今月、日本に一時帰国する予定にしているのですが、今回の帰国には、ひとつ「日本での公的書類の手続きをしなければならない」という目的もあるのです。
日本の実家に手続き用の書類がもう届いているのは知っていたのですが、なんとなく行きそびれていたのと、もう少し気候が良くなってからの方がよいな・・と、なんとなく、のばしのばしになっていたのです。
その手続きについては、なんとなくは友人にだいたいのことは聞いていたのですが、やっぱり必要な書類なんかを確認しておこうと調べたところ、海外在住の場合には、在留証明書が必用なことがわかり、大使館に在留証明書をもらいに行ってきました。
これまで、様々な公的手続きに幾度となく、在留証明書をもらってきたにもかかわらず、この発行には申請から3日間もかかるということを、私はすっかり忘れていて、そう遠くない出発にはなんとか間に合うものの、「やばかった・・ギリギリセーフ・・」と焦った次第です。
しかし、以前にも書いたことがありましたが、数年前に、以前、仕事でシンガポールに住んでいた弟が、「その場で20分ほどで発行してもらえた・・」という話を聞いて、なんでパリは同じ在留証明書にこんなに時間がかかるの??と思った覚えがありましたが、パリは未だ、変わっていないようです。
そのうえ、申請書を提出した際に「もしも、これで不備がありましたら、また来てください・・」みたいなことを受け付けてくれた人に言われて、日本にこれを持っていかなければならないと言っているのに、「また来てください」ってどういうことよ!と、ムッとしました。
そんなに簡単に日本と行き来できるわけではないのに・・。
パリに来たばかりの頃は、フランスでは、どんなことをするのにも、ましてやお役所や銀行などなど、何をするにも時間がかかって、「日本だったら数分で終わることなのに・・」と地団太を踏んだこともしばしばありましたが、むしろ、あれから20年くらい経って、むしろ、フランスではオンラインで済むことが増え、以前に比べると、ずっとスムーズに行くようになった気もします。(とはいえ、滞在許可証の申請だけは、依然として最悪ですが・・)
この「在留証明書発行まで3日間もかかるんだって・・」という話を娘にメッセージのついでに送ったら、「わお!お役所仕事だね!」と返事が返ってきて、「お役所仕事」などというワードまで出てくるようになった娘の日本語力にちょっと感心しつつ、この「お役所仕事」というワードについて考えました。
一般的に「お役所仕事」という言葉は良い意味に使われることは稀で、お役所は「お役所仕事だね・・」などと言われないようにするべきであるということは、なんとも皮肉な日本語のひとつだと思いました。
前回、日本で区役所に行った時に、とっても感じよくて、早くて親切になって、区役所も変わったな・・という印象を持ったのですが、外国にありながらの「日本」である大使館は、あまり進歩しないようです。
大使館に行ったついでに、申請書類の中に「免税用」というものがあったので、ついでにこれも申請して行こうかな?と思って、「必用書類」等を見てみたら、日本よりもずっとたくさんの書類が必用で、「日本でもらった方が早いな・・」と断念しました。
日本人でありながら、日本に住んでいないのですから、必用な書類が多いのも致し方ないとも思うのですが、あらためて、海外に住むということは、手続きも多くなり、大変だな・・と今さらのように思い知らされたのでした。
在留証明書
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