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2026年6月12日金曜日

レディーガガも食べた世界一のサンドイッチ Le Petit Vendôme

  


 「レディーガガが2024年のパリオリンピックの際にパリを訪れた際にここのサンドイッチを買って行った!」というサンドイッチを食べてみたいとずっと思っていました。

 このお店はサンドイッチ屋さんではなくパリにあるごくごく庶民的な感じのビストロなのですが、どうやら、Time Out誌に世界一のサンドイッチとして評されたこともあり、ビストロそのものよりもサンドイッチで有名なお店のようです。



 私は、Time Out誌よりも先にレディーガガの噂を先に聞いていたので、まあ、場所的に、ヴァンドーム広場の近くでもあり、おそらく彼女はこの近くに泊っていて、その立地的な利便性もあって、サンドイッチを買いに来たのかな?くらいに思っていました。



 出かける前に一応、サイトで確認していったのですが、サイトあるあるで、行ってみると、なるほど、よく撮れている写真・・という感じ。私がイメージしていたお店とは全然、違いました。


 ちょうど12時頃にお店に到着したのですが、その時点で、既にサンドイッチのために行列する人がお店の外まではみ出していました。

 ふつう、パリでは、だいたい昼食の時間で混雑するのは13時過ぎ。12時ならば、まだ空いている時間です。


 私は、友人と食事をする約束をしていたので、店内でサンドイッチではなく、ふつうの食事をしようと思っていたので、予約なしで入れました。サンドイッチだけだったら、カウンターにしてね・・と言われましたが、サンドイッチの大半のお客さんはテイクアウト。それでもカウンターには、ビールとサンドイッチを食べているおじさんたちですでに埋まっていました。

 一応、ランチを注文する時に、他のメニューを注文してから、「レディーガガのサンドイッチって何のサンドイッチなんですか?」と聞いたら、「カンタール(チーズ)とジャンボン(ハム)です」というので、「あ・・レディガガのサンドイッチで通じるんだ・・」と思ったと同時に、お店の人が「じゃあ、それはテイクアウトですね・・」(すでにメニューを注文しているので)と言ってくれたので、サンドイッチはテイクアウトにすることにしました。



 正直、ビストロの食事は、そこまで感動ものではありませんでしたが、なかなか味のある雰囲気で、パリの下町感がギッシリ詰まった感じのお店で、座席と座席の間隔がこれでもか・・というくらい狭く、一度、隣の人が座ってしまったら、そうそう簡単には立ち上がれないほどです。

 それにしても、このサンドイッチの人気はスゴいもので、この近くにパン屋さんなど、テイクアウトできるお店はたくさんあるというのに、ここのお店が独り勝ちという感じ。少なくとも、12時前から私が食事を終わって、近くのお店でお茶して出てきて3時少しまえまで、まだ行列は途切れていませんでした。

 お昼時に、その近辺を歩いている人は、かなりの割合でここのサンドイッチを持っている・・そんな感じです。



 そして、その「カンタールとジャンボンのサンドイッチ」(8.5ユーロ)は、家に帰ってから、しっかり頂きました。正直、私はあまりサンドイッチというものをふだん買わないので、他のものと比較することはできないのですが(ましてや「世界一のサンドイッチ」かどうかはわからないけど)、とても美味しかったです。

 バターがたっぷり塗られていて、カンタールもジャンボンもたっぷり入っています。ひとつひとつの素材がどれも邪魔しない感じ。嫌みのない、きっと嫌いな人はいないだろう・・ものすごく食べやすいサンドイッチです。

 素材がシンプルだからこそ、そのサンドイッチとして一つにまとまった味が際立つ・・そんな感じです。

 「世界一のサンドイッチ」を食べてみたい方はぜひ、行ってみてください。ヴァンドーム広場から徒歩1分ほどの良い場所です。


🌟Le Petit Vendôme 8Rue de Capucines 75002 Paris 


世界一のサンドイッチ Le Petit Vendôme レディーガガ


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2026年6月3日水曜日

「TEMPRA」という名前で出ています・・

  


 どうでもいいことではありますが、見かけるたびに、モヤッとすることがあります。それはフランスで売られている「TEMPRA(天ぷら)」です。

 海外で最も有名な日本食は、おそらく「SUSHI」(お寿司)だと思いますが、ちょっと前までの海外での三大日本食とするならば、「SUSHI」、「TEMPRA」、「SASHIMI」であったような気がします。

 今は、「RAMEN」(ラーメン)の方が「TEMPRA」や「SASHIMI」よりもポピュラーになっているかもしれませんが・・。その他に「GYOZA」や「YAKITORI」なんかも、かなり冷凍食品などが、ごくごく普通のスーパーマーケットにでも売っているようになっているので、かなり浸透してきている気もします。

 しかし、そんな中で、いつも気になるのは「TEMPRA」です。もちろん、ちゃんとした日本食レストランなどでは、本当の天ぷらが「TEMPRA」として存在しているのですが、ごくごく一般市民向け・・スーパーマーケットやマルシェなどで「TEMPRA」として売られているものは、天ぷらではなく、エビフライなのです。

 「エビフライ」が「TEMPRA」として認識されるようになって、もうかなり経つと思うのですが、最近、それが再び目につくようになったのは、この「TEMPRA」と呼ばれる「エビフライ」がより広く、色々なところで見られるようになったためです。

 今や「TEMPRA」は、フランスでは、その名前が日本の天ぷらとは別の意味を持ち、一人歩きを始めたといってもいいのかもしれません。

 大きな意味で「TEMPRA」とは、衣をつけて揚げたエビということで、エビフライ(crevette panée japonaise)というよりも、すでに有名になっていた「TEMPRA」として販売した方が受け入れやすいとの目論見があったのでしょう。

 「エビフライ」・・フランスでの芸名は「TEMPRA」といったところでしょうか?

 しかし、その結果、今はどうどうと「エビフライ」が「TEMPRA」として売られているわけですが、それを見かけるたびに、正しく伝わっていない日本の食文化を残念に思うのです。

 この間、マルシェで見かけた「TEMPRA」はまさしく「エビフライ」で、隣に並んでいる「フィッシュアンドチップス」は、「フィッシュアンドチップス」であることに、「なんでだよ~~!」とちょっと恨めしい気持ちにさえなるのでした。


フランスのTEMPRA


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2026年5月13日水曜日

パリで見つけた「おいなり屋さん」Le Petit OINARI et OINARI PARIS

  


 最近、しばらく行かなかった地域に行くと、なんやかやと新しいお店がオープンしていてるのにびっくりさせられることが多いです。今回も別の用事で近くまで行ったところ、「ん??キョウト?オイナリ?」とビックリしました。

 とくになんだか、カタカナの縦書き、キョウト・・オイナリ・・という文字が目に付きました。

 「おにぎり」は、もうパリでは珍しいものではなくなり、「おにぎり屋さん」というものも、ところどころに見かけるようになりました。

 しかし、「おいなりさん」を見つけたのは初めてで、「なるほど・・」と思いました。

 私が立ち寄ったのは、昼食時よりも、けっこう早い時間だったので、まだ準備中だったのですが、お店の方にお話を伺うことはできました。

 おいなりさんと言えば、まず、気になるのが「油揚げ」、「お揚げ」ですが、これは、京都から取り寄せているものを使用しているそうです。

 正直、「わざわざ京都から、取り寄せてるんだ!」と驚きましたが、そこまでこだわっているのなら、きっと美味しいんだろうな・・と思いました。



 もちろん、おいなりさん単体でも買えますが、セットになっているものの方が売れているようです。

 お弁当タイプになっているものは、おいなりさん4個(うち2個はシンプルなおいなりさん、もう2つは、トッピングを選べるようになっています。

 トッピングには、きんぴら、漬物、ねぎ味噌、ガリ、サーモン、鯖、きのこなどの中から選ぶことができます。

 また、お弁当のおかずも、鶏のからあげ、鶏の照り焼き、サーモン、ねぎ味噌豆腐の中から選ぶことができ、その他に副菜が少しついてきます。



 それにお味噌汁がついてきて、その他に飲み物(コーラとかオレンジジュースとか、ミネラルウォーターなど)とデザート付き(19ユーロ)、飲み物かデザート(17ユーロ)です。



 デザートもどら焼き、大福、クッキー、たい焼き(+2€)から選べます。デザートの中にはほうじ茶のティラミス(+2€)なんていうのもあります。



 おいなりさんのお弁当としたら、なかなかいいお値段ですが、だいたいパリ市内で外食をすれば、こんなもんか・・というお値段、むしろ、他では食べられない、また、使われている食材も吟味されていて、チョイスもなかなかよく考えられていることを考えれば、まあまあ・・というところ。




 また、デザートもなかなか魅力的で、どら焼きやたい焼きなどは、どこにでもあるものでもなく(パリでは)、ほうじ茶のティラミスなんかもすごくいい感じです。

 この他にどんぶり、うどんなどのメニューがあります。

 私がたまたま立ち寄ったお店は、パッサージュの中にある小さなお店でイートインスペースもない小さなお店で、まだオープンして1ヶ月ほどということでしたが、本店は、もう少し広く、居酒屋スタイルのお店で、パリ9区にあるそうです。

 以前から思っていたのですが、「おいなりさん」は、以前、フランス人を家に招いたときに、太巻きとともに、お出ししたことがあるのですが、これがなかなか評判がよく、「これなに?」などと言いながら、「これ、娘に食べさせたいから持って帰ってもいい?」などと、お持ち帰りまでしていく方もいらしたので、きっとフランス人の好みには合うんだろうな・・と思います。

 フランスでは、お醤油にふつうのお醤油(しょっぱいお醤油)と、甘いお醤油が売っているように、フランス人には、この甘いお醤油味というものが好きな人がけっこういるので、もう少し、知名度が高まれば、おにぎりのようにポピュラーな存在になる日も来るかもしれません。


🌟Le Petit OINARI    49 Passage Choiseul  75002 PARIS

🌟OINARI      34 Rue la Bruyére  75009 PARIS


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2026年5月8日金曜日

1ユーロの食事が全ての学生対象になる

  


 フランスでは、これまで奨学金受給者や経済的に困難な状況にある学生のみを対象としてきた「1ユーロの食事」は、2026年5月4日から、全ての学生が利用できるようになりました。

 1ユーロの食事は、フランス全土のCROUS(通称クルス・地域大学・学校サービスセンター)傘下のレストランで、全ての学生が利用できます。また可能な限り、CROUSネットワークが運営するその他の施設(カフェテリアなど)でも提供されます。

 1ユーロの食事は、学生証保持者、職業訓練学生証保持者(見習い及び就労研修生)、博士課程学生、市民奉仕活動に従事するボランティアが対象で、いずれの場合も有効なIzlyアカウントを提示して身分を証明する必要があります。

 1ユーロの食事は昼食だけでなく、夜間営業しているCROUSレストランの夕食でも利用できます。学生は、1回の食事につき、1食のみ利用できます。

 1ユーロの食事は、メインコースの1品と最大2品のサイドディッシュ(前菜、チーズ、デザート、フルーツなど)で構成されます。

 これまでも大学食堂での一般学生への食事は3.3ユーロだったので(3.3ユーロというのも一般的な外食と比較したら、破格に安い)、それが3分の1以下に、つまり週5日行っても5ユーロで賄えるのですから、これは、学生には大変歓迎されることと思います。

 特にインフレで食料品が非常に高くなっている今、自炊をしていたとしても、学生にとっては、大変な痛手になっているものと思われます。

 政府はこの1ユーロの食事の適用範囲を広げることで、平均12.5%の利用者増加を見込んでおり、大学食堂の収容人数増加への対応、新たな職員の増員、そして、収入減の補填のために5,000万ユーロの予算を割り当てていますが、CROUS側は、これではとうてい賄いきれないであろうと予測しています。

 うちの娘は、高校卒業して以来、プレパー、グランゼコールと長い間、奨学金のお世話になってきたので、この1ユーロの食事を利用させていただいていました。

 フランスの奨学金というのはありがたいもので、授業料から住居費、最低限の生活費までをお世話になってきたので(これは返済不要)、もちろん、この1ユーロの食事の権利がずっとあったわけで、どのくらいの頻度かわかりませんが、けっこう利用していたのではないかと思います。

 ただ、あまりフランス料理が好きではない娘・・私は「別に無理しなくても、食費はママが出してあげるから、月末にママに請求してくれたら払うから・・」と言っていましたが、「だって、1ユーロだよ!食べられるものだけでも食べた方が買い物するより安いんだから・・」と、メニューによっては利用していたようです。

 これは、スタージュでパリの病院で働いていたときなどにも利用していた記憶があります。

 娘はしっかりしていて、大変、倹約家でもあるのです。

 今は、学生生活も終え、しっかり稼いでいる娘ですが、今回、「この1ユーロの食事が全学生向けになるんだって!」という話を娘にしたら、「だったら、奨学金を受けている学生は無料にしてくれなきゃね!」とサラッと返しが戻ってきたのには、恐れ入りました。

 そういえば、色々な援助金や補助金などにも、一律いくら・・というやり方はフランスには、少ない気がして、必ず、世帯の収入に応じて、とか、子どもの人数に応じて・・なんていうのが多かったのに、学生という括りだけで、みんな同じというのも、フランスらしくないような・・そんな気がしないでもありません。

 大多数ではないとはいえ、けっこう裕福な家の子どももいるのですから、全員にしなくてもいいかも・・?と思わないでもありませんが、まあ、学生は、圧倒的に質素な生活をしていることは確かです。


全学生に1ユーロの食事


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2026年5月5日火曜日

最近、マルシェが楽しくなってきました・・

  


 マルシェというものは、フランス独特の文化だな・・と時々、思います。(まあ、他のヨーロッパの国々にもそれぞれのマルシェがあるのでしょうが・・)

 色々なものが合理化されたり、便利になっていく世の中で、このマルシェというものが、失われずにいつまでも存在し続けているというのは、不思議といえば、不思議、でもフランスらしいところだな・・と思います。

 残念ながら、私の住んでいるところには、歩いてすぐ・・のところにマルシェはなくて、その代わりに大きなスーパーマーケットがあったりするので、これまでは、一度に色々な買い物が済んでしまうスーパーマーケットで買い物をするのが、ほとんどでした。

 それでも、けっこう歩いて行けば、マルシェがあるにはあるのですが、家から離れているうえに、決して安くない・・時間がかかるし・・行き付けていないと、なんとなく行きづらい・・そんな感じでマルシェを敬遠してきました。

 絶賛子育て中の頃は、図らずもシングルマザーとなってしまった身としては、もう自分の仕事と子どもの送り迎え、家事に追われて、とにかく時間がなかったので、マルシェなんかで優雅に?買い物をすることはできませんでした。

 どこの地域でも、毎日やっているマルシェは少なくて、週2日くらいのところが多くて、火曜日と金曜日とか、水曜日と土曜日などの午前中が多いです。

 やっぱり昔からの習慣というのも大きいのでしょうか?また、時間的にも余裕がある人が多いからでしょうか?比較的、年配の方が多い気がします。人によっては、生鮮食料品は、絶対マルシェじゃなきゃ!とか、スーパーマーケット(特別な高級スーパーは別として)よりも上に見ている人も少なくないのではないかとも思います。

 どうしたって、一つ一つ、人を介さなければ買い物ができないマルシェは、時間もかかり、面倒なこともありますが、おしゃべり好きなフランス人は、そこで人との触れ合いが生まれることも楽しいのだと思います。

 最近は、私は新しい習慣で、マルシェのやっている日の朝に、近くにでかける用事ができたので、帰りにマルシェに寄って、マルシェをぐるっと回って、安くて良いものがあれば、買う・・ことにしていて、そうして、定期的にマルシェに通っていると、なかなか今までには、感じられなかったマルシェの良さを感じています。

 何より、「けっこう高い!」と思っていたマルシェでも、中には掘り出しものもあるわけで、それを見つけるのが楽しくて、ついこの間は、イチゴ3パック5ユーロ、グリーンアスパラ2束5ユーロ・・なんていうものも見つけたりして、喜んでいます。



 一人なのに、一度にそんなに買って、大丈夫かな?とも思ったのか、これがやっぱりスーパーマーケットのものよりも新鮮なのか、思ったより日持ちするし、いちご3パックなんて、あっという間でした。



 かと思うと、オーボンブールのような高級な有名バターがあったり、この間はエシレのミルクも見つけて、こんなのマルシェにもあるんだ!と驚きました。



 また、お魚屋さんに関しては、やっぱり日本のお魚屋さんに比べれば見劣りする気が否めませんが、それでも、種類もけっこうあって、この間は、ふつうのスーパーなどには置いていない「あさり」の貝などもあったりして、ちょっと嬉しくなりました。






 なんといってもお魚屋さんは、その陳列の仕方が独特で、どうしてこうなるの?と思うような飾り方をしているので、そんなのを見て行くのも楽しいです。



 腰を落ち着けて、じっくり見て行けば、チーズだって、美味しそうなチーズはいっぱいあるし、街中のチーズ屋さんに行くとなかなか味見させてもらうのも憚られる感じもあるのですが、マルシェの場合、わりとフランクに味見させてくれます。



 また、そんな生鮮食料品のマルシェにおいて、堂々とした位置を確保しているのは、お花屋さんで、季節ごとのきれいな切り花、ブーケなどが売られていますが、これがまた、けっこう売れているのもフランスらしいところです。

 まあ、客商売なので、当然といえば、当然なのですが、あちこちから「ボンジュール!マダム!」と声をかけてくれて、(フランスではどこのお店に行ってもこの挨拶をしないのは、とっても失礼なことです)やたらと愛想がよいです。

 でも、たくさん並んでいるお店の中には(マルシェの)そうでもないお店もあって、そんなお店は、やっぱり客足が鈍くて、「それじゃダメなのにな・・」とか思ったりもします。

 なんとなく、がちゃがちゃしていて、ざわざわしていて、そんなことが煩わしくないように感じられるようになってきたのも、やっぱり年齢的なこともあり、また、時間的にも昔に比べれば、余裕ができたからこそ、そんなことも楽しめるようになってきたのかもしれません。

 私は、東京生まれの東京育ちですが、あまり下町っぽいところに馴染みがなくて、どちらかというと、そういう雰囲気は苦手ではあったのですが、パリは、表面的には、気取っているとか、ツンとしているとか、言われることも多いけれど、実は、下町のおじさん、おばさん気質な部分がけっこう潜んでいる人種なんだな・・ということをマルシェを見ていると感じます。

 そんなところは、パリの好きなところです。


パリのマルシェ


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2026年4月30日木曜日

KALDI を誤解していました・・ 今回、私がKALDIで買ったもの

  


 ここ数年、日本に行くと、急成長しているな・・と思うお店があります。KALDIです。

 都内だと、比較的、大きな駅には、どこにでもある・・みたいなので、待ち合わせをしていたりして、ちょっと時間に余裕がある・・でも、外に出てしまうほどは、時間がない・・そんな時にでも駅ビルの中にあって、KALDIくらいのお店なら、ちょっとのぞいておこうかな?という気になります。駅にあるKALDIの店舗はそんなに大きくないので、ちょっとの間の時間潰しには、最適なのです。

 KALDI側もそんなお客さんをターゲットにこのような店舗を増やしているのだと思いますが、それにしても、いくら、手頃な広さのお店でも興味をそそられなければ、わざわざ入ってみることはしません。

 以前は、外国のものを中心に置いていた印象があったので、わざわざ外国から来て、立ち寄らなくてもいいかな?と思っていたのですが、全体的に見ると、日本のものの割合がずいぶんと増えた感じ、日本の食卓に並ぶもののためのちょっとした調味料的なもの、簡単にお料理できるためにちょっと工夫されたもの、なかなか興味深いものも売っています。

 実家の立地的なことから、私は、どこへ行くにも渋谷を通らなければならないことが多いのですが、渋谷もここ10年くらいの代わりようには、ちょっと目が回る思いです。

 渋谷には大きなカルディがあり、店員さんによると、「ここが日本一大きなKALDIです」ということでしたが、なるほど、ここは、なかなか店舗も広いだけあって、商品の数もかなり多いようです。

 お店に入ると、コーヒーをサービスしてくれるのも、嬉しいところです。

 海外からの観光客もけっこういるようで、日本語表示でよくわからないんだけど、これは何でしょうか?とか、尋ねられたりもしました。海外からの観光客を目論んでいるのか、私の行ったときには、やたらと抹茶関係の商品が多いのにもビックリしました。

 価格的にもそんなに高価すぎるわけでもなく、お手頃価格で、大きさも比較的、小さなパッケージが多いような気もします。

 日本にいるときには、ひたすら美味しいもの、パリに持って帰れそうなものを見つけては、バラバラと買い物をして集めているので、実際には、自分がこれ?どこで買ったっけ?と覚えていないものもあるくらいです。

 一度には、あまり大量に買い物をしていなくても、バラバラと買い物をしていると、帰る頃には、かなりの量になってしまっているわけで、しかし、日本を出るまでは、それをパッキングすることに必死で、あまりあらためて、思い返すこともしていませんでした。

 ところが、帰ってきて、日本からのおタカラを整理して大事しまっていく段になって、「ん?」これどこで買ったんだ?などと、パッケージを確認してみると、KALDIの商品がかなり多くて自分でも驚きました。買い物している時には気が付かなかったのですが、「もへじ」マークのものがけっこうありました。

 このKALDIの「もへじ」には意味があるようで、「へのへのもへじ」の目のない部分=つまり目がなくなるほど美味しい・・という意味なのだというのをどこかで見ました。




 今回、私が買ったのは、「卵のいらないたまごかけご飯の素」とか、「どらい納豆」とか、「お魚チップス」とか、「カスピ海ヨーグルトの種菌」とか、「シナモンキャンディ」とか、ちょっと思い出すだけでもたくさんあります。




 持って帰ってくるのに重いものは諦めるか、日本にいるうちに食べてしまっているので、実際には、もっと買っている気がします。

 パンダのパッケージの杏仁豆腐とか、抹茶プリンとか、抹茶わらびもちとか、やっぱり、思い出すだけでも、(KALDIのものだけでも)ずいぶん食べてたな・・とちょっと反省します。

 店内は雑然としているようでも、小さなスペースにところ狭しと商品が並んでいるのは、日本のスーパーマーケットなどでは、いつも感心するところですが、KALDIは、さらにそれに輪をかけた感じですごいです。

 そして、欠品がほとんどなく、欠品の場合は、ちゃんと「現在、在庫切れです」という表示がされています。

 こういうところは、ほんと、フランスのスーパーマーケットなども、少しは学ぶべきだと、毎回、日本に来るたびに思います。

 商品がちゃんと置かれていれば、確実に売れたであろうものが、店頭に出ていないだけで、売れないのですから、そこをきちんとするだけで、売上げが上がるだろうに・・などと、フランスではよく思うことです。

 ちなみに今回、買ってきたものは、まだ、全て食べてみたわけではありませんが、「卵のいらないたまごかけご飯の素」は、あたりまえですが、本当にたまごかけご飯でした。

 生卵を食べることが躊躇われる(気にしないで食べられないこともない)海外在住勢には、うれしい一品で、おみやげにもいいかな・・と思います。

 また、健康に留意した食品が多いことも日本市場の特徴でもあり、嬉しいところです。

 先日、カスピ海ヨーグルトを作りましたが、牛乳に混ぜておくだけで、簡単にでき、独特な粘りがしっかり出て、美味しかったです。

 どんどん、時代の潮流に乗って、商品構成を変化させ、店舗を拡大していく感じ、日本は、特に、そのスピードが速いようで、そんな変化を見ているのも、日本一時帰国の楽しいところです。


KALDI カルディ


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2026年4月28日火曜日

アジア食材のお店が集まっている不思議な感じがするコマーシャルセンター「LA GALERIE Masséna」   

  


 以前に一度か二度は来たことがあったのですが、パリ13区には不思議な感じのするコマーシャルセンターがあります。その時は、「CHEN MARKET」が入っているコマーシャルセンター?(LA GALERIE Masséna)という認識で、その後、あまり足を運ぶことはありませんでした。

 先日、たまたま、近くを通りかかったので、立ち寄ってみたら、やっぱり、その不思議な感じは変わっておらず、全体(中に入っているお店を含めて)が、なんとなく「ここ?ほんとにパリ?」と感じるような不思議な空間です。



 ごくごく普通のコマーシャルセンターに入っているようなサンドイッチも売っているようなカフェみたいなお店とか、ほぼほぼ食料品関係のお店が多いのですが、中央には、雑貨や不思議な洋服や小物などが出ていたりするのですが、どこかテイストが違います。



 このコマーシャルセンターには、「インターマルシェ」というフランスのチェーンのスーパーマーケットもけっこう大きなスペースをとっていますが、今回は、それ以外のお店をいくつかご紹介します。

 一つはパン屋さん・・洗練されたというのとは、ほど遠い感じのお店ですが、いわゆる日本のあんパンやクリームパン、メロンパンのようなもの(AKIなどのパリの日本のパン屋さんよりも安い)や中華のチマキやニラ饅頭など、ちょっと興味をそそるようなものが並んでいます。


 いわゆるパリにあるふつうのパン屋さん(ブーランジェリー)とは全然、違うパン屋さんです。

 ただ、ほぼほぼ中国人のお客さんしかいないのか?英語はおろか、フランス語も話せない店員さんがいて、言葉が通じず、他の店員さんを呼びに行くというイレギュラーなことがおこって、びっくりしました・・英語が通じないというならばともかく、フランス語まで通じないとなるとなかなかです。

 まあ、たまたまそういう人にあたってしまっただけかもしれませんが・・。

 それから、もう一軒、「おっ!」と思ったのは冷凍食品のお店です。

 13区の中華街?界隈には、中華が中心の冷凍食品、冷凍食材のお店があるのですが、わりと、プロ向き(レストラン等)で容量が多いものが多いのです。

 しかし、このコマーシャルセンターに入っている冷凍食品のお店「STARMASSENA」は、比較的、個人でも使えるボリュームのものもけっこうあり、また、少し手を加えるだけで家で楽しめる中華料理、お惣菜っぽいものもあります。


   


 上段はエビワンタンとニラ饅頭、下はエスカルゴの中身とカエルです。



 中には、一瞬、えっ?アサリ?何かの貝?と思ったものがエスカルゴの中身だったり、カエルの肉だったり、また、カニ好きの私としては、見過ごせないカニ缶の中身みたいなものも発見しました。


 お値段的にもおそらくタンフレールなどよりも若干安いのでは・・?と思うような印象でした。

 よくよく見てみると、ちょっと食べてみたいな・・というようなアペリティフにも使えるかも・・?というようなお惣菜もけっこうあって、今度、もう一度、ゆっくり行こうと思っています。

 コマーシャルセンターが衰退しつつある傾向もある中でこうして独特なコマーシャルセンターが生き残っていることは興味深いことでもあります。


🌟Centre Commercial「LA GALERIE Masséna」 13 Place de Vénétie 75013 Paris 


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2026年4月24日金曜日

リンツ Lindt が発売したチョコレート「STYLE TOKYO」 東京スタイル

  


 私がリンツが「STYLE TOKYO」「東京スタイル」というチョコレートを発売したことを聞いたのは、今年の1月のことでした。

 爆発的な「ドバイチョコレート」人気にあやかってリンツが発売したミルクチョコレート「ドバイスタイル」(ピスタチオとエンジェルパスタを詰めたミルクチョコレート)が驚異的な大成功だったようで、このチョコレートは比較的高価(150g9.99ユーロ)にもかかわらず、当初は生産が間に合わなくなるほどでした。

 現在は、その一時のブームは去り、どこのスーパーマーケットでも販売していますが、このドバイチョコレートの大成功の第二弾を狙って登場したのが、「ドバイスタイル」ならぬ「東京スタイル」チョコレートです。

「東京スタイル」は、抹茶パウダーをホワイトチョコレートに混ぜ、若干の酸味を加えるためにイチゴの粒、カリカリの食感をプラスするために焙煎米を加えています。

 これは、最近の続々登場している抹茶ドリンクなどの抹茶ブームにも乗っかったもので、まさに「ドバイスタイル」の爆発的な人気に味をしめたリンツが狙いに狙って作ったものと言えます。

 当初、この「東京スタイル」は、限定販売ということで、パリ・オペラ地区のスクリーブ通りにある店舗のみでの販売ということだったので、野次馬の私は、買いに行ったのです。

 ところが、限定分は、あっという間に完売してしまったということで、追加販売する予定ではあるけれど、「次回の入荷は1ヶ月後くらいになるかな~?」という曖昧な返事でした。

 少し余裕をもって、1ヶ月半後くらいにもう一度、覗きに行きましたが、その時もまだ、入荷していませんでした。

 私はそのまま「東京スタイル」のチョコレートのことは、すっかり忘れていたのですが、先日、出先にたまたまリンツの店舗があったので、寄ってみたら(スクリーブ店ではない)、なんと「東京スタイル」のチョコレートが販売されていました。

 私は特にリンツのチョコレートが大好きなわけでもなく(嫌いでもないけど)、抹茶チョコレートが好きというわけでもなく、単にその名前に「東京・TOKYO」という地名がつけられているからという野次馬根性そのものです。

 価格はドバイスタイルと同じ9.99ユーロで、ふつうのリンツのチョコレートよりは、若干高めです。



 私は、このリンツの「ドバイスタイル」チョコレートの方も食べたことがないので、比較することはできないのですが、抹茶ブームに乗りたいのならば、もう少し抹茶のパンチが欲しいところ・・恐らく、このネーミングは抹茶=日本=東京・・という発想なのかもしれませんが、どうにも抹茶としたら、物足りない感じです。しかし、外国人向けならば、この程度でも良いのかな?という感じもします。



 イチゴの存在もわかりますが、なぜ?抹茶にイチゴなのかも今一つピンと来ないのが正直な感想です。そして、クランキーな食感のために加えたのが焙煎米というのは、好感は持てます。

 なんといっても、ドバイスタイルの第2弾として作られたものなので、価格も同価格で他のチョコレートとは差別化したいのだとは、思いますが、この値段でこれが爆発的に売れるかというと、それは少々、疑問です。

 美味しいことは美味しいですが、これだけの値段を出すのだったら、私は、別に買いたいチョコレートがあるな・・と、思ってしまったリンツの「STYLE TOKYO」 東京スタイルのっチョコレートでした。


リンツ Lindt チョコレート「STYLE TOKYO」 東京スタイル


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2026年4月23日木曜日

パリ中心部にオープンした生鮮食料品限定のお店 モン・マルシェ Mon Marché

  


 パリ・中心部に生鮮食料品限定のお店「モン・マルシェ Mon Marché」がオープンした・・と聞いて、「えっ?ボン・マルシェのこと?ボン・マルシェじゃなくて、モン・マルシェ???」なにそれ?と、これは覗きに行かなければ・・と思って偵察に行ってまいりました。

 まあ、ボン・マルシェみたいな、似たような感じだろうな・・と思いつつ、あんまり期待はしていなかったのですが(ボン・マルシェがつまらないというわけではなく、むしろ、とっても好きだし、とっても楽しい)、これが、思っていた以上に楽しかったのです。

 そもそも置いてあるものが食料品というだけでも、私にとっては楽しいのですが、これがやっぱり、生鮮食料品に限定されることで、ボン・マルシェほど広くない代わりに、見やすくて、カテゴリーごとには、けっこう興味深いものがたくさんあって、色々、試してみたいな~と思いました。


 お店を入って正面は、野菜や果物が美しく並んでおり、これは、ちょっと高級な感じのスーパーマーケットやビオのお店などと似通った感じですが、フランス産のものが中心でありながら、産地にこだわった商品が揃っています。




 お肉やお魚類なども、全て比較的少量が真空でパッキングされているので、とても買い物しやすくなっています。どれも産地の表示がとても明確で、魚介類の中には、イカやタコなども揃っています。



 また加工肉、ハム、生ハム類、ソーセージも種類がかなり多く、ふだん、ふつうのスーパーではなぜか、あまりじっくり見ていなかった商品なども見やすく置いてあります。



 当然のことながら、チーズ類なども品揃えが豊富、イタリアやスペイン、スイスなどの外国のチーズもかなりあります。



 最近、この手のお店に行く度に思うのですが、食料品に関しては、特にイタリアのものが増えている印象です。以前はイタリアに行かなければ買えなかったチーズ類、生パスタやソース類なども多く置かれていて、あらためてイタリア料理の人気がうかがえます。

 バターは、エシレバターやボルディエ、オーボン・ブールなどのいわゆる日本でも知られた高級バターはありませんでしたが、厳選されているであろう品揃えにこれまた興味津々です。

 また、生パスタもけっこう充実しており、その近くにパスタソースもいわゆる大手メーカーの一般的な瓶詰などではないソースが取り揃えられており、これまた、いつか試してみたいと思うような品揃えです。



 また、持ち帰って、そのまま食べられるようなお料理もけっこう種類が多くて、楽しめそうです。

 そういえば、生鮮食料品ということで、お菓子類、ケーキ類はあまり見かけませんでしたが、その他のデザート類はけっこうありました。

 レジ近くには、プーレロティ(鶏の丸焼き)や豚の焼いたものなどもあります。

 生鮮食料品ということで、あまり日持ちしないものが多いためか、賞味期限が近くなったフランスでいうところのアンチ・ガスピヤージュで値下げしている商品が置いてあるコーナーもあるのですが、これが、けっこう思い切りよく50%offとかになっているので、かなりお買得な買い物ができます。




 ふつうのスーパーだと、最近は、このアンチガスピに関しても値引きが20%offとか、30%offなどしか値引きしないところが多くなっているので、この思い切りのよい値引きの仕方には、好感をもてます。

 そして、「Mon Marché」のロゴ入りエコバッグもなかなか可愛いです。



 全般的に、もっとお値段がボン・マルシェやラファイエット・グルメのような高級品=子価格帯なのかと思っていましたが、そこまで値段も高くないので、そこまでのお値段でもないことには、少しホッとしました。

 もっとも、まだ、オープンしたばかりなので、今後、色々なことが変わっていくかもしれませんが、とりあえず、今の様子は「これはなかなかいいぞ・・」そんな感じがしたので、ぜひ、また、行ってみようと思っています。


🌟 Mon Marché Le Magasin Réaumur  82 Rue Réaumur 75002 Paris 


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