2026年3月6日金曜日

久しぶりにボン・マルシェでお買物 あらためて思った!ここは楽しい!      

  


 ギャラリーラファイエット・グルメは、場所的に我が家からわりと行き易い場所にあるので、時々、なにか、目新しい美味しそうなものあるかな?と思って、たまに立ち寄ることもありますが、「ル・ボンマルシェ」は、同じように高級食材を扱っているお店ながら、単にちょっと我が家からは、ちょっと行くのが面倒な気がして(実際には、そこまで遠いわけでもないけど)滅多に行くことはありません。

 だいたい、高いし・・なんとなく敬遠していて、食わず嫌い的なところがありました。

 たしかにふつうのスーパーマーケットにはおいていないような、ちょっと良いものが勢ぞろいしているので、たまに行くには楽しいところです。

 いつもは、だいたい日本に一時帰国をする際のお土産探しで行くことが多いのですが、たとえば、エシレバターはもちろんのこと、オー・ボン・ブールやボルディエなど、ありとあらゆる美味しいバターが揃っていますし、しかも、他のものは比較していませんが、バターに関しては、ギャラリーラファイエットグルメよりも安いです。



 今回は近々、日本に行くにあたってのお土産はだいたいは揃ているえつつあるものの、先日、従姉妹と電話で話していて、「なんか欲しいものある?」と聞いたら、まさかの「マスタード!」と。

 マスタードも以前に何回か持って行ったことがあるものの、たいていの人は結局は、日本の食卓には、今一つ合わないのか、そこまで好評ではなく、私の想像では、だいたいは、使いかけのマスタードの瓶がいつの間にか冷蔵庫の奥に押し込まれてカピカピになっているのでは・・?そんな風に思っていました。

 その旨を彼女に伝えると、「いやいや、私はトーストにフランスの美味しいバターに美味しいマスタードを塗って食べるのが好きで、けっこうちゃんと使いきっているよ・・」と。

 なるほど、トーストにバターにマスタード・・悪くないかもしれません。できれば、ちょっとなんかフレーバーの入ったものが良いという彼女のリクエスト。「別にふつうのスーパーで売っているやつでいいから・・」とのことだったのですが、近所のスーパーでは本当に日本でも売っているであろう、ごくごくふつうのマイーユ等のマスタードくらいしかなく、他へ探しに行ってみよう!そういえば、ボン・マルシェにはたくさんあったな・・と久々にボンマルシェに行ってみることにしたのです。

 せっかく来たからには、ひととおり見て廻ろうと、じっくり時間をかけて見て廻ると、「これが楽しい!」少しずつ、商品構成も変わってきているのでしょうが、色々な国の食材の棚も国別にけっこうあり(もちろん日本の棚もあります)、ついこの間、行ったばかりのイタリアやスペイン、イギリスなどなど、え~~こんなのあったんだ!と楽しい楽しい!

 マヨネーズコーナーには堂々とキューピーまであって感激!しかし高い!




 


 中にはベロータベロータの生ハムのスタンドがあり(これは以前からある)、ここの商品もたっぷり!しばらく見ている間にどうにも耐えきれなくなり、スタンドのお姉さんに頼んで「私、一人暮らしなんで2切れでいいんですけど・・2切れだけ切ってもらえますか?」と頼んでみたら、快く承諾してくれて生ハム、2枚だけゲット。

 店内をぐるぐると見て歩きながら、つくづく私は美味しい食べ物が好きで、こういうものを見て歩くのが本当に楽しいな・・と思いながら1時間以上は楽しみました。



 彼女に頼まれたマスタードはもう、ほぼ通路1列びっちりくらいに様々な種類のマスタードがあるのですが、その瓶に貼られたラベルの小さい字を目を凝らして見ながら、どれにしようか、迷っていたところ、そばに来た女性が何の躊躇もなく、同じ瓶を2~3個カゴに入れたので、「すみません、それ、美味しいんですか?」と尋ねてみたら、ニッコリと「すっごく美味しいわよ!サラダにしてもいいし、お肉やお魚にも合うし・・」と教えてくれました。

 ので、彼女がおススメしてくれたクルミの入ったマスタードともう一つ、個人的に気になったバルサミコとハニーのマスタードを購入しました。

 以前はフランス人は辛いものが苦手・・なはずだったのに、辛いソース類の棚までできているのにもフランス人の味覚の変化がここでも目に見える感じでした。


      


 他にも、ひとつひとつの食品類を丁寧に見ていくと、さすがに厳選されているだけあって、なるほど、ここに選ばれてきたものたちに魅入られるのでした。

 こんなものもあるんだ!と思ったのはスペインのパエリア用のパウダー。

 
 それから、もうひとつ、こんなのあるんだ!と思ったのが、あの有名なバター・ボルディエの出しているビスケット!なかなかいいお値段ではありますが、絶対美味しいですよね・・。レジの近くにあります。

 


 しばらく留守にするのに、あまり自分用の食材を買い込んでもと思って、自分用のものはあまり買いませんでしたが、また近いうちに来ようと思った次第です。

 最後におまけ・・下の山盛りサントノーレは、私がここに来ると必ず覗いていくもので、いいなぁ~~と思いつつ、あまりの大きさと・・しかも高いので、一度も買ったことはないのですが、いつも「あるある・・」と確認しては、ニッコリするお菓子です。

 



🌟Le Bon Marché Paris ル・ボン・マルシェ

      24 Rue de Sevres 75007 Paris 

   

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2026年3月5日木曜日

フランスの農業用土壌でPFAS(多年生汚染物質)の濃度が記録的な水準に   

  


 数十年にわたり、産業汚泥が撒き散らされてきたムーズ地方(フランス北東部・ロレーヌ地域)とアルデンヌ地方(フランス北東部・シャンパーニニュ アルデンヌ地域)の農業用土壌でPFAS(多年性汚染物質、主にフッ素からなる人工化学物質の総称で難分解性や高蓄積性を持ち、環境や人体への影響が問題視されている物質)の濃度が記録的水準に達していることが明らかになっています。

 これは、France3等のメディアが「土壌と河川サンプルの科学的分析に基づく調査報告書」を公表したもので、この報告書では、「2025年夏以降、約10の自治体で飲用不可とされている水道水の飲用禁止措置は、このスキャンダルの氷山の一角に過ぎない」と説明しています。

 これらの多年性汚染物質は、「畑や川、農地から地下水、野菜から住民の血液に至るまで、あらゆる場所に浸透している」とメディアは44のサンプル分析結果に基づいて報じています。

 アルデンヌ県とムーズ県で実施された調査では、分析結果に基づき、多年性物質であるPFASが農地、さらには野菜にも存在していることが明らかにされており、ムーズ県の機密文書には、「重大な健康と環境問題を示す危機」が記されています。

 農業におけるPFASの拡散に関する暴露を受け、議員の一部は、国家規制の導入を訴え、「発生源から水道を止めなければならない」と訴えています。

 シャンパーニュ・アルデンヌの土壌でPFASの濃度が警戒レベルに達したことを受け、この問題は今や、国家レベルにまで及んでいます。ジロンド県選出の国会議員は環境大臣に対し、 濃度上限の設定を求めています。

 これらの化学物質は、防水性と非粘着性のために数十年にわたり産業界使用されてきましたが、分解には非常に時間がかかるのです。一度、環境中に放出されると、PFASは水や食物に移行し最終的には私たちの食品に混入する可能性を含むものなのです。

 


PFAS(多年生汚染物質)濃度警戒レベル


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2026年3月4日水曜日

最近、見過ごせないPICARD(ピカール)のお菓子    

  


 パリの冷凍食品専門店「PICARD」は、私のお気に入りのお店の一つでもあり、といっても、だいたい買う物はいつも決まっていて、何をおいても外せないのは、「鯖の切り身」です。どうやって品質管理をしているのか?安定した品質を保ち、また栄養的にも健康にもよい食品で、しかも美味しく調理が簡単なので、我が家の冷凍庫にはいつも PICARDの鯖が常備してあります。

 一般的な冷凍食品よりも、若干お高めではあるものの、クォリティーは比較的良いものが多いし、わりと頻繁に新製品が登場します。

 なので、特に買い物の予定がなくても、定期的にお店を覗くようにしています。

 パリ市内にも店舗は多く、どこに行っても、たいてい見つかる感じです。

 そのピカールで最近、気になっているのは冷凍食品ではなく、お菓子、スナックの類です。

オレンジコンフィ、塩キャラメル、アーモンドチョコレート

 以前は、本当に数点だけ、スナック類がおいてあるくらいだったのに、ここのところ、見るたびにお菓子類の種類が増えているような気がします。

 おそらく、以前から、冷凍のケーキ類などはおいてあり、これもまた、お値段もそこそこで、悪くない感じではあったのですが、最近はこの小箱入りのお菓子類がどんどん増えてきています。

レモンタルト、チョコクレープ、アーモンドチョコクッキー


パルミエ、チョコチップクッキー、メレンゲのビスケット、バタークッキー etc.

       

 しかも、どれもなかなか悪くない・・大きすぎない、わりと小ぶりなパッケージと、ちょっと他には、あんまり見かけないようなお菓子類があることも、ついつい手がのびてしまうような誘惑にかられます。

 なんで?冷凍食品のお店でお菓子類を扱うようになっているのか?と少々、疑問ではありますが、恐らく、既に数々あるこのお店のランチ用の商品にデザートの1品として加えてもらう・・そんな目論見があるように思います。

 価格帯もだいたいピカールにおいているケーキ類と同程度で、しかも、箱入りのお菓子、スイーツ類ならば、一度で食べきる必要もないため、なんか少しお得感があるような気もします。

 また、アペリティフになりそうなものもけっこう種類が増えています。




テリーヌとカナッペ用トースト


 もはや冷凍食品だけでは頭打ち・・になってきたのか? しかし、エクストラとして何を扱うかという点からいえば、このデザートにもなり得るスイーツ類、アペリティフにもなりそうな食品を選ぶあたり、なかなか悪くないな・・と思います。
 
 個人的には、誘惑に負けそうなのが辛いのですが、でもやっぱり新しい食品を見つけることは楽しいのです。

PICARDのお菓子


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2026年3月3日火曜日

忘れてたけど、在留証明書の発行には3日間もかかる・・

  


 今月、日本に一時帰国する予定にしているのですが、今回の帰国には、ひとつ「日本での公的書類の手続きをしなければならない」という目的もあるのです。

 日本の実家に手続き用の書類がもう届いているのは知っていたのですが、なんとなく行きそびれていたのと、もう少し気候が良くなってからの方がよいな・・と、なんとなく、のばしのばしになっていたのです。

 その手続きについては、なんとなくは友人にだいたいのことは聞いていたのですが、やっぱり必要な書類なんかを確認しておこうと調べたところ、海外在住の場合には、在留証明書が必用なことがわかり、大使館に在留証明書をもらいに行ってきました。

 これまで、様々な公的手続きに幾度となく、在留証明書をもらってきたにもかかわらず、この発行には申請から3日間もかかるということを、私はすっかり忘れていて、そう遠くない出発にはなんとか間に合うものの、「やばかった・・ギリギリセーフ・・」と焦った次第です。

 しかし、以前にも書いたことがありましたが、数年前に、以前、仕事でシンガポールに住んでいた弟が、「その場で20分ほどで発行してもらえた・・」という話を聞いて、なんでパリは同じ在留証明書にこんなに時間がかかるの??と思った覚えがありましたが、パリは未だ、変わっていないようです。

 そのうえ、申請書を提出した際に「もしも、これで不備がありましたら、また来てください・・」みたいなことを受け付けてくれた人に言われて、日本にこれを持っていかなければならないと言っているのに、「また来てください」ってどういうことよ!と、ムッとしました。

 そんなに簡単に日本と行き来できるわけではないのに・・。

 パリに来たばかりの頃は、フランスでは、どんなことをするのにも、ましてやお役所や銀行などなど、何をするにも時間がかかって、「日本だったら数分で終わることなのに・・」と地団太を踏んだこともしばしばありましたが、むしろ、あれから20年くらい経って、むしろ、フランスではオンラインで済むことが増え、以前に比べると、ずっとスムーズに行くようになった気もします。(とはいえ、滞在許可証の申請だけは、依然として最悪ですが・・)

 この「在留証明書発行まで3日間もかかるんだって・・」という話を娘にメッセージのついでに送ったら、「わお!お役所仕事だね!」と返事が返ってきて、「お役所仕事」などというワードまで出てくるようになった娘の日本語力にちょっと感心しつつ、この「お役所仕事」というワードについて考えました。

 一般的に「お役所仕事」という言葉は良い意味に使われることは稀で、お役所は「お役所仕事だね・・」などと言われないようにするべきであるということは、なんとも皮肉な日本語のひとつだと思いました。

 前回、日本で区役所に行った時に、とっても感じよくて、早くて親切になって、区役所も変わったな・・という印象を持ったのですが、外国にありながらの「日本」である大使館は、あまり進歩しないようです。

 大使館に行ったついでに、申請書類の中に「免税用」というものがあったので、ついでにこれも申請して行こうかな?と思って、「必用書類」等を見てみたら、日本よりもずっとたくさんの書類が必用で、「日本でもらった方が早いな・・」と断念しました。

 日本人でありながら、日本に住んでいないのですから、必用な書類が多いのも致し方ないとも思うのですが、あらためて、海外に住むということは、手続きも多くなり、大変だな・・と今さらのように思い知らされたのでした。


在留証明書


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2026年3月2日月曜日

フランスの子ども手当の実質的減額 

   


 総体的に社会保障に関しては、良い方だと思われるフランスで、3月1日から「子ども手当」が実質的に減額される法令が発効されています。

 これは、月々の子ども手当がダイレクトに減額されるというものではないのですが、これまで2人以上の子どもがいる家庭は、末っ子が14歳の誕生日を迎えた時点で家族手当が総額されていました。

 それが今後、この増額手当が14歳ではなく、18歳に引き上げられることとなり、実質、4年間分の増額分が受けられなくなることを意味しており、実質的な子ども手当の減額となります。

 これは、2026年度社会保障予算で採択されたもので、対象は子どもが2人以上いる世帯510万世帯に影響が及ぶものと見られています。

 これまでの増額分は世帯収入によって異なりますが、月額18.88ユーロから75.53ユーロとなっていて、4年間で特に低所得世帯では子ども1人あたり、3,600ユーロが減額されることになります。

 政府によると、この措置により、今年は2億1,000万ユーロ、今後4年間で年間12億ユーロの節約?が見込めるということです。

 この節約分は、7月1日から施行される出産休暇の財源に充てられるということで、産前・産後休暇に加えて取得することができます。両親それぞれ2ヶ月分の休暇で最初の1ヶ月分は給与の70%、2ヶ月からは60%が支給されます。この費用は年間6億ユーロと推定されています。

 それにしても、この少子化の時代に子ども手当を減額する措置が妥当なのかどうか?しかも、低所得世帯により多くの負担がかかるような措置がなぜ採択されてしまったのか? なんだかフランスらしくないな・・と思います。

 家族団体はインフレのために購買力が逼迫し、出生率が歴史的に低下している現状を鑑みて、この措置を批判しています。

 我が家の場合は、子どもは1人だけだったので、これまでの14歳からの増額というものは存在さえも知らなかったのですが、低所得帯の家庭にとって、年間3,600ユーロ(約66万円)の減額というのは、恐らく非常に大きなもの。

 フランス政府が財政難であることは理解できますが、削るところが、ここだったのか?と納得いかない気分です。

 フランスの2025年の出生数は64万4,000人と予測されており、これは2024年よりも2.3%少なく、2010年よりも24%少なく、第二次世界大戦以降最低の水準となります。

 

子ども手当減額


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2026年3月1日日曜日

フランスで流れてくるAJINOMOTOのGYOZAのCM       

  


 一時、日本の衆議院選挙の前に、やたらと高市首相を全面?前面に出したCMがとにかくやたらと流れてくるという評版が立っていましたが、ここのところ、私がYouTubeを見ていると、かなりの確率で流れてくるのが「AJINOMOTO GYOZA」のCMで、「ギ・オ・ザ!ル ギョウザ・・」とかなりインパクトのある呼び方に加え、日本の商品であることもあり、目にとまるというか、気にかかる分だけ、余計にその存在感?が気になって仕方ないのです。

 それこそ、すごい広告費を使っているんだろうな・・と、ちょっとビックリしています。

 いわゆる日本の餃子がここ数年、かなりフランスでも広まり、ごくごくふつうのフランスのチェーン展開のスーパーマーケットなどでも冷凍の餃子が置いてあるのようになりましたが、数々ある冷凍食品の中でも、どの程度、売れているのかは未知数でもありました。

 しかし、そんなふつうのスーパーマーケットにも置いてもらえるようになっただけでも、すごいことだと思っていました。

 そのCMがこれほどたくさん流れてくることも驚きなのですが、このたった15秒ほどのCMの中に出てくる餃子が、その焼き方、お皿の並べ方が日本人の私から見ると、まったく美味しそうには見えず、そのプレゼンテーションの仕方が日本とは全く違うのに驚かされました。

 私の個人的な感覚では、餃子はある程度、並べて焼いて若干、くっついているくらいの感じの方が美味しそうだし、なんなら離れてしまいそうな餃子は羽根つき餃子などと、羽をつけてくっつけるぐらいの感じだし、餃子はくっついていた方が実際に美味しいと思うのですが、CMの中に出てくる餃子はバラバラで何か別物のようにお皿に並べられています。

 たしかに、冷凍餃子がフランスのスーパーマーケットに並び始めたときに、「フランス人は、餃子の焼き方、知ってるんだろうか?自分で餃子を焼けるんだろうか?」と最初に感じたことを思い出しましたが、このCMを見てみると、フランス人はどうやら独自の扱い方で餃子を焼いて食べているようです。

 私の個人的な感想ではありますが、立派な職人とか、レストランなどのプロのシェフなどは別として、一般人レベルで見ると、フランス人は日本人よりも不器用な人が多い印象(日本人は概して器用な国民だと言った方がいいかもしれない)で、日頃も一般家庭ではそんなに凝ったお料理をしているイメージもありません・・というのは、ちょっと失礼かな?しかし、こちらのCOOKPADなどのサイトで作ってみた!などという画像を見ると、なかなかな割合で「???」、「これ、わざわざ載せるの?」と思うことも少なくありません。

 それに比べて、同様のサイトなどにアップされている日本人のアマチュアの人が作ったお料理の画像などは、ほとんどプロ?と思われるものも少なくない気がします。

 そして、CMの最後には、「numéro 1 au japon !」と言っていて、「味の素の餃子」って日本でナンバー1だったの?とビックリしました。

 しかし、この15秒ほどのCMで、あれこれと思いを巡らす私も暇人です。


AJINOMOTO GYOZA FRANCE


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2026年2月28日土曜日

乳児用粉ミルクのリコールで、メーカーの中国産原料への依存が明らかになった・・    

  


 今回のネスレを始めとする乳児用粉ミルクのリコール事件に関して、その中心となっている毒素とされるセレウリドが含まれていたのは、粉ミルクの成分の中のARA(アラキドン酸)という成分であることが明らかになっています。

 今回のこの粉ミルク騒動では、乳児3名の死亡と10名の入院が確認されています。

 このARA(アラキドン酸)という成分は本来ならば、母乳に自然に含まれている成分で、乳児の脳の発達に有用な成分とされていますが、ところが、これが粉ミルクとしての製品を製造するにあたってのARA(アラキドン酸)となれば、工場でバイオ発酵によって生産されているものであり、その後、粉ミルクに添加されています。

 今回のこの毒素入り粉ミルクの原因はこのARAの中に含まれているセレウリドであることが解明されつつあるため、このARAの製造元の追跡をしており、すでに世界最大級のARA生産企業である中国のキャビオ・バイオテック社のものがほとんどであったことが判明したほか、ネスレは問題のARAサプライヤーとの関係は絶ったと発表。

 ダノンは現在、フランス市場向けの欧州サプライヤーを含む複数のARAメーカーと提携していると報告し、なんとなく言葉を濁している印象を受けます。

 またVitargermineグループは、原材料は米国と中国から調達していたと説明し、残念ながら、この原材料はフランスでは入手できないとしながらも、中国からの調達を停止したと発表しています。

 いずれにせよ、今回の粉ミルクリコールに関しては、大手国際グループに製品を供給している中国のキャビオ・バイオテックの製品供給先と合致しており、いかに世界中の粉ミルク業界がいかに中国産原料に依存していたかが明らかになっています。

 このキャビオテック社は最初のセレウリド問題での警告から3ヶ月も経過しているのに、武漢工場の経営陣は自分たちに向けられた非難に対してコメントしていません。

 というか、また武漢??偏見はいけないと思いつつ、武漢ってコロナウィルスが広がった震源地的な場所ではなかったか?と思うと、なんだか、さらに恐ろしい気になってくるのでした。

 一部の欧州の企業では、この問題に立ち向かう準備はできていると豪語しているとの情報はありますが、それにしても、追加投資が必用となり、専門家の推定によると決定後、機械の発注、設置、稼働の開始までには約13カ月がかかると予想しています。

 それにしても、いつのまにか、なぜ業界全体がそんなに中国製品にガッツリ依存してしまっていたのか?恐ろしい話です。


粉ミルク事件 中国キャビオ・バイオテック社


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