フランス人は、テラス席が大好きで、夏の暑い時も冬の寒い時もカフェでは、テラス席が人気で、なぜ?この暑い時に外で・・?、なぜ?この寒い時に外で・・?、なぜ?この排気ガスいっぱいの車のそばで・・?と、思わないでもありませんが、カフェやビストロなど、外のテラス席からお客さんは埋まっていきます。
ほどほどにお天気がよいくらいであれば、オープンエアに近い空間は、たしかに解放感があり、街行く人を眺めながら、また、街行く人に眺められながら、ちょっと軽く飲んだり、食事したりするのは楽しいものです。
パンデミック以来、店内での換気の悪さの問題などもあって、テラス席はどこも、ここ2年ほどの間にかなり拡張し、また、テラス席をきれいにデコレーションするようになったのもここ数年のパリの変化の一つでもあります。
もともとテラス席好きのフランス人にとって、この夏の間のテラス席の拡張やデコレーションはすっかり季節の風物詩となった感があります。そして、カフェなどを花で覆い尽くす派手なデコレーションが目立つようになったのも、ここ数年の流行りのようで、パリの街を歩いていると、その手の感じのデコレーションが目立つようになりました。
そんな中、たまたまシャンゼリゼを歩いていたら、マクドナルドに可愛いテラス席ができているのを見つけました。シャンゼリゼは、そんなに頻繁に行くわけではないので、いつからできているのかわかりませんが、たしか、去年はなかったように思います。
シャンゼリゼといえば、観光客の集まる場所でもあり、多くの観光客で賑わうところです。私が初めてパリに旅行で来た時、私が初めてパリで外食したのは、たしかシャンゼリゼのマクドナルドだったような気がします。
なぜ、パリに来て、わざわざ普段はあまり行かないマクドナルドに行ったかと言えば、ハッキリ言って、フランス語ができなかったからで、オーダーも簡単でメニューも単純だという理由で行ったような記憶があります。記憶は定かではありませんが、あの頃は、まだまだ普通のマクドナルドで、今のような華やかな感じではなく、ごくごく普通のマクドナルドでした。
しかし、今のシャンゼリゼのマクドナルドはすっかり洗練されていて、店内もすっきりしていて、ごちゃごちゃしたメニューの表示などもありません。また、マクドナルドといえば、赤に黄色の文字のイメージですが、色の基調もシックに統一されています。
現在は、どこのマクドナルドでも(ファストフード店はだいたいどこも同じ)写真付きのタッチパネルでオーダーして支払いを済ませてから、レシートを見せて受け取るようになっているので、フランス語も必要ありません。
凱旋門からも近い絶好のロケーション 外のデコレーションの花は生花 |
シャンゼリゼのマクドナルドはシャンゼリゼの中腹より少し上(凱旋門より)にあり、場所も絶好のロケーション、テラス席は簡単なテントが張られ、今、流行りとも言えるたくさんのお花でデコレーションされています。特に予約をする必要もなく、普通にマクドナルドで買ったものを自分でテラス席に運んで食べることができます。
シャンゼリゼや凱旋門を眺めながら、可愛く彩られたお花に囲まれて食事することができます。シャンゼリゼの飲食店は、だいたい観光客価格でかなり高めの値段設定のお店が多い中、マクドナルドは安心価格で食事できるのも魅力です。
たくさんの華やかなお花でデコレーションされたテラス席内部はマクドナルドのお客さんだけを入場管理させる人が配備されていて、内部も清潔に保たれています。
このロケーションと可愛いテラス席で同じマクドナルドでも、ちょっとリッチな気分を味わえて、ちょっと得した気分になれるマクドナルドです。
パリでシャンゼリゼをちょっと歩いたら、他とはちょっと違うマクドナルドを楽しんでみるのも一興かもしれません。
*ちなみに2024年5月現在シャンゼリゼのマクドナルドのテラスはシックな感じに変わっています
シャンゼリゼ マクドナルド テラス席
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