最近、自宅の郵便ポストには、以前のような、いわゆるチラシ(広告)があまり入らなくなりましたが、先日、珍しくチラシが入っていたので、「最近、珍しいな・・」と思って手に取ってみたら、なんと、フランスの旅行会社の「日本旅行ツアー」のチラシでした。
私は年に1~2回、日本に行っていますが、まだ日本に家もあるし、色々と用事も何かしらあるし、会いたい友人や親戚もいたりして、さすがにこのようなツアーを利用することはありませんが、これだけ海外からの日本への観光客が増えている中、どこに行っても必ず見かけるフランス人・・日本にも大勢、行っているのだろうと思います。
実際に、わりと初対面の人に会った際に「あなた日本人?私、日本に行ったことあるのよ!」とか、「私の友人が日本に行ってきたばかりなのよ!」とか言われることは、本当に多く、その度に彼らが日本を大絶賛してくれるのはとても嬉しいことでもあります。
ただ、やはり、効率的に日本を旅行するには、圧倒的に言葉も文化も違う国では、日本を旅行するにあたって、パッケージツアーを利用するフランス人も少なくないのではないかと思います。
以前、娘の友人がこのようなパッケージツアーを利用して日本に行ってきたという話を聞いたことがあり、思いのほか、東京、大阪、京都、金沢?などを2週間程度で廻ってきたというのを聞いて、フランス人にしては、なかなか忙しいスケジュールだな・・と思った記憶がありました。
今回、このチラシをあらためて見てみたら、やはり、一番人気なのは2週間程度のツアーで料金は時期にもよるのでしょうが、2,800ユーロ(約51万円程度)からとなっているので、まあまあの値段で、中には4,300ユーロ(78万円)からなんていうものもあり、フランスからの海外旅行ツアーにしては、わりとお高めではあります。
しかし、内容を見てみると、なかなかリーズナブルでもある気もします。
日程を見てみると、だいたい、ツアーの始まりはだいたい東京からになっていて、最初の2~3日は東京で過ごすことになっています。東京では、浅草寺、浜離宮恩寵公園、エレクトロニクスとオタク文化(オタクはフランス語でもOTAKU)の秋葉原で最先端の家電量販店とマンガショップ。
そして皇居外苑(皇居、庭園、お堀)、ラグジュアリーとモダンが融合する街・銀座散策、築地市場、新橋からゆりかもめラインでお台場へ。お台場の未来的なアトラクション、人口ビーチ、竹芝クルーズ。
翌日は伝説の両国国技館で大相撲観戦、相撲博物館、江戸博物館、東京スカイツリー。
そして、箱根行きの列車で富士山へ。ここでは、伝統的な日本旅館に宿泊し、夕食と和朝食、温泉を堪能。この日は畳の上で布団での宿泊になりますと注意書きがあります。
ふつうのフランス人にとって、日本の和朝食というものも、なかなか衝撃的なものらしく、以前、夫の親戚が日本の旅館に泊まった時の朝食に「朝から魚・・」と絶句したという話を聞いたことがあります。これこそまさに、異文化体験かもしれません。
その後は、京都、清水寺、茶屋と芸者で有名な祇園、八坂神社で神道の伝統に触れ、日本の精神性に浸りましょう!・・とあります。
それから奈良の東大寺、灯篭が点在する森の春日大社、平等院から茶畑で最高級の日本茶を、そして静かな日本庭園に囲まれた何世紀にもわたる古民家で茶道体験。
その他、東山地区、金閣寺、禅の哲学の象徴である龍安寺の禅庭園、哲学の道なども含まれています。
この他、金沢や広島の宮島等が含まれたツアーもありますが、フランス人がこれらの日本の都市を訪れるのは、日本人がフランスに来る以上の異文化感を感じるのではないか?というのも、一般的には、日本に入っているフランスの情報よりも、フランスに入っている日本の情報の方が圧倒的に少ないと思われるため、衝撃的な感動が期待できるのではないか?と思うのです。
それにしてもフランス人の作っている日本旅行のパッケージツアー、さすがにフランス人の好きそうなポイントを上手にピックアップしているんだな・・いつか、こんなツアーに参加してみるのも楽しそうだな・・と思ったりもするのでした。
フランス人の日本パッケージツアー
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