2026年8月13日木曜日

パリはお休みモードに突入

  


 日本ではお盆休みの真っ只中だと思いますが、やはりパリでもお盆休み・・というなまえではないにせよ、8月の2週目、3週目は、多くのパリジャン・パリジェンヌたちは、バカンスにお出かけになり、すっかりお休みモードに突入しています。

 私はこの時期のパリが好きで、確実に人が減り、ガランとした・・とまでは言いませんが、なんとなく街中が空いてきます。

 今年はなんだかまた暑いですが、例年ならば、そこまで暑くもなく、最高に快適な時期なのです。この時期、いつもはあまりに混んでいるので行けないレストランやお店にも行きます。もちろん、営業しているかどうかを調べてから行きますが、これもGoogleなどの情報は間違っていることもあるので、電話してみた方がいいかもしれません。

 実際にこの期間は商店等も閉めてしまうところが多く、マルシェなども、ほぼほぼお店を出さなくなります。

 久しく夏の間に日本に行っていないのでわからないのですが、日本だったら、まさかお盆休みだからといって、お店を1~2週間閉めてしまう・・ということはないのではないか?と思います。

 パリとて、大手のチェーン展開をしているスーパーマーケットやデパートは閉まることはありませんが、小規模の商店等は閉まっている可能性が高いです。

 今日もマルシェに行ったら、半分以上のお店がもうバカンスに入ってお店を閉めていましたし、いつも行く八百屋さんでは、今日で終わり、2週間休みだから、これあげる!とレモンをくれました。

 そして、帰りにプールに寄ったら、なんとプールまで閉めていました。事前に告知されていなかったので、今年は猛暑だし、まさか閉めないよね・・と思っていたら、甘かった・・しばらくお休みみたいです。

 バカンス期間だから・・って、まさか夏に閉めますか?プールが・・・。

 まあ、今年が初めてではないので、もしかしたら・・とも思っていましたが、いやな予感は当たってしまいました。

 この時期、バカンスに出る人が多いとはいえ、それなりに大人も子どもも残っているわけです。バカンスに行けない人のために、海に行けない子どものために・・なんてことは、サラサラ考えないわけです。

 それでも、以前は8月はまるまる1カ月閉めてしまっていたこともあったので、まだ1週間くらいなので、今年はまだマシです。

 アパートの中もバカンスに出てしまっている人が多いのか? エレベーターも空いていて、建物全体がなんか静かでシーンとしています。

 この静けさが私は好きなのです。

 しかし、バカンス期間中は不便になることも多々あるので、それには、ちょっと閉口してしまいますが、ここのところ、少しだけホッとしていることは、急にここのところ、バスに冷房車が増えたようで、冷房車にあたることが増えたことです。

 この歳になって、バスに冷房が入っていると、すごく身体がラクだということを今さらのように感じている夏です。


バカンス期間のパリ


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2026年8月12日水曜日

EES(欧州出入国管理システム)導入のため、乗り継ぎの遅延が深刻になっている

  


 EES(欧州出入国管理システム)導入のため、アムステルダム、フランクフルト、ミュンヘンの各空港で、今年の夏は待ち時間が大幅に増加し、混乱をきたしているといいます。

 フランクフルトでは最大2時間、ミュンヘンでは1時間、これは、昨年の夏と比較すると約2倍、アムステルダムでは、待ち時間が80分から120分に増加しています。

 これを聞いて、私は、え?欧州の出入国管理システムの導入って2027年に延期されたんじゃないの?と思いましたが、延期されたのは、ETIAS(電子渡航認証システム)の方で、このEES(欧州出入国管理システム)は、別のものでした。

 というのも、欧州圏外からの旅行者は、欧州入国に際して、ETIAS(電子渡航認証システム)が2027年から求められますが、このETIASというものは、欧州渡航前に取得するべき入国許可で、今回、トラブルを引き起こしているEES(欧州出入国管理システム)は、欧州の国境(入国・出国)での出入国記録のことです。

 このEESの方は既に始まっており、この新しいシステムが初めて夏の混雑時にあたり、混乱を起こしている状況のようです。

 従来の入国審査の場合、パスポート確認→ 入国スタンプ→ 入国という流れでしたが、EESでは初回登録時にパスポート情報の確認(顔写真の登録、指紋の登録)→ EESへのデータ登録→ 入国審査官による確認のうえ、ようやく入国ということになります。

 これを大量の乗客に対応しなければならないのですから時間がかかるのも当然の話です。

 入国審査官の人員不足などの問題もありますが、これは、このシステムが導入された時点で当然、準備するべきことだったはずです。

 この問題が特にフランクフルトやミュンヘン、アムステルダムで勃発しているのかと思いますが、これは、これらの空港が欧州における巨大なハブ空港であるためとされています。

 しかし、それならなぜ?パリ(CDG)では、そこまで問題になっていないのか?

 逆の言い方をすれば、本来ならば、パリの方がよほど混乱を起こしていそうだと思うのです。

 しかし、パリでそこまで混乱をきたしていないのは、「EESを使うことで処理が遅くなりすぎる場合には、システムを一時停止する」つまり、「システムよりも混雑緩和を優先する」という措置をとっているためです。

 「えっ?そっちに行っちゃう?」と思うのですが、実際には、混雑時には、これを使わないというのが、パリであまり事態が深刻になっていない理由のようです。

 新システムを導入することで、システム化することで、空港の処理能力が上がるはずだったものが、実際にはEESを使うと処理が遅すぎるため、行列が増え、空港が混乱を起こし、混雑が一定レベルを超えるとEESの一部機能を停止してしまう・・というなんだか、とても中途半端なことになっています。

 本来ならば、2027年からは、入国前にETIASを事前申請し、そしてEESでの出入国管理が行われるのですから、このままでは、ますます時間がかかってしまいます。

 ある程度、時間に余裕を持ったスケジュール調整が必用になりますが、欧州内で移動する場合、乗り継ぎなどの場合は調整するにも限度があるのですから、頭が痛いところです。


EES(欧州出入国管理システム) 


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2026年8月11日火曜日

ニース市長が発表した「猛暑時に動物を車内に放置することを禁止する条例」

  


 猛暑にまつわる法令というのが、続々と登場していますが、ニースでは、「猛暑時に動物を車内に放置することを禁止する」という条例を発令しています。これに違反した場合は罰金150ユーロが課せられます。

 こんなこと、わざわざ公に禁止する必要ある?と思われる規則というものがままありますが、まさに今回の「猛暑時に動物を車内に放置することを禁止」というのもそれに当てはまる気がします。

 これは外気温が20℃に達した場合、または熱波や干ばつ警報が発令されている場合です。

 言われるまでもなく、猛暑時に可愛いペットを車内に置き去りにするなどということは、ありえないことだと思うのですが、このような条例がわざわざ発令されるということは、そうしてしまう人が少なからずいるということなのかもしれません。

 猛暑時の車内の暑さというものは、想像以上に酷いもので、走っているバス(たとえ、ちょっと窓が開いていたとしても)などでもエアコンがない場合の暑さが恐ろしいものであることを私は、今年の猛暑で思い知らされました。

 外気が40℃前後の場合などは、明らかに外気よりも暑い密閉した空間の車内というのは、まさに地獄です。暑い中、歩くのは苦しいだろう・・と思って乗ったバスが実は外よりも暑かったというのは、もうこれは猛暑時に外出はムリという決意に繋がりました。

 ましてや、停車中の狭い車の中の温度であったならば、恐ろしいことになりそう・・と思ったら、ニース市長がこの法令の必要性を説くためにか、「外気温が40℃の場合、車内の温度は1時間足らずで100℃に達する可能性がある」と注意を促しています。

 実際に100℃になるかどうかはともかく、密閉空間の中での温度の上昇は、実際の温度以上に苦しい空間になることは間違いありません。

 この条例は10月15日まで有効となっています。

 この条例には、市警察または、その他の管轄機関は、危険にさらされている動物を救助するために介入することが可能になり、「強制的に車を開けること」が含まれています。

 この「強制的に車を開けること」に関しては、このような場合を特に明記し、「まず車の所有者が近くにいるかどうかを確認し、その後、警察、憲兵隊、または救急サービスに連絡してください。ただし、窓ガラスを割る権限を持つのは法執行官だけです」と内務省は強調しています。

 考えようによっては、それを口実に車上荒らしみたいなことがおこらないとも限らないし、車自体が損傷するわけですから、後々のトラブルになりかねないことでもあります。

 そんな場合に備えてか、「緊急事態で動物に差し迫った危険がある場合、個人は刑法第122条の7項に基づき介入することができること」、また、後日車の所有者から法的措置が取られた場合に備えて、少なくとも2名の目撃者(証人)を集めておくことが推奨されています。


猛暑時 車内動物放置禁止条例


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2026年8月10日月曜日

2026年最高のクロワッサンのお店 Boulangerie du Sentier(ブーランジェリー・ドゥ・サンティエ)

  


 パリでは、毎年、バゲットコンクールだのクロワッサンコンクールだのが開かれていますが、それが発表になると、なんとなく、行ってみることも多いです。

 ただ、正直、必ずしも感動!というわけではない・・というか、やはり、それは美味しいのですが、その度合いが違うと言った方が正しいかもしれません。

 私自身、なんだか慣れてきてしまって、感動するハードルが上がってしまっているかもしれませんが、「ふ~ん、なるほど・・」くらいにしか思わないこともあります。



 今回のクロワッサンは、2026年のクロワッサンコンクール(Grand Paris)で優勝したお店のクロワッサンです。

 クロワッサンに関しては、正直、久しぶりな気がしていましたし(一応、少々、カロリーを気にしているので・・)、今回もそんな感じで、そこまで期待はしていなくて、まあ、一応、チェックしておこうか・・くらいな感じでした。

 お店はパリ2区にあるBoulangerie du Sentier(ブーランジェリー・ドゥ・サンティエ)というお店です。平日の午前中の時間帯でしたが、お店の前には、少しですが、行列ができていて、お店から出てきた2人組の若い女の子がクロワッサンをかじりながら歩いて行く姿に、「あれ??これ?もしかしたら?かなりイケるかも?」という感じがしました。

 お店自体は、こじんまりとした佇まいのお店で、最近、やたらとたくさんの種類を扱うブーランジェリーが増えている中、種類もわりと少な目で、また、お店が華美すぎないことにも、好感が持てる感じのお店です。




 やはり行列はこのクロワッサン目当てのお客さんがほとんどですが、私が行った時には、行列といっても、わりとすぐに買えました。クロワッサンは 1個 1.5ユーロ、パン・オ・ショコラは1.6ユーロです。このクロワッサンの値段は、ふつうのブーランジェリー価格で、グランプリを受賞したからといって、特に高くしたりしていないところは嬉しいことです。

 今はSNSなどでも情報が広がっているためか、観光客もけっこういるようですが、例えば、海外からの観光客でパリを楽しみたいなら、今年、パリで一番のクロワッサンを現地で堪能してみるというのも、楽しいことかもしれません。しかも、1.5ユーロで楽しめるなんて、悪くない気がします。





 ここのお店のラインナップを見てみると、わりと素朴な感じの素材を活かした感じのものが多いです。

 私は、今回はクロワッサンとパン・オ・ショコラを購入してみました。






 久しぶりにクロワッサンを食べましたが、当然ですが、表面はパリッとしていて、中身はしっとりソフトです。中身のソフトな部分に関しては、マイルドでうっすら甘味を感じます。

 昨今は、パリでは、かなり立派で、大きさも大きめなツヤツヤしたクロワッサンが増えた気がしますが、ここのクロワッサンは、もっと昔からフランスにあるクロワッサンの基本的な美味しさを実直に守っている・・そんな印象も受けます。

 パリで超人気のセドリック・グロレのクロワッサンなどは、たしかに美味しいですが、1個5ユーロというクロワッサンとしたら、めちゃくちゃ高いお値段・・しかも、それを買うためには、大行列をならばなければならないわけで、実際に、パリジャン・パリジェンヌが日常で食べているクロワッサンではありません。

 そういう観点から言えば、今回のクロワッサン・グランプリ受賞のお店のクロワッサンは、もっと日常、ふつうに暮らしている人々が食べている美味しいクロワッサンという感じです。

 1.5 ユーロで楽しめる本物のパリの味!これは悪くない気がします。

 

🌟Boulangerie du Sentier 47 Rue du Caire 75002 Paris    土休

 

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2026年8月9日日曜日

魔の6月26日 猛暑が起因の死亡者数1日で2,935人 パンデミック時の1日の死亡者数記録突破

   


 今年のフランスの猛暑はやはり異常です。5月、6月から始まっている猛暑は、まだ続いており、時々、スッと涼しくなる週が挟まっているから良いものの、まもなく、今年5回目の猛暑が訪れると言われています。

 しかし、中でもやはり6月が特に酷かったのは、猛暑が起因とされる死亡者数が凄いことになっていた・・という数字が発表されて、あらためて、酷かったんだな・・と思わせられます。

 フランス国立統計経済研究所(INSEE)によると、2026年6月、あらゆる原因による死亡者数が53,082人に達し、1日平均1,769人となりました。これは2025年6月と比較して10.6%の大幅な増加です。

 この増加は2026年6月17日から30日にかけてフランス本土のほぼ全域を襲った猛暑が大きく影響しています。

 この期間、1日平均2,019人が死亡し、特に6月25日、26日、27日には1日あたり2,500人以上の死亡者が出ました。

 その中でもピークは6月26日で、2,935人の死亡が記録されました。最も被害が大きかったのは、イル・ド・フランス地域圏でした。

 また、特に自宅での死亡者数の増加が顕著で2025年6月に比べると20%も増加しています。これは、どう考えてもエアコンの普及が進んでいないことが大きな理由ではないかと思われます。しかし、私は、この頃はもう外に出るのが恐怖・・外に出たら死ぬかも・・とまで感じていたので、自宅に多くの人が籠っていたのは理解できます。

 たしかに暑くて苦しかったのは、覚えていますが、特にどの日が辛かったとまでは、記憶していなかったのですが、このような数字が出てみると、6月26日がいかに危険な日であったのかを知り、恐ろしくなります。

 この6月26日の1日の死亡者数(猛暑起因によるもの)の2,935人という数字は、新型コロナウィルス感染症パンデミックにおける1日の最多死亡者数記録(2,810人)を上回る数字でした。

 パンデミックのあの頃は、毎日毎日、まだよくわからないウィルスのために家の中で恐怖に震えながら毎日発表される感染者数や死亡者数を暗澹たる気持ちで眺めていたのですが、まさか、暑さでこれほどの死亡者数が出てしまうということは、驚きであると同時に驚異でもあります。

 また、すぐそこに猛暑が控えているのですが、この数字は暑さは決して侮れないということを如実に語っています。猛暑は時に、ウィルスよりも恐ろしいのです。

 

6月26日 死亡者数1日で2,935人


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2026年8月8日土曜日

セーヌ川での遊泳はもはやふつうになった・・?

   


 2024年のパリ・オリンピックで水泳競技の一部(トライアスロンなど)をセーヌ川で行うという話を聞いたときには、ひっくり返りそうになりましたが、事前にパリ市長がデモンストレーションでセーヌ川で泳いでいるところを見せたり、マクロン大統領までもが「セーヌ川で泳ぐ!」と言い出したりして(結局は、マクロン大統領は泳がなかったけど)、なにやら、セーヌ川で泳ぐことに対する世間の冷たい風評をはねのけるためにゴリ押ししてる感じが否めない雰囲気でした。

 そして、昨年からは、夏になると、セーヌ川に3ヶ所の遊泳スポットが設けられるようになり、一般市民が泳げるようになり、今年の夏などは、特に激しい猛暑ということもあって、7月だけで7万人がこのセーヌ川の遊泳場を利用したと報道されています。

 パリ市内の一般的な市民プールの入場者数はおよそ1.5~2万人(7月)と言われているので、この7万人という数字はかなり多い数字です。

 今年の7月31日から8月16日までのヨーロッパ水泳選手権は、パリで開催されているのですが、オープンウォータースイミングと高飛び込みの競技は、セーヌ川で行われます。

 つまり、もう当然のように、なにも憚ることなく、セーヌ川が水泳の場所として定着してきた感があります。これは決してセーヌ川がきれいになったわけではなく、たんに人々が慣れてきた・・ということだと思います。

 夏の初め、パリのセーヌ川に指定された3つの遊泳場エリアが再開される際にセーヌ川と運河を担当するパリ副市長は「セーヌ川で泳ぐことの意義やその利点について、もはや誰も疑問を呈する声は聞こえてこない」と宣言しています。

 今年は、その勢いを後押しするように、パリは35℃を超える日が10日間以上も続き、蒸し暑い夜が続き、皆が泳げる場所を必死に探すような状況でした。気候変動は、セーヌ川遊泳に対する大きな障壁を打ち砕いたとも言えるかもしれません。

 ましてや、このパリのセーヌ川の遊泳場は無料で開放されているのです。そこまで入場の規制も厳しくありません。先月、私がパリプラージュを散歩していた時にたまたま、この遊泳場の一つを通りかかったのですが、子ども連れの親子が来ていて、3~4歳くらい?と思って見ていたら、入口のところに身長を測るラインが引いてあって、このラインより、大きくならないと入れないよ・・来年またおいでね・・と言われていたので、一応、年齢制限というか、身長制限はあるようです。

 しかし、この遊泳場は無料ですが、その他の遊泳禁止エリアでの遊泳には、罰金68ユーロに引き上げられることになりました。(2026年8月から)

 これは、猛暑の期間にセーヌ川の遊泳エリア以外で水難事故が何件か発生したこともこの罰金が設けられた理由のひとつでもあると思います。だいたいにおいて、罰金や罰則なしには、禁止などの規則はないも同じというのが、フランスです。

 遊泳スポットでは、毎日水質検査がなされているようですが、水質検査をするまでもなく、いくら安全と言われても、私はかなり抵抗があるというか、いくら頼まれてもムリです。

 あの深緑色の水、セーヌ川は大きな川ではありますが、遊泳場から、ほんの数メートルのところを貨物船が通っていくのにも、ギョッとさせられます(そこで泳ぐとしたらの話)。

 しかし、それでもセーヌ川で泳ぎたいと思う人は、増えているわけですが、それはそれとして、個人の自由。

 むしろ、公式の水泳競技が行われる方が気の毒といえば、気の毒で、選手たちにとっては、競技がセーヌ川で行われるからといって、辞退するわけにはいかないので、たとえ、あの深緑色の水に抵抗があったとしても、泳がないわけにはいかないので、とても気の毒な気がするのです。

 ヨーロッパに最初に来た頃には、夏、暑くなると、街中の噴水で水浴びしたりする人々を見て、びっくりした記憶がありますが、今やそれがセーヌ川・・しかも、それがふつうのこととして認識されるようになったことには、やはり、感覚の違いを感じざるを得ない気がしているのです。


セーヌ川遊泳


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2026年8月7日金曜日

フランスの猛暑が野菜の生産に与えた影響 サラダがない・・

  


 今年のフランスの夏は、記録的な猛暑と干ばつが続き、野菜の生産に深刻な影響が出ています。特に露地栽培の野菜は大きな打撃を受けました。

 すでに、この影響は私たちのような一般市民にも、目に見えるかたちで表れ始めています。とりあえず、一番、目立つのは、レタスなどのサラダ類の葉物野菜がスーパーマーケットから消え始めていることです。

 現在は、猛暑が一瞬、去ったかのように感じる気温ですが、干ばつの被害は続いています。VigEau (フランス水質監視機関)は、8月4日の時点で99の県が規制対象となり、そのうち33県が警戒区域、66県が危機的状況にあると発表しています。

 この状況は様々な影響を及ぼしており、特に大量の水を必用とするサラダを始めとする作物に大きな打撃を与えています。

 レタス農家によれば、「気温が30℃を超える日が何日も続き、夜も熱帯のような暑さになると、植物は繁殖して子孫を残そうとするため、葉を伸ばすかわりに種をつけてしまう」のだそうで、こうして育ったレタスは小さな茂みのようになり、食用には適さなくなってしまうと言います。

 生き残ったものでさえも大きさは半分以下の小さなものになってしまいます。

 ブルターニュ地方のブロッコリーやアーティーチョークはほぼ全滅状態だそうです。

 私は、今の季節、ベランダできゅうりを育てていますが、水をやってもやっても、あっという間に乾いてしまうので、本当にたかが私の家の狭いベランダのプランターにどれだけ水をやっているかわからないほどです。まあ苦労のかいもあって、きゅうりは、無事ですが・・。

 フランス野菜協会によれば、この全国的な干ばつの影響で秋も非常に厳しい状況にあり、その影響は冬までも続くと言われています。

 野菜農家では、年間収穫量が半分程度にまで落ち込むケースもあり、数千万ユーロ規模の損失が見込まれています。政府は農家への財政支援や耐暑性品種・灌漑設備への投資拡大も検討しています。

 気候変動に直面する中で、解決策は、農法を適応させるか?より耐病性の高い品種を探すことが検討されていますが、こうした対策は生産コストの上昇に繋がる可能性があります。

 本当にどうにかしてほしい、この気候変動、猛暑・・フランスでは、また来週、猛暑がやってくる予報が出ています。

 一体、どうなっちゃったの???


猛暑と野菜


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