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2026年3月16日月曜日

フランス人の庶民のテイクアウト ランチとお惣菜            

  


 昨今の物価高はフランスとて同じことで、働いている人のランチ事情にも変化をもたらしてきました。なんとなくフランス人のランチというと、ワインでも飲みながら、カフェやレストランなどで優雅にランチ・・なんて想像する人もいるかもしれませんが、現在、そんな優雅なランチの光景は、ふつうのものではなくなりました。

 レストランやカフェなどのランチに代わってここ数年で急速に伸びているのがテイクアウトのランチです。

 一時、BENTOブームなるものが訪れたこともあり、実際にランチを家から用意して持ってくる人も増え、BENTO BOXなるものが出回った時期もありましたが、ここのところ、目立つのはやっぱりテイクアウトです。

 Uber Eats(ウーバーイーツ)などが浸透したこともあり、レストランなどでもテイクアウト対応が進みましたが、やはり、価格的にはレストラン価格に似通っていて(チョイスにもよりますが・・)、それよりもお手頃価格でテイクアウト・・となると、スーパーマーケットのテイクアウトできるランチボックスやお惣菜などが身近な存在で安価でラクなランチとして利用する人も多いようです。

 これらのランチボックスやお惣菜は、フランス人の労働者に供給されているレストランチケット(半額は雇用主が負担している)が使えるようになっています。

 そんな中でお寿司などは、けっこう人気もあるのですが、その他にパスタやピザ、そして、ご飯とおかず・・みたいなものも登場してきていますやはりフランスの伝統的というか、いわゆるフランス人の食卓に上りやすいようなお惣菜は根強い人気の商品でもあり、今回はそれをご紹介します。



 フランス人の身近な食べ物のひとつの中にプーレロティといったチキンを焼いたものがありますが、それをランチなどの一人用のポーションに切り分けてあるもの、これにサラダっぽい副菜として存在しているのがキャロットラぺ(人参の細切りに味付けして和えたもの)やセロリレムラード(根セロリーの細切りをマスタードマヨネーズで和えたもの)、タブレ(クスクスに野菜やハーブを混ぜ、オリーブオイルや塩などで味付けしたもの)などがあります。




 その他にキッシュ(ほうれん草やサーモンなど)なども定番のテイクアウトのお惣菜です。

 また、クスクスなども、もはやフランス人の国民食に近いような存在でもあります。




 そして、忘れてはならないのがフランス人は必ず食事の後にデザートを食べるということで、一人分のケーキやタルトなども小分けになって売っています。お昼用に買ったランチパックとともに小分けのケーキの箱を抱えている人が多いのもフランスらしいところでもあります。

 


 これを自分のチョイスで組み合わせると、レストランで食事をするよりもずっとお手頃価格でランチが楽しめてしまいます。


最近は、こんな日本みたいなお弁当も登場しています


 なんだか、あたりまえすぎて、今まで注目することはなかったのですが、ちょっと他の国の人たちがどんなものを食べているのか?どんなランチを食べているのか?興味がある人もいるかな??とちょっとご紹介してみました。


フランス人のランチ お惣菜


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2026年3月14日土曜日

パリで最も美味しいコンテ(チーズ)が買えるチーズ屋さん  Fromagerie Quatrehomme  

  


 亡き夫は何よりもチーズが大好きな人で、家にはチーズを欠かさない人で、小さかった娘にも、買い物に行く度にほとんど毎回、何種類かのチーズを買ってきて、「フランスには何百種類というチーズがあるんだ・・色々なチーズを知っておくべきだ・・いや、知らなければならない・・」などというようなことを言っていました。

 私も娘もその度に、少しずつ、味見程度に食べてみてはいたものの、残念ながら、娘は乳製品が全般的にあまり好きではなく、父親の食育をあまり歓迎してくれていませんでした。

 私としては、悪くない教育のひとつだな・・とは思いつつも、嫌がるものを無理に・・というのもなぁ・・と思わないでもなかったし、結局は自分(買ってくる本人)が食べたいんだよな・・とも思っていました。

 夫が亡くなってからは、あまり積極的にチーズは買うこともなく、たくさんあるフランスのチーズの中で数少ない娘が気に入っているコンテやたま~にカマンベール、ロックフォール、ミモレットなどをたまに食べたくなった時だけ買うくらいです。

 あとは、もっぱら、日本に行く際のお土産にかなり大量に買う(リクエストが多いため)だけなのですが、最近、近所のスーパーマーケットで、チーズを切り売りしているコーナーがなくなってしまい、全てすでにパッケージされたものばかりになってしまったため、チーズ屋さんに行こうという気になったのです。

 今回は、もうすでにかなりのチーズを購入済みだったのですが、娘がコンテ買ってきて!というので、美味しいコンテを探すことにして、これは!というフロマージュリー(チーズ屋さん)を探したのです。

 パリ中にチーズ専門店というのは、けっこうあるもので、ふだん、あまりチーズを買わない私にとって、その中でも美味しいチーズ屋さんを探すのは至難の業。それでも、これまでにも、ずいぶんと覗いて歩いたことはあるのですが、今回、見つけたお店は、その中でもなかなかなもの・・ちょっと、色々あるチーズ専門店の中でも、ちょっとレベルが違うな・・と思いました。

 Fromagerie Quatrehomme(フロマージュリー・キャトルオム)というお店で、フランス最高職人賞(MOF Meilleur Ouvrier de France)のチーズ屋さんで、コンテの熟成がとても評価されており、18~36ヶ月熟成など、複数のコンテを扱っています。多くのチーズ専門家が「パリ最高レベル」と評しているというお店です。




 まず、お店に入るともの凄いパワーのチーズの香りに包まれます。そして、圧倒的な種類の多さ・・そして、やはりコンテに定評があるだけあって、すでに切り分けられているコンテが山積みになっています。

 かなりのチーズ好きのパリジャン・パリジェンヌがひっきりなしに訪れ、「えっ?そんなに買うの??」と思うくらい買っていきます。私の前にレジにいたけっこう年配の女性もけっこうな種類をご購入なさっていて、ちょっと亡き夫を思い出し、チーズ好きのフランス人ってこんなものなのかな?と今さらのように思ったりもしました。

 私は、娘のご所望の18ヶ月のコンテを買ったのですが、けっこう大きな塊だったのですが、考えてみれば、スーパーマーケットなどで、パックされたコンテを買うのと、結局は値段的にはそんなに変わらないかも?と思うくらいでした。

 というのも、最近、メーカーによりパッケージされたチーズは日々、小さなパッケージになっており、「これで、このお値段?」と思うことも少なくないためです。

 このお店ではすでにお店の人の手によってパックされたものもたくさんありますが、その場で好きな量だけ切ってもくれるので、それも有難いです。頼めば真空パックにもしてくれます。 

 



 この他、チーズを使ったパイやキッシュ、パテ、チーズケーキなどもあります。

 そこまで期待していなかったこともありますが、これはなかなか良いお店を見つけた!とちょっと嬉しくなりました。

 


 レジのところには、可愛いオリジナルのエコバッグも売っています。

 このお店、パリには4店舗あるようですが、私が行ったのは、パリ7区にあるオデオンからも歩ける距離にあるお店です。

 コンテ好きの方がいらしたら、ここは絶対におススメです。

 



🌟Fromagerie Quatrehomme 62 Rue de Sèvres 75007 Paris 


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2026年3月8日日曜日

最近、お気に入りのパリのブーランジェリー Aux Castelblangeois    

 


 パリには、無数といっていいくらいのブーランジェリーがあって、どこへ行ってもブーランジェリーがある感じです。

 それだけ需要も多いということなのでしょうが、ここ10年くらいでパリのブーランジェリーはずいぶんと進化してきているような気がしています。

 一時、電気代が異常に高騰して、倒産に追い込まれたブーランジェリーが続出・・なんていう話も出回っていましたが、それでもやはり、そんな中を生き残ってきたブーランジェリーは、その多くは扱っている商品の数も格段に増えているきがするし、見ていて楽しくなるお店が増えています。

 セドリック・グロレなどの超高級パティスリー・ブーランジェリーは、もちろん美味しいには、美味しいのですが、あれは、特別というか特殊な存在で、一般市民が日常食としているパンやケーキ類など、美味しくて、種類もたくさんあって、しかも適正価格というお店には、ちょっと感動してしまいます。

 今回、ご紹介するブーランジェリーは以前、たまたま近くに行く用事があって、何気なく、マドレーヌを買ったことがあって、それがとても美味しくて、私の中では、マドレーヌの美味しいお店・・と記憶していたに過ぎませんでした。特別なマドレーヌではありませんが、素朴でやさしい味のマドレーヌが私の好みにピッタリだったのです。





 ところが、先日、たまたま通りかかったついでに、「あっ!マドレーヌ買おう!」と店内に入ろうとしたところ、以前よりもずっとケーキの種類もサンドイッチなど、またキッシュとか、タルトとか、他ではあまり見かけない色々な種類のパンがギッシリ並んでいて、「あれ?ここのお店、こんなに色々な種類があったかな?」とお店の中をウロウロ。




 しかも、ひとつひとつのお値段がわりとお手頃価格、というか、極めて適正な価格なのが気に入りました。パリ1区のサントノーレ通り、しかも、ルーブル美術館のすぐ近くという好立地にもかかわらず、このお値段はとても良心的です。




 そんな風に思うのは私だけではないようで、このお店、超人気店みたいで、ひっきりなしにお客さんが入って来ていて、時には行列さえできています。

 しかし、ブーランジェリーだけあって、たとえ少し行列していても、そこまで待たされることはありません。


                

 パリのブーランジェリーには大外れはないものの、超有名店ならいざ知らず、大したことないのに、そこそこいい値段のところも結構あるので、できれば、魅力的かつ順当な価格の美味しいブーランジェリーを選びたいものです。

 インフレでレストランで食事するよりも、テイクアウトで食事する人が格段に増えたことで、しっかり食事代わりにできるようなパンの種類を増やして、しかも、欲張らずに適正価格に抑えているところが人気の秘訣なのかもしれません。

 こうなってくると、好循環でどんどん繁盛していきます。

 場所柄もあり、地元市民だけでなく、観光客もけっこう多く、この近辺でレストランで食事をするとなれば、カフェなどでもそこそこのお値段になってしまうところ、ランチなどをブーランジェリーで調達すれば、デザート付きで10ユーロ前後で充分、済ますことができます。

 近くにはチュイルリー公園などもあるので、お天気が良ければ、公園でのランチなども気持ちよく、なんといっても個人的にはパリで一番美味しいのはパンだと思うので、とってもおススメです。

 今回買ってみたこのパンもすごく美味しかったです。




🌟Aux Castelblangeois

 168 Rue Saint Honoré 75001 Paris 


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2026年3月6日金曜日

久しぶりにボン・マルシェでお買物 あらためて思った!ここは楽しい!      

  


 ギャラリーラファイエット・グルメは、場所的に我が家からわりと行き易い場所にあるので、時々、なにか、目新しい美味しそうなものあるかな?と思って、たまに立ち寄ることもありますが、「ル・ボンマルシェ」は、同じように高級食材を扱っているお店ながら、単にちょっと我が家からは、ちょっと行くのが面倒な気がして(実際には、そこまで遠いわけでもないけど)滅多に行くことはありません。

 だいたい、高いし・・なんとなく敬遠していて、食わず嫌い的なところがありました。

 たしかにふつうのスーパーマーケットにはおいていないような、ちょっと良いものが勢ぞろいしているので、たまに行くには楽しいところです。

 いつもは、だいたい日本に一時帰国をする際のお土産探しで行くことが多いのですが、たとえば、エシレバターはもちろんのこと、オー・ボン・ブールやボルディエなど、ありとあらゆる美味しいバターが揃っていますし、しかも、他のものは比較していませんが、バターに関しては、ギャラリーラファイエットグルメよりも安いです。



 今回は近々、日本に行くにあたってのお土産はだいたいは揃ているえつつあるものの、先日、従姉妹と電話で話していて、「なんか欲しいものある?」と聞いたら、まさかの「マスタード!」と。

 マスタードも以前に何回か持って行ったことがあるものの、たいていの人は結局は、日本の食卓には、今一つ合わないのか、そこまで好評ではなく、私の想像では、だいたいは、使いかけのマスタードの瓶がいつの間にか冷蔵庫の奥に押し込まれてカピカピになっているのでは・・?そんな風に思っていました。

 その旨を彼女に伝えると、「いやいや、私はトーストにフランスの美味しいバターに美味しいマスタードを塗って食べるのが好きで、けっこうちゃんと使いきっているよ・・」と。

 なるほど、トーストにバターにマスタード・・悪くないかもしれません。できれば、ちょっとなんかフレーバーの入ったものが良いという彼女のリクエスト。「別にふつうのスーパーで売っているやつでいいから・・」とのことだったのですが、近所のスーパーでは本当に日本でも売っているであろう、ごくごくふつうのマイーユ等のマスタードくらいしかなく、他へ探しに行ってみよう!そういえば、ボン・マルシェにはたくさんあったな・・と久々にボンマルシェに行ってみることにしたのです。

 せっかく来たからには、ひととおり見て廻ろうと、じっくり時間をかけて見て廻ると、「これが楽しい!」少しずつ、商品構成も変わってきているのでしょうが、色々な国の食材の棚も国別にけっこうあり(もちろん日本の棚もあります)、ついこの間、行ったばかりのイタリアやスペイン、イギリスなどなど、え~~こんなのあったんだ!と楽しい楽しい!

 マヨネーズコーナーには堂々とキューピーまであって感激!しかし高い!




 


 中にはベロータベロータの生ハムのスタンドがあり(これは以前からある)、ここの商品もたっぷり!しばらく見ている間にどうにも耐えきれなくなり、スタンドのお姉さんに頼んで「私、一人暮らしなんで2切れでいいんですけど・・2切れだけ切ってもらえますか?」と頼んでみたら、快く承諾してくれて生ハム、2枚だけゲット。

 店内をぐるぐると見て歩きながら、つくづく私は美味しい食べ物が好きで、こういうものを見て歩くのが本当に楽しいな・・と思いながら1時間以上は楽しみました。



 彼女に頼まれたマスタードはもう、ほぼ通路1列びっちりくらいに様々な種類のマスタードがあるのですが、その瓶に貼られたラベルの小さい字を目を凝らして見ながら、どれにしようか、迷っていたところ、そばに来た女性が何の躊躇もなく、同じ瓶を2~3個カゴに入れたので、「すみません、それ、美味しいんですか?」と尋ねてみたら、ニッコリと「すっごく美味しいわよ!サラダにしてもいいし、お肉やお魚にも合うし・・」と教えてくれました。

 ので、彼女がおススメしてくれたクルミの入ったマスタードともう一つ、個人的に気になったバルサミコとハニーのマスタードを購入しました。

 以前はフランス人は辛いものが苦手・・なはずだったのに、辛いソース類の棚までできているのにもフランス人の味覚の変化がここでも目に見える感じでした。


      


 他にも、ひとつひとつの食品類を丁寧に見ていくと、さすがに厳選されているだけあって、なるほど、ここに選ばれてきたものたちに魅入られるのでした。

 こんなものもあるんだ!と思ったのはスペインのパエリア用のパウダー。

 
 それから、もうひとつ、こんなのあるんだ!と思ったのが、あの有名なバター・ボルディエの出しているビスケット!なかなかいいお値段ではありますが、絶対美味しいですよね・・。レジの近くにあります。

 


 しばらく留守にするのに、あまり自分用の食材を買い込んでもと思って、自分用のものはあまり買いませんでしたが、また近いうちに来ようと思った次第です。

 最後におまけ・・下の山盛りサントノーレは、私がここに来ると必ず覗いていくもので、いいなぁ~~と思いつつ、あまりの大きさと・・しかも高いので、一度も買ったことはないのですが、いつも「あるある・・」と確認しては、ニッコリするお菓子です。

 



🌟Le Bon Marché Paris ル・ボン・マルシェ

      24 Rue de Sevres 75007 Paris 

   

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2026年3月4日水曜日

最近、見過ごせないPICARD(ピカール)のお菓子    

  


 パリの冷凍食品専門店「PICARD」は、私のお気に入りのお店の一つでもあり、といっても、だいたい買う物はいつも決まっていて、何をおいても外せないのは、「鯖の切り身」です。どうやって品質管理をしているのか?安定した品質を保ち、また栄養的にも健康にもよい食品で、しかも美味しく調理が簡単なので、我が家の冷凍庫にはいつも PICARDの鯖が常備してあります。

 一般的な冷凍食品よりも、若干お高めではあるものの、クォリティーは比較的良いものが多いし、わりと頻繁に新製品が登場します。

 なので、特に買い物の予定がなくても、定期的にお店を覗くようにしています。

 パリ市内にも店舗は多く、どこに行っても、たいてい見つかる感じです。

 そのピカールで最近、気になっているのは冷凍食品ではなく、お菓子、スナックの類です。

オレンジコンフィ、塩キャラメル、アーモンドチョコレート

 以前は、本当に数点だけ、スナック類がおいてあるくらいだったのに、ここのところ、見るたびにお菓子類の種類が増えているような気がします。

 おそらく、以前から、冷凍のケーキ類などはおいてあり、これもまた、お値段もそこそこで、悪くない感じではあったのですが、最近はこの小箱入りのお菓子類がどんどん増えてきています。

レモンタルト、チョコクレープ、アーモンドチョコクッキー


パルミエ、チョコチップクッキー、メレンゲのビスケット、バタークッキー etc.

       

 しかも、どれもなかなか悪くない・・大きすぎない、わりと小ぶりなパッケージと、ちょっと他には、あんまり見かけないようなお菓子類があることも、ついつい手がのびてしまうような誘惑にかられます。

 なんで?冷凍食品のお店でお菓子類を扱うようになっているのか?と少々、疑問ではありますが、恐らく、既に数々あるこのお店のランチ用の商品にデザートの1品として加えてもらう・・そんな目論見があるように思います。

 価格帯もだいたいピカールにおいているケーキ類と同程度で、しかも、箱入りのお菓子、スイーツ類ならば、一度で食べきる必要もないため、なんか少しお得感があるような気もします。

 また、アペリティフになりそうなものもけっこう種類が増えています。




テリーヌとカナッペ用トースト


 もはや冷凍食品だけでは頭打ち・・になってきたのか? しかし、エクストラとして何を扱うかという点からいえば、このデザートにもなり得るスイーツ類、アペリティフにもなりそうな食品を選ぶあたり、なかなか悪くないな・・と思います。
 
 個人的には、誘惑に負けそうなのが辛いのですが、でもやっぱり新しい食品を見つけることは楽しいのです。

PICARDのお菓子


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2026年3月1日日曜日

フランスで流れてくるAJINOMOTOのGYOZAのCM       

  


 一時、日本の衆議院選挙の前に、やたらと高市首相を全面?前面に出したCMがとにかくやたらと流れてくるという評版が立っていましたが、ここのところ、私がYouTubeを見ていると、かなりの確率で流れてくるのが「AJINOMOTO GYOZA」のCMで、「ギ・オ・ザ!ル ギョウザ・・」とかなりインパクトのある呼び方に加え、日本の商品であることもあり、目にとまるというか、気にかかる分だけ、余計にその存在感?が気になって仕方ないのです。

 それこそ、すごい広告費を使っているんだろうな・・と、ちょっとビックリしています。

 いわゆる日本の餃子がここ数年、かなりフランスでも広まり、ごくごくふつうのフランスのチェーン展開のスーパーマーケットなどでも冷凍の餃子が置いてあるのようになりましたが、数々ある冷凍食品の中でも、どの程度、売れているのかは未知数でもありました。

 しかし、そんなふつうのスーパーマーケットにも置いてもらえるようになっただけでも、すごいことだと思っていました。

 そのCMがこれほどたくさん流れてくることも驚きなのですが、このたった15秒ほどのCMの中に出てくる餃子が、その焼き方、お皿の並べ方が日本人の私から見ると、まったく美味しそうには見えず、そのプレゼンテーションの仕方が日本とは全く違うのに驚かされました。

 私の個人的な感覚では、餃子はある程度、並べて焼いて若干、くっついているくらいの感じの方が美味しそうだし、なんなら離れてしまいそうな餃子は羽根つき餃子などと、羽をつけてくっつけるぐらいの感じだし、餃子はくっついていた方が実際に美味しいと思うのですが、CMの中に出てくる餃子はバラバラで何か別物のようにお皿に並べられています。

 たしかに、冷凍餃子がフランスのスーパーマーケットに並び始めたときに、「フランス人は、餃子の焼き方、知ってるんだろうか?自分で餃子を焼けるんだろうか?」と最初に感じたことを思い出しましたが、このCMを見てみると、フランス人はどうやら独自の扱い方で餃子を焼いて食べているようです。

 私の個人的な感想ではありますが、立派な職人とか、レストランなどのプロのシェフなどは別として、一般人レベルで見ると、フランス人は日本人よりも不器用な人が多い印象(日本人は概して器用な国民だと言った方がいいかもしれない)で、日頃も一般家庭ではそんなに凝ったお料理をしているイメージもありません・・というのは、ちょっと失礼かな?しかし、こちらのCOOKPADなどのサイトで作ってみた!などという画像を見ると、なかなかな割合で「???」、「これ、わざわざ載せるの?」と思うことも少なくありません。

 それに比べて、同様のサイトなどにアップされている日本人のアマチュアの人が作ったお料理の画像などは、ほとんどプロ?と思われるものも少なくない気がします。

 そして、CMの最後には、「numéro 1 au japon !」と言っていて、「味の素の餃子」って日本でナンバー1だったの?とビックリしました。

 しかし、この15秒ほどのCMで、あれこれと思いを巡らす私も暇人です。


AJINOMOTO GYOZA FRANCE


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2026年2月10日火曜日

国際ワイン見本市「Wine Paris 2026」

  


 現在、パリでは、国際ワイン見本市(Wine Paris 2026)が開催されています。これは世界最大級のワイン・酒類見本市のひとつで、ワイン業界全体のビジネス促進および市場の活性化を目的としています。

 この見本市には世界60ヵ国以上からの出展者と60,000人超の来場者(バイヤー・輸出入業者など)が集い、商談・契約機会を創出する場になっています。これにより、各国ワインの流通ネットワークを拡大し、輸出入促進を図っています。

 フランスやドイツ、アメリカなど各国のナショナルパビリオンが設置され、地域ごとのワイン文化や特色のある商品が紹介されています。特定の新興生産国や地域ワインにとっては、世界市場への認知拡大効果が期待される場でもあります。

 ワイン業界にとっては不可欠な国際イベントとなっているものですが、フランスのワイン市場の弱体化は非常に深刻なものとなっており、そもそもワインの消費低迷に加えて、特に大規模輸出国であったアメリカの関税引き上げにより、昨年のアメリカへのワインの輸出は20%減少したと言われています。

 一般的に関税が1%上昇すると、貿易量は1%減少すると言われているそうで、加えてドルの為替レートによる15%の追加料金が加わると、状況はさらに複雑になっているのです。

 しかし、一方ではメルコスール(南米南部共同市場)や最近のEU・インド貿易協定といった新たな販路も期待されている中、この見本市ではアメリカ以外の市場開拓も期待されているのです。

 フランスは過剰生産している農園のブドウを撤去する新たな計画を発表したばかりですが、この動きにブレーキをかける意味でも新しい試みが期待されています。

 今回の見本市では、急成長を遂げている「ノンアルコールワイン」に特化した「Be no」パビリオンが設置され、今や確固たる位置を築きつつある「ノンアルコールワイン」が注目されています。

 個人的にはアルコールが入っていなくてワイン飲む必要ある?とも思うのですが、意外にもこのノンアルコールワインは、伝統的なワインを食いつぶすのではなく、むしろ売上げを伸ばす存在として、ワイン業界の中での期待の星となっているようです。

 とはいえ、日常的にもワイン離れは、スーパーマーケットなどの内部のワイン売り場の面積が年々減少しているのは、身近にも目に見える感じで進んでいるのは避けられない状態。それに引き換え、ビール、コカ・コーラなどの清涼飲料水など、そんなに好きなの?と思われるほど、いつも堂々たる陳列ぶり。

 ワインといえば、フランス、フランスといえば、ワインという時代が終わりつつあるのを感じずにはいられないのが正直なところなのですが・・。


国際ワイン見本市「Wine Paris 2026」


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2026年2月9日月曜日

懐かしい日本のコロッケなんだけど・・

  


 日本のお惣菜の中では、ほぼほぼ定番級の「コロッケ」。日本だったら、スーパーマーケットなどのお惣菜売場などでも、多分、コロッケのないところはないと思います。

 また、日本でコロッケといえば、昔はお肉屋さんで、よくコロッケを揚げて売っていて、日本の実家の近くのお肉屋さんにも美味しいコロッケを揚げて売っているところがあって、以前は日本に一時帰国した際に、そのお肉屋さんのコロッケは「日本に帰った時に食べたいものリスト」に入っていたくらいです。

 しかし、そんなお肉屋さんも、今ではお肉屋さん自体がなくなり、当然、あの美味しかったコロッケも食べられなくなりました。

 コロッケというものは、そもそもはフランスのクロケットからきている呼称?だと思うのですが、フランスには、いわゆる日本のコロッケのようなクロケットはなく、そもそも本来のフランスのクロケットというもの自体もあまりお目にかかることはありません。

 まあ、たまにアントレなどでクロケットっぽいと思われるものが出てきたりすることもあるのですが、それさえも、あまり定番のものではありません。むしろ、イタリアやスペインなどの方がそれに似通った感じのものがある気がします。

 いわゆる日本の、ひき肉や玉ねぎなどが混ざったコロッケというものは、日本のオリジナルの食べ物です。材料から考えれば、安価でもあり、決して、手に入りにくい食材でもないので、作ろうと思えばいつでも作れるのですが、滅多に作ることはありません。

 だって、とりあえずじゃがいもを蒸かしたり茹でたりして、正直、最低でももう、それだけでも食べられるものを、皮をむいて、マッシュして、そのうえ、具材を炒めて、混ぜて、小麦粉をつけて、卵をつけて、パン粉をつけて、油で揚げる・・という何行程もの作業が待っているわけで・・しかも揚げ物・・少々、罪悪感もあるのです。

 そんなわけで、滅多に家でコロッケを作ることはないのですが、先日、急に夜中に思い立って、コロッケを作り始めました。

 じゃがいもを蒸し器に入れて、蒸しながら、玉ねぎをきざんで、ひき肉と炒めました。蒸しあがった、アツアツのじゃがいもの皮をむき、つぶして、炒めておいたひき肉と併せました。

 そこまでやったところで、かなりめんどくさくなってきて、これから成型して、衣をつけて、油を出して揚げるのか・・となんだかウンザリしてきて、夜中に揚げ物・・という罪悪感もあり、コロッケの中身をお皿に盛り付け、パン粉をサッと油で炒めて、上からパラパラかけて、コロッケのかわりにすることにしました。

 ここまでやったところで、これってフランスの「アッシュパルマンティエ」の変化バージョンだな・・と思いました。

 クロケットは、あまり見かけなくなっているフランスですが、「アッシュパルマンティエ」は、フランスの国民食とも言ってよい食べ物で、炒めて味付けしたひき肉の上にマッシュポテトを重ねてお好みのチーズをかけて焼く、グラタンみたいなお料理です。

 ほぼほぼ日本のコロッケと材料は同じようなもの・・材料を混ぜずに重ねてグラタンのように焼く「アッシュパルマンティエ」は逆に言えば、日本のコロッケの変化バージョンのようなものかもしれません。

 私が面倒な手間を省略して作ったなんちゃってコロッケは、油で揚げないことから、大幅カロリーカットでもあると思われ、ほっくりしたじゃがいもの味とサクサクのパン粉が香ばしくて、なかなか美味しかったです。これからは、家で作るときには、コロッケじゃなくて、これでいいかも・・?と思っています。


日本のコロッケ


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2026年1月26日月曜日

フランスでのSUSHI 寿司の売上げは2年間で30%減少している

  


 今や完全にフランスでの市民権を得たと言ってもいいSUSHI お寿司はパリでは、本当にたくさんのお寿司屋さん(といっても、日本でいうお寿司屋さんとはちょっと違って、本格的な寿司専門店は別として、チェーン展開に近い、どこでも似通ったメニュー、しかも、焼き鳥やから揚げや餃子などまでごちゃ混ぜになって置いているようなお店)が見られるようになりました。

 また、スーパーマーケットのお惣菜、テイクアウトのコーナーにSUSHI (お寿司)を置いていないところはないくらいにまで浸透しました。

 正直、生魚を食べる習慣のない国で、ここまでお寿司が定着?するとは思っていませんでした。

 もっとも、フランス人が好きな寿司ネタのトップは、サーモンで、その他はアボカドや茹でたエビなどを使ったものが多い気がします。

 また、このように広まったフランスでのお寿司(特にチェーン展開のお店)には、お醤油も甘いお醤油と普通のお醤油の2通りを選択するお店がほとんどで、最初にそれを見かけたときには、「えっ!違う違う!」「間違ってますよ!」と教えてあげそうになりましたが、実にフランスのスーパーなどの寿司コーナーなどで、試食させていたりする場合、「甘いお醤油にしますか?甘くないお醤油にしますか?」と聞かれるほどなので、すっかりこの奇妙なお寿司の食べ方が定着しています。

 また、これに乗じて、日本のお醤油メーカーなどもこの甘いお醤油を大々的に販売しており、この売上げが絶好調なのだとか・・。

 そんな人気のお寿司の売上げがここ2年間で30%減少していると聞いて、少し驚いています。私は、あまりに価格とクォリティのバランスが悪く感じられるので、滅多にパリでお寿司屋さんに行くことはありませんが、あちこちで、お寿司が売っているようになった今も、お寿司の売上げは、レストランでの消費が70%近くを占めているということで、もっとも頻繁に目にするスーパーマーケットなどでの売上げは、これに次ぐものであるとはいえ、まだ及ばずといったところなようです。

 この売上げ減少は、魚介類や輸入材料の価格高騰により、それがレストランでの価格にも反映されている結果、消費者のハードルを上げたとも言われていますが、同時にここ数年での他の多様な安価で手軽なアジア料理(インド料理やタイ料理など)が躍進してきたためとも言われています。

 また日本ならば、豊富な魚の種類などのバリエーションがある代わりに、それらのバラエティに富んだ魚の種類は、フランス人はあまり求めておらず、主にサーモンのメニュー(生のサーモン、炙りサーモン、アボカドやクリームチーズとのコンビネーション)の新しいメニューが登場しておらず、目新しさに欠けるというところもあると言われています。

 とはいえ、若い世代には、積極的な消費傾向が定着しており、また、一定の富裕層に人気の高級店などでは、独自色で顧客を維持しているとも言われています。

 この寿司に関して、やけに講釈を垂れながら、寿司を楽しんでいるフランス人というのもけっこうありがちなところで、このようなお客さんを見かけることも少なくありません。日本人の私としては、「本当にわかって言ってるのかな?」と内心、思いながら、眺めていますが、このような人々がフランスでの寿司人気の一端を担ってくれている気もしないでもありません。

 これだけ広まってしまうと、寿司の売上げが減少しているとはいえ、これが一時の流行のように消えてしまうとも考えづらくはあります。

 とはいえ、日本の誇る食文化のひとつであるお寿司が人気を博していることは嬉しいことでもあり、このまま減少し続けて、消えてしまうことがないといいな・・と思っています。


寿司SUSHIの売上げ2年間で30%減少


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2026年1月13日火曜日

卵が足りないフランスの卵事情

   


 そういえば、ここ半年くらいだと思いますが、スーパーマーケットに買物に行って、買いたい卵がないということが多くなっていました。

 なんとなく、卵というものは冷蔵庫に必ず入っている食品のひとつで、常備品ともいえるものでもあり、冷蔵庫の中の卵が少なくなってくると、買い足すという習慣がついています。

 逆に言えば、スーパーマーケットでは、卵はいつ行っても買える食品でもあります。

 それが、ここのところ、卵の棚はなんとなく、ガランとしていて、バカみたいに高い卵がポツポツと残っている程度・・といった感じの時が多くて、あれ?また鳥インフルエンザ??え??また??などと、軽く考えていました。

 しかし、卵が足りなくなっているのは、そんなに短期間で片付く話ではなく、また理由は一つではないらしく、この卵不足の状態は、2026年半ばから後半まで続く見込みなのだそうです。

 最近の卵不足の大きな理由は、天候によるもので、雪や強風のために、トラックでの配送がストップしたためだそうで、しかし、これは、一時的なこと、天候が回復すれば、この問題は、解消されます。

 第一には、インフレのために、他の肉や魚などの価格が上昇したために、比較的、価格が安定し、しかも安価にタンパク質が摂取できる卵の人気が拡大したために、卵の需要が4~5%増加したそうで、これに対して、生産の拡大が間に合っておらず、生産量は最大でも1%程度増加したに過ぎないそうです。

 また、卵以外の食品においても、やたらと最近、よく見かける「プロテイン」、「高タンパク質含入」などの商品が目立ち、「プロテイン」、「たんぱく質」が、ちょっとした食品業界のパワーワードになっている状態でもあります。

 さらに卵とコレステロールへの影響について多くの人々が抱いていた不安は、近年、医療専門家によって再検証され、コレステロール問題は解消されつつあります。

 卵が安価に供給できているのには、もう一つの理由があります。

 それは、卵の価格が農家と流通業者の間で10年から15年の契約に基づいて決定されているためで、これにより、農家は安定して生産物を供給でき、消費者は需給によって変動しない安定した価格で卵を購入できる仕組みになっているためです。

 価格に影響を与えるのは、飼料(穀物)だけです。なので、インフレが急上昇した際には、この分の値上げはありました。

 つまり、現在の卵不足の主な原因は、急速に増加した需要に供給がおいつかないということで、この生産量を増加させるための新規就農者支援の国家プロジェクトもすでに動き出しています。

 そして、この卵の生産増加を容易ではないものにしているのが、フランス国内での卵の生産が「放し飼い卵」へと移行しつつあるため、鶏舎だけではなく、鶏を飼うための土地を確保しなければならない(現段階で、販売されている卵の43%が放し飼いの卵)ということです。

 よって、この国家プロジェクトはこれまでのケージではなく、屋外で飼育するという明確な目標が掲げられています。そのため、この不足分を補うに足りる卵の生産が間に合うようになるには、もう少し時間がかかるということらしいです。

 この品不足を補うために、ウクライナ等からの輸入量は若干、増加しているものの、トレーサビリティが保証されていないため、問題を引き起こしています。

 フランスはヨーロッパ最大の卵生産国であり、ほとんどのEU加盟国が同様の不足に直面している中、他国からの供給確保は困難です。

 CNPO(全国鶏卵振興協会)の理事長は、2030年までに放し飼いが可能な新しい鶏舎300棟建設が見込まれていると発表しています。

 フランス人は一人当たり年間220個以上の卵を消費しているとのことですが、だったら、日本は?と調べてみたところ、320個だそうで、フランス人よりも断然、多いのには驚きました。

 しかし、考えてみれば、卵焼き、ゆで卵、オムレツ、茶わん蒸し、たまごサンドなどなど、たまごを使うお料理は断然、日本の方が多いのです。

 そして、生卵、たまごかけご飯など、海外にいると食べられない、恋しいのもこんな卵料理?でもあります。ああ~卵ってホント便利な食品ですね。


フランスの卵事情


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