フードデリバリー業界の二大巨頭であるUber EatsとDeliverooは、猛暑警報が発令された地域では、午後2時から午後6時までの最も暑い時間帯の配達を停止すると発表しました。
これは労働大臣が労働者保護のための対策を講じるように両社に要請したことを受け、猛暑警報が赤色に発令されている地域で午後の配達を停止することを決定したものです。
自転車による配達の一時停止は、「当社のプロトコルに追加されるものである」とUber Eatsは述べており、一部の提携レストランが提供する飲料水へのアクセスを容易にするシステムも含まれています。
Uber EatsとDeliverooの発表を受け、労働大臣は「重要な一歩が踏み出された」と述べていますが、補償として収入の代替措置は予定されていません。
たしかに、このような姿勢は必要なことかもしれませんが、そもそも、午後2時から午後6時までは比較的、注文が少ないと思われる時間帯。そのうえ、フランスの場合、もっとも暑い時間帯は午後5時頃から7時頃。
なにもしないよりはマシなのかもしれませんが、そもそも、あまり配達の需要がない時間を停止しておいて、もっとも暑い時間に配達を再開させる・・そして、いかにも配慮してます感をアピールする感じがして、どうにもしっくりきません。
そのうえ、配達をできなくなる時間帯、収入が途絶えるわけですから、その分の補償なしということは、別の意味で苦しいことになりかねません。なんかズレてる感じ・・。
Uber EatsとDeliverooの配達員にとっては、微妙な措置なのではないかとも思われます。
猛暑の中の仕事という意味では、私は工事現場などの作業員にとってもかなりきついことだと思っていました。私はただ歩くだけでもフーフー言いながら歩いている横では、年度末ということもあるのか、やたらと今時期、工事が多いことが気になっていました。
しかも、年度末で予算を使い切るためのような、「こんなの掘り返して、これ?本当に必要なの?」と思うような工事も少なくありません。Uber Eatsとは違って、労働時間も長く、アスファルトの照り返しがきつい中の作業は、本当にきついのではないかと思っていました。これこそ、猛暑の中での長時間にわたる作業ですから、労働者保護の措置が必用なのでは?と思います。
しかし、Uber Eatsにしろ、工事現場にしろ、仕事をしなければ、収入が途絶えるわけで、仕事を全面的にストップするわけにはいかないのでしょうが、どちらにせよ、しんどい話だなと思います。
Uber EatsとDeliverooに関しては、政府は提携レストランに対し連帯を示すように呼び掛けていますがレストラン側からしても、今やUber EatsとDeliverooは大きな収入源でもあり、これを時間限定とはいえ、停止するということは痛手だろうな・・と思います。
前回の6月末の強烈な猛暑は1週間ほどでおさまりましたが、今回、ふたたびやってきている猛暑は、それよりももっと長引く気配。
フランス気象局は、現在72県にオレンジ色の熱波警報を発令し、深刻かつ長期にわたる熱波を予測しています。
Uber EatsとDeliveroo
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