2026年10月28日水曜日

次回のデモは10月31日 今度は「黄色いベスト」

  


 次回のデモは・・なんていう言い方が、ちょっと不自然に感じるくらい、もう毎週のこと(土曜日)になっているフランスですが、今度は「黄色いベスト」がデモを呼び掛けています。

 このデモに先駆けて、30日(金)には、国会議事堂前での「鍋叩き抗議」を呼び掛けています。

 この黄色いベストのデモはすでに日曜日の段階で発表されていましたが、黄色いベスト運動の調整グループは、「市民の自由を守るため」10月31日(金)夜、国会議事堂と議会事務所前での「鍋叩き抗議」を行うように呼び掛けています。

 「エマニュエル・マクロン大統領とその政権は、権威主義的な道をさらに一歩進むことを決定した。彼らは我々のデモを禁止し、夜間外出禁止令を発令し、デモ参加者のために都心部を封鎖している。・・・我々は国会議員の窓の下で鍋やフライパンを叩き鳴らす。」と黄色いベストは、声明で発表しています。

 彼らはまた、「警察と極右過激主義の全ての犠牲者のために」1分間の黙とうも計画しています。10月23日、イヴリーヌ県で発生した人種差別的攻撃の犠牲者のための演説も用意されています。

 この攻撃では、K.Tが車から路上で発砲し、一人を殺害、5人に負傷を負わせています。

 これは、マクロン大統領がパリ中心部でのデモは公認しないとしていることに向けての抗議であると思われますが、黄色いベストは、10月31日(土)は、パリ中心部を通過するルートを宣言しており、警察本部が拒否した場合には、「デモの自由の侵害で告訴する」と宣言しています。

 ちなみに、黄色いベストが用意しているルートは、「バスティーユ広場から出発し、レピュブリック広場、・レピュブリック大通り、オペラ座を経由して国会議事堂、コンコルド広場に至るもの」で、ばりばりパリの中心部です。

 これまで、どんなに防衛部隊を配置してでも、デモを行う権利を尊重してきたフランスですが、この権利をパリ中心部においては、認めないということで、彼らはマクロン大統領政権が、さらにもう一歩、権威主義に進んだというのは、このことを指していると思われます。

 フランス国民に対しては、権威、権力で抑えつけようとするやり方は逆効果のようにも思われるのですが、これ、結局、どうなるのだろうか?と、行方を見守っている感じです。

 とりあえず、金曜日に行うとしている国会議事堂前の「鍋叩きデモ」は、土曜日のデモへ向けての士気高揚のためと思われます。

 しかし、またまた、まだまだ出てくる「黄色いベスト」。

 フランスはいつになったら、落ち着くのでしょうか?


10月31日 黄色いベスト


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2026年10月27日火曜日

時差ボケを全くしない従姉妹

 


 私が年々、日本への一時帰国が辛くなっている理由のひとつは、年々、酷くなる時差ボケが酷くなっていることにあります。

 これだけは、如何ともしがたいことで、日本とフランスの時差8時間(サマータイム時は7時間)ですが、これに加えて、直行便でも14時間というフライト時間。

 これは、正直、本当に辛いです。

 娘もこの時差ボケ緩和に色々と知恵をつけてくれて、メラトニンを服用するとか、日本に到着後は、できるだけ太陽の下に出ることや、夕日を眺めるといいらしい・・なんてことを教えてくれて、これらを試みてはいるものの、そこまでの効果がありません。(それでも、メラトニンは、多少、助けにはなっています)

 今回、従姉妹がものすごく久しぶりにパリに来てくれて、私は彼女の時差ボケを心配していたのですが、これが彼女には全く時差ボケというものがなく、驚いています。

 もっとも、日本からフランスに来たときは、フランスから日本に行ったときに比べると、私とて、時差ボケは弱いのですが、それでも、夕方になると、強烈な眠気に襲われたりするものです。

 時差ボケというのは、年齢とともに、酷くなるもののようで、娘の成長の過程で見てみると、(娘は2歳の時から毎年、日本に連れて行っていました)最初の数年、つまり2歳から5歳くらいまでは、日本に着いた途端に日本時間に順応し、フランスに帰ればすぐにフランス時間に戻るという本当に羨ましい感じでした。

 ところが、さすがの娘も年齢とともに、人並みに時差ボケを感じるようになり、今では、人並みに時差ボケを感じているようです。しかし、彼女は若く、体力もオバケなみなので、その時差ボケくらいは、今のところ難なく乗り越えています。

 しかし、今回、日本からやってきた従姉妹は、私と同い年。どうして、こうも私と違うのか?と思うのですが、彼女曰く、「時差ボケというものを経験したことがない」そうで、前回、パリに来た時のことは、よく覚えていないのですが、どこの国に行っても、時差ボケはなしなんだそうです。

 彼女は結構、お酒を飲むので、それも影響しているのか?いやいや、私は今はアルコールを飲まなくなってはいますが、以前は、結構飲んでいた時期もあり、その頃もしっかり私には、時差ボケというものがあったのです。

 ともかくも、外地に到着してすぐに、身体が現地時間に対応できて、フルに動き廻れるということは、効率的、しかも、本人の身体もラクなので、なによりなことなのですが、毎回、日本とフランスを往復する度に時差ボケに苦しめられている私としては、本当に羨ましい限りなのです。


時差ボケ


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2026年10月26日月曜日

デモと暴動は別 

  


 9月から、高校生の学校環境等の悲惨さを訴えるデモがきっかけの今回のフランスでの大規模なデモ~暴動については、日本でもずいぶん報道されているようですが、「デモが暴徒化した・・」と言っているところが多いのがとても気になっています。

 昨今のこうした社会的な騒動については、すぐにSNS等で拡散されるために、それに同調する人々が地方でも、「自分たちのところも同じだ!」と、あっという間に全国規模になってしまいます。

 同調してデモを起こす人々ばかりではなく、それに乗じて破壊行動そのものを目的とする人々や、強盗、略奪行為を起こす人々が便乗して、騒ぎが大きくなってしまっているのが、現実です。

 そして、それがどんどんエスカレートしていってしまうのです。

 また、極左、極右の人々がこの騒動をたきつけるような動きをしているケースもあります。

 それをしっかり区別することが難しくなっているために、デモが暴徒化しているように映りやすいのですが、正当な主張をデモとして抗議活動をしている人々がデモ隊の中心ではあります。

 また、移民だけがこのデモを起こしているわけでもありません。かなり高齢のフランス人や家族でデモに参加しているケースなども多々あり、その人々は、極めて正当な方法で抗議を行っているだけです。

 ただ、そんなデモ隊とデモ隊に紛れて暴力行為を行う人々を区別できずに警察や憲兵隊などが、かなり強引な方法を使ってそれを鎮圧しようとする場合も多々あることも事実で、そんな警察や憲兵隊などとの衝突が起こります。

 警察もその鎮圧に催涙ガスを使ったり、水を使ったり、中にはかなり手荒な迎撃をしたりもしているので、それもまた、騒動を大きくしています。

 しかし、それは、警察や憲兵隊があくまで暴力行為、破壊行為等を抑えるためにやっていることです。まあ、それも一部、目に余る感じのところもあるのですが・・。

 なので、「デモが暴徒化した・・」という表現には、非常に違和感を感じます。

 暴徒はデモ隊に便乗している人々が大半なのです。

 デモと暴徒をごちゃ混ぜにしてしまったら、学校現場の窮状を訴える学生も物価高騰や生活苦を訴えている人々の声が掻き消されてしまいます。

 破壊、暴力、強奪行為は犯罪で、デモとはしっかり区別しなければなりません。

 しかし、このブラックブロックのような破壊・暴力・強奪行為が毎回、起こるので、そのために、そのたびに、商店やカフェなどは、バリケードの板を張り巡らし、閉店するしかありません。

 毎週、土曜日の閉店が続けば、大打撃です。

 もう、かれこれ、最初のデモが始まってから2ヶ月近く経ちます。これから年末にかけて、少しでも売上げを伸ばしたいであろう時期に、酷い話です。


デモと暴動は別


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2026年10月25日日曜日

まさか、こんなところまで?と思ってたところにデモ・・信じられない数の警備隊

  


 10月17日のデモと暴動は、パリ(だけじゃないけど)の街を大きな規模で荒らし、その週は、パリの街のあちこちを歩いている間にも、その無残な形跡を目にすることも多い週でした。

 


 あの騒動のわりには、ずいぶんと早く片付けたもんだ・・と思うようなところもあったのですが、焼け焦げたまま残っているバイクとか、ゴミ箱があったのか?煤が取り切れない焼け焦げた道路など、無残な跡を目にする機会も少なくありませんでした。

 また、次のデモに向けて準備しているのでしょう。パリの商店や銀行などの店舗には、バリケードをはりつけて、準備しているのをあちこちで見かけました。



 そして、また、その1週間後の24日には、再び、大規模なデモが予定されているのは、聞いていたのですが、運の悪いことに、久しぶりにパリに遊びに来てくれていた従姉妹が日本へ帰国する日。

 前日の夜から、どうやって空港まで行こうか?と考えたり、一応、どの路線が動いているか?とか、検討していました。

 タクシーもありかな?と思っていたものの、道路が封鎖されたりすることもないわけではないだろうから、ちょっとタクシーはできれば避けようと思っていました。

 当日の朝、一応、予定していた路線をチェックして、なんとか行けそうかな?と思っていたのが甘かった・・。念のため、昼過ぎ頃になって、もう一度、路線をチェックしたら、シャトレ駅がほとんど、乗り換えさえもできない状態になっており、また、路線を変更しなければならなくなっていました。

 しかし、とにかくもメトロの駅にまず、行くのにも、近隣のバスもストップ、トラムも動いてない・・メトロの駅まで重たいスーツケース等をゴロゴロ転がしながら、歩いて行くことに・・。

 しかし、他には方法がないので、とりあえず、駅まで歩くことにしたのですが、その途中でまず、もの凄い数の警察車両が停車しており、その先には、ちょっと引くほどの警察官や憲兵隊が超重装備で固まっており、またその先には、デモ隊がどんだけ続くの?と思うほど、移動していきます。



 私たちが遭遇したデモ隊の周囲には、その時点では、ブラックブロックのような暴力集団はおらず、平和?なデモ隊ではありましたが、なんといっても、こんなに間近にデモ隊に遭遇するのは、私は、初めてで、やはり生でライブで目の当たりにするのは、大迫力。

 そのデモを突っ切るカタチで駅に行かなければならなかったのですが、取材に来ていたプレスの方やデモに参加している人の一部が荷物を運ぶのを手伝ってくださったり、フランス人の優しさに触れた時間でもありました。

 実際にデモに参加している人に接してみれば、この正当なデモをしている人々は、便乗して暴力行為や破壊行為、略奪行為をする人々とは全然、別の人々です。

 しかし、スゴイ迫力には違いがありません。が当人たちは、楽しそうでさえもあります。

 警察官や憲兵隊がその後の道すがらもものすごい数で、その威圧感たるやもの凄くて・・こちらの方は怖いです。

 通常は、大きなデモがあったりする場合は、出かけたりしないので、今回、こんな場面に遭遇して、これが・・ホンモノのフランスのデモの迫力・・と実感しました。

 しかし、私が今回、遭遇したデモは、迫力はあったものの、暴力的なものには、発展していませんでしたが、何より、これから日本に帰国する従姉妹にとったら、さらに衝撃的であったはず。

 彼女がパリに滞在していた間は、比較的、現地の人に近い生活を送っていたと思いますが、最後の最後に、まさかのまさに、もっとも今のフランスらしい場面に遭遇し、彼女にとっても、忘れられない思い出として心に刻まれたことでしょう。

 しかし、こんな状況で、ふつうの観光客はどうやって空港に行っているのか?今回ばかりは、心配になったのでした。

 世界一の観光大国と自負するならば、せめて、観光客が安全に空港を行き来できるルートを確保してくれてもいいんじゃないか?そんなふうに思った次第です。

 少なくとも、デモ等の影響を避けたいならば、土曜日離発着の便は避けた方がいいのかも?そんなことまで思いました。


デモ隊遭遇


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2026年10月24日土曜日

ローマのマルシェ MERCATO TRIONFALE

  


 最近、私は、パリでもマルシェ巡りが楽しくなっているのですが、それが私の大好きな食の宝庫であるイタリアともなれば、絶対に訪れたかったのは、ローマでもマルシェは絶対に外せませんでした。

 色々と行程を組んでいて、比較的、立ち寄りやすい充実したマルシェを探していたら、みつけたのが、「MERCATO TRIONFLE」でした。

 広い屋内のマルシェですが、もうマルシェに入る前から興奮状態のため、もう右に左にと目をやりながらも、もうよだれが出てきそうなものばかりです。




 新鮮な野菜、今はキノコの季節なので、大きなポルチーニ茸、色とりどりのトマト、オリーブ、チーズ、ハム、肉・・などなど・・魚屋さんなども、パリには、置いていない魚、特にイカやタコの類、貝類などは、とても充実しています。

 ほんと、パリに持って帰りたいものばかりで、ガマンするのが苦しかったです。

 野菜などもパリにはない野菜類、また、野菜を調理しやすいようにカットしてあるものなども、食へのこだわりが感じられるところです。

 イタリア料理は、素材の味を上手に生かしていると感じられるものが多く、その分、素材の質は、高いように思います。



 マルシェの中のお店のおじさん、おばさんたちも、明るく陽気な人が多く、買い物をして、写真撮ってもいいですか?というと、笑顔でポーズをとってくれました。

 時間があまりたっぷりあったわけではないし、また、持てる荷物にも限りがあるために、買えるものはごくごく限られているので、気ばかり焦っていたな・・と後から思いますが、美味しいオリーブに関しては、かねてから、パリでも美味しいオリーブを探して歩いていたのですが、どうにも納得がいくものが見つからず、一度、レストランでとても美味しいオリーブを出してくれたので、「これ、とっても美味しいんだけど、どこで買えますか?」と聞いたのですが、「これは、業者から買ってるものだから、一般の人が買えるのかわからない・・」と冷たい返事でした。


 それ以来、ずっと探していた美味しい食べやすいオリーブにここでは出会え、1㎏買ってしまいました。

 あとは、パルミジャーノの大きな塊を2つ。ここのおじさんは、全く英語を話す気がなく、ずっとイタリア語だけ。でも、なんとなく通じるのが不思議でしたが、結局、最後にはおまけまでしてくれて、大変、陽気で楽しいお買物ができました。


 また、子豚の丸焼きを売っていたおじさんは、パフォーマンスがすごくて、大きな声で人を呼び、興味ありそうに近付くと、これ?試食?と驚くような量を食べさせてくれました。

 私はこれまでパリでも、どこかのマルシェで子豚の丸焼きを見かけたことはあったのですが、どうにもグロくて、ちょっと遠目から見ていただけで、実際に食べたことはありませんでした。

 それが今回は、このおじさんのおかげで初めて食べてみたのですが、これが驚くほどしっとりジューシーで、また、薄味なのに、しっかりと味わい深く、どうやって味をつけているのか?とっても不思議でしたが、とにかく想像以上に美味しくて、思わず買ってしまいました。

 皮の部分もテリテリ、カリカリに焼いてあって、それもまた美味しいのです。

 もうこれだけ買ったところで、もう岩でも持ち歩いているくらいの感じになってしまったので、買い物は終了しました。

 今度は、このマルシェでの買い物だけのためにローマに行ってもいいな・・と思うくらいでした。

 つくづく、私は食べることが好きなんだ・・とあらためて、再確認しました。

 美味しいものは、人を幸せにしてくれます。


ローマのマルシェ MERCATO TRIONFALE


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2026年10月23日金曜日

ホテルの星の数の不思議

  


 旅行をするときのホテルの予約の際には、星の数をある程度は、参考にはするのですが、この星の数は、必ずしも当てにならないというか、なんか納得いかなくて、モヤモヤすることがあります。

 これは良い意味でも悪い意味でも、期待を裏切ってくれることがあるということです。

 ホテルの星の数は、客室や設備の充実度、サービスの質、ホテルの施設、利便性などを評価したものとされていますが、これは、その国や地域の総体的、相対的な評価ということならば、違ってくることもあるだろうし、世界共通の統一基準のようなものがあるわけではなさそうです。

 一度、フランス国内の地方で四つ星ホテルを予約したら、驚くほど部屋も狭いし、設備も今ひとつだったので、かなりガッカリした覚えがあります。

 また、逆にイタリアのプライアーノで三ツ星ホテルに泊まったときには、お部屋や調度品、眺望などから、その施設もサービスも申し分なく、なんで?このホテルが三ツ星?少なくとも充分に四つ星はあってもいいんじゃないの?と思ったことがありました。

 だいたい、ホテルの予約をするときは、サイトを見て、その写真や立地条件やサービス内容などを検討して予約します。実際に行ってみると、あの写真、たしかに、ここなんだろうけど、うまく写真、撮ったな・・と思うことは、多々、あって、まあ、それが笑って許せる範囲内であることもあれば、そうでないこともあります。

 今回はローマの四つ星ホテルに泊まったのですが、まず、行きたいところに行きやすい立地条件、ある程度、ゆったりできる快適さ、朝食がついていることなどを基準に選びました。

 ローマなので、お部屋が四つ星にしては、少々、狭めかな?とは思いましたが、インテリアなどもまあまあセンス良く、バスタブもついていたし、パティオもあったりして、まあまあ優雅な感じではありました。

 イタリアに行く時は、私はホテルの朝食というものをとても楽しみにしていて、色々な種類のハムやチーズやソーセージ、サラダ、フルーツ、シリアル、パンなどなど、シンプルなものでも、その素材自体がとても素晴らしいので、その地域の色々なものを試せる絶好のチャンス。

 美味しいものを見つけたら、ハムならハム、チーズならチーズの名前をホテルの人に聞いて、マルシェに買いに行って、パリに持って帰るのも楽しみのひとつなのです。

 ああ、あと、かならず、オリーブオイルやバルサミコなどの銘柄もチェックします。今回はこのホテルでは、とても美味しいバルサミコを置いていました。

 そんなわけで、今回の四つ星ホテルの朝食は充分に納得のいくものでした。

 ただし、納得いかなかったのは、ホテルのサービスで、フロントの人の対応がまるで無責任。ホテルにチェックインしたあとに、その日の夕食と翌日の昼食用のレストランの予約を頼んだのですが、「サイトから予約すれば・・」と。

 サイトから予約できるようになっていなかったので、頼んでいるのに・・。そうしたら、「サイトからできないなら、電話すれば・・」と。

 ふつう、四つ星ホテルくらいだったら、レストランの予約くらいは快くしてくれると思うのですが・・。

 しつこく食い下がったら、やっと電話してくれて、「応答がないから、電話して、後で知らせます」と。その日は私たちはそのまま出かけてしまう予定だったので、その予約がとれたかどうか、確認できないので、もう、そのレストランは諦めることにしました。

 そして、それなら、ホテルからあまり遠くないところでおススメのレストランを紹介してくださいとお願いし、その中からひとつを選んで、ようやく予約してくれました。

 それから、翌日のレストランは、帰ってきてから結果を聞きますから・・と言ってでかけました・・が、ホテルに戻ってみると、フロントの人は時間で交代しており、何の申し送りもしてありませんでした。

 もう、その段階でほぼほぼ諦めて、部屋に戻り、別のレストランを検討しました。翌朝、一応、チェックアウトの際に一応、再びレストランの予約の件を確認しましたが、やっぱり予約はしておらず、何の申し送りもありませんでした。こんな無責任なことある?と憤慨しました。食べ物の恨みは大きいのです。

 また、もうひとつ、四つ星なのに・・と思ったのは、アメニティです。小さなシャンプーやバス○○などはあるものの、二人分には足る量ではなく、コンディショナーもありません。

 せっかく良い施設などはあるのに、サービス面では、十分ではないというところでした。

 敢えて、名前は出しませんが、朝食以外は、ちょっと残念なホテル。

 あらためて、ホテルの星の数とは?と思ってしまったホテルでした。


ホテルの星数


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2026年10月22日木曜日

数十年ぶり?のローマ 私はローマを侮っていた・・

  


 今回の旅行に関しては、本当は、南スペインに行くつもりにしていたのですが、我が家のポニョが病気になってしまったため、人に頼むにしても、あまり長くは家を留守にはできない気持ちが強く、一泊くらいだったら・・と、もう少しパリから行きやすいところに変更することにしたのです。

 となると、やっぱりイタリア・・ローマだったら、ローマに着いてからの乗り継ぎ等もなく、比較的、移動に時間がかからないため、また、一緒に行く従姉妹がとにかく、イタリアには一度も行ったことがないから、どこでも・・という話だったので、ちょうど、たまたま、とても行ってみたいレストランなどもあったことから、ローマに行くことにしたのでした。

 まあ、私がイタリアに行くのは、ほぼほぼ食べることが目的で観光は二の次なのです。しかし、従姉妹が初めて・・というので、一応、観光っぽいものもしないと、なんとなく気の毒かな?とも思い、ローマでは、映画「ローマの休日」に出てくる「真実の口」とか、「コロッセオ」とか、「スペイン階段」とか、「トレビの泉」、そして「サンピエトロ大聖堂」などを廻る予定を組みました。

 そして、大きなマルシェも・・。

 ホテルもそれらの場所に比較的、行きやすい場所を選び、市内では、ほとんど徒歩か路線バスで移動しました。

 私が以前、ローマに来たのは、来たといってもはるか昔。断片的な記憶しかありませんでしたが、特に市内を路線バスに乗っているだけで、ごくごくすぐそばに次々にあらわれる遺跡の数々、パンテオン・・コロッセオなどなどの他にそこまで有名ではなくても、すぐそこに保存されている遺跡があちこちにあり、大興奮でした。

 パリにもパンテオンがありますが、あまりに綺麗に整備されすぎていて、古代感が薄く、逆にローマは、あまり、きっちり整備されきっていないところが、逆にリアル感があり、グッとくるものがあります。

 同じものでも、その時の自分によって、感じることは違うと思うし、現在の私は、気が付いてみると、無意識に色々とパリと比較してしまうところがあるので、また、別の感じ方があるのかもしれません。

 なんとなく、部分的にあった記憶よりも、実際にスマホ片手に手探りで歩きながら、名所を廻っていると、また独特な感慨があります。

 こんな歴史を身近に感じられる都会ってスゴイ!そんな風に思い、なんとなく、ローマを軽んじていた自分を恥じ、また、ゆっくり来たいな・・と思いました。もうすっかりローマのバスの乗り方もマスターしました。

 これはパリも恐らく同じですが、観光客に対して、公共交通機関はあまりに説明がなさすぎです。

 あと、街中では、パリよりも英語を話してくれる人が少なく感じましたが、英語で尋ねても、イタリア語まじりの英語、もしくはイタリア語だけで説明してくれます。

 それから、なんといっても、大きいのが食べ物です。私は、ここ数年はずっと南イタリアばかりに行っていたので、ローマはなんといっても首都だし、都会だし、物価はそこまで安くはないのではないか?と少し思っていたのですが、やっぱり安いです・・というか、パリの物価って、異様に高いんだな・・とあらためて再確認しました。

 ローマ滞在中はイタリア料理オンリーでしたが、もうちょっとした名前を知っているようなメニュー、例えばブルスケッタなどでも、種類はいっぱいあり、また、そのひとつひとつが、小憎らしいくらいにシンプルだったり、「えっ?これ使うの?」みたいな、ちょっとしたアクセントが効かせてあったり、いちいち、大感動です。

 しかも、やっぱりどこのレストランでもハズレなし。毎回、何かをオーダーしても、想像以上のクォリティのものが登場します。いちいち、こんなのパリで食べたら大変な値段!と思ってしまうし、また、別の話ではありますが、パリで美味しいイタリアンを見つけるのは大変なことです。

 シンプルなメニューでも、新鮮な素材が使われているので、この材料が使われていて、この値段!と嬉しい驚きの連続です。

 もちろんパスタも、まず、なかなかパリではお目にかかれないしっかりとした食感の生パスタ・・これをピッタリとアルデンテに茹でるのも難しそう・・と思ったり・・。

 食べ物に関しては、ほぼほぼパリの半額に近い印象です。

 もちろん、マルシェでも、もう欲しいものばかり!マルシェごと買って帰りたい気持ちでしたが、浅漬けのグリーンのオリーブとチーズ、子豚の丸焼きの一部しか、買えませんでしたが、これだけでも重い重い!でも大満足。

 特にパリでも良く買っているイタリアのチーズなどは、なんで、パリだとあんなに高いの?と恨めしくなるくらいでした。

 食べ物は、間違いない!と思っていましたが、やっぱり間違いないどころか、いつも想像の上をいってくれて、しかも安い!そのうえ、ごくごく身近なところに遺跡がポコポコあって、そんなものも楽しめる。ローマがローマ帝国であった・・全ての道はローマに続く・・などと言われた輝かしい過去の面影が見える気がしました。

 そうそう、バチカンについて・・忘れていましたが、凄く壮大!パリのノートルダム大聖堂の何倍もインパクトあり。やはりカトリックの総本山。しかし、ものすごい人・人・人。この荘厳さ・・偉大さ・・世界中の多くの人が惹かれるのもわかります。

 とにかくローマ・・やっぱりすごいです。パリから2時間で行けるし・・。

 また、ぜひ、行こう!と思っています。

 そうそう、一個、忘れていました。ローマの空港は、液体の持ち込みが2リットル以内であれば、OKになっていました。これは、パリでは、まだそんな風になっていなかったので、ローマの空港の方が進んでいます。


ローマ


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