらも、これらの盗品のために1万5千ユーロを費やしてしまっており、なんなら被害者でもあるわけです。

 なんとなく、モヤッとするする判決でした。


エリゼ宮の食器盗難事件


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2026年4月18日土曜日

そういえば、PICARD(ピカール)はいつ行っても感じよいお店

  


 たまたま近くに行く用事が毎週あるので、必ずその時に寄ってみるのがパリの冷凍食品のお店のPICARD(ピカール)です。

 だいたい、その時に安くなっているものの中に、目ぼしいものがあるときにだけ買い物する程度なのですが、比較的、新製品が出る頻度も高いので、一応、覗いておこうかな・・?と、まあ、そんな感じです。

 まあ、私がPICARD(ピカール)の商品でいつも冷凍庫に常備しているのは、鯖の切り身で、これは、本当に美味しいし、便利です。色々、お料理の仕方はあるとはいえ、オーブンで焼くだけで美味しくいただけるし、青魚は健康に良いと思っているので、いつも、必ず、我が家の冷凍庫にはPICARD(ピカール)の鯖が入っています。

 先日も覗きに行ったら、たまたま鯖が安くなっていたので、「よし!」と思いつつも、ずいぶん、値上がりしたな・・値引きして、この値段か・・と心の中でぶつぶつ思いつつもレジに並んで順番を待っていたら、私の前で会計をしていた女性に「その帽子、とてもエレガントで素敵ですね!」とレジのお姉さんが話しかけていました。

 思わず、私もその女性に注目すると、ちょっと質の良さそうな赤いハットをかぶっていて靴も赤、ポシェットも赤。なかなかおしゃれで素敵・・。それがけっこう年配の女性でした。

 私も女性のファッションに気付いて、すぐ後ろで大きく頷いていると、その年配の女性はとても嬉しそうにして、レジのお姉さんにお礼を言っていました。

 この年配の女性も素敵だけど、このレジのお姉さんも自然な感じの人への誉め言葉でとっても感じ良い人で素敵な人だな・・と感心していました。

 しかし、考えてみれば、PICARD(ピカール)というお店は、いつ来ても、どこのお店に入っても、絶対に店員さんで嫌な思いをしたことが一度もないな・・と思い至りました。

 パリは、最近はだいぶマシになったとはいえ、どこのお店でも、たいがい嫌な、感じの悪い店員さんというのがいるもので、それがPICARD(ピカール)では一度もないな・・と。

 チェーン店ではあるので、全てのお店を知っているわけではないので、たまたま私が出会ったことがないだけ・・なのかもしれませんが、私の個人的な印象として、やっぱり違うのです。

 そりゃあ、超高級店とか超高級ホテルとか、それなりの値段を払うお店だったらば、比較的、感じも良い(いや、それでも、感じ悪い人にあたることはある)かもしれませんが、ごくごくふつうのお店でこういうことは珍しいのです・・フランスでは・・。

 採用の際の基準が厳しいのか? それとも、研修の際の教えが厳しいのか?おそらく、その両方ではないかと思うのですが、とにかく、PICARDは感じの良い店員さんばかりです。

 以前、ユニクロがパリに進出し始めたばかりのころ、ユニクロは日本と同じサービスの提供をパリの店員さんに求めていて、それがあまりに厳しくて、従業員が定着しないため、いつもユニクロは求人出してる・・ということがありました。今ではユニクロもすっかり有名になり、店舗も増え、店員さんも、ユニクロのやり方を受け入れながらも折り合いをつけ、上手くまわるようになりましたが、当初は大変だったのです。

 そんな中、PICARDはユニクロほどに店舗が急拡大したわけではないのですが、安定した店員さんの質を保っているのもフランスにしては、珍しいことだな・・と思っています。

 そもそも、接客業。店員さんの接客が皆、感じ良いことだけで驚くことが、おかしいんですけどね・・。でも、やっぱり、フランスってそういう国なのです。


PICARDの接客


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2026年4月17日金曜日

7歳の男の子 1年以上もバンの中で監禁生活の悲劇

   


 事件は近隣の住民(ミュールーズ(フランス東部、 グラン・テスト地域圏 の オー=ラン県 南部の都市)の「複数の住宅が共有する私有の中庭に駐車されていたバンから子どもの声が聞こえる」という通報により発覚しました。

 通報を受け、現場に到着した警察官は車(バン)の所有者に事情聴取を行いました。所有者の男性は、最初、「ロックシステムの故障でドアが開かない」と主張し、「娘が何かをさがしているうちに車内に閉じ込められた」と説明しました。

 しかし、バンのロックを解除すると、警察はゴミの山と排泄物の近くに毛布にくるまり、裸で胎児のような姿勢で横たわっている子どもを発見しました。

 子どもの顔色は青白く、明らかに栄養失調状態。子ども(少年)は直ちに病院に搬送されました。

 この少年の父親である43歳の男性は不法監禁の罪で起訴されました。

 しかし、この監禁の期間がハンパなく、少年は2024年の9月から1年以上もバンの中に監禁されており、バンの中に閉じ込められた当時は少年は7歳でしたが現在は9歳になっていました。

 37歳のパートナーと12歳と10歳の娘と同居していた父親は少年を監禁し、適切な世話を怠ったことは認めていますが、彼は「パートナーが息子を精神病院に入院させようとしていたために、息子を守るためにバンに乗せていた」と説明しています。

 父親のパートナーは何か異変を感じていたものの、息子がバンの中にいるとは知らず、車から物音が聞こえたことがあったので、中に誰かいるのかと思って声をかけたこともあったが、返事はなかったと言い、彼女はパートナー(子どもの父親)からは、息子は精神病院に入院していると説明を受けていたと話しています。

 しかし、当の少年は捜査官との面談で、「継母が自分を精神病院に送ろうとしていた」、「この女性は自分の最大の敵だ、邪悪な女だ!」などと話しており、この義親子?の関係が極端に悪かったことを物語っています。

 なお、この少年の精神異常状態を裏付ける医学的証拠は全くありません。異常どころか、この少年、小学校1年までは通っていましたが、当時の成績は非常に優秀だったようです。

 日本でも京都で小学生が行方不明になった事件が大騒ぎになって、結果、死亡していたというニュースが出ていますが、このフランスの事件に関しては、生存していたとはいえ、1年以上も行方不明になっていたというのに、どこからも騒ぎにもなっておらず、何の届け出もなされていません。

 少年は、小学校に在籍していたにもかかわらず、学校側から警察への連絡もなく、同居していたはずの姉妹たちも何の疑問も抱かず、また、祖父母は、孫に会えなうなっていたにもかかわらず、何の不信も抱かず、なんだか、全てが異常な気がします。

 この少年は父親のパートナーとの関係に明らかに深刻な問題を抱えており、少年は、「彼女は自分をアパートに住まわせたくなかった」と言っており、「父親は自分を精神病院に入院させないためにバンに乗せた」と主張しています。

 父親は息子をバンに監禁して以来、食べ物とペットボトルの水を届け、1日に2回面会し、建物の正面に防犯カメラを設置して、カメラをバンに向け、監視していました。

 映像には、父親が1日2回バンに行き、なにかをバンに投げ入れる様子が映っていたようです。

 それにしても、7歳から9歳まで、監禁されていたにもかかわらず、父親をかばっている少年が哀しすぎます。

 どんな理由があろうとも、こんなに長期間、子どもをバンの中に監禁するなんてあり得ないし、たとえパートナーと折り合いが悪いとしても、そのパートナーと一緒に暮らし続けて子どもをバンに閉じ込めるとか、どう考えてもあり得ません。

 もっと詳しい事情はこの先、解明されていくこととは思いますが、結果的にこの父親も母親も起訴され、特に父親に関しては、公判前拘留となり、身柄を拘束されています。

 子どもに対する虐待などの犯罪はたくさんありますが、それが親子である場合、より許せない気がします。

 

7歳男児バン監禁事件


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2026年4月16日木曜日

パリのアジア食材のお店「CHEN MARKET」シェン・マーケット

  


 これまでアジア食材の買い物はバカの一つ覚えみたいにタン・フレール(Tang Frere)に行っていました。まあ、タン・フレールは、おそらくパリの中では最も規模も大きく、店舗も多いアジア食材のお店で、それなりに安定?した中華を中心としたアジア食材(パリのふつうのスーパーマーケットにはあまり置いていない野菜や豆腐、麺類などなど)の品揃えがあります。

 今回、ご紹介する「CHEN MARKET」は以前から、その存在は知っていて、1~2度くらいは行ったことがあったのですが、その際には、あまり興味をそそられず、まあ、タン・フレールでいいか・・という印象を持ってしまって、その後、ずっと行っていなかったのです。

 先日、たまたま近くを通りかかって、久しぶりに何気なしに立ち寄ってみたら、以前は気が付かなかっただけなのか?商品構成が少し変化したのか?ちょっとタン・フレールとは違うものがけっこうあって、おもしろいな・・と思ったのです。

 やっぱり、私は日本人なので、日本食関連?たとえ、本当に日本で作られたものでなくても、自然と関心がいくというか、注目してしまうところがあって、そんな商品がタンフレールよりも多いような気がしたのです。



 今回の掘り出し物?は、ラーメン用の生めんで、不思議なネーミング「札幌ちだれ麺」というもので、フランス製の麺でした。価格は 2.99ユーロで3玉入っているので1玉約1ユーロでそこまで高価でもありません。

 今やパリではラーメンも大人気でインスタントラーメン(乾麺)に関しては、ほぼほぼ市民権を得たくらい出回っていて、ふつうのスーパーマーケットでも買うことができるほどになっているのですが、生めん、しかもラーメン用の生めんというのは、なかなかありません。

 実際に食べてみましたが、やはり乾麺とは全然、違って、つるっとしていて、風味もよく、とっても美味しくいただきました。

 その他、タンフレールではみかけない種類のお豆腐、日本製の乾麺のラーメン、日本のお菓子を真似して作ったであろう日本語表記のお菓子類、また、日本でよく?使われる食材を使った加工品などなど、そんなものは、見ているだけでも楽しい限りです。


 





 なんか、以前には、大したことないな・・と思っていたお店も歳月の経過とともに、どんどん進化しているので、一度、昔に行って、つまんないな・・と思ったところでも、固定観念は持たずに時々、覗いて見るのもありだな・・と思いました。


🌟CHEN MARKET  Centre Commercial「LA GALERIE Masséna」

           13 Place de Vénétie 75013 Paris 


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2026年4月15日水曜日

ツンデレ娘の食べ物への判断基準       

  


 私は日本に行ったたときには、美味しい食べ物や、私が海外で生活するようになってから、いつのまにかというか、色々、変化していることや、もちろん、やっぱり、なんといっても、日本は美味しいものが多すぎて、感動することがたくさんあって、いちいち、その感動が溢れてしまいます。

 もともと、わりと冷静というか、あまり感情を表に出さない娘は、もう日本での生活が日常になってしまったため、以前、私と一緒にパリで生活していた頃は、特に日本の食べ物に関しては、私同様、大感動していたのに、もう私と同じ感動はなくなってしまいました。

 それが、私一人が感動の嵐(特に食べ物に対して)に溺れているときに、娘は、平静を保ちつつ、あまり、感情を露わにせず、言葉少なめなのです。

 でも、とにかく、私は日本に来たら、試しに食べてみたいものに溢れていて、「これ!美味しそう!食べてみたい!」と色々と買ってきてしまうのです。

 それを家で「ああでもない・・こうでもない・・」と言いながら、みんな?(主には娘)と食べてみるのが楽しいのですが、娘の食べ物への評価の仕方が独特・・しかし、なかなか、意をついているような気もして、最近、これが我が家では流行っています。

 それは、なかなか食べ物に関して厳しい娘は、「美味しい!」と喚呼することは稀なことで、「あったら、食べる」、「あったら食べちゃうから買わない」(罪悪感がある食べ物ということだと思う)、「安くなっていたら買う」、「多少、お高めでも買う」、「買わない」の主に、この5段階で判断しています。

 多分、「多少、お高めでも買う」というのが、最高の評価、「買わない」というのが最低の評価だと思われますが、あとの3つは似通っていながらも微妙な違いが感じとれます。

 まるで、美味しいものを「美味しい!!!」というのを我慢しているのかと思うくらい、親娘でも全然、違います。

 しかし、本当においしくて彼女が静かに大感激しているときには、とても困ったような顔をして、先日は、黙って頭を抱えているところを目撃してしまい、それを指摘すると、「バレちゃった?」と照れたようにするところが娘の独特なところです。

 なかなかストレートに表現しないところは、誰かに似ているかも?と思いましたが、よく考えてみれば、私の父親でした・・。


食べ物の判断基準


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