フランスはヨーロッパにおける自動車盗難件数ナンバー1の国だそうで、内務省によると、2025年には12万5,000台の自動車が盗まれています。フランスでは4分に1台の自動車が盗まれていることになります。
そして、昨今のフランスでの自動車盗難の特徴は、もはや窓ガラスを割って侵入したりする物理的な破壊をせずに、約90%の自動車が完全に電子的な手口(キーの信号複製など)を使って盗まれていることです。
ハッキング装置を装備した窃盗犯は、家の中にある車のキーからの信号を傍受し、これにより、窃盗犯はドアをこじ開けることなく車を開けることができてしまいます。ハッキング装置は、様々な車種に合わせて調整されています。
なかなか車の盗難もスマートで近代的なものに進歩しているようです。
昨年、フランスで最も盗まれた車はルノー・クリオで、2位もルノー、3位~5位はプジョーが名を連ね、6位にトヨタRAV4がランクイン?しています。
トヨタは2021年に栄えある?最も盗まれた車の堂々第一位に輝いていましたが、現在では、ランクダウンしたのは、トヨタがこの盗難に関して、なんらかの対策を講じたのか?それとも、単に出回っている車の台数が減っているためなのか?理由は定かではありません。
ヨーロッパで一番車が盗まれるというフランスと日本を比較するのも何なんですが、日本での盗難車事情はどうなのか?と思って調べたら、日本で盗難された車の台数は年間6,080台(2024年)(2025年はまだ上半期3,800台という数字しか出ていません)だそうで、まさに桁違い(二桁違い)の数字でした。
亡き夫はフランス人で車が大好きな人で、どうしても車を持ちたがり、どこに行くにも車の人で、家にも車がありましたが、夫の没後は、維持費もかかるし、少しでも手続きのいるものは減らしたいと車は手放してしまいました。
日頃、パリの中で暮らしているので、ほぼほぼ公共交通機関でどこにでも行けるし、昨今、パリ市内は交通規制も厳しく、駐車スペースを探すだけでも一苦労。その上、滅多なところに停めれば、盗難に遭うし、下手したら、燃やされることだって無きにしもあらずです。
車を持つことを考えれば、たまに必要なときには、レンタカーを借りるか、もしくはタクシーを頼んで人に運転してもらった方がずっと経済的です。
いずれにしても、まったく物騒な国です。
フランスの車の盗難
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