2026年9月5日土曜日

ドラゴンボールパークに東映アニメーションがストップ!

  


 マクロン大統領とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が共同で発表したセルジー・ポントワーズに建設する3つのテーマパーク、通称「ドラゴンボールパーク」に早くも暗雲が立ち込めています。

 この話は2024年リヤドで行われた大統領と皇太子の会談がきっかけとなっており、会談で両者はマンガ、特に「ドラゴンボールZ」への共通の情熱を発見したと述べていました。

 この両首脳がやけに盛り上がって発表したこの「ドラゴンボールパーク」・・に関して、ドラゴンボールのライセンスをめぐって、一悶着起こっています。

 「ドラゴンボール」の世界観に関する権利は、使用されるメディアによって異なるものの、複数の日本企業が所有しています。

 その中の「東映アニメーション」は今週初めに発表したプレスリリースの中で、「当社および本作品の権利を保有するいかなる企業も、フランスのドラゴンボールパークプロジェクトに関するライセンスを付与しておらず、そのような情報も一切把握していない」と述べており、フランスで大々的に報道された「ドラゴンボールパーク建設を承認した」との報道を否定しています。

 このようなキャラクターというか、ドラゴンボールほどの作品のライセンス問題をクリアしていなかったとは、全くもって、お粗末というか、悪い見方をすれば、軽く扱われているというか、酷い話です。

 この「ドラゴンボールパーク」建設予定地のイル・ド・フランス地域圏のヴァレリー・ぺクレス知事は、この日本のマンガに着想を得たこのプロジェクトに18ヶ月間、取り組んできたことを明らかにしています。

 18ヶ月間もプロジェクトが進みながら、ライセンス問題をクリアにしていないとは、まず、ありえない話です。

 これらのテーマパークに投資するサウジアラビアの政府系ファンド傘下のキディア投資会社は、「ライセンスを保有する主要な国際ブランドとは、協議が進行中である」と言葉を濁しています。

 この「ドラゴンボールパーク」建設にあたっては、なにかとユーロディズニー(ディズニーランドパリ)と、その規模を張り合うような文言が目立ちましたが、ワールドディズニーが場所をパリに選んでユーロディズニーを建設するのと、サウジアラビアとフランスが「ドラゴンボールパーク」を建設するのは、全く違う話です。

 ライセンスを持っている側からすれば、この「ドラゴンボールパーク」の中身によっては、大きく本来の「ドラゴンボール」のイメージが侵害されるものにもなりかねないわけで、これには、ライセンス保有者側からしたら、そうそう簡単に許可できる話ではないのです。

 この「ドラゴンボールパーク」建設にあたって、ドラゴンボールは日本の作品なのに、なぜ?日本が置き去りになっているの?と思わないでもありませんでしたが、まさか、本当にライセンスまで置き去りになっていたとは、本当に驚きでした。

 もしかしたら、両首脳がフライング気味に発表してしまったのかもしれませんが、それにしても、こんなこと、あり得ないことだと思うのです。


ドラゴンボール ライセンス問題


<関連記事>

「パリ近郊に建設される「ドラゴンボールパーク」」 

「マクロン大統領と高市首相の「かめはめ波」」 

「ギメ東洋美術館のマンガ展は想像以上に面白かった! Musée National des Arts Asiatiques Guimet」

「鳥山明氏の訃報が証明したフランスでのマンガ人気」 

「フランス政府が若者に発行したカルチャーパスがMANGAパスになった!」

2026年9月4日金曜日

ル・ボン・マルシェで開催中の「SUPER JAPON」スーパー ジャポン

  


 パリのル・ボン・マルシェは私の大好きなお店のひとつ(といっても私の場合は、その中の食料品館)なのですが、現在、そのル・ボン・マルシェは「SUPER JAPON」と銘打って、大々的に日本関連の商品がデパートの多くの部分に散りばめられています。

 まず、正面入り口には、こいのぼり?のイラスト?を掲げ、店内に入ると、このこいのぼりの垂れ幕?のようなものが見事に飾られています。



 おそらく、この催し物の一番、目立つところには、日本の食料品や細かな雑貨類、小物類、食器類などなど・・可愛い箸置きがあったり、ハローキティの小物があったり、だるまがあったり、モンチッチがあったり、たまごっちがあったり、卵焼きフライパンやたい焼きを作るフライパンなどなど、なるほど、こういうところに目をつけるのね・・とそんな感じがしました。



 



 この中の一部は、日本のお土産・・というコンセプトらしいです。

 日本の調味料はなかなか充実していて、味噌、醤油、ポン酢、唐辛子、ゆず胡椒などなどとともに、私の大好きなお漬物(しば漬けや晩菊など)まであって、ちょっと嬉しくなりました。

 店内には、日本語の歌詞のふんわりした曲が流れていて、最初は、私の聴いたことのない歌でしたが、その後、ユーミンの曲がかかって、ちょっと嬉しくなりました。




 しかし、この部分は全体的には、ぼやっとした印象でしたが、平日の昼間にもかかわらず、けっこう人は集まっていて、日にちや時間帯によっては、大変な人が集まっているのだそうです。

 これだけ?と思ったら、また、その少し離れたところに、雑貨類、バッグや靴下、小物、文房具などを集めた一塊があり、どうやらこのル・ボン・マルシェの中に点々とこのようなカテゴリー別の集合体がバラバラと散りばめられているようです。




 中でも驚いたのは、AKI(パリの日本のパン屋さん第一号)もお店?を出していることで、その展示がまるで一流パティスリーのようにうやうやしくガラスのフタ(何と呼ぶのか知らない)に覆われて、かなり良いお値段で置かれていましたが、これは、この場所柄からしたら、まあ妥当なお値段かもしれません。

 いつの間にか、AKIのバッグやTシャツやキャップまであって、ビックリしました。



 上の階には、「DOKI DOKI」という名前のハンドロール(いわゆる手巻き寿司)のお店がド~ンと出店していて、私が行った時間帯は食事の時間帯ではなかったため、そこまで混んでいませんでしたが、これがなかなか人気で大行列ができることもあるのだそうです。



 個人的には、そのカテゴリー毎の塊が、バラバラしすぎて、ヘタをすると、一部だけ見て、これだけ?となってしまう可能性もあり、もう少し、まとめてくれたら、見やすいような気もしますが、他のお店への集客というなにか、別の意図があるのかもしれません。

 しかし、店内の中央の吹き抜けになっている場所には、見事にこいのぼり?が飾られていて、「SUPER JAPON」を大々的にアピールしている・・ル・ボン・マルシェ全体が「SUPER JAPON」に彩られているような、そんな印象を受けます。




 私の一番の興味のある食料品に関しては、ル・ボン・マルシェ本体の食料品館の方もかなり充実している(日本の食料品に関しても)ので、ことさら、この「SUPER JAPON」が感動的!という風にも感じないのですが、全体的には、一見の価値ありかもしれません。

 デパートは、経営難に見舞われているところが多く、色々と集客を試みて、創意工夫をしてイベントなどを試みているようですが、そんな中、日本のものが集客の一端になっていることがわかって、とても嬉しかったです。

 「SUPER JAPON」は10月18日まで開催しています。


🌟Le Bon Marché Rive Gauche    24 Rue de Sèvres 75007 Paris 


SUPER JAPON・スーパージャポン ル・ボン・マルシェ


<関連記事>

「久しぶりにボン・マルシェでお買物 あらためて思った!ここは楽しい! Le Bon Marché 」

「パリ中心部にオープンした生鮮食料品限定のお店 モン・マルシェ Mon Marché 」

「ギャラリーラファイエットグルメのレ・ヌーベル・ターブル ・デュ・グルメ(ストリートフード)」

「パリのデパート 私はボン・マルシェを侮っていた・・」 

2026年9月3日木曜日

フランスの中学校2年生 金融リテラシーの授業が義務化

  


 9月に入り、学校では新年度が始まって、様々な変化があり、特に「高校での携帯電話の禁止」が話題になっていますが、ざっと目を通すと、「中学2年生全員を対象に、経済・予算・金融教育パスポート(Educfi)を用いた金融リテラシー講座を必修科目にする」というのが目にとまりました。

 これはフランス経済省がすでに今年の5月に発表していたそうですが、この金融教育パスポート(Educfi)は、フランス銀行との協力のもとに実施される本格的な金融教育の始まりになりそうです。

 このプログラムは、すでに2019年から、一部の中学校と職業訓練校で試験的に導入されていました。

 具体的には中学生は当座預金口座の管理や主な支払い方法といったテーマに関する研修モジュールを受講し、その後にテストを受けることになります。パスポートプログラムは各学校のスケジュールに合わせて年間を通していつでも実施可能となっていますが、理想的には3月に開催される「金融リテラシー週間」中に実施されます。

 国民教育大臣によると、このプログラムの目標は「すべての若者に経済的自立のためのツールを提供すること」と言及しています。

 それがなぜ?中学2年生なのか?はわかりませんが・・。

 予算管理とは?ローンとは?貯蓄とは?若い世代の金融に関する意識を高めること、これは、生徒たちに早い段階から金融習慣を身につけさせ、予算管理の方法、銀行口座の理解と管理、支払い方法などを学ばせます。

 また、このプログラムには、オンライン詐欺や不正行為の防止にも力を入れるとされています。

 かなり実践的で具体的な内容のプログラムには、支払い方法や口座といった様々な銀行・保険ツールに慣れ親しみ、クレジットや貯蓄といった概念を学ぶのに役立つものが多々、含まれており、教育省は、「若い世代が自分の利益になる選択をし、金融詐欺を回避できるように支援したい」と述べています。

 これは、かなり実用的な内容でもあり、できたら、私もこんな授業、受けてみたいと思う、ちょっと興味深い、これまでとはちょっと異色な試みです。


中学2年生 金融リテラシー授業必修


<関連記事>

「新年度からの高校でのスマホ禁止 フランス政府と現場の隔たり」 

「EU初 フランスが15歳以下のソーシャルメディア禁止法案 可決」 

「14歳の中学生が授業中、教師をナイフで刺傷した事件」 

「フランスの教育レベル PISA(International Program for Student Assesement)ランキング」

「娘の友人関係に見るフランスの社会構造」 


2026年9月2日水曜日

フランスに猛暑が再びやってくる・・

   


 フランス気象局(Météo-France)によると、週末にかけて、フランス全土で3~4日間、猛暑が再来する見込みで、特に南部と南西部で気温が高水準に達する可能性があるそうです。

 もう本当に今年の夏(特に6月下旬)の猛暑は苦しかったので、猛暑の予報には、かなり、過敏に反応するようになってしまっています。

 そういう予報を見つけて、どうということもないのですが、いくばくかの備えと心づもりは、やはり必用なのです。

 木曜日と金曜日には、南部で35℃~38℃、場合によっては40℃に達する気温が予想され、金曜日から日曜日にかけては、パリ近郊まで北上し、30℃を超える可能性があるといいます。

 30℃くらい大したことはないのですが、ここのところのパリの気温は朝は14℃~15℃、最高気温でも25℃程度で、すっかり涼しいというか、朝などは、もうヒートテックが恋しくなるような気候だったので、この短期間での寒暖差というか、気温の変化には、身体がついていくのが大変な感じなので、また猛暑がやってくる・・という予報には、ウンザリしているのです。

 フランス気象局は、「今年の夏の猛暑とは比べものにはなりませんが、9月としては、かなり深刻な状況です」と発表しています。

 9月の熱波としては、2023年9月3日~11日にかけて、異例の期間と強度の熱波が発生し、モンモリヨンとラ・トリムイユ(ヴィエンヌ県)では、気温が39℃に達し、パリ、レンヌ、オルレアンでは記録的な高温となる35℃を超えた記録があります。

 また、2022年9月4日~6日、12日~14日、また、2020年9月13日~16日にも同様の熱波が発生しています。

 フランス気象局の予報士は、「これは気候変動と一致しており、こうした遅い時期の熱波は年々、頻繁に発生する傾向にあります」と語っています。

 今年の現象は、イベリア半島上空の小さな寒冷前線と高気圧が組み合わさったことで、圧縮作用により暖かい空気がフランス上空に押し上げられたことが原因と見られています。

 この熱波は少なくとも日曜日まで続く見込みで、月曜日には西から低気圧が接近し、暑さが多少、和らぐ可能性があるものの、東部と南東部では気温が高い状態が続く見込みと言われています。

 来週、火曜日には全国的に涼しい空気が流れ込む見込みではあるものの、これに関しては、まだはっきりとは確認がとれていない状況のようです。

 ただひとつ、少し心強いことは、ここのところ、パリでは急に新車のエアコン付きのバスが増えたことで、これが再来する猛暑の際に少しても役立ってくれればと思っています。

 今年の夏の猛暑以来、すっかり体調を崩している我が家の猫のポニョも、再びやってくるという猛暑に耐えられるのかどうか、とても心配しています。


9月の猛暑


<関連記事>

「しっぺ返しの夏の暑さ 9月に入って毎日35℃超えの猛暑のパリ」

「パリは急激にエアコン付きのバスが増えた・・けど、フランス人はエアコンに慣れていなくて・・」 

「魔の6月26日 猛暑が起因の死亡者数1日で2,935人 パンデミック時の1日の死亡者数記録突破」 

「猛暑の中のパリの公共交通機関」 

「今年の私の暑さ対策 家にあるものでお金をかけずになんとかする・・」 


2026年9月1日火曜日

パリで今、一番人気のスマッシュバーガーのお店 DUMBO

  


 一時、パリのカフェでは、やたらとハンバーガーを食べている人が目に付いた時期があって、その頃もフランス人もやっぱりハンバーガーが好きなんだな~と思って、ハンバーガー屋さん巡りをしていた頃がありました。

 カフェでハンバーガーを食べるフランス人はナイフとフォークを使っていて、ハンバーガーといえば、手づかみでガブリ!というイメージがあった私にとっては、なんだか、フランス人らしいといえば、フランス人らしいというか、でも、どこか奇妙な感じに映ったりもしたのです。

 もちろん、マクドナルドやバーガーキングなどのファストフード店はパリでも定番の人気店で、集客数からいくと、マクドナルドなどは、圧倒的な存在ですらあります。

 今は亡き私の夫は、今から思うと古い世代のフランス人そのものの人で、アメリカのものはまず否定してかかるようなところがあって、マクドナルドなどのハンバーガーも「あんな手で食べる野蛮な食べ物」と、こバカにするようなところがありました。

 しかし、その実、本当は大好きで、私もたま~にマクドナルドのようなジャンクなものが食べたくなったりすると買ってきたりもしていたのですが、あっという間に平らげてしまうのは夫で、その度に、「本当は大好きなんじゃない!」と思っていました。

 最近は、ストリートフード的なものが広まっているパリで、彼らがナイフとフォークで食べているカフェやいわゆるテイクアウトではないハンバーガーレストランなどではなく、いわゆるマクドナルドなどの大手のチェーン店ではない、独自のテイクアウトのハンバーガーショップが最近、増えているような気がします。

 そもそもフランス人は基本的にパン(の類)と肉が好きなのですから、ハンバーガーはやはり確実に人気を得られる食べ物ではあるわけです。

 そんな中、今回は、今、パリで一番人気のスマッシュバーガーのお店です。正直、私はこれまで「スマッシュバーガー」というものの存在すら知らなかったのですが、ふつうのハンバーガーとは違って、牛肉を薄く鉄板に押し付けながら焼いて、表面をカリッと仕上げているのが特徴です。

 今回ご紹介する「DUMBO」というお店のスマッシュバーガーは、肉のクリスピー感、ふわっと焼き上げたバンズ、クセになるソースで圧倒的な評価を受けているものです。現在、パリのバーガーランキングで1位に君臨しています。




 たしかに、このお店、一般的なハンバーガー屋さんと比べたら、メニューも少ないのですが、来客する人の9割以上がスマッシュバーガー(チーズバーガー)を注文しています。

 カリッと焼かれた牛肉が2枚重ねになっていて、薄くカリッと焼かれてしまったら、味わいが逃げてしまっているのでは?と思いきや、本来の牛肉のしっかりとした味が存在し続けていて、しかも、2枚重ね(肉)になっていることで、その味わいを増しています。



 バンズの上には薄くマスタード、チーズの乗せられたカリッとした牛肉(ドライエイジドビーフ)の上にみじん切りの玉ねぎが散らされていて、あとはピクルスの薄切りが数枚のっているだけのシンプルそのものなのですが、この玉ねぎのみじん切りも、なぜか、なかなかパンチが効いていて、このピクルスもかなり美味しいし、トータルでのバランスがとてもいいのです。

 もとはケチャップが挟まっているのですが、付属されている特製ソースがこれがなかなか絶妙で、途中で味変ができて、飽きずに食べられます。



 このチーズバーガーは10ユーロとまあまあ専門店にしてはお手頃価格なのですが、ハンバーガー屋さんでよくある、「ご一緒にポテトは?」と言われ、一応、カロリーを気にしつつ、未練もあり、「美味しいの?」と聞いてみたら、「うちのポテトはタピオカパウダーをまぶして揚げているから外はカリカリ、中はホクホクですっごく美味しいわよ!」と言われて、タピオカパウダーに心を奪われて、ポテトも食べてしまいました。

 美味しかったです。ポテトも・・。

 私はマレにあるお店に行きましたが、お店は本当にシンプルなつくりで、看板さえもロクに出ていない感じで目立ちません。

 まあ、わざわざ、パリに来て、ハンバーガーを食べなくてもいいけど・・と思う人も少なくないとは思いますが、スマッシュバーガーとしては、今、パリで大注目のお店ですので、行ってみてもいいかもしれません。


スマッシュバーガー パリ DUMBO


🌟DUMBO MARAIS      6 Rue de Poitou 75003 Paris 


<関連記事>

「パリのおススメ ハンバーガーレストラン シュワルツ Schwartz's」

「フランス人はマクドナルドがお好き」

「ファストフードの激安メニュー競争」

「最近のフランスのケンタッキーフライドチキンはちょっと残念」

「アメリカのものが嫌いなフランス人の夫」

2026年8月31日月曜日

パリ9区で自転車と自動車の軽微な接触事故のための口論からナイフ刺傷事件へ

  


 パリ9区で自転車に乗っていた男性が路上で車の運転手と口論になり、ナイフで首を刺されるという事件が発生しました。

 事件は午後1時30分頃、パリ9区のセーズ通りで発生。マドレーヌ広場から数百メートルの地点です。もともとは、車が自転車に接触した軽微な接触事故でしたが、自動車に乗っていた男がそのまま逃走しようとしたため、自転車に乗っていた男性が男の逃走を阻止しようとしました。

 まあ、当然のことです。

 そこで2人は口論となり、自転車に乗っていた男性が車を運転していた男を窓越しに殴りつけたとも伝えられていますが、その後、車を運転していた男は、車を降りて、ナイフを取り出し、自転車に乗っていた男性の首を刺したと言われています。

 だいたいナイフを持っていること自体も恐ろしいですが、刺すとしても、よりによって首を刺すというのは、さらに驚きです。

 検察当局は、「男性は頸動脈損傷の疑いがあり重体で病院に搬送された」と発表し、殺人未遂事件として捜査が開始されました。

 ナイフで首を刺したということは、殺人目的とみなされるのです。

 事件の一部始終は現場付近の監視カメラに捉えられており、被害者を刺したまま逃走していた車の運転手は、すぐに身元が特定され、同日5時頃に逮捕されました。

 なぜ?単純な軽微な交通事故がどのようにしてナイフによる襲撃事件へとエスカレートしてしまったのかを是非、解明してもらいたいです。

 パリでは、2024年10月にも、似通った事件が起こっており、その際は、自転車に乗っていた27歳の男性が路上で口論の末、車に引き殺されるという陰惨な事件が起こっています。

 最近、パリで起こるこの手の事件(ナイフ襲撃事件など)の怖いところは、それが、特別に治安の悪いとされている場所でもなく、時間帯も深夜などでもなく、ごくごく普通の人々があたりまえに生活している空間で突然起こることで、それが計画的ではなく、突発的な出来事であったとしても、そんなにみんながナイフを持ち歩いているのだろうか?と思ってしまいます。

 何かトラブルに遭遇した場合、黙って諦めてはいけないのは、パリでは当然のことなのですが、それにしても、万が一、相手を怒らせてしまったら、もしかしたら、刺されるかもしれない・・と思わずにはいられなくなりそうです。

 

自動車と自転車の接触事故からナイフ襲撃事件


<関連記事>

「パリ ナイフ2本を持った男が昼日中に女性3人を襲撃」 

「メトロ11号線でマチェテ(マシェット)(山刀)による襲撃事件」 

「2度あることは3度ある・・パリの公共交通機関でまたナイフ刺傷事件」 

「また、パリのメトロ3号線で襲撃事件 今度はナイフじゃなくて、ハンマー!」 

「パリのメトロでナイフ襲撃事件! 3号線の3駅で3人の女性が刺された!」 

「ナイフに関する恐るべき数字 ナイフ襲撃事件は年間1万回以上も起こっている」 



 

 

2026年8月30日日曜日

マルシェでヤケ買いの訳・・夏休み明けのマルシェ

  


 私の唯一といってもよい運動は泳ぐということくらい・・毎回、「めんどくさいな~」と思いつつ、重い腰を上げてなんとかプールに出向いて泳ぐと、泳いだあとはなんだかすっきりして、やっぱり来てよかった・・身体がほぐれた感じになって、「よく頑張った・・私」と満足しながら、途中でマルシェに寄ったりして、帰るのです。

 ところが、昨日、意を決してプールに出かけたところ、なんと意味不明のプール休業?いつもだいたいオープンの時間目掛けていくのですが、なんとオープンの時間になっても扉が開かず、私だけではなく、そこそこの人が皆、途方に暮れた感じ。

 開けないなら開けないで何かしらのお知らせがあって然るべきところ、皆、ただただ待ちぼうけ、「電話をしてみるわ・・」と隣にいたおばさんが、電話をしてみたけれど、何も応答なし・・30分待って、皆、諦めて帰り始めたので、私もやむなく帰途へ。

 なんとなく、わざわざ出かけてきて何もなしに帰るのは癪にさわって、マルシェを一周。もうすっかり夏休みの間、姿を消していたお店が全部カムバックしていて、なんだかちょっと懐かしい友人に会えた感じで嬉しい気分。





 いつものお魚屋さんを覗いたら、なんと、トロといってもいいようなマグロを発見。生で食べられますか?と聞いてみたところ、「もちろん!生だとすごく美味しいわよ!」と。

 なんとなく、プールにいけなかったむしゃくしゃした気分も手伝って、決して安いとも言えないマグロのお刺身用の小さな塊を買い、海老まで買って、次はいつもの八百屋さんへ。



 夏休み明けに初めて学校に行って友だちと会うみたいな気分で八百屋のおじさんと挨拶し、「今日はカリフラワーが安いよ!   1個2ユーロだよ!」と言われたので、「重いので一番最後に買うね・・」と言ったら、「早く買ってかないと売り切れちゃうよ!」と。

 カリフラワーを買って、もう帰ろうと思ったのに、パン屋さんをのぞいて見たら、ふわふわテリテリしたおいしそうなパンがあったので、それも買ってしまい、そのうえ、いつもは買わないのに、チーズ屋さんでうっかり味見をしてしまったら、やっぱりほしくなって、チーズまで買ってしまいました。

 チーズは21カ月ものというコンテでした。



 私は一人暮らしなので、どうせ、あまらせてしまうからと、いつもこんなには買わないで、どこかブレーキがかかっているのですが、今日はプールのおかげでそのタガが外れてしまったみたいです。

 冷蔵庫はパンパンなのに・・。

 これをヤケ買いっていうのかな・・?とチラッと思いつつも、美味しいものをたくさん買えて、また夏休み明けの学校のお友だちに会えたようなマルシェのおじさんやおばさんに会えたことに、どこか高揚感があって、ついつい・・。

 思わぬ一日になってしまいましたが、まあ、美味しいものに囲まれていることは楽しいこと。しかし、考えてみれば、泳げなかったうえに、こんなにまた食べるものをゲットしてしまって・・思い直して、ランチのあと、また、もう一つ別の用事を済ませに午後は急遽、出かけることにしたのでした。

 

パリのマルシェ


<関連記事>

「行列のできるパリの人気クレープ屋さん LULU」 

「猛暑でもひとつだけ良いことがあった!」 

「最近、マルシェが楽しくなってきました・・」 

「久しぶりにボン・マルシェでお買物 あらためて思った!ここは楽しい! Le Bon Marché 」 

「マルシェ・サントノーレのカフェ・レストランがすごい人気みたい・・」