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2026年6月6日土曜日

娘の誕生日に際して色々考えること

  


 6月は娘のお誕生日の月で、私は毎年、その頃になると、一先ず、出産のときのことを思い出します。

 こう長く生きていると記憶は薄れていくものではありますが、出産の時の記憶は、かなり強烈に記憶しています。なんといっても娘の出産はアフリカでということもあったので、余計に記憶が強烈に残っているのかもしれません。

 出産は担当の女医さんと相談して、予め出産の日を決めて入院した計画的な出産・・のつもりでした。朝、入院して、陣痛促進剤を打って、その日のうちには出産・・の予定だったのですが、娘はよほど、私の狭いお腹の中の居心地がよかったのか?その日のうちには、出てきてくれず、私は、一日、陣痛促進剤で苦しんだにもかかわらず、翌日の朝から、もう一度、仕切り直しということになりました。

 そして、翌日朝から、また陣痛促進剤を打ち、ようやくその日の午後に生まれてきたのでした。分娩台の上ではまた、信じられないような生みの苦しみに苛まれながら、もう頭が出るか出ないかのところで、もう途中でやめたくなったのですが、こればかりは、今、や~めたというわけにもいかず、引っ込みがつかないということはこういうことだな・・などと考えていました。

 2日間苦しんだのち、ようやく生まれてきた娘はなんだか赤くて、なるほど、だから赤ちゃんっていうのかな・・などと思ったと同時に、一人の人間を生み出してしまったことに大変な責任を感じ、大変なことをしでかしてしまった・・そんなどこか、まだまだどこか客観的でもあるような、そんな気持ちでした。

 あれから、毎年毎年、娘の誕生日を祝ってきましたが、今や20代後半に差し掛かっている娘は、もうここ3年くらい離れて生活しているし、あまり当日にはお誕生日のお祝いらしいことはできなくなりました。

 いちおう、最近はお誕生日やクリスマスプレゼントは一緒に旅行することでプレゼント代わりにしてきましたが、もうなんだかそれが誕生日プレゼントだったのか、クリスマスプレゼントだったのかわからなくさえなってきました。

 今年は、なんだかそれだけというのも味気なく、なにかプレゼントを送ろうかな?と思い、なにか欲しいものない?と娘に尋ねてみたのですが、もともと物欲というものがあまりない子で、しかも、今は、自分でもかなり稼ぐようになったので、本人も「欲しいものがあったら、自分で買うから・・」とあっさり。

 もう巣立って行った娘に親として、してあげられることがなくなってしまったような、寂しい気持ちにもなり、なにか、ほんの少しでもの気持ちだけでも届けたい・・と、Amazon Japanで娘の好きな高級スイーツをポチリました。

 できれば、お誕生日当日に届くようにしたいと思ったのですが、期日指定だと+200円というのに、「え~~~??」と驚きました。だって、早く届けてほしいならば、追加料金も納得するのですが、配送予定日という日にちよりも遅めに設定するのに追加料金を取られるなんて、なんか悔しくて、追加料金がいらなくなる日まで待って注文を入れました。

 なんとも、200円ごときのことで、ケチな自分に苦笑しましたが、そこはもう意地です。無事、娘のお誕生日プレゼントは200円払わずに無事に当日に届きました。ヤレヤレですが、今年の娘のお誕生日には、今まで感じなかった一抹の寂しさを感じたお誕生日でした。

 そんなこんなで、娘の今年のお誕生日は無事終了しました。


誕生日プレゼント


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2026年6月5日金曜日

フランスの高級ホテル 五つ星ホテルと「パレス」の称号認定ホテル

  



 「今月、6つのホテルがパレスホテルの仲間入りをしました!」とのニュースに、「パレスホテル」ってなに?と思って調べたら、フランスのホテルには、五つ星ホテルのさらに上をいく「パレス」なる称号があることを知りました。

 まず、今回、この「パレスホテル」の仲間入りしたパリの3つのホテルは、ブルガリ(Bulgari Hotel Paris)、シュバル ブラン(Cheval Blanc Paris)、フーケ(Hôtel Barrière Fouquet's Paris)の3つです。

 この3つの新規認定の結果、現在、パリには、パレスの称号を持つホテルは13軒あります。

 フォーシーズンズ ジョルジュⅤ(Four Seasons Hotel George V, Paris)、ホテル クリヨン(Hôtel de Crillon, A Rosewood Hotel)、ルテチア(Hôtel Lutetia)、プラザアテネ(Hôtel Plaza Athénée)、ラ レゼルヴ(La Réserve Paris – Hotel and Spa)、ブリストル(Le Bristol Paris)、ホテル モリス(Le Meurice)、ロワイヤル モンソー(Le Royal Monceau - Raffles Paris)、シャングリ ラ(Shangri-La Paris)、ペニンシュラ パリ(The Peninsula Paris)です。

 この「パレス」の称号の制度は、2010年に創設されたもので、一流の施設のための称号を定め、この称号の使用をこれらの施設のみに限定することを目的にしています。政府機関であるアトゥー・フランスがこの称号にふさわしい施設の選定を担当しています。

 これは星の数で認定されている基準とは別物で、5つ星の中でも例外的な卓越性を持つホテルとされています。

 パレス認定には、圧倒的な立地、歴史的文化価値、建築や内装の独自性、伝説的な名声、オーダーメイドのパーソナルなサービス、フランス文化や芸術への貢献、国際的な評価などの厳しい基準があります。

 つまり、5つ星ホテルの中でも、ことさら優れている特別な最高のホテルの称号ということなのです。

 この認定は永久的なものではなく、定期的な更新審査もあり、今回の審査では、パリでは、マンダリン オリエンタル(Mandarin Oriental, Paris Hotel)、パークハイアット(Park Hyatt Paris-Vendôme)の2つがこの称号を失っています。

 なお、有名なリッツホテル(Ritz Paris )はパレスの称号を持っていませんが、これは格が足りないというわけではなく、ホテル側がこの制度に参加していないためで、実際には世界最高峰のホテルの一つとして扱われています。

 この「パレス」の称号付きのパリのホテルがどの程度のお値段なのか?わかりませんが、きっとお値段も最高峰なのでは?と思います。

 パリに住んでいれば、パリのホテルに泊まるという機会はないのですが、せめてお茶しにいくくらい行ってみてもよいかな?とチラッと思います。

 ちなみに、先日、スパに行った際に「ここ以外におススメのスパはどこですか?」と聞いてみたら、今回、新たにこのパレス称号ホテルに加わった「Cheval Blanc Paris」のスパを奨められました。

 パリで最高峰のホテルをお探しの方はどうぞご参考になさってくださいませ。


パリ 「パレス」の称号認定ホテル


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2026年6月2日火曜日

忘れた頃に必ず行くハメになる歯医者

  


 なんやかやと、やたらと医者通い、検査ばかりの日々に、また追い打ちをかけるように私に試練がやってまいりました。

 歯医者さんが好きな人というのも、あまりいないとは思うのですが、かくゆう私もできれば避けたい場所でもあり、自分の歯のことにもかかわらず、「もしかして、これってヤバい?」などと思いつつ、先へ先へと延ばしてしまう傾向にあります。

 今回もまさに、そのケースが仇になったという感じです。

 そもそもは今年の3月頃の話。

 日本滞在中に、いつもの3~4倍くらい歯を酷使した・・というより、手っ取り早く言えば、がっついていたわけですが、その際に奥歯の嚙み合わせがおかしい?というか、おそらく以前に治療してもらった歯の一部がグラっときた気がしていました。

 そして、フランスに戻ってきてからも、「ヤバいな・・」と思いながら、「なんとか、このままで凌げないかな??」などと思って、そのまま放置していたのです。

 それが、ある日、そのグラついた歯の一部が欠けてしまい、気がついたら「ない・・」。なんと、私は欠けた歯の一部を飲み込んでしまっていたのです。

 ここまで来ないと思いきりがつかない私もさすがにようやく重~い腰をあげ、歯医者さんに予約を入れて、ようやく昨日、行ってまいりました。

 私は全く意識していなかったのですが、その日、たまたま着て行ったTシャツがパリ・サンジェルマンのTシャツで、診察室に入るやいなや、「パリ・サンジェルマン!ブラボー!」とそれでひとしきり大騒ぎになりました。

 私は別にサッカーが好きなわけでも、パリ・サンジェルマンのファンなわけでもなく、そのTシャツは、たまたまシャンゼリゼを歩いていた時に、サッカーショップを見かけたので、ちょっと、どんなものかと好奇心でお店に入って見かけたデザインが可愛いというだけで衝動買いしてしまったTシャツだったのです。

 なので私は別にパリ・サンジェルマンを応援しているわけでもなんでもありません。

 歯医者さんやそのアシスタントたちは、そのTシャツを私が先週末に優勝したことを讃えてそのTシャツを着ていると思い込んでしまったようです。

 別にことさら否定するのも面倒だったので、そのまま彼女たちの歓喜ぶりを見ていたのですが、こんなところにもサッカー熱がくすぶっているのか・・と、苦笑してしまいました。

 歯の治療に関しては、実際に欠けてしまった歯は、2012年に治療していたものだという記録が残っていて、その歯だけでなく、その隣の歯にまで被害が及んでしまっており、再び大事になってしまいました。

 その時になって、いつも思う・・。さっさと観念してさっさと来ていればよかったのに・・と。よくよく考えてみれば、絶対に放置して救われる道はなかったなんてこと、わかりきっていたことなのに・・。

 というわけで、しばらく私の歯医者通いは続きます。


歯医者


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2026年5月31日日曜日

あまりに暑くてアフリカ生活を思い出しました

  


 連日の酷暑に、もう息も絶え絶えの生活を送っています。

 もう一日のうちに何回、天気予報のアプリを開いて気温を確認していることか?自分でやっていて、愚かしいと思いながら、一縷の望みを込めながら(もしかして、急に雨が降ってこないかな?とか、少しでも気温が下がらないかな?とか・・)何度も何度も気温を確認してしまいます。

 考えてみれば、まだ5月なのです。なのに、これだけ暑いなんて!こんなことってある?とか考えだして、「そういえば、アフリカにいた頃は一年を通してほぼ、こんな感じだった・・」とアフリカ生活の一遍を思い出しました。

 赤い土、突き刺すような日差し・・。

 アフリカのアパートは、メゾネットになっている、とても広いアパートでしたが、冷房はあったものの、その冷房がしょっちゅう故障。修理を頼むと、ぞろぞろと10人くらいで修理にやってきました。

 イカツい男たちがゾロゾロと家に入ってくるのですから、なんだかとっても怖かったです。

 修理が終わって、しばらくは、冷房が復活するのですが、また少しすると、また冷房が効かなくなり、また修理・・を繰り返すうち、これは修理を頼んでもムダ。しかも10人くらいの男性が家にやってくるのですから、なんとなく不用心な感じもあり、さりとて、留守にするわけにもいかないので厄介でした。

 終いには、わざとちゃんとなおさないんじゃない?という気がしてきて、なので、しばらくしてからは、もう冷房はないものと諦めていました。

 パリの家ではもともとエアコンがないので、同じですが、家が狭いので、もっと室内が蒸している気もしています。

 今から考えるとアフリカでは、アパートの敷地内にはプールもあり、家にはボーイさんもいて・・と一見、優雅な生活な感じもしますが、とはいえ、日中はマラリアに感染するリスクのある蚊にさされる危険性があるために、朝の早い時間か夜しか入れないプールで、冷房はろくに効かない、一人で気軽に出かけるということもできず、不自由さも結構、ありました。

 なにせ、ボーイさんがいてくれるのはありがたかったのですが、とにかく他人が家に一日中いるということが、慣れていない私にとっては、けっこう疲れることでもありました。自分で何でもやるから気ままに一人で過ごしたい・・そんな風にも思ったこともあります。

 でも、私は当時はほとんどフランス語ができない状態だったので、とにかくフランス語の勉強に必死で、市内の大学に通って、帰ってくると復習と予習で、とにかく勉強の日々でした。

 年中夏で、夏服しかいらないというのはラクといえば、ラクでしたが、これほど味気ないものもありません。ましてや夏といっても、生半可な夏ではなく、お昼過ぎには、もうまともに外に出れない、仕事にならない暑さになってしまうという暑さ。

 ごくごくたま~~に、朝、起きて、曇っている日があったりすると、心の底からホッとしたことを覚えています。今のフランスもいささか、そんな感じ・・しかし、残念ながら、猛暑日が始まってから、曇っている日はありません。

 アフリカではフランス語でしたが、お昼過ぎには、あいさつも「ボンジュール」ではなく、「ボンソワール」なのです。つまり、午前中でほぼ終わりということです。アフリカでは、この気候のために、仕事にならない・・一日、半日しか仕事をしない・・発展しない・・んだな・・と思った記憶があります。人間、暑すぎると物事に集中して取り組めません。

 それでもアフリカでは7月8月にかけては、若干、気温が下がっていたりすることもあり、とはいえ、若干、暑さがマシになる程度でしたが、家に来ていたボーイさんが、ある日、その比較的、気温が下がっている日に毛織物のセーターを着てきたことがあったのに、驚いたこともありました。えっ?そんなに寒くないでしょ・・と言ったのですが、(比較的、低温といっても20℃台前半程度の気温です)彼にとっては、充分、寒いんだとか・・。

 フランスでも、年々、夏の期間が長くなり、以前は厳しい夏の暑さはせいぜい8月の1週間か10日間くらいだったのが、今では耐えきれない暑さが5月から・・。

 先ほど、近所のスーパーマーケットに行ったのですが、さすがのあんまりの炎天下に街中を歩いている人は、ほとんど見かけませんでした。さすがにね・・やっぱり、みんなしんどいのです。 

 まさか、このまま暑さが続くとは思えませんが、だんだんとアフリカみたいになってきた・・と思ってしまうのです。

 今は外出する時は、日傘と手持ち扇風機、ネックリングに凍らせたペットボトルの重装備で出かけるのですが、必ずなにか忘れているのです。今日は日傘を忘れて出かけてしまいました。でも、ネックリングだけは、もう手放せなくなっていて、今日、マルシェのおにいさんに、「それなに?冷たいの?いいなぁ~~」とうらやましがられました。

 ほんと、ネックリングは最近の私の命綱・・救世主みたいなものです。

 こんな暑さの中で、また、フランスは、まだまだこの猛暑に公共交通機関が猛暑対応できておらず、冷房の入っていないバスも多く、なぜかTGVなどは、事故・・というか、列車がストップしてしまうケースをここ数日、よく聞きます。

 この暑さの中、冷房もストップし、列車の中で缶詰め状態は、まさに地獄。見かねたSNCF(フランス国鉄)は、緊急対応として、待機時間中、乗客を野原におろしている様子が報道されていました。

 夏前から猛暑が訪れるようになったフランスは、まだまだ猛暑対応が行き届いていないのです。


猛暑 酷暑 フランス 


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2026年5月30日土曜日

年に一度の極上 SPA スパ 今年は Maison Albar Le Pont Neuf

  


 ここ数年、私のお誕生日には、娘がスパのチケットをプレゼントしてくれるので、私にとっては、年に一回の贅沢なひとときを過ごすことができています。

 この手のチケットはたいてい一年間有効なので、もう実際にプレゼントをもらってからは、かなり時間が経っていて、もう少し、気候が良くなってからにしようと大事にとってありました。

 自分の都合の良い日に予約を入れるのですが、気候が良いどころか、ここ一週間ほどは、驚くほどのお天気・・というか、猛暑の日々。しかし、一度、予約を入れてしまってから暑いから予約を変更する・・というのも何なので、しっかり行ってまいりました。 




 今回のスパは、パリのメゾンアルバーという5つ星のホテル(Maison Albar Le Pont Neuf)の中にあり、プールやジャグジー、ハマムも利用できて、その後にマッサージ、そしてランチまでついているものでした。

 パリの5つ星のホテルですから、それなりにゴージャスで静寂が保たれていて、とても良い雰囲気でサービスも行き届いています。

 予約の時間より、5分ほど前にホテルに到着して、受付を済ませると、すぐに地下にあるスパエリアに案内してくれます。なんと、他にお客さんはおらず、貸し切り状態。外があんなに暑かったのがウソのような適温。何気なく置かれている調度品も品よく洒落ています。

 スパエリアをひととおり案内してもらうと、ロッカールームで着替え。バスローブとスリッパ、タオルなどが備え付けられています。



 まずは・・プールへと直行。プールに入ってみると、一人だけお客さんがいましたが、静かで落ち着いた雰囲気の中、プールに入って、軽くひと泳ぎ。そして、本当に久しぶりのジャグジーに移動。かなりの水圧に、「これも立派なマッサージになるな・・」と思いながら、ジャグジーを堪能。

 優雅な雰囲気ではあるものの、貧乏根性が頭をもたげ、ハマムにも入らなくっちゃ!と次はハマムに移動。「外があんなに暑くてしんどいのにハマムの暑さは全然、不快じゃないのは、どうしてなんだろう?」などと思いながら、昔、私が通っていたジム(ひととおりのマシンとプール、ハマムなどもあって、超おしゃれできれいでした)は、よかったなぁ~・・などと思いつつ、ハマムも堪能。

 昔、私が通っていたジムはパンデミック後に潰れてしまったので、今度、あんな感じのジムをまた探して通おうかな?などと思いつきました。




 プール、ジャグジー、ハマムのエリアは、1時間ほど滞在し、次はマッサージへ。若い女性が担当してくれましたが、「本日、お客様の担当をさせていただきます」とごあいさつ。

 ソフトでやさしい感じの方で、「本日はインディアン・マッサージをさせていただきます」とマッサージの説明をしてくれた後、その後、マッサージ用の使い捨ての下着を渡されて、着替えて、ベッドにうつ伏せに横たわり、マッサージがスタートします。

 どこのスパでもそうなのですが、流されているBGMもほどよい音量で、リラックスを促してくれるような優しい音楽。室内の照明の色も自分で選ぶことができます。

 最初はマッサージを心ゆくまで味わおうと、おとなしく、半分、眠りそうな感じで身をゆだねていたのですが、少し、身体がほぐれたところで、彼女とゆる~いおしゃべりを楽しみました。

 こんなに快適ならば、お誕生日だけではなく、自分でスパを探して、色々、行ってみようかな?などと思い始めた私は、「あなたに聞くのも気が引けるんだけど、ここ以外に、パリで良いスパを知りませんか?」と尋ねてみました。

 すると、「「NUXE」もなかなか良いですよ・・」と。NUXEは、昨年、行ったところだったので、他には?と聞いてみると、もう一か所、別のホテルのスパを教えてくれました。

 それでも彼女には、「でも、パリにはスパがいっぱいあるから・・」と言われて、まあ、もっともだ・・と思い、スパに来て、他に良いスパをしつこく聞き出すというのも、気が引けてきて、そこまでで断念しました。

 マッサージは1時間ほどで、その後は、好みの飲み物とドライフルーツを出してくれました。

 このチケットには、ランチもついていて、ホテル内のレストランでフレンチも堪能しました。ホテル内のレストランとはいえ、ミシュランガイドにも掲載されているレストランです。




 
 別世界のように静かで、落ち着いたスペースに身を置くということは、身体だけではなく、心もなんだかほぐれる気がするものです。
 
 しかし、ランチを終えて、家に帰るのには、また鬼のような暑さの中に身をおかなければなりません。
 
 次回、行くときには、もう少し気候の良いときを選ばなければ・・と思いつつも、とっても満ち足りたひとときでした。

2026年5月29日金曜日

フランスでは欧州で初めて肥満治療薬「ウェゴビー」と「ムンジャロ」が保険適用になる

 


 フランスでは6月中旬から画期的な肥満治療薬として注目されている「ウェゴビー」と「ムンジャロ」が厳格な条件付きで健康保険により65%がカバーされることになりました。

 「肥満治療薬」、「保険適用」と聞いて、なんとなくダイエットのための薬が保険適用??と、一瞬、「いいな・・」とすら、思ってしまったのですが、これは、当然のことながら、病的肥満から重度の肥満患者を対象としており、その他の適用条件も厳しく定められています。

 つまり、肥満治療薬とはいえ、生半可な肥満には適用されないということです。

 これらの治療薬は、体格指数(BMI)が40を超える「高度肥満」、または、BMIが35を超える「重度肥満」で、かつ併存疾患(他の重篤な疾患)を有する患者のみに保険適用となります。

 このBMIが35~40とかとは、どの程度の肥満なのか?というと、身長170㎝の場合、体重が約101㎏~116㎏、160㎝の場合、約90㎏~102㎏程度なのだそうです。つまり、病的肥満の場合ということです。

 フランスでは、影響を受ける患者数は100万人~200万人と推定されています。

 そして、65%の保険適用は二次治療、つまり初期の栄養管理が奏功しなかった場合のみに適用され、低カロリー食と運動量の増加を補完するものとして適用されなければならないとされています。

 デンマークの製薬会社ノボノルディスクの「ウェゴビー」、アメリカの競合企業イーライリリーの「ムンジャロ」は、GLP- 1 アナログと呼ばれる薬剤で、ホルモンの作用を模倣し、食欲抑制剤として機能します。

 その効果は劇的とも言われ、数週間で数十キロの減量が可能であり、2型糖尿病の消失や心血管疾患、腎疾患リスクの低減といったメリットも期待できるそうです。

 これらの薬は約10年前に登場し、当初は糖尿病の治療に効果があるとされ、現在は肥満治療薬として存在しています。その効果は時に目覚ましく、ソーシャルメディアでは、「奇跡の薬」と謳って宣伝しています。

 しかし、一方では、これらの薬には、副作用がないわけでもなく、吐き気、嘔吐、便秘、下痢などの消化器系の問題から、膵炎のリスクもあり得るという話もあります。

 フランスにそこまでの肥満の人がそんなにいるのかな?と思わないでもありませんが、これらの薬剤の費用は月額250ユーロから400ユーロ(約46,000円~74,000円)。

 フランスの社会保障制度が既に多額の負債を抱えていることを考えると、これにかかると言われる年間約1億ユーロの出費も厳しいものになるのでは?とも思います。

 

肥満治療薬「ウェゴビー」と「ムンジャロ」が保険適用  


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2026年5月23日土曜日

なんかテイストが変わってきた気がするパリのユニクロ

  


 最近は、買い物といえば、食料品ばかりの色気のない私です。

 それでも日本に一時帰国した際には、ユニクロには必ずといっていいくらい寄ることにしていて、ヒートテックとか、下着類とか、靴下とか、インナーっぽいものをまとめ買いして帰ってくるので、かろうじてユニクロでは買い物をしてきました。

 ごくごくたま~に、パリでもユニクロがあると、覗いたりもしていたのですか、ここのところ、ずっとご無沙汰していました。

 最近は、ユニクロはパリでは、本当にどこに行っても見かけるくらい、店舗が増えているので、いちいち覗いてみることさえしなくなっていたので、かえってご無沙汰していた感じがあります。

 先日、たまたま、通りかかったユニクロが入口から華やかな色合いの飾りつけで「パリのユニクロは展示の仕方も美しいな・・」と思いながら、お店のショーウィンドーを眺めながら通り過ぎようとしたところ、「ん??これユニクロなの?」と思うような夏用のワンピースが並んでいて、ビックリしました。


         


 「ん??今はユニクロってこんな感じの服も置いてるんだ・・」と思って、久しぶりにユニクロの店内に入ってみました。ユニクロといえば、インナーとか、ラフな感じの服という印象だったのですが、どうやら、ちょっとテイストが変わった、もう少し普段にもラフに着れるようなワンピースなんかがあって、ちょっと興味を惹かれました。




 価格的にもユニクロ価格なので、そこまで高価なものではありませんが、シンプルなデザインで、しかも夏服ということもあるのでしょうが、エアリズムの素材で出来ている服などがあって、これなら、きっと着心地も良いだろうし、洗濯もラクラクできそうだし、なかなか良いな・・と、ちょっと見直しました。

 これ?ユニクロ?と思ったワンピースは、ずいぶん前にユニクロが買収したと聞いてはいたプリンセスタムタムのデザインのものでした。



 相変わらず、平日の日中にもかかわらず、店内はけっこう賑わっていて、しかも、店内を見て歩いている人々は、けっこうな数の洋服を抱えていて、買う気満々な感じです。

 ヨーロッパの他の国からの観光客もけっこうユニクロで買い物をしていくという人は多いらしいのもパリのユニクロの特徴でもあります。

 私が日本に行くのは冬のことが多いので、日本でユニクロに買い物に行っても、比較的、色合いも地味で華やかさとは程遠い印象があるのですが、今頃の季節は日本のユニクロも華やかになっているのでしょうか?

 いずれにしても、フランスの衣料品業界で、ハイブランドは別としても、中堅どころの衣料品メーカーは軒並み、業績不振で傾いてしまったり、倒産してしまっているメーカーが多いところ、ユニクロは堅調に業績を伸ばしている理由がお店に入ってみると、わかる気がします。

 圧倒的な品質の良さ、お手頃価格、その高品質な素材を使ったシンプルなデザインの洋服。お手頃価格とはいえ、激安というわけでもなく、価格設定は日本よりも高く、高級品とまではいわないまでも、日本のユニクロのイメージよりは、ちょっと高級なイメージにしていることは、店内の飾りつけなどからも感じられます。

 それが見事に成功しているわけですが、そんなユニクロも少しずつ変化していっているんだな・・だからこそ、廃れることなく、生き残っている・・どころか、どんどん勢力を伸ばしているような気がしました。

 私も、そんなお店のようすを眺めながら、「あっ!こんなの夏の暑いときにいいな・・」と思うようなワンピースが2~3着あって、なんだか勢いづいてしまって一気に買い物しそうになったのですが、そこはちょっと思いとどまって、「いやいや、ちゃんと試着してからにしよう・・」と。

 ビックリしたのですが、試着するときも、一旦、ユニクロがレジに使っているボックスに入れて、試着するものをチェックしてから試着室に入るようになっています。

 結果から言うと、「もうちょっとダイエットしてから買おう・・」と思い、即、断念。夏服試着のときにありがちです・・私の場合・・。こんなこと、すっかり忘れているくらい、洋服を買っていませんでした。

 とはいえ、試着室のすぐそばにあった帽子が妙に気に入り、帽子をひとつ買ってしまいました。

 帽子とはいえ、全然、買い物するつもりなんてなかったのですが、こういうのも、たまにはありかな?とさっそく買ったばかりの帽子をかぶって、ごきげんで帰ってきました。


パリのユニクロ


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2026年5月19日火曜日

フランスの庶民の見方のスポーツ用品店 DECATHLON デカトロン

  


 恐らくフランス人なら知らない人はいない有名なお店・・でありながら、考えてみれば、不思議な存在感のお店です。「DECATHLON(デカトロン)」はフランスのスポーツ用品のお店で、フランス国内に324店舗、世界中に82の国や地域で展開、全世界では約1,900店舗あるそうです。

 日本では、現在はオンラインが中心のようです。

 とにかく、広範囲にわたるスポーツ用品を扱っており、アウトドア、ウォータースポーツ、トレッキング、水泳、自転車、大半の球技、射的、馬術、ハンティング、ボルダリング、柔道、バレエ、スキー、スケート等の用品まで思いつくスポーツ用品はなんでもあります。



 スポーツ用品に関していえば、とりあえず、DECATHLONに行ってみれば、あるだろう・・そんな感じです。



 我が家は、娘が子どもの頃は、本当に定期的にお世話になっており、とにかくバカンスの多い国、バカンス期間のたびに、ありとあらゆるスポーツ合宿のようなものに参加させていたために、その度に、そのための靴やウェアなどを買いに行っていました。




 子どものものなので、サイズもどんどん変わるために高価なものを買っているわけにはいかず、比較的、庶民的なお値段のものも置いているDECATHLONには、大変、お世話になりました。

 低価格のわりには、品質が良いので、特に子どものスポーツ用品には、有難い存在です。

 新年度の始まり、また、シーズンごとに、どんどんサイズが変わっていく子どものもの(特に靴)には、ほんとうにウンザリするほどで、今でもその残骸が少なからず残っていて、乗馬のブーツやバレエの靴などは、一体、何足あるのか?と思うほどです。

 先日、そろそろ水着を買い替えた方が良いかも?と思い、DECATHLONに本当に久しぶりに行ってきましたが、相変わらずというか、スッキリきれいになったというか、たまに覗いて見るのも楽しいな・・と思いました。

 私がいつも行くのは交通の便も良いのでマドレーヌにある店舗なのですが、あの場所で、あれだけのスペースを維持しているのは、さすが・・。正直、マドレーヌ界隈は、有名な高級食料品店が目白押しの場所だったのですが、ここ10年くらいの間にフォションやエディアールなどの大きな店舗が消え、時代の流れを感じる中、このあたりに大きなお店を存続させているのは、すごいなと思います。



 とにかく、たいていのスポーツ用品はあるので、見ていて飽きることがありません。なんと柔道着まであるのには、驚愕しますが、柔道は、フランスの子どものお稽古事?の中でも人気のあるスポーツなので、それも当然かもしれません。

 とにかく、お手頃価格のものの品揃えがけっこうあって、(もちろん、高価なものもあるけど・・)しかも、品質もしっかりしているのが、人気の秘訣なのかもしれません。

 自社ブランドも、提携しているであろうオリジナルブランドもあって、ある程度、安心感があります。

 ちょっとユニクロ感覚でのお買物をしている感じにも似ています。

 しばらく来なかった間に、レジも無人のオートレジ、しかもユニクロのように箱に入れると全て清算されるタイプになっていました。

 しかし、箱に入れるまえからお買物リストに載ってしまったりするハプニングもあり得ます。



 このレジ、フランス語だけなの?と思ったら、英語表示にもできるので、フランス語がわからなくても利用できます。

 いわゆるハイブランドのもの等ではありませんが、なかなか良いお買物ができると思いますので、もしもパリで見かけることがあったら、覗いて見るのもいいかもしれません。


DECATHLON デカトロン

Decathlon Paris Madeleine 23 Blvd. de la Madeleine 75001 Paris 


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2026年5月10日日曜日

フランスの祝祭日と土曜日・日曜日

  


 4月から5月にかけて、日本では、ゴールデンウィークでお休みが多いタイミングですが、フランスでも4月はパック(イースター)のお休みがあって、学校がバカンス期間になったり、また、5月はなにかと祝日が多い月でもあります。

 まったく、今さらのことながら、本当に学校のお休み(バカンス期間)の多い国で、今年は、2月の終わりから3月にかけての2週間が冬休み(パリ地域)で、それから1ヶ月ちょっとしたら、またパック(イースター)のバカンスが2週間・・そして、5月は祝日が毎週のように散らばっています。

 学校のバカンス期間は別として、祝祭日と日曜日は基本的にお休みのお店も多いのですが、最近の祝祭日は営業するお店もずいぶん増えてきました。

 特に祝日といっても、それが宗教的なお休みではない場合、営業するといった方針の店舗も多いようです。

 それでも、基本的には日曜日はお休みということが多いので、祝日を除けば、世間一般の土日がお休みの人が多いことを考えれば、買い物(食料品や日用品など)は土曜日にまとめてするという人が多いのです。

 なので、どうしても土曜日は、ある程度、混雑していることが多いので、私は比較的、時間が自由に都合できるため、買い物はできるだけ平日に済ませることにしています。

 ところが、ここのところ、どういうわけか、祝日なのに・・、土曜日なのに買い物に行かなければならなくなり、「やってるかな?やってるよね・・」と5月8日(第二次世界大戦の戦勝記念日)にスーパーマーケットに行ったところ、しっかり営業。

 しかも、やってるか、やってないか??なんて、思いながら買い物に行った私としたら、祝日開けても、そんなに人が来てるのかな?と思いきや、これがなかなかの混雑ぶりで、5月の祝日営業も、なんだかすっかり浸透しているんだな・・と思いました。

 もう引退して、老後の生活に入っている人々もなぜか、昔からの習慣なのか?祝日や土曜日に買物に来がちなのも、わかるようなわからないような・・。

 また、その翌日の土曜日のマルシェにも立ち寄ることになったのですが、ふだん、あまり土曜日の朝は、出かけない私にとっては、なんだかとっても新鮮でした。

 マルシェの出ている場所は、街の中心部にも近く、家族連れも多く、また、近くには市民プールがあったりで、お父さんが小さい子どもを連れてプールに来ている人が多いのには、なんだかホッコリさせられました。

 土曜日はなぜか?パパが子どもを連れてきているケースが多いのです。

 また、マルシェに買物に来ているのは、年輩の方も多く、子連れは比較的少ない印象です。それでも、マルシェに来ると顔を合わせる知り合いというのが、あっちこっちにいるようで、そこここで、立ち話。立ち話で足りない場合は、近くのカフェなどで座り込んでおしゃべりに興じています。

 マルシェの中にもイートインスペースのような場所があり、そこに座り込んで、買い込んだものを食べながら、カフェなどを注文して、和やかな時が流れていて、なんだかとってもいいな・・と思いました。

 きっと、この人たちは、こんな風にず~っと暮らしてきたんだろうな・・ここに根付いている人々なんだな・・と、しみじみとそんなことを思いました。

 そういう私も、もう今の家には、20年以上住んでいるので、ここでずっと暮らしてきたのですが、土曜日は、ずっと仕事をしてきた期間もあったし、それから解放されると、今度は、土曜日は、午前中のうちにウィークデーにはできない家事を片付け、昼食の支度をして食べさせて、午後は娘のお稽古事や公文の送り迎えと買い物で超忙しい一日だったので、こんな風にゆっくりと時間が流れる場所に顔を出したことはありませんでした。

 いつもは出かけない日に、いつもは行かない場所に行ってみることも、同じ見慣れた場所でありながら、時には、違う空気が流れている空間になっていることを楽しむのも悪くないな・・と思った1日でした。


フランスの祝祭日と土曜日・日曜日


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2026年5月9日土曜日

LIVRET A(リブレA)の金利が引き上げられる可能性

 


 長引く中東情勢のために、予想を上回るインフレ率の上昇が続いており、4月には 2.2%に達しています。燃料価格の高騰から食糧インフレに至るまで、このインフレは中東情勢が落ち着かない限り、おさまることがなさそうです。

 しかし、そんな状況の中で、ほんの小さな明るい兆しといえば、フランスではもっともポピュラーと言われる「LIVRET A(リブレA)」の金利が上昇するであろうと経済学者たちが予想していることです。

 この金利算出に使用される計算式は、過去6ヶ月間のインフレ率と欧州中央銀行(ECB)の政策金利という2つの要素を考慮に入れています。これらの変数はどちらも中東情勢の影響で上昇しています。

 したがって、この原則的な計算方式を適用すれば、「LIVRET A(リブレA)」の金利上昇は避けられない状態です。

 フランス国立統計経済研究所(INSEE)は3月、4月のインフレ率を前年同月比でそれぞれ1.7%、2.2%であったことを発表しています。

 また、5月、6月も2%を大きく上回る可能性が高く、2.5%を超える可能性さえあると言われています。

 一方、LIVRET A(リブレA)の利回り計算に使用されるもう一つの変数である欧州中央銀行(ECB)の短期銀行間金利は、安定的に推移すると予想されています。

 2025年6月以降、現在、この金利は約 1.93%でこの金利と上半期のインフレ率を平均すると、1.865%となります。

 さらに欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利を引き上げる可能性があり、ECBは4月末に、「紛争が物価と経済成長に与える影響をより的確に評価するために、6週間の猶予期間を設ける」と発表しており、暗に6月に利上げが行われる可能性を示唆しています。

 しかし、政府は、この計算式を適用しないことも考えられ、実際に過去、2023年8月には計算式上では、4.1%に上昇するはずだったにもかかわらず、金利を上げずに据え置いたこともありました。

 実際、金利の引き上げは、国家の財政負担となるわけで、コスト削減を目指している現政府は、LIVRET A(リブレA)の利上げには消極的になる可能性があります。

 利率も比較的よく、また貯蓄や利息に対して非課税ということから人気の預金口座である LIVRET A(リブレA)は、一時は3%くらいまで利率が上昇していたものの、このところ、利率は下がる一方で現在は1.5%程度です。

 しかし、インフレが進んで、あらゆるものの値段が上昇するということは、預金してあったお金の価値がどんどん減ってしまうということです。

 このところの金利の減少で、リブレAの顧客がずいぶん離れていっているとはいうものの、以前として、フランスの預金の金利が語られる時、とりあえず、「LIVRET A (リブレA)」が引きあいに出されるのです。


LIVRET A(リブレA)の金利


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2026年5月6日水曜日

クルーズ船 MVホンディウス ハンタウィルス感染で乗客3名死亡の悪夢

  


 南米アルゼンチンからアフリカ・カーボベルデへ向かっていたクルーズ船「MVホンディウス」でハンタウィルス感染が疑われる集団感染とそれに関連する乗客3名の死亡が確認されるという深刻な事態が起こっています。

 現在のところ、乗客88名、乗組員59名のうち、7名が感染が疑わしい状況(うち、2名はすでに感染が確認されている)です。

 MVホンディウス号では、4月6日から28日の間に、感染者間で最初の症状があらわれ始め、感染した乗客は、発熱と胃腸症状を呈し、その後、急速に肺炎、急性呼吸窮迫症候群、ショック状態へと進行しました。

 WHO(世界保健機構)は、最初の感染者の1人以上が船外でウィルスに感染し、その後、人から人への感染が起こったと思われると発表しています。

 通常は、人から人への感染は非常に稀なケースであると言われているこのウィルスには、アメリカ(南米)起源のものと、ヨーロッパ・アフリカ起源のものとは、性質が異なるようで、アメリカ起源のものは、重篤な呼吸器疾患であるハンタウィルス心肺症候群(HCPS)を引き起こす可能性が高く、致死率も高く、時には40%を超える場合もあると言われています。

 ハンタウィルスはげっ歯類(ネズミなど)、(一般的には、尿、糞、唾液との接触によって)から人に感染すると言われるものです。

 船内は閉鎖空間であり、しかも乗客には高齢者が多いために感染リスクが高いと見られているのです。

 WHOはMVホンディウス号での感染源を調査中ですが、現時点では、「このウィルスは、インフルエンザや新型コロナウィルスのように広がることはない」と発表しています。

 4月11日、英国人乗客1名が原因不明(当時)の病気で死亡。彼の遺体は3日後、セントヘレナ島で妻とともに下船しましたが、その後、その妻も急死しました。そして5月2日には、3人目の患者であるドイツ人男性が船上で死亡。乗組員2名も呼吸器症状を示しており、緊急の治療が必用な事態に陥っています。

 今回のハンタウィルス心肺症候群(HCPS)の恐ろしいところは、初期症状はインフルエンザにも似た、発熱、筋肉痛、倦怠感、吐き気・嘔吐などの症状でありながら、数日後に急激に悪化することで、呼吸困難(肺に水が溜まる)、咳、血圧低下、ショック状態へと、数時間、あるいは1日で急激に重症化してしまい、最悪のケースに陥る場合があり得るということです。

 これは一般的には、致死率は約30%~40%と言われていますが、南米起源のものである場合、最大40~50%に達することもある、しかも人から人へ感染するリスクもあるというのですから、恐ろしいことです。

 また、特効薬と呼ばれる薬がなく、現在のところでは、対症療法が中心であると見られ、ワクチンも一般的には存在しないということです。

 このクルーズ船の乗客・乗務員は、23ヵ国の国籍の人々が集まっているということで、こういった感染症の場合は、その後にこれらの人々がまた、世界中に散っていくわけですから、充分に安全を確認することが必用になると思われます。

 いずれにしても、比較的、高齢の乗客が多かったとはいえ、乗船するまでは、長旅に出られる程度には、健康だった人が、あっという間に死亡してしまうというのは、恐ろしいことです。

 2020年には新型コロナウィルス感染症のピークを迎えつつあった頃のダイヤモンドプリンセス号では、乗船していた9,000人以上が隔離されるということが起こったのを思い出します。

 今回の状況は深刻ながらも、現在のところは、一般社会への拡大リスクは低いとの見方をされています。


ハンタウィルス感染 クルーズ船集団感染


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2026年5月5日火曜日

最近、マルシェが楽しくなってきました・・

  


 マルシェというものは、フランス独特の文化だな・・と時々、思います。(まあ、他のヨーロッパの国々にもそれぞれのマルシェがあるのでしょうが・・)

 色々なものが合理化されたり、便利になっていく世の中で、このマルシェというものが、失われずにいつまでも存在し続けているというのは、不思議といえば、不思議、でもフランスらしいところだな・・と思います。

 残念ながら、私の住んでいるところには、歩いてすぐ・・のところにマルシェはなくて、その代わりに大きなスーパーマーケットがあったりするので、これまでは、一度に色々な買い物が済んでしまうスーパーマーケットで買い物をするのが、ほとんどでした。

 それでも、けっこう歩いて行けば、マルシェがあるにはあるのですが、家から離れているうえに、決して安くない・・時間がかかるし・・行き付けていないと、なんとなく行きづらい・・そんな感じでマルシェを敬遠してきました。

 絶賛子育て中の頃は、図らずもシングルマザーとなってしまった身としては、もう自分の仕事と子どもの送り迎え、家事に追われて、とにかく時間がなかったので、マルシェなんかで優雅に?買い物をすることはできませんでした。

 どこの地域でも、毎日やっているマルシェは少なくて、週2日くらいのところが多くて、火曜日と金曜日とか、水曜日と土曜日などの午前中が多いです。

 やっぱり昔からの習慣というのも大きいのでしょうか?また、時間的にも余裕がある人が多いからでしょうか?比較的、年配の方が多い気がします。人によっては、生鮮食料品は、絶対マルシェじゃなきゃ!とか、スーパーマーケット(特別な高級スーパーは別として)よりも上に見ている人も少なくないのではないかとも思います。

 どうしたって、一つ一つ、人を介さなければ買い物ができないマルシェは、時間もかかり、面倒なこともありますが、おしゃべり好きなフランス人は、そこで人との触れ合いが生まれることも楽しいのだと思います。

 最近は、私は新しい習慣で、マルシェのやっている日の朝に、近くにでかける用事ができたので、帰りにマルシェに寄って、マルシェをぐるっと回って、安くて良いものがあれば、買う・・ことにしていて、そうして、定期的にマルシェに通っていると、なかなか今までには、感じられなかったマルシェの良さを感じています。

 何より、「けっこう高い!」と思っていたマルシェでも、中には掘り出しものもあるわけで、それを見つけるのが楽しくて、ついこの間は、イチゴ3パック5ユーロ、グリーンアスパラ2束5ユーロ・・なんていうものも見つけたりして、喜んでいます。



 一人なのに、一度にそんなに買って、大丈夫かな?とも思ったのか、これがやっぱりスーパーマーケットのものよりも新鮮なのか、思ったより日持ちするし、いちご3パックなんて、あっという間でした。



 かと思うと、オーボンブールのような高級な有名バターがあったり、この間はエシレのミルクも見つけて、こんなのマルシェにもあるんだ!と驚きました。



 また、お魚屋さんに関しては、やっぱり日本のお魚屋さんに比べれば見劣りする気が否めませんが、それでも、種類もけっこうあって、この間は、ふつうのスーパーなどには置いていない「あさり」の貝などもあったりして、ちょっと嬉しくなりました。






 なんといってもお魚屋さんは、その陳列の仕方が独特で、どうしてこうなるの?と思うような飾り方をしているので、そんなのを見て行くのも楽しいです。



 腰を落ち着けて、じっくり見て行けば、チーズだって、美味しそうなチーズはいっぱいあるし、街中のチーズ屋さんに行くとなかなか味見させてもらうのも憚られる感じもあるのですが、マルシェの場合、わりとフランクに味見させてくれます。



 また、そんな生鮮食料品のマルシェにおいて、堂々とした位置を確保しているのは、お花屋さんで、季節ごとのきれいな切り花、ブーケなどが売られていますが、これがまた、けっこう売れているのもフランスらしいところです。

 まあ、客商売なので、当然といえば、当然なのですが、あちこちから「ボンジュール!マダム!」と声をかけてくれて、(フランスではどこのお店に行ってもこの挨拶をしないのは、とっても失礼なことです)やたらと愛想がよいです。

 でも、たくさん並んでいるお店の中には(マルシェの)そうでもないお店もあって、そんなお店は、やっぱり客足が鈍くて、「それじゃダメなのにな・・」とか思ったりもします。

 なんとなく、がちゃがちゃしていて、ざわざわしていて、そんなことが煩わしくないように感じられるようになってきたのも、やっぱり年齢的なこともあり、また、時間的にも昔に比べれば、余裕ができたからこそ、そんなことも楽しめるようになってきたのかもしれません。

 私は、東京生まれの東京育ちですが、あまり下町っぽいところに馴染みがなくて、どちらかというと、そういう雰囲気は苦手ではあったのですが、パリは、表面的には、気取っているとか、ツンとしているとか、言われることも多いけれど、実は、下町のおじさん、おばさん気質な部分がけっこう潜んでいる人種なんだな・・ということをマルシェを見ていると感じます。

 そんなところは、パリの好きなところです。


パリのマルシェ


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2026年4月29日水曜日

日本での体調不良、めまいの理由を探すために検査・検査の毎日      

  


 いつも、結局は、ギューギューのスケジュールになってしまうのですが、今回の日本への一時帰国は、やはり、というか、いつも以上にスケジュールが詰まってしまい、本当に最後の2〜3日頃になってくると、もう座っていても眩暈がするようになって、朝、起きたときの疲労感がちょっと怖いくらいになり、私が呼吸器を使うようになる(睡眠時無呼吸症候群)少し前の状態以上にしんどくなってきてしまいました。

 それでも、食欲というか、食べたい欲だけは衰えることがなく、なんとか、日本にいる間に食べたいものを食べて行こうという気持ちばかりが焦って、スケジュールをキャンセルすることはいかにしても耐えられず、大袈裟ではありますが、息も絶え絶えな感じになってしまいました。

 あまりの疲労感に今まで一度も試したことのなかった栄養ドリンクのようなものまで試してみたりもしました。それも、一瞬、なんか元気になりかけた気がするだけで、気休めにしかなりませんでした。

 この座っていても眩暈がする感じは、やっぱり不気味なことで、しばらく横になったりしていれば、一時的にはマシになるものの、叔父のお見舞いに行った際の叔母(座っているのに眩暈がして具合が悪くなってしまった)と同じなのかもしれない・・とも思ったりして、大いに不安を感じ、フランスに戻ったら、すぐにお医者さんに行かなければ・・と思っていました。

 要は、動きすぎが大きな原因だと思うのですが、食べ過ぎで胃に血液が全部いっちゃって、頭がくらくらするのかしら??というような、めちゃくちゃなことを思ったりして、なんとか、日本滞在中のスケジュールは消化してきました。

 パリに戻って、しばらくは、ひたすら眠り、少し落ち着いた頃に、まず、かかりつけのお医者さんに行って、日本で起こった恐ろしいだるさと眩暈(めまい)について話すと、心臓かもしれない・・と言われて、血液検査をして、心臓専門医に行った方がいい・・と言われて、予約を取ろうとしたら、なんと予約が取れたのが年内とはいえ、10月でした。

 とりあえず、その前にと言われた血液検査をしたら、なんと肝臓の数値が異常に悪くなっていて、今度は、肝臓のスキャナーを取るように言われて、スキャナー検査へ。

 スキャナー検査の結果、どうやら、肝臓の血管内に問題がありそうということで、さらに詳しい検査と言われて、今度はMRI検査へ。

 そんなわけで、毎週のように血液検査、スキャナー、MRIと続いて、4月中はほぼほぼ、検査に明け暮れる毎日となりました。

 検査というものは、とにかく疲れるもので、その度に食事を抜かなくてはならないし、検査自体も、なにやら、点滴のようなものをしながらする不気味な検査。息を大きく吸って~ハイ、止めて~を繰り返し10回くらい行います。



 最後のMRIでは、ヘッドフォーンのようなものをして、白いドームに永久に吸い込まれていくような、このまま異次元の世界に吸い込まれていくような(少々オーバーですが・・)、他ではちょっとないような体験でした。

 結果的に血管腫というものがあることが判明したのですが、それは、悪性のものではなく、問題ないということで、ちょっとは安心。

 しかし、結果的に、これはめまいやだるさの原因ではないということで、結局眩暈の理由はわからずじまい、お医者さんからは、ストレスや過労などだったのでは・・というのですが、つくづく無理が効かなくなったことを実感しました。

 いやいや、もしかしたら、先生の最初の懸念のとおり、心臓なのかもしれません。

 今後、定期的に検査をしなければならないそうで、病院とは、さらに深いお付き合いが続きそうです。

 以前・・というか、海外に出る前は、海外で病気になったら、一番、困るな・・と思っていたのですが、もうすっかり我が家の近所のあちこちのお医者さん、検査施設なども、常連客のようになっています。

 ちなみにMRIはフランスだとIRMです。

 

MRI検査


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2026年4月28日火曜日

アジア食材のお店が集まっている不思議な感じがするコマーシャルセンター「LA GALERIE Masséna」   

  


 以前に一度か二度は来たことがあったのですが、パリ13区には不思議な感じのするコマーシャルセンターがあります。その時は、「CHEN MARKET」が入っているコマーシャルセンター?(LA GALERIE Masséna)という認識で、その後、あまり足を運ぶことはありませんでした。

 先日、たまたま、近くを通りかかったので、立ち寄ってみたら、やっぱり、その不思議な感じは変わっておらず、全体(中に入っているお店を含めて)が、なんとなく「ここ?ほんとにパリ?」と感じるような不思議な空間です。



 ごくごく普通のコマーシャルセンターに入っているようなサンドイッチも売っているようなカフェみたいなお店とか、ほぼほぼ食料品関係のお店が多いのですが、中央には、雑貨や不思議な洋服や小物などが出ていたりするのですが、どこかテイストが違います。



 このコマーシャルセンターには、「インターマルシェ」というフランスのチェーンのスーパーマーケットもけっこう大きなスペースをとっていますが、今回は、それ以外のお店をいくつかご紹介します。

 一つはパン屋さん・・洗練されたというのとは、ほど遠い感じのお店ですが、いわゆる日本のあんパンやクリームパン、メロンパンのようなもの(AKIなどのパリの日本のパン屋さんよりも安い)や中華のチマキやニラ饅頭など、ちょっと興味をそそるようなものが並んでいます。


 いわゆるパリにあるふつうのパン屋さん(ブーランジェリー)とは全然、違うパン屋さんです。

 ただ、ほぼほぼ中国人のお客さんしかいないのか?英語はおろか、フランス語も話せない店員さんがいて、言葉が通じず、他の店員さんを呼びに行くというイレギュラーなことがおこって、びっくりしました・・英語が通じないというならばともかく、フランス語まで通じないとなるとなかなかです。

 まあ、たまたまそういう人にあたってしまっただけかもしれませんが・・。

 それから、もう一軒、「おっ!」と思ったのは冷凍食品のお店です。

 13区の中華街?界隈には、中華が中心の冷凍食品、冷凍食材のお店があるのですが、わりと、プロ向き(レストラン等)で容量が多いものが多いのです。

 しかし、このコマーシャルセンターに入っている冷凍食品のお店「STARMASSENA」は、比較的、個人でも使えるボリュームのものもけっこうあり、また、少し手を加えるだけで家で楽しめる中華料理、お惣菜っぽいものもあります。


   


 上段はエビワンタンとニラ饅頭、下はエスカルゴの中身とカエルです。



 中には、一瞬、えっ?アサリ?何かの貝?と思ったものがエスカルゴの中身だったり、カエルの肉だったり、また、カニ好きの私としては、見過ごせないカニ缶の中身みたいなものも発見しました。


 お値段的にもおそらくタンフレールなどよりも若干安いのでは・・?と思うような印象でした。

 よくよく見てみると、ちょっと食べてみたいな・・というようなアペリティフにも使えるかも・・?というようなお惣菜もけっこうあって、今度、もう一度、ゆっくり行こうと思っています。

 コマーシャルセンターが衰退しつつある傾向もある中でこうして独特なコマーシャルセンターが生き残っていることは興味深いことでもあります。


🌟Centre Commercial「LA GALERIE Masséna」 13 Place de Vénétie 75013 Paris 


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