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2026年1月26日月曜日

フランスでのSUSHI 寿司の売上げは2年間で30%減少している

  


 今や完全にフランスでの市民権を得たと言ってもいいSUSHI お寿司はパリでは、本当にたくさんのお寿司屋さん(といっても、日本でいうお寿司屋さんとはちょっと違って、本格的な寿司専門店は別として、チェーン展開に近い、どこでも似通ったメニュー、しかも、焼き鳥やから揚げや餃子などまでごちゃ混ぜになって置いているようなお店)が見られるようになりました。

 また、スーパーマーケットのお惣菜、テイクアウトのコーナーにSUSHI (お寿司)を置いていないところはないくらいにまで浸透しました。

 正直、生魚を食べる習慣のない国で、ここまでお寿司が定着?するとは思っていませんでした。

 もっとも、フランス人が好きな寿司ネタのトップは、サーモンで、その他はアボカドや茹でたエビなどを使ったものが多い気がします。

 また、このように広まったフランスでのお寿司(特にチェーン展開のお店)には、お醤油も甘いお醤油と普通のお醤油の2通りを選択するお店がほとんどで、最初にそれを見かけたときには、「えっ!違う違う!」「間違ってますよ!」と教えてあげそうになりましたが、実にフランスのスーパーなどの寿司コーナーなどで、試食させていたりする場合、「甘いお醤油にしますか?甘くないお醤油にしますか?」と聞かれるほどなので、すっかりこの奇妙なお寿司の食べ方が定着しています。

 また、これに乗じて、日本のお醤油メーカーなどもこの甘いお醤油を大々的に販売しており、この売上げが絶好調なのだとか・・。

 そんな人気のお寿司の売上げがここ2年間で30%減少していると聞いて、少し驚いています。私は、あまりに価格とクォリティのバランスが悪く感じられるので、滅多にパリでお寿司屋さんに行くことはありませんが、あちこちで、お寿司が売っているようになった今も、お寿司の売上げは、レストランでの消費が70%近くを占めているということで、もっとも頻繁に目にするスーパーマーケットなどでの売上げは、これに次ぐものであるとはいえ、まだ及ばずといったところなようです。

 この売上げ減少は、魚介類や輸入材料の価格高騰により、それがレストランでの価格にも反映されている結果、消費者のハードルを上げたとも言われていますが、同時にここ数年での他の多様な安価で手軽なアジア料理(インド料理やタイ料理など)が躍進してきたためとも言われています。

 また日本ならば、豊富な魚の種類などのバリエーションがある代わりに、それらのバラエティに富んだ魚の種類は、フランス人はあまり求めておらず、主にサーモンのメニュー(生のサーモン、炙りサーモン、アボカドやクリームチーズとのコンビネーション)の新しいメニューが登場しておらず、目新しさに欠けるというところもあると言われています。

 とはいえ、若い世代には、積極的な消費傾向が定着しており、また、一定の富裕層に人気の高級店などでは、独自色で顧客を維持しているとも言われています。

 この寿司に関して、やけに講釈を垂れながら、寿司を楽しんでいるフランス人というのもけっこうありがちなところで、このようなお客さんを見かけることも少なくありません。日本人の私としては、「本当にわかって言ってるのかな?」と内心、思いながら、眺めていますが、このような人々がフランスでの寿司人気の一端を担ってくれている気もしないでもありません。

 これだけ広まってしまうと、寿司の売上げが減少しているとはいえ、これが一時の流行のように消えてしまうとも考えづらくはあります。

 とはいえ、日本の誇る食文化のひとつであるお寿司が人気を博していることは嬉しいことでもあり、このまま減少し続けて、消えてしまうことがないといいな・・と思っています。


寿司SUSHIの売上げ2年間で30%減少


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2026年1月13日火曜日

卵が足りないフランスの卵事情

   


 そういえば、ここ半年くらいだと思いますが、スーパーマーケットに買物に行って、買いたい卵がないということが多くなっていました。

 なんとなく、卵というものは冷蔵庫に必ず入っている食品のひとつで、常備品ともいえるものでもあり、冷蔵庫の中の卵が少なくなってくると、買い足すという習慣がついています。

 逆に言えば、スーパーマーケットでは、卵はいつ行っても買える食品でもあります。

 それが、ここのところ、卵の棚はなんとなく、ガランとしていて、バカみたいに高い卵がポツポツと残っている程度・・といった感じの時が多くて、あれ?また鳥インフルエンザ??え??また??などと、軽く考えていました。

 しかし、卵が足りなくなっているのは、そんなに短期間で片付く話ではなく、また理由は一つではないらしく、この卵不足の状態は、2026年半ばから後半まで続く見込みなのだそうです。

 最近の卵不足の大きな理由は、天候によるもので、雪や強風のために、トラックでの配送がストップしたためだそうで、しかし、これは、一時的なこと、天候が回復すれば、この問題は、解消されます。

 第一には、インフレのために、他の肉や魚などの価格が上昇したために、比較的、価格が安定し、しかも安価にタンパク質が摂取できる卵の人気が拡大したために、卵の需要が4~5%増加したそうで、これに対して、生産の拡大が間に合っておらず、生産量は最大でも1%程度増加したに過ぎないそうです。

 また、卵以外の食品においても、やたらと最近、よく見かける「プロテイン」、「高タンパク質含入」などの商品が目立ち、「プロテイン」、「たんぱく質」が、ちょっとした食品業界のパワーワードになっている状態でもあります。

 さらに卵とコレステロールへの影響について多くの人々が抱いていた不安は、近年、医療専門家によって再検証され、コレステロール問題は解消されつつあります。

 卵が安価に供給できているのには、もう一つの理由があります。

 それは、卵の価格が農家と流通業者の間で10年から15年の契約に基づいて決定されているためで、これにより、農家は安定して生産物を供給でき、消費者は需給によって変動しない安定した価格で卵を購入できる仕組みになっているためです。

 価格に影響を与えるのは、飼料(穀物)だけです。なので、インフレが急上昇した際には、この分の値上げはありました。

 つまり、現在の卵不足の主な原因は、急速に増加した需要に供給がおいつかないということで、この生産量を増加させるための新規就農者支援の国家プロジェクトもすでに動き出しています。

 そして、この卵の生産増加を容易ではないものにしているのが、フランス国内での卵の生産が「放し飼い卵」へと移行しつつあるため、鶏舎だけではなく、鶏を飼うための土地を確保しなければならない(現段階で、販売されている卵の43%が放し飼いの卵)ということです。

 よって、この国家プロジェクトはこれまでのケージではなく、屋外で飼育するという明確な目標が掲げられています。そのため、この不足分を補うに足りる卵の生産が間に合うようになるには、もう少し時間がかかるということらしいです。

 この品不足を補うために、ウクライナ等からの輸入量は若干、増加しているものの、トレーサビリティが保証されていないため、問題を引き起こしています。

 フランスはヨーロッパ最大の卵生産国であり、ほとんどのEU加盟国が同様の不足に直面している中、他国からの供給確保は困難です。

 CNPO(全国鶏卵振興協会)の理事長は、2030年までに放し飼いが可能な新しい鶏舎300棟建設が見込まれていると発表しています。

 フランス人は一人当たり年間220個以上の卵を消費しているとのことですが、だったら、日本は?と調べてみたところ、320個だそうで、フランス人よりも断然、多いのには驚きました。

 しかし、考えてみれば、卵焼き、ゆで卵、オムレツ、茶わん蒸し、たまごサンドなどなど、たまごを使うお料理は断然、日本の方が多いのです。

 そして、生卵、たまごかけご飯など、海外にいると食べられない、恋しいのもこんな卵料理?でもあります。ああ~卵ってホント便利な食品ですね。


フランスの卵事情


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2025年12月24日水曜日

ノエルの食卓に変化あり? フランスのスーパーマーケットとアジアのスーパーマーケット

  


 私は日常の食料品の買い物は、必用な食材に応じて、何軒かのお店を渡り歩くことになるのですが、ごくごく日常的な野菜や肉などは、近所のスーパーマーケット2軒、品物によって、そのどちらかへ、それ以外、和食などのアジアっぽい食材の場合は、アジア食材を扱っているスーパーマーケットに行っています。

 あとは、日本から買ってきているものをちょっとずつ、必用に応じて使っています。

 私の食生活がいわゆるふつうのフランス人の食卓とは違い、おそらく、日本人の食生活に近いような食生活を送っているためでもあります。

 ノエルの前の今の時期は、カーフールなどのスーパーマーケットはもうすっかりノエル仕様になっており、もう「フォアグラ祭り」とでもいうべく、入口近くに綺麗にリボンでパッケージされたフォアグラの棚がズラーッと並び、サーモン、キャビア、生牡蠣などなどが前面に登場、大きな箱詰めのチョコレートなども山積みになっています。

 また、ノエルならではのシャポン(大きな去勢鶏)や鴨などなど、いつもは見かけないものも登場しています。

 ここ数日で、これらの食材が売れていくわけですが、人出は今のところそこそこ・・な印象です。

 私はもう一人暮らしになってからは、クリスマスもなにも、あまり関係ないのですが、今週、来週と久しぶりにお客さんが来るので、少しお買物をしておかなければ・・と、アジア食材を扱うスーパーマーケット(タン・フレール)にでかけたのです。

 これが、ものすごい混雑していて、正直、驚きました。もうレジに並ぶ人の行列が商品を陳列している棚にまで達していて、一部の棚は行列のために見れないほどに・・。

 昔は、このアジア食材を扱うスーパーマーケット

は、さすがにクリスマス前は、そんなに混雑をすることがなく、やっぱりノエルの食卓には、アジア食材は選ばれないんだな・・と思った記憶があるのですが、最近では、むしろ、フランス人のノエルの食卓もバリエーションが増えたのではないか・・と思わせられます。

 しかし、以前は、このアジア食品を扱うスーパーマーケット、一般的なフランスのスーパーマーケットよりも、圧倒的に安かったんですが、最近は、ずいぶん値上がりしました。

 と、同時に最近は、一般的なカーフールやモノプリなどのスーパーマーケットにもタン・フレールの商品がポツポツと置かれるようになっていて、これが当然ながら、おおもとのタン・フレールで買うよりも格段に高いです。

 けれど、置いてあるということはそこそこ売れているということでもあります。

 それだけ、アジアの食品がフランス人の食卓にも浸透しつつあるということでもあるのですが、同時に商売の仕方がやっぱり圧倒的に上手いのではないか?と。

 フランスの大きなスーパーマーケットも軒並み業績悪化と言われているところも多いのですが、やっぱり商売の仕方が今一つなのかな?などと思わずにはいられません。

 考えてみれば、店舗数やお店の大きさが違っても、商品の種類や数というものは、ものすごく多いアジア系のスーパーマーケットです。

 日本のスーパーマーケットやコンビニなどを見ていても、小さい店舗でもものすごい品数で、常時、品出しを欠かさないその姿勢はすごいな・・と思うのですが、少なくとも、お店が大きくても同じ商品が横並びになっているようなフランスのスーパーマーケットが追されていくのもわからないではありません。

 食料品ではありませんが、服飾の世界などでも中国系のSHEINなどにおされて、フランスの中堅どころの服飾メーカーが倒産に追い込まれたりしていますが、ざっくり言って、フランスはあんまり商売が上手じゃないのかな?と思ったりもします。

 スーパーマーケットの話から、話がちょっと飛躍してしまいました・・・。


フランスのスーパーマーケット


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2025年12月19日金曜日

セドリック・グロレ ショコラトリー Cedric et la Chocolaterie  セドリック・グロレのチョコレート屋さん

  


 あの行列の絶えない人気パティシエのセドリック・グロレがチョコレート屋さんをオープンしています。

 あの人気パティスリーと同じ通り沿い(オペラ通り)、しかも、2軒のお店を挟んで隣です。

 お店はパティスリーほどではありませんが、今のところ、いつも行列しています。とはいっても、店内への入場制限をしていて、チョコレートの置いてあるスペースには、5人くらいしかお客さんをいれないので、そこまで待ち時間は長くありません。私は10分ほどで入れました。もちろん、もっと待つ場合もあるようですが・・。




 お店の外観はそれほど派手ではありませんが、内装はとても凝っていて、映画「チャーリーとチョコレート工場」に出てくるチョコレートに溢れる空間を彷彿とさせるようなデコレーションになっています。




 しかし、チョコレートそのものは、そこまでたくさんの種類があるわけではなく、正面のショーケースとオペラ通り沿いに展示してあるデコレーション用?のチョコレートだけです。

正面のショーケースの後ろにあるチョコレートの滝


 お店の左奥にはチョコレートの木に見立てたオブジェが2本立っていて、そのチョコレートの木から広がるチョコレート(作り物)が天井に広がっている感じになっています。正面のショーケースの奥の壁はチョコレートの滝になっていて、このチョコレートは、ホンモノのチョコレートなんだそうです。








 実際には、正面のショーケースに並んでいるチョコレートから注文すると、店員さんがタブレットを使って注文し、奥のスペース(クリック&コレクトのスペースと同じ場所)で支払い、商品を受け取るようになっています。




 この商品も2ヶ所のカプセルのようなものに注文が入った順番にあがってくるようになっており、人が運んで来たりしないところが、洗練された印象を受けます。

 なんといっても驚きなのは、お値段で、パティスリーの方も超高価格ですが、こちらのチョコレートの方も一番、安いものでもタブレット(板チョコ)の14ユーロ(約2,500円)です。

 5粒入りのボンボンショコラ18ユーロ(約3,300円)、10粒入り35ユーロ’約6,400円)、15粒入り50ユーロ(約9,150円)です。

 ちっちゃなチョコレートの箱詰めがこのお値段・・超高級品です。

 パリにある他の有名なショコラトリーと、とりあえずお値段を比べてみると、一番お手軽なタブレットではジャンポールエバン(Jean Paul Hevin)で5ユーロ~7ユーロ程度、その他、メゾン・ド・ショコラ(Maison du Chocolat)やパトリック・ロジェ(Patrick Roger)などだと10~14ユーロ程度ですから、他の高級ショコラトリーと比べてもお高め・・しかも、セドリック・グロレのタブレットは他のショコラトリーのものより、ひと回り小さいです。

 パトリック・ロジェなどのお店は店舗にもよりますが、かなりアーティスティックな感じもありますが、お店のデコレーションの観点からは、このセドリック・グロレのショコラトリーは、なかなか個性的でもあります。

 ただし、どこのショコラトリーに入っても、ものすごいカカオの香りに包まれて圧倒されるのですが、このセドリック・グロレはそこまでチョコレートの香りは強くはありません。

 これはお店の構造の違いから来るものだと思いますが、(実際のチョコレートは店内には、あまり置かれていない)香りから誘惑される感じは薄いです。

 私は、とりあえず、まずちょっとだけ食べてみたい・・と一番お手頃なタブレットを購入しました。



 一番、お手頃とはいえ、なかなか高価な貴重品、一番隅っこをちょっとだけ食べてみましたが、ん~~やっぱり美味しい!

 ・・けど、セドリック・グロレのクロワッサンを食べたときのような感動はありませんでした。

 とはいえ、今、ちょっと話題の新しいスポット・・店内もちょっとおもしろい感じに出来ているので、そこまで行列しないで入れるならば、ちょっと覗いて見るのもおもしろいです。


🌟Cedric et la Chocolaterie   33 Avenue de l'Opera 75002 Paris  11:00~19:00


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2025年11月22日土曜日

ロンドン スーパーマーケット巡りがとっても楽しい!

  


 わずか1泊という今回のロンドン滞在では、行きたいところがありすぎて、この短い時間で一体、どこへ行こうか?と考えました。

 ロンドンには思い出がいっぱいで、かつて住んでいたエリアとか、行きたいところは山ほどあるのです。

 しかし、ロンドンに住んでいた頃は短い間にけっこう引っ越しをしていたので、たった1日で廻りきれるものでもなく、それでも、ホテルは私がロンドンで最後に住んでいた場所の近くに取っていました。

 パリからロンドンに到着したその日は、一緒に来た友人と一緒にバラ・マーケットに行ったり、コベントガーデンに行ったりして、食事してからホテルへ。翌日は、パリに帰るユーロスターが出る時間までは、それぞれ別行動で、友人は彼女が以前住んでいた場所を歩きたいということで出かけていきました。

 私はといえば、昔、良く行っていたスーパーマーケット巡りをすることに。ちょうど、ホテルの通り沿いの道に懐かしいセインズベリーズの大きな店舗があり、また、そこから少し歩いたところにウェイトローズの店舗があり、ユーロスターの出発する駅には、M&S(マークス&スペンサー)があり、その3店舗を時間をかけてじっくり廻りながら、買い物をすることにしました。



 一番最初に立ち寄ったセインズベリーズは一番、庶民的なスーパーマーケットですが、まさに、30年くらい前に私が通っていた場所と同じところに同じお店がまだあって(ずいぶんきれいになっていましたが・・)、もうそれだけで感動的!

 あのお店がまだあった~~~!と。



 しかし、買い物といっても、欲しいものは、ごくごく他愛もないクッキーなどのお菓子だったり、マフィンやクランペットといったパン類だったり、ちょっとしたお惣菜のようなものだったり、住んでいれば、ふつうに買い物するようなものばかり。それでも、そんな他愛もない食品ひとつひとつにまさに感動するというとても風変り?な楽しみなのですが、今の私には、他では味わえない感動です。

 スーパーマーケットもなんだか、今ではいつも見飽きているパリの品揃えとは、また、全然、趣が違って、なにからなにまで楽しくてしかたありません。

 どこに旅行に行っても現地のスーパーマーケットを覗いて見るのが好きなのですが、またロンドンは別の意味、懐かしさも感じられる場所なのです。

 中には必ずしも美味しいとはいえないものもあるのですが、その一般的にはあんまり美味しくないものでも、懐かしさというものは、また別の味わいでもあるのです。

 そして、セインズベリーズの次は、ちょっと高級路線のスーパーマーケット「ウェイトローズ」へ。これは、以前の私は全く知らなかったスーパーマーケットで、王室御用達とも言われるちょっと高級路線のスーパーマーケットです。たしかにお店の中もどこか落ち着いていて、置いてある商品も少し良質な感じがするものが多くて、安心してお買物ができる・・そんな感じです。




 そして、最後につい最近までパリにもあったM&S(マークスアンドスペンサー)。ブレグジットとともに、徐々に縮小し、ついにはパリから姿を消してしまったイギリスのスーパーマーケットです。

 パリにあったM&Sは、ロンドンにあるM&Sよりは、品揃えも少な目とはいえ、それでも定期的にイギリスのもの(クッキーや紅茶やパンなど)を買いに行けていたのに、このスーパーがなくなってしまったことは、とっても残念で、これまた久しぶりに目にするM&Sにもう、うるうるしそうで、もうあれもこれも欲しくなってしまいました。



 おかげで、私にとっては、宝物のような買い物なのですが、帰りの荷物は岩でも入っているんじゃないの?というくらい重くなってしまいました。しかし、なんとしてもこの食材たちを持って帰りたいという一心で、パリに持って帰ったのでした。

 これらの食べ物がなくなる頃に、今度は日帰りでもいいから、またロンドンに行こうかな? などと思っているのです。


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2025年11月20日木曜日

食べることが大好きな私が大興奮したロンドンのバラ・マーケット

 


 今回、ほんの短い滞在ではありますが、久しぶりにロンドンに行くことにしてから、さて、この短時間にどこへ行こうか?とSNSなどで情報を調べていたら、食べることが大好きな私にとって、まさにうってつけの場所「Borough Market」(バラ・マーケット)を見つけました。

 非常に歴史のあるマーケットらしいのに、私はなんで今まで知らなかったんだろう?と不思議に思うくらいでした。


 地下鉄ロンドンブリッジの駅をあがってすぐに広がる大きなマーケットには、ヨーロッパを中心とした色々な食材、チーズ類、様々な種類のパン、お菓子類、お茶、スパイス、肉、魚、また屋台のような世界各国のお料理を提供するお店がたくさん並んでいて、あれもこれもと目移りしてしまいます。


ソルトビーフって初めて見たな~


 もちろん、イギリスならではのソルトビーフのサンドイッチとか、ソーセージロールだとか、スコッチエッグみたいな、ずっしりとしたお肉の塊だったりもたくさんあります。






 中でも、大人気で大行列ができていたのは大きな鍋で作っているパエリアでしたが、そこは、スペインに行ったばかりの私たちは、さすがに、スルーして、ここはイギリスの王道、フィッシュアンドチップスを食べました。




 とっても大きなフィッシュアンドチップスで、アツアツの魚のフライとポテトは、外はカリッと中はホックリしていて、とっても美味しかったです。しかし、かなりの大きさ、量があるので、2人で1つを食べるくらいで、充分でした。


これも人気だった・・マッシュルームリゾット・・


 マッシュルームのリゾットなどもとっても美味しそうでした。(しかし、これは結局、断念)

 もっと、あれこれと食べたかったのですが、もうこれでいっぱいいっぱいで、あとは持って帰るようにと、ソーセージロールやスコッチエッグなどを買い込みました。

 パリにもマルシェがたくさんありますが、ここほど、国際色豊かな感じではなく、マルシェといっても、ずいぶんテイストが違うんだな・・と思いながら、満足のいく、訪問でした。

 どのお店もカード対応OKでした。


Borough Market  London SE1 9AL England  月休 

ロンドン バラ・マーケット


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2025年11月11日火曜日

バルセロナで大感激したレストラン・バル Cal PEP カル・ぺップ

 


 私が旅行をする大きな目的のひとつは現地の美味しいものを食べることで、まあ、常日頃から食べ物に対する執念・執着は強い方ですが、旅先となると、期間限定で食事の回数も限られてしまうため、その食事の1回、1回が真剣勝負。

 友人と旅行をすると、ちょっと呆れられます。

 今回の旅行はバルセロナ(スペイン)だったため、私は久しぶりに本場のパエリアがどうしても食べたかったのと(本場はバレンシアなのだそうですが・・)、バルでタパスを食べてみたい!と思っていました。

 パエリアもスペインのレストランにはさすがにけっこうな割合で置いてあるし、タパスのお店もなかなかたくさんあります。しかし、たくさんあるだけに、その中でどこを選ぶのかが大変、難しいことです。

 私の場合はGoogleで探して、メニュー、値段、写真を見て選ぶか?あとはホテルのフロントなどで実際に現地の人の声を聴いて、参考にすることが多いです。

 なんとなくの印象ですが、バルセロナはレストランはハズす確率は低いのではないか?全体的に食に関するレベルが高いような気がしました。しかも、パリよりずっと安いし・・。(こういっちゃ悪いが、パリの場合はハズレの場合でも、そこそこ高いので、とても腹立たしい思いをすることになります)

 今回は、あまり長い滞在ではなかったので、食事の回数もあまりあったわけではないので、大口は叩けませんが、今回の旅行で一番感動したのは、Cal PEP (カル・ぺップ)というバルでした。

 昼間でもけっこう混んでいるということだったので、時間を少し遅めにずらして行ったつもりだったのですが、それでも少しだけ待ちました。でも、恐らくあのお店では行列とは言えないほどの待ち時間(私たちの前に2人が待っていただけ)だったのだと思います。




 現地の食材を使ったお料理を目の前で豪快にお料理してすぐにカウンターに出してくれるようになっていて、このお店には、いわゆるふつうのレストランにあるようなメニューはなく、その日の食材によってメニューは変わります。




 店内の黒板?に、今日のおススメ・・みたいなものが書かれていて、あとは、食材を見て、周囲の人たちが食べているものを見て「あれ!あれ食べたい!あれ下さい!」みたいに注文します。

 カウンターの前には数人のお兄さんたちがいて、それぞれ注文をとってくれます。この方々、語学が非常に堪能で、スペイン語、英語、フランス語、ちょっとカタコトの日本語を話してくれる人までいますので、言葉に関しては、わりと安心です。

 バルに関しては食べたいものを少し予習して行ったので、お店に入って、「あ~あれあれ!あれ!食べたかったやつだ!」と目がランラン!




 私が食べたかったのは、ししとうの素揚げやマテ貝といわれる細長い形状の貝などだったのですが、それらもすんなり注文出来て、その他、アーティーチョークの素揚げやイカのフリットなどなどを注文しました。






 中でも感動的だったのは「アンコウのグリル」で、これには、本当に感動しました。身はふっくらとしていて、ガーリックを少々使っているのですが、どちらかといえば、繊細な味のアンコウがそのガーリックに負けていないのが、絶妙なバランス!付け合わせのじゃがいもも、このアンコウの焼き汁が上手く絡んでいて、絶品です!



 量に関してもたっぷりしていて、満足感が半端ないです。正直、この1皿だけでも充分、満足できるほどの量です。

 値段がわからないので、ちょっと心配もありましたが、これが意外にも安く、パリだったら、このクォリティでこの量だったら、優に2倍の値段するのは間違いないだろうと思われ、(アンコウに関しては、1皿20ユーロ程度でした)最後に値段を見て逆の意味でビックリしました。

 マテ貝のグリルに関しても、火の入り具合が絶妙、しかも素材が新鮮なために、淡泊そうに見えて、貝そのものの味が濃くて、非常に味わい深いです。

 また、ししとうの素揚げは、そのものの味ですが、シンプルに調理されたものを塩だけで食べるという王道。そして、アーティーチョークの素揚げというものも初めて頂きましたが、まわりの部分がカリッとしていて、芯?の部分はホッコリしていて、これもまた素揚げしたものを塩だけで頂きます。

 フリットのイカが新鮮でカリふわなことは言うまでもありません。

 美味しいだろうと期待して行ったお店でしたが、想像以上に大満足。自信をもっておススメできるバルです。

 さすがバルセロナ!

 

Cal PEP カル・ぺップ 

Plaça de les Olles,8 08003 Barcelona

www.calpep.com (34)93 310 7961


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2025年10月30日木曜日

久しぶりに行った シャルティエ(BOUILLON CHARTIER)が激混みしていてビックリした

  


 日本から来ている友人のリクエストで、「このレストラン!行ってみたい!」という写真を覗いたら、「BOUILLON CHARIER」で、久しぶりに出かけました。

 ここは、庶民的でありながらも、レストランの中のつくりが、ちょっと古き良きフランスの時代を彷彿とさせる雰囲気があり、王道というか、定番フレンチのメニューが単品から気軽に頼めるお店です。

 日本からパリに来た人には、けっこう喜ばれるお店です。なんといってもお値段がお手頃価格で、この円安の現在でも、まあまあ許容範囲・・というか、ヘタをすると、ファストフードだって、もっとかかってしまうのでは??と思うほどです。

 いつ、行っても変わることなく、いつでも混んでいるのですが、今回は、これまでにない混みようで、お店に着いたのはお昼時12時半くらいではあったのですが、とにかく行列が何重にもなり、他のお店の前を超えて道をはみ出るほどの並び方。

 現在、フランスはバカンス期間中で家族連れのお客さんなどもけっこういることもあるのか、こんな行列、初めて!というほどでした。


 延々の行列・・といっても、お店の中はけっこう広いので、回転は悪くなく、もっともっと永遠に待たされるのかと思いきや、行列が最後の直線コースに入った(お店の正面が見える位置)ところまで進んだ時点で、前には4~5人の家族や人数の多いグループばかりが並んでいたためなのか?「お二人ですか?では、お先にどうぞ・・」と最後の最後に30人抜きくらいで急に前に進めて、並んだのは結局、30分~40分くらいでした。

 店内は、あまりギューギュー詰めに座席を詰めて置いていないので、一端、入ってしまえば、ほぼ満席ながらも、そこまで混んでいる感じがないのもこのお店の良いところです。

 今回は、超忙しい時間帯のウェイターのおじさんたちのあまりの機敏な働きぶりと嫌な顔ひとつしない、しかも間違いなく正確で素早い対応に思わず、目を見張ってしまいました。



 このお店のウェイターさんたちは、一人一人は、そんなに若い人はむしろほぼほぼいなくて、中年以降のおじさんばかり、黒を基調にした制服とエプロンに身を包み、皆、ものすごく誇り高く働いている感じがとてもいいな・・と思いました。


地鶏のローストと牛タン


 一見、あまり年配の人がやらなそうな仕事ではありながら、「なまっちょろい小坊主には、この仕事なんか務まらないだろう・・」とでも言っているような、プロの仕事人・・そんな感じがしました。

 

生クリームたっぷりのシュークリーム

 お料理はいつものように美味しかったし、完璧?でしたが、そんなウェイターのおじさんたちの心意気を妙に感じてしまった今回のレストランでした。

 なんといっても、このお値段、この日はメイン、デザート、コーヒーをそれぞれ食べて、一人、15ユーロくらいでした。今どき、パリでこんな値段でそこそこの食事ができるところって、そうそうありませんから、混んでいるのも当然です。

 しかし、並ぶ価値はあります。


シャルティエ(BOUILLON CHARTIER)


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2025年9月22日月曜日

熱い水道水は飲まないでください

  


 昨今、食品への有害物質混入の話は珍しくない話ですが、なんと、今度は水道のお湯が有害だという話です。

 ここ数年、ネスレグループのミネラルウォーター問題が取り沙汰されて、ペットボトルの中にマイクロプラスチックが混入しているとか、水源自体が汚染されていて、それを隠蔽していたらしいとか、ミネラルウォーターを濾過する過程で違法精製が行われていたとか・・水に関しての有害物質?問題は、そんな話でした。

 しかし、今回は、水は水でも水道水・・。しかもお湯。お湯ならば、殺菌されていそうなイメージもあるのですが、実はそうでもないらしいのです。

 これは、Eau de Paris (パリ市水道局)も警戒を呼び掛けています。

 熱い水道水というのも、一見、妙な気もするのですが、水道の蛇口から出るお湯のことで、「熱い水道水には、細菌や微量の金属が含まれている可能性があり、どちらも(細菌、金属)健康に有害であるため、コーヒーをいれるためのお湯や麺類などを茹でる際に、お湯をわかすのに少しでも早くと水道水のお湯を使わないように、お水からお湯をわかすようにしましょう!」という呼びかけです。

 温水や熱湯が滞留すると、細菌などの微生物の増殖が促されるというのです。給湯器を利用している場合はこれに該当するとともに、この温水は給湯器と蛇口の間の配管に滞留する場合もあるということです。

 残念ながら、細菌を殺す目的で、このお湯(お水)をやかんに入れて温めなおしても効果はなく、世界保健機構(WHO)は、水から細菌を取り除くためには、少なくとも1分間以上、沸騰させる必要があると説明しています。

 理由はこれだけではなく、残念ながら、熱は特定の金属の腐食を加速させる傾向があり、お湯をタンクに貯めたり、かなり古い配管をとおって循環させたりすると、熱によって多くの金属が溶解し、その後、飲む水に混入します。

 これが健康によくない・・特に定期的に使用することは避けるべきだと言っています。

 我が家の場合、お湯はタンクで湧かされていて、いつも水道の蛇口からお湯も出るようになっていますが、私の場合は、幸いなことに水道のお湯を飲んだり、食べ物を茹でるのに水道のお湯を使うことは、ありませんでした。

 特にパリ市の場合、また特に旧建築の場合などでは、かなり古い配管のところも多いと思われるので、こんな話が浮上してきていると思われます。

 しかし、言わせてもらえば、原理的には、タンクに溜まったお湯が金属を溶かしてしまうということは、ずっと昔から変わっていないことで、ここに来て、そんな話が浮上するということは、逆に水質のチェックをするようになったのか、わかりませんが、まあ、ひとまず、健康に有害であるという注意喚起が呼び掛けられれば、少しでも危険が回避されるのかもしれません。

 特に小さい子どもがいる家庭などでは、避けられるリスクはできるだけ避けたいもの。

 健康に有害なものばかりがどんどん指摘されて、鬱々ともしてきますが、やはり知っておきたいことでもあります。


水道のお湯は有害


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2025年9月17日水曜日

超人気パティスリー セドリック グロレ攻略法

  


 以前、セドリック グロレ(Cédric Grolét Opéra)に行ったのは、もう2年前のこと。一度目に行ったときには、さんざん並んだ挙句に、結局、お目当てのクロワッサンは買えず、悔しくて、翌日、もう一度、開店時間目掛けて行ったら、もうすでに長蛇の列で、また延々とならびました。それでもなんとか、思っていたものを買えるには買えました。

 さすがに、飛び切り美味しかったのですが、しかし、これだけ並ぶのはな~~と、それ以後、行っていませんでした。

 それでも、近くを通るたびに、いつも気になって、「まだ、並んでいるのかな~?」と思って見ると、やっぱりいっつも並んでいます。

 今回、久しぶりに娘が来るというので、なんか、美味しいものを食べさせてあげたいな・・と思って、ああそうだ!セドリック グロレだ!と思ってクロワッサンやパンオショコラなどを買いに行きました。

 並ぶのは覚悟していたのですが、今回は、その並ぶ時間を最短にしたい!と思い、開店時間の約30分前に到着(午前9時開店)。すでに、私の前に8人が並んでいましたが、私は9番目。これならば、開店とほぼ同時に入れます。

 一度にたくさんのお客さんを入れないので、それから5分ほどは待ちましたが、このくらいが一番、効率的なんだな・・と自分では、大満足。そのうえ、開店とほぼ同時なので、その日に買えるものは、ほぼほぼよりどりみどりです。



 なんといっても、そこまで詳しいわけではないので、クロワッサンとパンオショコラ、パンスイスの他に今日は、今まで見たことがなかったバニラのフランとシナモン風味のグリエ オ ポム(りんごのパイみたいな感じ)などがあり、ついつい買ってしまいました。



 美しいというか、もはや麗しい感じのケーキも勢ぞろいで、一応・・値段を聞いてみましたが、恐ろしいことに、これが25ユーロ、これは35ユーロ、これは45ユーロとごくごく小さいケーキの値段としては、天文学的な数字・・。ケーキを見つめる私の目がいじましかったのか、教えてくれた店員さんが、サントノーレは、今日はこの3つしかないのよ!と・・。




 さすがに、ヴィエノワズリーをこれだけ買ったうえに、サントノーレまでは、ダメダメ・・と自分に言い聞かせ、教えてくれた店員さんに「いじわる!」と言ったら、彼女も大笑い。

 しかし、これまでで最短の30分でクロワッサンをゲットできました。



 さすがに立派なクロワッサン、立派な袋に入れてくれても、もうその柔らかで魅力的な香りが漂ってきます。これは、歩きながらかじる・・というには、もったいなく、家に帰って、美味しいコーヒーを入れて、しっかり味わいたい・・とニコニコで家に帰りました。

 家に帰っても、ほぼほぼ焼き立てのクロワッサン。美味しいコーヒーをいれて、食べました。

 あらためて、味わうと、やっぱり、ふつうのクロワッサンとは、やっぱり次元が違い、一人で食べながらも、何度も「う~ん!」と唸り、「美味しい~~~」となんど口から洩れたことか・・。

 やっぱり、ふつうのクロワッサンとは段違いです。

 サクふわ・・なんて、軽々しくは言いたくない・・このサクサクの部分がとにかく軽くて、中はしっとり・・しかし、全然しつこくないどころか、全体の香りがふんわりとしていて、とにかく、たまらないのです。

 今回、パン・オ・ショコラ等はまだ食べていませんが、やっぱり最高に美味しいです。

 お値段はクロワッサン4ユーロ、パン・オ・ショコラ6ユーロ、フラン12ユーロ、グリエ・オ・ポム8ユーロ(2025年9月現在)とふつうのパティスリーに比べれば、かなり高めではありますが、充分、それだけの価値はあるかと思います。



 美味しいものは、少しだけの量でも満足感が違います。1個のクロワッサンで今日1日、私は幸せな気分で過ごせるのです。

 30分程度並んで、この満足感なら、また、行ってもいいかな?と思うのでした。

 しかし、私が買い物を終えて、ニコニコでお店を出ると、お店の前には、すでに100人は下らない行列。もうこうなってしまうと、この人たちは、少なくとも1時間は待つだろうと思われるので、この30分の違いが大きな違いになってしまうんだな・・と思いました。

 行列には、あまり抵抗がないのか、最近では減ったな・・と思われる日本人観光客もパラパラいるようで、近くにいた若いカップルの女性が男性に向かって「今日はちょっとぜいたくして・・」というので、爆買いする??と思って聞いていたら、「クロワッサンだけじゃなくて、パンオショコラも買っていい?」と聞いていて、それには、相手の男性も無言・・彼女の方は、それで彼の意を察したのか、「やっぱり、やめとこうか・・」と・・なんだか、気の毒な気持ちになりましたが、今の日本人ってこんな感じなのかな?とちょっと悲しい気持ちになりました。


🌟セドリック グロレ  オペラ(Cédric Grolét Opéra)35 Avenue de l'Opéra 75002 Paris


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