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2026年4月30日木曜日

KALDI を誤解していました・・ 今回、私がKALDIで買ったもの

  


 ここ数年、日本に行くと、急成長しているな・・と思うお店があります。KALDIです。

 都内だと、比較的、大きな駅には、どこにでもある・・みたいなので、待ち合わせをしていたりして、ちょっと時間に余裕がある・・でも、外に出てしまうほどは、時間がない・・そんな時にでも駅ビルの中にあって、KALDIくらいのお店なら、ちょっとのぞいておこうかな?という気になります。駅にあるKALDIの店舗はそんなに大きくないので、ちょっとの間の時間潰しには、最適なのです。

 KALDI側もそんなお客さんをターゲットにこのような店舗を増やしているのだと思いますが、それにしても、いくら、手頃な広さのお店でも興味をそそられなければ、わざわざ入ってみることはしません。

 以前は、外国のものを中心に置いていた印象があったので、わざわざ外国から来て、立ち寄らなくてもいいかな?と思っていたのですが、全体的に見ると、日本のものの割合がずいぶんと増えた感じ、日本の食卓に並ぶもののためのちょっとした調味料的なもの、簡単にお料理できるためにちょっと工夫されたもの、なかなか興味深いものも売っています。

 実家の立地的なことから、私は、どこへ行くにも渋谷を通らなければならないことが多いのですが、渋谷もここ10年くらいの代わりようには、ちょっと目が回る思いです。

 渋谷には大きなカルディがあり、店員さんによると、「ここが日本一大きなKALDIです」ということでしたが、なるほど、ここは、なかなか店舗も広いだけあって、商品の数もかなり多いようです。

 お店に入ると、コーヒーをサービスしてくれるのも、嬉しいところです。

 海外からの観光客もけっこういるようで、日本語表示でよくわからないんだけど、これは何でしょうか?とか、尋ねられたりもしました。海外からの観光客を目論んでいるのか、私の行ったときには、やたらと抹茶関係の商品が多いのにもビックリしました。

 価格的にもそんなに高価すぎるわけでもなく、お手頃価格で、大きさも比較的、小さなパッケージが多いような気もします。

 日本にいるときには、ひたすら美味しいもの、パリに持って帰れそうなものを見つけては、バラバラと買い物をして集めているので、実際には、自分がこれ?どこで買ったっけ?と覚えていないものもあるくらいです。

 一度には、あまり大量に買い物をしていなくても、バラバラと買い物をしていると、帰る頃には、かなりの量になってしまっているわけで、しかし、日本を出るまでは、それをパッキングすることに必死で、あまりあらためて、思い返すこともしていませんでした。

 ところが、帰ってきて、日本からのおタカラを整理して大事しまっていく段になって、「ん?」これどこで買ったんだ?などと、パッケージを確認してみると、KALDIの商品がかなり多くて自分でも驚きました。買い物している時には気が付かなかったのですが、「もへじ」マークのものがけっこうありました。

 このKALDIの「もへじ」には意味があるようで、「へのへのもへじ」の目のない部分=つまり目がなくなるほど美味しい・・という意味なのだというのをどこかで見ました。




 今回、私が買ったのは、「卵のいらないたまごかけご飯の素」とか、「どらい納豆」とか、「お魚チップス」とか、「カスピ海ヨーグルトの種菌」とか、「シナモンキャンディ」とか、ちょっと思い出すだけでもたくさんあります。




 持って帰ってくるのに重いものは諦めるか、日本にいるうちに食べてしまっているので、実際には、もっと買っている気がします。

 パンダのパッケージの杏仁豆腐とか、抹茶プリンとか、抹茶わらびもちとか、やっぱり、思い出すだけでも、(KALDIのものだけでも)ずいぶん食べてたな・・とちょっと反省します。

 店内は雑然としているようでも、小さなスペースにところ狭しと商品が並んでいるのは、日本のスーパーマーケットなどでは、いつも感心するところですが、KALDIは、さらにそれに輪をかけた感じですごいです。

 そして、欠品がほとんどなく、欠品の場合は、ちゃんと「現在、在庫切れです」という表示がされています。

 こういうところは、ほんと、フランスのスーパーマーケットなども、少しは学ぶべきだと、毎回、日本に来るたびに思います。

 商品がちゃんと置かれていれば、確実に売れたであろうものが、店頭に出ていないだけで、売れないのですから、そこをきちんとするだけで、売上げが上がるだろうに・・などと、フランスではよく思うことです。

 ちなみに今回、買ってきたものは、まだ、全て食べてみたわけではありませんが、「卵のいらないたまごかけご飯の素」は、あたりまえですが、本当にたまごかけご飯でした。

 生卵を食べることが躊躇われる(気にしないで食べられないこともない)海外在住勢には、うれしい一品で、おみやげにもいいかな・・と思います。

 また、健康に留意した食品が多いことも日本市場の特徴でもあり、嬉しいところです。

 先日、カスピ海ヨーグルトを作りましたが、牛乳に混ぜておくだけで、簡単にでき、独特な粘りがしっかり出て、美味しかったです。

 どんどん、時代の潮流に乗って、商品構成を変化させ、店舗を拡大していく感じ、日本は、特に、そのスピードが速いようで、そんな変化を見ているのも、日本一時帰国の楽しいところです。


KALDI カルディ


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2026年4月28日火曜日

アジア食材のお店が集まっている不思議な感じがするコマーシャルセンター「LA GALERIE Masséna」   

  


 以前に一度か二度は来たことがあったのですが、パリ13区には不思議な感じのするコマーシャルセンターがあります。その時は、「CHEN MARKET」が入っているコマーシャルセンター?(LA GALERIE Masséna)という認識で、その後、あまり足を運ぶことはありませんでした。

 先日、たまたま、近くを通りかかったので、立ち寄ってみたら、やっぱり、その不思議な感じは変わっておらず、全体(中に入っているお店を含めて)が、なんとなく「ここ?ほんとにパリ?」と感じるような不思議な空間です。



 ごくごく普通のコマーシャルセンターに入っているようなサンドイッチも売っているようなカフェみたいなお店とか、ほぼほぼ食料品関係のお店が多いのですが、中央には、雑貨や不思議な洋服や小物などが出ていたりするのですが、どこかテイストが違います。



 このコマーシャルセンターには、「インターマルシェ」というフランスのチェーンのスーパーマーケットもけっこう大きなスペースをとっていますが、今回は、それ以外のお店をいくつかご紹介します。

 一つはパン屋さん・・洗練されたというのとは、ほど遠い感じのお店ですが、いわゆる日本のあんパンやクリームパン、メロンパンのようなもの(AKIなどのパリの日本のパン屋さんよりも安い)や中華のチマキやニラ饅頭など、ちょっと興味をそそるようなものが並んでいます。


 いわゆるパリにあるふつうのパン屋さん(ブーランジェリー)とは全然、違うパン屋さんです。

 ただ、ほぼほぼ中国人のお客さんしかいないのか?英語はおろか、フランス語も話せない店員さんがいて、言葉が通じず、他の店員さんを呼びに行くというイレギュラーなことがおこって、びっくりしました・・英語が通じないというならばともかく、フランス語まで通じないとなるとなかなかです。

 まあ、たまたまそういう人にあたってしまっただけかもしれませんが・・。

 それから、もう一軒、「おっ!」と思ったのは冷凍食品のお店です。

 13区の中華街?界隈には、中華が中心の冷凍食品、冷凍食材のお店があるのですが、わりと、プロ向き(レストラン等)で容量が多いものが多いのです。

 しかし、このコマーシャルセンターに入っている冷凍食品のお店「STARMASSENA」は、比較的、個人でも使えるボリュームのものもけっこうあり、また、少し手を加えるだけで家で楽しめる中華料理、お惣菜っぽいものもあります。


   


 上段はエビワンタンとニラ饅頭、下はエスカルゴの中身とカエルです。



 中には、一瞬、えっ?アサリ?何かの貝?と思ったものがエスカルゴの中身だったり、カエルの肉だったり、また、カニ好きの私としては、見過ごせないカニ缶の中身みたいなものも発見しました。


 お値段的にもおそらくタンフレールなどよりも若干安いのでは・・?と思うような印象でした。

 よくよく見てみると、ちょっと食べてみたいな・・というようなアペリティフにも使えるかも・・?というようなお惣菜もけっこうあって、今度、もう一度、ゆっくり行こうと思っています。

 コマーシャルセンターが衰退しつつある傾向もある中でこうして独特なコマーシャルセンターが生き残っていることは興味深いことでもあります。


🌟Centre Commercial「LA GALERIE Masséna」 13 Place de Vénétie 75013 Paris 


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2026年4月24日金曜日

リンツ Lindt が発売したチョコレート「STYLE TOKYO」 東京スタイル

  


 私がリンツが「STYLE TOKYO」「東京スタイル」というチョコレートを発売したことを聞いたのは、今年の1月のことでした。

 爆発的な「ドバイチョコレート」人気にあやかってリンツが発売したミルクチョコレート「ドバイスタイル」(ピスタチオとエンジェルパスタを詰めたミルクチョコレート)が驚異的な大成功だったようで、このチョコレートは比較的高価(150g9.99ユーロ)にもかかわらず、当初は生産が間に合わなくなるほどでした。

 現在は、その一時のブームは去り、どこのスーパーマーケットでも販売していますが、このドバイチョコレートの大成功の第二弾を狙って登場したのが、「ドバイスタイル」ならぬ「東京スタイル」チョコレートです。

「東京スタイル」は、抹茶パウダーをホワイトチョコレートに混ぜ、若干の酸味を加えるためにイチゴの粒、カリカリの食感をプラスするために焙煎米を加えています。

 これは、最近の続々登場している抹茶ドリンクなどの抹茶ブームにも乗っかったもので、まさに「ドバイスタイル」の爆発的な人気に味をしめたリンツが狙いに狙って作ったものと言えます。

 当初、この「東京スタイル」は、限定販売ということで、パリ・オペラ地区のスクリーブ通りにある店舗のみでの販売ということだったので、野次馬の私は、買いに行ったのです。

 ところが、限定分は、あっという間に完売してしまったということで、追加販売する予定ではあるけれど、「次回の入荷は1ヶ月後くらいになるかな~?」という曖昧な返事でした。

 少し余裕をもって、1ヶ月半後くらいにもう一度、覗きに行きましたが、その時もまだ、入荷していませんでした。

 私はそのまま「東京スタイル」のチョコレートのことは、すっかり忘れていたのですが、先日、出先にたまたまリンツの店舗があったので、寄ってみたら(スクリーブ店ではない)、なんと「東京スタイル」のチョコレートが販売されていました。

 私は特にリンツのチョコレートが大好きなわけでもなく(嫌いでもないけど)、抹茶チョコレートが好きというわけでもなく、単にその名前に「東京・TOKYO」という地名がつけられているからという野次馬根性そのものです。

 価格はドバイスタイルと同じ9.99ユーロで、ふつうのリンツのチョコレートよりは、若干高めです。



 私は、このリンツの「ドバイスタイル」チョコレートの方も食べたことがないので、比較することはできないのですが、抹茶ブームに乗りたいのならば、もう少し抹茶のパンチが欲しいところ・・恐らく、このネーミングは抹茶=日本=東京・・という発想なのかもしれませんが、どうにも抹茶としたら、物足りない感じです。しかし、外国人向けならば、この程度でも良いのかな?という感じもします。



 イチゴの存在もわかりますが、なぜ?抹茶にイチゴなのかも今一つピンと来ないのが正直な感想です。そして、クランキーな食感のために加えたのが焙煎米というのは、好感は持てます。

 なんといっても、ドバイスタイルの第2弾として作られたものなので、価格も同価格で他のチョコレートとは差別化したいのだとは、思いますが、この値段でこれが爆発的に売れるかというと、それは少々、疑問です。

 美味しいことは美味しいですが、これだけの値段を出すのだったら、私は、別に買いたいチョコレートがあるな・・と、思ってしまったリンツの「STYLE TOKYO」 東京スタイルのっチョコレートでした。


リンツ Lindt チョコレート「STYLE TOKYO」 東京スタイル


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2026年4月23日木曜日

パリ中心部にオープンした生鮮食料品限定のお店 モン・マルシェ Mon Marché

  


 パリ・中心部に生鮮食料品限定のお店「モン・マルシェ Mon Marché」がオープンした・・と聞いて、「えっ?ボン・マルシェのこと?ボン・マルシェじゃなくて、モン・マルシェ???」なにそれ?と、これは覗きに行かなければ・・と思って偵察に行ってまいりました。

 まあ、ボン・マルシェみたいな、似たような感じだろうな・・と思いつつ、あんまり期待はしていなかったのですが(ボン・マルシェがつまらないというわけではなく、むしろ、とっても好きだし、とっても楽しい)、これが、思っていた以上に楽しかったのです。

 そもそも置いてあるものが食料品というだけでも、私にとっては楽しいのですが、これがやっぱり、生鮮食料品に限定されることで、ボン・マルシェほど広くない代わりに、見やすくて、カテゴリーごとには、けっこう興味深いものがたくさんあって、色々、試してみたいな~と思いました。


 お店を入って正面は、野菜や果物が美しく並んでおり、これは、ちょっと高級な感じのスーパーマーケットやビオのお店などと似通った感じですが、フランス産のものが中心でありながら、産地にこだわった商品が揃っています。




 お肉やお魚類なども、全て比較的少量が真空でパッキングされているので、とても買い物しやすくなっています。どれも産地の表示がとても明確で、魚介類の中には、イカやタコなども揃っています。



 また加工肉、ハム、生ハム類、ソーセージも種類がかなり多く、ふだん、ふつうのスーパーではなぜか、あまりじっくり見ていなかった商品なども見やすく置いてあります。



 当然のことながら、チーズ類なども品揃えが豊富、イタリアやスペイン、スイスなどの外国のチーズもかなりあります。



 最近、この手のお店に行く度に思うのですが、食料品に関しては、特にイタリアのものが増えている印象です。以前はイタリアに行かなければ買えなかったチーズ類、生パスタやソース類なども多く置かれていて、あらためてイタリア料理の人気がうかがえます。

 バターは、エシレバターやボルディエ、オーボン・ブールなどのいわゆる日本でも知られた高級バターはありませんでしたが、厳選されているであろう品揃えにこれまた興味津々です。

 また、生パスタもけっこう充実しており、その近くにパスタソースもいわゆる大手メーカーの一般的な瓶詰などではないソースが取り揃えられており、これまた、いつか試してみたいと思うような品揃えです。



 また、持ち帰って、そのまま食べられるようなお料理もけっこう種類が多くて、楽しめそうです。

 そういえば、生鮮食料品ということで、お菓子類、ケーキ類はあまり見かけませんでしたが、その他のデザート類はけっこうありました。

 レジ近くには、プーレロティ(鶏の丸焼き)や豚の焼いたものなどもあります。

 生鮮食料品ということで、あまり日持ちしないものが多いためか、賞味期限が近くなったフランスでいうところのアンチ・ガスピヤージュで値下げしている商品が置いてあるコーナーもあるのですが、これが、けっこう思い切りよく50%offとかになっているので、かなりお買得な買い物ができます。




 ふつうのスーパーだと、最近は、このアンチガスピに関しても値引きが20%offとか、30%offなどしか値引きしないところが多くなっているので、この思い切りのよい値引きの仕方には、好感をもてます。

 そして、「Mon Marché」のロゴ入りエコバッグもなかなか可愛いです。



 全般的に、もっとお値段がボン・マルシェやラファイエット・グルメのような高級品=子価格帯なのかと思っていましたが、そこまで値段も高くないので、そこまでのお値段でもないことには、少しホッとしました。

 もっとも、まだ、オープンしたばかりなので、今後、色々なことが変わっていくかもしれませんが、とりあえず、今の様子は「これはなかなかいいぞ・・」そんな感じがしたので、ぜひ、また、行ってみようと思っています。


🌟 Mon Marché Le Magasin Réaumur  82 Rue Réaumur 75002 Paris 


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2026年4月18日土曜日

そういえば、PICARD(ピカール)はいつ行っても感じよいお店

  


 たまたま近くに行く用事が毎週あるので、必ずその時に寄ってみるのがパリの冷凍食品のお店のPICARD(ピカール)です。

 だいたい、その時に安くなっているものの中に、目ぼしいものがあるときにだけ買い物する程度なのですが、比較的、新製品が出る頻度も高いので、一応、覗いておこうかな・・?と、まあ、そんな感じです。

 まあ、私がPICARD(ピカール)の商品でいつも冷凍庫に常備しているのは、鯖の切り身で、これは、本当に美味しいし、便利です。色々、お料理の仕方はあるとはいえ、オーブンで焼くだけで美味しくいただけるし、青魚は健康に良いと思っているので、いつも、必ず、我が家の冷凍庫にはPICARD(ピカール)の鯖が入っています。

 先日も覗きに行ったら、たまたま鯖が安くなっていたので、「よし!」と思いつつも、ずいぶん、値上がりしたな・・値引きして、この値段か・・と心の中でぶつぶつ思いつつもレジに並んで順番を待っていたら、私の前で会計をしていた女性に「その帽子、とてもエレガントで素敵ですね!」とレジのお姉さんが話しかけていました。

 思わず、私もその女性に注目すると、ちょっと質の良さそうな赤いハットをかぶっていて靴も赤、ポシェットも赤。なかなかおしゃれで素敵・・。それがけっこう年配の女性でした。

 私も女性のファッションに気付いて、すぐ後ろで大きく頷いていると、その年配の女性はとても嬉しそうにして、レジのお姉さんにお礼を言っていました。

 この年配の女性も素敵だけど、このレジのお姉さんも自然な感じの人への誉め言葉でとっても感じ良い人で素敵な人だな・・と感心していました。

 しかし、考えてみれば、PICARD(ピカール)というお店は、いつ来ても、どこのお店に入っても、絶対に店員さんで嫌な思いをしたことが一度もないな・・と思い至りました。

 パリは、最近はだいぶマシになったとはいえ、どこのお店でも、たいがい嫌な、感じの悪い店員さんというのがいるもので、それがPICARD(ピカール)では一度もないな・・と。

 チェーン店ではあるので、全てのお店を知っているわけではないので、たまたま私が出会ったことがないだけ・・なのかもしれませんが、私の個人的な印象として、やっぱり違うのです。

 そりゃあ、超高級店とか超高級ホテルとか、それなりの値段を払うお店だったらば、比較的、感じも良い(いや、それでも、感じ悪い人にあたることはある)かもしれませんが、ごくごくふつうのお店でこういうことは珍しいのです・・フランスでは・・。

 採用の際の基準が厳しいのか? それとも、研修の際の教えが厳しいのか?おそらく、その両方ではないかと思うのですが、とにかく、PICARDは感じの良い店員さんばかりです。

 以前、ユニクロがパリに進出し始めたばかりのころ、ユニクロは日本と同じサービスの提供をパリの店員さんに求めていて、それがあまりに厳しくて、従業員が定着しないため、いつもユニクロは求人出してる・・ということがありました。今ではユニクロもすっかり有名になり、店舗も増え、店員さんも、ユニクロのやり方を受け入れながらも折り合いをつけ、上手くまわるようになりましたが、当初は大変だったのです。

 そんな中、PICARDはユニクロほどに店舗が急拡大したわけではないのですが、安定した店員さんの質を保っているのもフランスにしては、珍しいことだな・・と思っています。

 そもそも、接客業。店員さんの接客が皆、感じ良いことだけで驚くことが、おかしいんですけどね・・。でも、やっぱり、フランスってそういう国なのです。


PICARDの接客


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2026年4月16日木曜日

パリのアジア食材のお店「CHEN MARKET」シェン・マーケット

  


 これまでアジア食材の買い物はバカの一つ覚えみたいにタン・フレール(Tang Frere)に行っていました。まあ、タン・フレールは、おそらくパリの中では最も規模も大きく、店舗も多いアジア食材のお店で、それなりに安定?した中華を中心としたアジア食材(パリのふつうのスーパーマーケットにはあまり置いていない野菜や豆腐、麺類などなど)の品揃えがあります。

 今回、ご紹介する「CHEN MARKET」は以前から、その存在は知っていて、1~2度くらいは行ったことがあったのですが、その際には、あまり興味をそそられず、まあ、タン・フレールでいいか・・という印象を持ってしまって、その後、ずっと行っていなかったのです。

 先日、たまたま近くを通りかかって、久しぶりに何気なしに立ち寄ってみたら、以前は気が付かなかっただけなのか?商品構成が少し変化したのか?ちょっとタン・フレールとは違うものがけっこうあって、おもしろいな・・と思ったのです。

 やっぱり、私は日本人なので、日本食関連?たとえ、本当に日本で作られたものでなくても、自然と関心がいくというか、注目してしまうところがあって、そんな商品がタンフレールよりも多いような気がしたのです。



 今回の掘り出し物?は、ラーメン用の生めんで、不思議なネーミング「札幌ちだれ麺」というもので、フランス製の麺でした。価格は 2.99ユーロで3玉入っているので1玉約1ユーロでそこまで高価でもありません。

 今やパリではラーメンも大人気でインスタントラーメン(乾麺)に関しては、ほぼほぼ市民権を得たくらい出回っていて、ふつうのスーパーマーケットでも買うことができるほどになっているのですが、生めん、しかもラーメン用の生めんというのは、なかなかありません。

 実際に食べてみましたが、やはり乾麺とは全然、違って、つるっとしていて、風味もよく、とっても美味しくいただきました。

 その他、タンフレールではみかけない種類のお豆腐、日本製の乾麺のラーメン、日本のお菓子を真似して作ったであろう日本語表記のお菓子類、また、日本でよく?使われる食材を使った加工品などなど、そんなものは、見ているだけでも楽しい限りです。


 





 なんか、以前には、大したことないな・・と思っていたお店も歳月の経過とともに、どんどん進化しているので、一度、昔に行って、つまんないな・・と思ったところでも、固定観念は持たずに時々、覗いて見るのもありだな・・と思いました。


🌟CHEN MARKET  Centre Commercial「LA GALERIE Masséna」

           13 Place de Vénétie 75013 Paris 


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2026年4月10日金曜日

2026年 バゲットコンクール グランプリ獲得したブーランジェリー Le Fournil Didot

   


  今年のパリのバゲットコンクールが行われたのは2月のことだったので、ちょっと間が抜けているかもしれないのですが、私にとっては、毎年のバゲットコンクールでグランプリを受賞したお店へ行って、バゲットを食べてみることは恒例のことになっているので、2ヶ月近く経ってしまいましたが、今年も行ってまいりました。



 今年、栄えあるグランプリを受賞したのは、「ル・フルニル・ディド」のオーナーであるシタンパラーピライ・ジェガティーパン氏でした。

 ここのところ、フランス人ではない移民がグランプリを受賞することが続いていましたが、今年の受賞者もまたフランス人ではありませんでした。

 2003年にフランスに渡ったスリランカ出身のジェガティーパン氏はレストラン業界で様々なアルバイトを経験したのち、2008年彼は製菓の世界に足を踏み入れ、まずフランス料理の高度な技術の象徴であるマカロン作りを学びました。

 その後、ごく自然な流れでパン作りにも取り組み始め、パン作りの修行を積み、情熱を注ぎ込みました。2018年に自身の店をオープンして以来、技術を磨き上げパン作りへの情熱を昇華させていきました。

 お店はパリ14区の比較的、庶民的な感じのする通り沿いにあり、外観はごくごくふつう・・というか、むしろ、地味な感じの店構えです。同じ通り沿いには、いくつかのブーランジェリーがありますが、他のブーランジェリーの方がどちらかといえば、洗練された感じがするくらいです。





 店内に置いてある他のパンやお菓子類なども、お値段も控え目で、よく言えば素朴な感じ(無骨な感じ?)さえする印象を受けます。

 ここ数年、毎年、グランプリ受賞(バゲット・トラディショナル)のお店を見ていると、本当に様々で、お菓子の種類も多く、洗練されていて勢いに乗ってるな・・と思うところもあれば、ほんとうにごくごくふつうの街のブーランジェリーなんだな・・と思うところもあり、千差万別です。

 今回のグランプリ受賞のお店に関して言えば、後者の方で、ほんとうに目立たないごくごくふつーなブーランジェリーです。

 パリ全体を見渡せば、最近は小綺麗で、洗練されたブーランジェリーが続々と増えている印象ですが、ここは昔のまんまのブーランジェリー・・そんな感じです。

 この必ずしもイケイケな感じではないところが、パリのバゲットコンクールが厳正な審査で行われていることを物語っているのかな・・という気もします。


 今回もそのグランプリを受賞したというバゲット・トラディショナルを購入。残念ながら焼き立てではありませんでしたが、家に戻って試食。

 正直、あんまり期待はしていなかったのですが、日本から帰ったばかりで、久しぶりだったこともあってか、とっても美味しかったです。

 まず、バゲットにナイフをいれた瞬間に切れ方、そして、その香りに「おっ・・!これは・・⁉やっぱり美味しそうだ・・」となりました。

 ちょっとだけ味見のつもりが3分の1くらい、一気に食べてしまいました。

 美味しいバゲットを食べるたびに思うのですが、やっぱりフランスで一番美味しいのは、パン(バゲット)とバター・・(もしくはチーズ)。

 日本だったら、美味しいご飯とちょっとしたお漬物とか佃煮とか、おにぎりとか、そんな感じなのかもしれませんが、シンプルなものほど、飽きずに美味しく食べられるもので、フランス人にとったら、バゲットとバターなのかもしれません。

 そんなことをしみじみと思わせられるような素朴なお味のバゲットでした。


🌟Le Fournil Didot   /  103 Rue Didot 75014 Paris


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2026年4月9日木曜日

日本はフランス産フォアグラの最大消費国だったけど・・  

  


 先日のマクロン大統領の訪日に関連したニュースを見ていたら、その中に「2023年の突然の輸入停止以前は、日本はEU域外でフランス産のフォアグラの最大消費国だった・・」というものがあり、ちょっと気になりました。

 フランスのフォアグラ業界は、かつてEU域内以外における主要市場であった日本(全輸出量の約6%、約540トン)を訪問中のマクロン大統領に対して、介入を要請しているというのです。

 日本は2023年に鳥インフルエンザを理由に輸入を停止し、貿易の大幅な減少を招いてしまいました。フランスのフォアグラ業界は日本を訪問するマクロン大統領に「私たちのことも忘れないで!」と訴えかけているというのです。

 フランス政府は鳥インフルエンザの蔓延を抑制するため、繁殖用を除く250羽以上のアヒルを飼育する農場に対し、2023年10月からワクチン接種を義務付けています。

 しかし、日本は農場でのウィルスが未検出のまま蔓延している恐れがあるとして、フランス産鶏肉製品の輸入を停止してしまいました。

 このニュースを見て、「日本でそんなにフォアグラって人気あるの?」とビックリしたのですが、これらは主に高級レストラン向けであったようです。

 その後、日本へのフランス産フォアグラ輸出量はわずか3%にまで減少しています。

 また、ブレス鶏などの高付加価値製品も日本が課した制限措置の影響を受けています。

 私は日本に行ったときに、フォアグラを探すこともなければ、フレンチの高級レストランに行くこともないので、実際に日本人にフォアグラがどの程度、好まれているのかはわかりませんが、フランスにとってみれば、大きな得意先を失いかけているということなのかもしれません。

 食べ物には、ある程度、トレンドのようなものもあって、こうしている間にも、あまりフォアグラが含まれるような食事が好まれなくなってしまうということもあり得ます。実際に食事に関しては、フレンチよりもイタリアン・・という人が多くなっているかもしれません。

 ピザ、パスタといった比較的お手軽なものからも入れるイタリアンに比べれば、フレンチの方が敷居が高いような感覚もあるのではないか?とも思います。

 そもそもフォアグラはフランス国内でさえも、ガチョウやアヒルを強制給餌して作られることから、動物愛護活動家などからは、残酷な生産方法として非難されていたりもするもので、一部地域では、フォアグラ禁止・・などとなっているところもあるくらいです。

 日本も年々、インフレで贅沢できなくなっている事情を考えれば、フランス産フォアグラの復活は難しいのでは・・とも思わないでもありません。


フランス産フォアグラ


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2026年4月8日水曜日

チョコレートの値上げと気候変動 

  


 なにかと行事ごとにカタチを変えてお祭りのように店頭にのぼるチョコレート。フランス人は本当にチョコレートが大好きです。

 ここのところは季節もので、パック(イースター)復活祭のチョコレートで、たまご型のチョコレートやうさぎのチョコレートなどが大々的に並べられていました。

 しかし、チョコレートが店頭に並ぶのはイースターに限ったことではなく、本当になにかにつけてはチョコレートが山積みになります。

 それくらい、フランス人はチョコレートが大好きで、スーパーマーケットのチョコレート売場などでも、チョコレート売場には、大きなスペースが割かれており、人のお家を訪ねたりする場合、手土産に迷ったら、まず、チョコレートにしておけば間違いない!そんな感じです。

 そんなチョコレートの価格が高騰しており、ふだんは、それほど頻繁にチョコレートを買うわけではない私でも、板チョコくらいは常に買い置きをしており、甘いものは、控えようと思っているので、高級品に限りOKという自分に都合の良いルールを定め、たまには、メゾンドショコラやジャンポールエヴァンなどのお店を覗くことはあります。

 全般的に全てのものが値上がりしているので、特にチョコレートの価格だけが高騰しているとも思わなかったのですが、特にここ最近、メゾンドショコラの値上がりが凄いな・・と最近、ビックリしたばかりです。

 そんなチョコレートの値上げには、これまで約10年間安定していたカカオの価格が2023年から急激に高騰したのだそうで、わずか数ヶ月で1トンあたり約3,000ユーロだったものが10,000ユーロに跳ね上がってしまったのだそうです。

 この原因はひとつではないらしいのですが、カカオ豆が森林破壊に繋がる農産物として、またカカオ豆栽培による温室効果ガス排出を引き起こすものとして、欧州連合(EU)などがカカオを含む7つの農産物の輸入業者に対して、森林伐採された土地から生産されたものではないことを保証することを義務付ける規制がまもなく施行されることなども原因のひとつと見られています。

 また、世界のカカオ生産量の約70%を占める西アフリカでは記録的な豪雨に見舞われたり、かと思うと干ばつに襲われたりなど、不安定なこれまでなかった気候変動のために、安定したカカオの生産が以前よりも難しくなっています。

 西アフリカといえば、私にとってはコートジボアール・・以前、数年、住んでいたことがあり、ここで私は初めてカカオ豆というものを見ました。コートジボアールはカカオの生産でも知られるところで、さぞかし美味しいチョコレートがあるのだろうと思いきや、そこには、全く美味しいチョコレートなどというものはなくて、チョコレートに加工されるのは、もっぱら外国での話でした。

 このチョコレートの価格の高騰は、一時のカカオ豆の価格の爆上がりによるもので、現在、カカオ豆の価格はもとに戻っているのですが、一度、値上げした店頭価格はもとに戻っていないのです。

 店頭価格は一度、値上げしてしまうと、原料の価格が下がったからといって、簡単には下げないもののようです。

 全然、違う話ですが、以前、某有名ブランドの時計が値上げする際に、「スイスフランが高騰したため」と理由に書いてあったので、「これ、スイスフランが下がったら、値下げするんですか?」とストレートに聞いてみたら、苦笑いしながら、「いや、下げませんけど・・」という答えが返ってきて、「ふん・・」と思ったことを思い出しました。

 チョコレートの原料となるカカオ豆の学名は「テオブロマ・カカオ」といい、「神々の食べもの」を意味するのだそうです。

 そんな「神々の食べもの」は安定して生産され、適正価格で供給されるべきだと思うのですがね・・。


チョコレート価格上昇


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