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2026年10月24日土曜日

ローマのマルシェ MERCATO TRIONFALE

  


 最近、私は、パリでもマルシェ巡りが楽しくなっているのですが、それが私の大好きな食の宝庫であるイタリアともなれば、絶対に訪れたかったのは、ローマでもマルシェは絶対に外せませんでした。

 色々と行程を組んでいて、比較的、立ち寄りやすい充実したマルシェを探していたら、みつけたのが、「MERCATO TRIONFLE」でした。

 広い屋内のマルシェですが、もうマルシェに入る前から興奮状態のため、もう右に左にと目をやりながらも、もうよだれが出てきそうなものばかりです。




 新鮮な野菜、今はキノコの季節なので、大きなポルチーニ茸、色とりどりのトマト、オリーブ、チーズ、ハム、肉・・などなど・・魚屋さんなども、パリには、置いていない魚、特にイカやタコの類、貝類などは、とても充実しています。

 ほんと、パリに持って帰りたいものばかりで、ガマンするのが苦しかったです。

 野菜などもパリにはない野菜類、また、野菜を調理しやすいようにカットしてあるものなども、食へのこだわりが感じられるところです。

 イタリア料理は、素材の味を上手に生かしていると感じられるものが多く、その分、素材の質は、高いように思います。



 マルシェの中のお店のおじさん、おばさんたちも、明るく陽気な人が多く、買い物をして、写真撮ってもいいですか?というと、笑顔でポーズをとってくれました。

 時間があまりたっぷりあったわけではないし、また、持てる荷物にも限りがあるために、買えるものはごくごく限られているので、気ばかり焦っていたな・・と後から思いますが、美味しいオリーブに関しては、かねてから、パリでも美味しいオリーブを探して歩いていたのですが、どうにも納得がいくものが見つからず、一度、レストランでとても美味しいオリーブを出してくれたので、「これ、とっても美味しいんだけど、どこで買えますか?」と聞いたのですが、「これは、業者から買ってるものだから、一般の人が買えるのかわからない・・」と冷たい返事でした。


 それ以来、ずっと探していた美味しい食べやすいオリーブにここでは出会え、1㎏買ってしまいました。

 あとは、パルミジャーノの大きな塊を2つ。ここのおじさんは、全く英語を話す気がなく、ずっとイタリア語だけ。でも、なんとなく通じるのが不思議でしたが、結局、最後にはおまけまでしてくれて、大変、陽気で楽しいお買物ができました。


 また、子豚の丸焼きを売っていたおじさんは、パフォーマンスがすごくて、大きな声で人を呼び、興味ありそうに近付くと、これ?試食?と驚くような量を食べさせてくれました。

 私はこれまでパリでも、どこかのマルシェで子豚の丸焼きを見かけたことはあったのですが、どうにもグロくて、ちょっと遠目から見ていただけで、実際に食べたことはありませんでした。

 それが今回は、このおじさんのおかげで初めて食べてみたのですが、これが驚くほどしっとりジューシーで、また、薄味なのに、しっかりと味わい深く、どうやって味をつけているのか?とっても不思議でしたが、とにかく想像以上に美味しくて、思わず買ってしまいました。

 皮の部分もテリテリ、カリカリに焼いてあって、それもまた美味しいのです。

 もうこれだけ買ったところで、もう岩でも持ち歩いているくらいの感じになってしまったので、買い物は終了しました。

 今度は、このマルシェでの買い物だけのためにローマに行ってもいいな・・と思うくらいでした。

 つくづく、私は食べることが好きなんだ・・とあらためて、再確認しました。

 美味しいものは、人を幸せにしてくれます。


ローマのマルシェ MERCATO TRIONFALE


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2026年10月18日日曜日

フランスのマルシェ文化 土曜日のパリのマルシェ

  


 私が子育てをしていた頃には、あまりマルシェに行くことはありませんでした。我が家のごくごく近所には、マルシェがなかったということもありますが、マルシェでの買い物は、明らかに時間がかかり、一か所で素早く買い物ができてしまうスーパーマーケットばかりで買い物をしていました。

 とにかく、子育て期間中は、途中で夫が突然、他界してしまったこともあり、とにかく忙しく、常に時間に追われており、働きながらの子育ては本当に大変で、平日の学校の送り迎えと仕事で平日もゼーゼーな感じ、週のうちの2日のお休みには、お稽古事の送り迎えやその他、やらなければならないことが山積みでマルシェでのんびりお買物をしている時間はありませんでした。


 そんな私がマルシェに行くようになったのは、ごくごく最近のことで、行きはじめてみると、マルシェの食材の方が断然、新鮮だし、買い物するのにも、そこには、何かしらの触れ合いがあって、ぬくもりが感じられる空間で、私のマルシェ通いも板についてきた気がしています。

 マルシェは場所によって市が立つ日が違うのですが、私の行っているマルシェは水曜日と土曜日に市内の屋内スペースに設けられるマルシェです。




 特に土曜日のマルシェは、休日にみんなが買い物に来ている憩いの場という感じで、フランス人の生活感がとても感じられる感じでとても好きです。

 どちらかといえば、年輩の人が多いとはいえ、子連れ、犬連れの人なんかもけっこういて、お客さんどおしが皆、顔見知りというか、なんなら、連れてきている犬どおしも顔見知りな感じで、ほんと、下町感というか、田舎の人付き合いみたいなホッコリ感があります。




 マルシェのお店を出している人たちは、どんどんお客さんに声をかけるし(商売だし)、顔見知りにもなっていくし、最初は、マルシェなのに愛想のない感じのおばあさん(パン屋さん)も、最近は、ニッコリしてくれるようになったりして、そんな小さなことも嬉しかったりして、人のぬくもりが感じられます。

 こうしたマルシェという文化がパリにもしっかり残り続けているということが、フランスらしいところで、こういうところだからこそ、フランス人ってこういう人たちなんだな・・というところが垣間見える場所なのです。




 まあ、パリジャン・パリジェンヌにも色々な人がいるので、一概に言うこともできないかもしれませんが、いわゆる下町のおじちゃん、おばちゃんみたいな人がたくさんで、実は面倒見のよい、人の良さが感じられる空間なので、私としては、とても居心地が良い場所なのです。

 そういう私は東京生まれ、東京育ちで、逆に私の生まれ育った地域には、このような場所がなかったので、余計に、もう一つのほっこりする故郷のような気がしているのです。

 パリ=ほっこり・・というイメージは一般的にはあまりないかもしれないのですが、実はパリにもこのような空間があるということはとっても嬉しいことなのです。


フランスのマルシェ


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2026年10月10日土曜日

試食しながら選べるバター専門店 LE BUTTER SHOP ル・バターショップ

 


 

 今年の夏、パリ15区にオープンしたばかりの「ル・バターショップ」は、フランス産のバターの専門店です。



 このお店の特徴は、お店で売っているバターをその場で試食しながら選べるという、そういう意味では非常に良心的で自分の好みに合ったバターを選べるお店でもあります。

 お店自体は、繁華街ではなく、住宅街?の中のあんまり目立たないところにあり、ほんの小さなお店です。しかし、実際に行ってみると、小さなお店ながら、わりと賑わっていて、お客さんの入りは上々といったところでした。

 お店は狭いこともあり、一度に入店できるのは10人までと、入場を制限しているため、少々、並ぶこともあるようです。




 このお店が扱っているバターは、いわゆる超有名どころのエシレバターやボルディエ、オーボン・ブールなどではなく、ル・ブール・デュポン(Le Beurre Dupont)とか、ヴュー・ブルグ(Vieux Bourg)が中心となっていますが、そのフレーバーの種類の多さは、なかなか見事です。

 ル・ブール・デュポン(Le Beurre Dupont)は、ミルクの自然な甘みとクリーミーさを味わうタイプで、濃厚でありながらクセが強すぎず、「フランスの良いバターってこういう味なんだ」と美味しさがわかりやすい感じです。 

 フレーバーは、プレーン、ゲランド塩、海藻、エシャロット、オニオン、黒トリュフ、野生ニンニク、スモークソルト、ピマン・デスプレット、フランボワーズ、マダガスカル・バニラ、ショコラなどなど、なかなか選びきれるものではありませんが、試食してみるだけでも楽しいお店です。



 また、たくさんのフレーバーを食べてみたい人には、ほんの5㎝くらいの包みのたくさんのフレーバーのバターが小分けされたものが売っています。これは1個1ユーロ。冷静に考えてみれば、えらく割高なバターではありますが、色々な種類を一度にたくさん食べ比べしてみたかったりする場合は、これをひとつずつ買っていくのも楽しいかもしれません。

 また、バターだけではなく、バターと相性のよいジャム、マスタード、ワイン、チョコレートなどや、バターナイフなども扱っています。




 これまでバターやバターを扱うお店もいくつかご紹介してきましたが、チーズならともかく、バターを試食できるお店は初めてで、そういう意味では、バター好きの方には、見逃せないお店だと思います。


🌟LE BUTTER SHOP ル・バターショップ   3 Rue Bouchut 75015 Paris  水・日休


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2026年10月7日水曜日

エアフライヤーが楽しくてたまらない・・

  


 食べることが好きな私は、常日頃から美味しいものを求めて、美味しいお店(といっても、どこどこの三ツ星レストランとか、そういう高級レストランではなくて、お手頃価格のお店)があれば、できるだけ行くようにしているのですが、それでも外食というものは、なぜか飽きるし、結局は、自分で好きなように家でお料理して食べることが一番なのかな?という気がしないでもありません。

 日本ならば、行きたいお店や食べたいものは、短い一時帰国の日程では足りないくらいあるのですが、パリでは、そこまでではありません。

 時々、これは大当たり!と思うようなお店に出会うこともありますが、それは、本当にごくごく稀なことで、実はハズレ・・大したことないのにやたら高い・・これにして、この値段は納得できない・・というものも少なくありません。

 元来、お料理は嫌いではないので、手に入らないものは自分でつくる努力を日々、重ねています。

 そんな中、最近、ずっと気になっていたのが、「エアフライヤー」で、なにかとカロリーが気になるお年頃?、少しでもカロリーを抑えてお料理ができるという「エアーフライヤー」に興味津々でした。

 YouTubeなどでも、エアフライヤーを使ったお料理を紹介している動画などが多々あり、私が作りたいお料理は、ふつうの日本人が作るようなお料理なので、必然的に日本人が紹介しているお料理動画になるわけです。

 もう見ていると、「こんなものまでできるの~~?」と感動していると、どんどん、そのエアフライヤーが欲しくてたまらなくなってしまったのですが、問題は、私が住んでいるのはフランス。

 フランスで売っているエアフライヤーは、当然のことながら、フランス人が使うようにできているわけで、多くのエアフライヤーは、まず、「フライドポテトが油で揚げずにできます!」と「フライドポテト」が前面に広告されているものが多く、その他は「プーレ・ロティ(鶏の丸焼き・もしくは丸のままでなくとも・・」などが主なのです。

 しかし、私の作りたいものは、必ずしも揚げ物ばかりではないし・・となると、フランスで買えるエアフライヤーの中でどれを選ぶのが良いのか?とそれを悩んでいました。

 結果から言うと、エアフライヤーで、こんなものを作りたい・・とか、置く場所を考えたサイズなどを提示して、最近、よくお世話になるChatGPTに相談して決めました。

 私にとっては、新しいおもちゃがひとつ増えたみたいな感じで、今はエアフライアーで色々なものを試してみるのが楽しくてたまりません。

 オーブンなどと、結局は変わらないのでは?とも思うものもありましたが、結局は、今のところ、オーブンよりも時短・・というか、効率がよく、時間がかからず、あっという間にできるものが多く、オーブンほど乾燥しすぎない・・という印象です。

 また、洗い物が少なくて済むのもありがたいところです。

 特に揚げ物のようなものは、健康面だけではなく、油の始末がいらないのは、本当にラクです。

 なにかと揚げ物が注目されがちではありますが、野菜を焼いたりする(今のところ試したのは、ナスととうもろこし)のにも便利であっという間にできます。

 私が今のところ、特に気に入ったのは、焼きおにぎりです。これは、本当に外側がカリッと香ばしく、中がふっくら出来上がるので、とても美味しいです。ナスの焼き浸しのようなものも、下処理というか、前段階まで処理しておいて、あとは、ちょっと漬けるだけ・・とか・・そんな使い方も気に入っています。

 つい先日はローストビーフを作り、たった10分でできてしまい、ちょっと感動ものでした。

 ちなみに私が買ったエアフライアーはMOVA Aero Glass AF20 Proというタイプのものですが、AIR FRY, ROAST, BAKE, REHEAT, FRENCH FRIES, CHICKEN WINGS, STEAK, VEGTABLESのいずれかがチョイスできるようになっていて、温度、時間をセットすることができます。

 私は、この一台しか使ったことがありませんが、基本的には、エアフライアーは、こんなものなのかな?と思います。

 食品を入れる場所は耐熱ガラスでできているので、調理中の焼け具合?が外からも覗けるのが便利ですが、一時停止をして、また再スタートをすることも自由にできるので、非常に扱いやすいです。

 このエアフライヤーで試したいものが次から次へと出てきて、買い物に行くと、あれもこれもとついつい買いすぎてしまうのですが、実際には、私は一人暮らし(+猫一匹)なので、作っているものが、どんどん溜まって行ってしまって、買い物に行っても、もう冷蔵庫の中身を考えると、もうムリ・・となってしまっています。

 しかし、ともかくも迷いに迷ったすえ、ようやく買ったエアフライヤー・・使いこなせるかな?、買ったのはいいけど、結局、使わないまま放置・・ていうことになりかねないと思っていたのですが、今や、炊飯器以上に使う頻度が高くなっています。

 少しでもカロリーオフになるかと思いきや、結局、以前よりも食べています。


エアフライヤー


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2026年10月4日日曜日

イワシの缶詰めが品薄になっているのは・・

  


 イワシの缶詰めは、そこまで頻繁に食べるわけではないにせよ、我が家には、たいてい、いつも、なぜかストックがある気がします。

 おそらく、多くの家庭において、その程度のもののような気もしますが、そのイワシの缶詰めが今、スーパーマーケットの棚から急激に姿を消しつつあるようです。

 フランスにおけるイワシ缶産業は、モロッコ産のものにその多くを依存している状態で、90%以上がモロッコ産のものです。今年のモロッコ産のイワシは、海洋環境の変化(気候変動)のために資源が不安定化し、具体的には、イワシが小さくなり、加工効率が低下し、生産性(缶詰め)が低下しているために、缶詰めの輸出量が減っているということです。

 気候変動による海洋環境・プランクトンの変化がイワシの成長や生息状況に影響していると言われていますが、そもそも缶詰めに入っているイワシは、もともとあまり大きなものではないのに、それがさらに小さなイワシになっているということは、どの程度の大きさのイワシになっているのだろうか?と思います。

 そもそもの品薄に加えて、最近、缶詰食品そのものがフランスで再び人気になっており、特に若い世代の消費が増加しています。

 これはインフルエンサーたちがSNSで安価な滋養食品と推し始めたこともあり、25歳~35歳の缶詰消費者が30%以上増加したといわれています。

 そういえば、少し前に、若い男の子がバゲット2本抱えて、スーパーにイワシの缶詰だけ3缶を買いに来ていたのを見かけたことがあり、若い子って、こういう食事しているの?とビックリした覚えがありました。

 つまりイワシ缶がスーパーの棚から急激に姿を消しているのは、イワシが完全になくなったというよりも、イワシが小さくなり加工効率が低下+海洋環境の変化で資源が不安定+モロッコなどからの供給減+缶詰人気による需要急増という複合的な現象です。

 これは、一時的な品切れではなく、供給構造の問題ともいうべく事態。

 私など不勉強でイワシ缶はブルターニュで作られていると思っていましたし、(もちろん、今でもブルターニュ産のイワシは現在も存在している)、モロッコがそんなにイワシ缶で有名な国であったことも知りませんでした。

 しかし、缶詰そのものが再注目されていることは、悪くない話。冷蔵、冷凍などが必用なく、保存が効き、安価。栄養的にも決して悪くありません。

 そのままでも食べることができて、それを材料にして、お料理することもできる。

 なんとなく、これまで見過ごされていた缶詰をイワシだけでなく、探求してみるのも、ちょっとおもしろいかもと思っています。

 

イワシの缶詰不足


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2026年9月30日水曜日

おススメのほっこりフレンチ Le Petit Baigneur ル・プティ・べニョール

  


 以前から、ちょっと目をつけていたレストランがあって、友人が来たら、是非、一緒に行こうと思っていたのに、思いのほか先の先まで予約がいっぱいで、結局、その友人とは行けずに、わざわざパリに来てくれたというのに、フレンチに一回も行っていないということに彼女の帰国間近になって気が付きました。

 そこで、急遽、どこかいいところはないかな?と探して、半信半疑で、なんとなく良さそうだな・・というだけで行ってみたのですが、これが大当たりでした。






 小さなビストロなのですが、こじんまりとしている家庭的な感じで、常連さんが多い感じのアットホームな感じのお店です。店内のインテリアも独特な雰囲気ではあるのですが、落ち着いた雰囲気です。

 もう「いつものお席」が決まっている一人でやってくる年輩の男性とか、ご近所のお友だち同士が集まってきて・・とか、比較的、年齢層高めの方々がゆったりと食事をしている・・そんな感じです。

 メニューも、あまりこじゃれた感じではなく、フレンチのド定番という感じでお値段もお手頃です。



 面白いのは、メニューを選んだら、小さな紙を渡されるので、自分で注文するものを書いて渡します。

 隣の人が頼んでいるものを、気軽に私もあれ、追加で注文したい・・そんなことが気軽に頼める雰囲気です。

 お昼のメニューは、前菜+メイン、またはメイン+デザートで19ユーロ、前菜+メイン+デザートで25ユーロとかなり良心的なお値段です。

 前菜、メイン、デザートは、それぞれメニューの中から自分で好きなものを選べるようになっていますが、ものによっては、メニューとして頼む場合に追加料金が取られるものも一部あります。


 どれも、量的にもかなりたっぷりとしていて、特に驚いたのは、前菜の中の自家製テリーヌを頼んだ場合、大きな塊がド~ンと出てきて、「好きな分だけ切ってください!」と食べ放題?、その付け合わせのコーニッション(ピクルス)も大きな瓶詰(自家製)が出てきて、こちらも「お好きなだけ取り分けてください!」とのこと。

 このテリーヌが抜群のお味で、ピクルスも漬き加減がちょうどよくて、いくらでも食べられそうな、これまたちょっと感動もののクォリティ。最近、食べたピクルスの中で一番、美味しいピクルスでした。

 このテリーヌ・・実は隣の人が食べていたのが、あまりにも美味しそうで、追加で注文してしまったのです。

 メインのお料理もぬかりはなく、丁寧に作られていることがわかる安定したお味です。



 そして、デザートがこれまた絶品、特にティラミスは「こんなに?」と思うほどの量なのに、ペロッと食べられてしまいます。



 周囲の人々が食べているものを眺めても、どれもこれも、食べてみたいものばかり・・。

 絶対にここは、しばらく、定期的に通います。


🌟Le Petit Baigneur  10 Rue de la Sabilière 75014 Paris 

 

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2026年9月27日日曜日

バターだけじゃない ボルディエのプティ・ブール(サブレ系ビスケット)とフィナンシエ 

  


 もうだいぶ前に目にして、「え~~?ボルディエってお菓子も出してるの?」と思いながら、その時には、買わずにいたら、そのまま、しばらく忘れていました。

 もっとも、どこにでも売っているものではないので、あまり目にしないということもあるのですが、私が最初に見つけたのは、ボン・マルシェでした。

 レジの近くの通路のところに置いてあって、つまり、レジに並んでいる際に何気なく手に取ってみて、ついつい買ってしまう・・というアレです。もっとも、最初に見たときは、ちっちゃい包みにもかかわらず、「結構高いな・・」と思ってやめたのですが・・・。

 それでも、後日、まあ、ケーキ1個の値段と変わらない・・下手をするとケーキ1個よりも安いじゃん!と思い直したのでした。

 先日、たまたま、何回かボン・マルシェに行く機会があって、「そういえば、あのボルディエのお菓子・・あったら、買おう!」と思っていたのです。

 以前、といってもずいぶん前になりますが、レジの近くにあったという記憶からレジ付近を探したのですが、みつからず、近くにいたお店の人に聞いてみたら、「ボルディエのバターのコーナーの近くにあるわよ!」ということでした。

 行ってみると、あるある!!ありました!ボルディエのプティ・ブール(サブレ系ビスケット)。チョコレートコーティングされているものと、シンプルなナチュールのもの。それに箱入りのフィナンシエやサブレもありました・・。



 高級なバターのメーカーのバターをたっぷり使ったものなので、まずいわけはありません。ただ・・抵抗があるのはお値段で、小さい袋(といってもサイズはひとつのみですが・・150g)が、9.80ユーロ、チョコレートコーティングされたものはそれより若干、お高くなっています。

 そして、箱入りのフィナンシエ(200g)は11.35ユーロ!ちょっと箱入り菓子にしては、かなりお高めな価格設定です。

 私はとりあえず、ナチュールのものを買ってみましたが、サクッとホロッとした食感にふわ~っとした芳醇なバターの香り・・でも、全くしつこくないサラッとした食べ心地で、予想どおりにパーフェクトです。

 フィナンシエの方は、お土産用などにさらに適していると思われますが、中身は個包装はされておらず、いくつかのフォームの小ぶりなフィナンシエがたくさん入っています。



 こちらの方は、たしかに美味しいには美味しいのですが、少々、甘めなうえに、もうちょっとしっとりしていてほしかった感じ・・(あくまで個人の感想です)。

 ここのところのボルディエ(バター)の値上がりは、ちょっと常軌を逸した感じがしないでもなく、たしかに美味しいバターではありますが、ちょっとひきます。エシレバターが安く感じてしまいます。


 しかし、いずれにしても、これらの高級バターを買うのなら、やっぱりボン・マルシェがおススメでギャラリーラファイエット・グルメは、若干、価格設定が高くなっています。

 全般的に、最近の両者(ギャラリーラファイエット・グルメとボンマルシェ)を見ていると、圧倒的にボンマルシェの方が見やすく、楽しく、魅力的な気がします。

 それが、よくわかっているのか?最近、ボンマルシェに行くと必ず、日本人を見かける率が高まっているような気がします。

 「日本人観光客がパリにあまり来なくなったな・・」と思っていても、ボンマルシェに行くと、「やっぱり日本人、パリに来ているのね・・」と少しうれしくなります。

 とにかく、このボルディエのプティ・ブール(サブレ系ビスケット)は、なかなかおススメです。とっても美味しいです。


ボルディエのプティ・ブール(サブレ系ビスケット)とフィナンシエ


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2026年9月24日木曜日

ロンドンの美味しいインド料理のお店 Dishoom King's Cross

  


 美味しいものを食べるというのが、私の旅行の大きな目的のひとつです。ロンドンの場合は、イギリス料理・・というのも、私にとってはあまりピンと来なくて、どうしてもインディアンかチャイニーズ・・というイメージがあり、短い旅程の食事の一回はインド料理を選びました。

 時間も体力も限られているため、今回の旅行は、ホテルもユーロスターの発着駅であるキングスクロス・セントパンクラス駅の近くにして(友人が配慮してくれた)、その日の夕食もその近辺で探しました。

 探した結果、なんか良さそうかも・・?と思って行ってみたのが「Dishoom King's Cross(ディシューム・キングスクロス)」でした。このお店はキングスクロスにある広大な元ビクトリア朝時代の鉄道倉庫を改装した建物に入っており、ロンドンの産業遺産とインド独立の歴史を融合させた感のある内装が特徴的で朝食から夕食まで幅広いメニューを揃えています。

 価格もロンドンとしては、そこそこ納得いくお値段です。

 そこまで期待していたわけでもなかったのですが、もう他に探すのも面倒だったので、とりあえず、行ってみたという感じだったのですが、これが大当たりでした。

 夜7時頃にお店に到着したのですが、その時には、すでにお店の前に行列ができており、周囲のお店は、どこも余裕で入れそうな感じだったのにもかかわらず、そのお店だけに行列。ちょっと、これ、並ぶのか・・と一瞬、ゲッソリしましたが、反面、これだけ人気ならば、期待できるかも・・?とも思い、行列に並びました。

 しかし、このお店、行列にも慣れているのか、並んでいる間にお店の人がチャイなどのドリンク数種類を振舞ってくれたり、メニュー選びの相談に応じてくれたりと、いたって客あしらいが上手く、飽きさせません。

 20分~30分ほど並んだところで中に案内されて、ようやく・・と思ったら、中には、ウェイティングスペースのバーカウンターのようなところがあり、そこでも、しばらく待つことに・・。そこでは、ドリンクを注文して、飲みながら待つこともできます。

 そして、ようやく席に案内されて、すでに、ほぼほぼ目ぼしをつけていたメニューを再度検討して、注文。ドリンクがまず、運ばれてきて、お店の人おススメ、そして、ちょっと興味のあったオクラのフライが早々に運ばれてきました。



 オクラのフライは、3種類のディップソースが添えられていて、なるほど・・飽きずに楽しめます。しいて言えば、もう少しオクラは太く切ってくれてもよかったかな?とも思いましたが、オクラの新しい食べ方を覚えて、これは家でも挑戦できるかも・・と。

 そして、しばらくすると、これまたお店の人が絶賛しておススメしてくれたチキン・ルビーというカレーとチキンのビリヤニがやってきました。




 どちらも、一見、あまり大きくない器に見えるのですが、底が深く、中にはチキンが惜しみなくゴロゴロ入っているので、ボリューム満点です。

 なによりも、両者ともにスパイスの使い方が素晴らしく、これは、やっぱり自分ではできない!プロの技を感じさせられる大満足の食事でした。

 友人と二人で、これらのメニューを食べきるのがギリギリの感じで、本当はもっと色々と食べてみたかったのですが、これ以上はムリでした。

 お店の内装なども素晴らしく、倉庫跡の感じを上手く利用している立体感のある内装・・何気に飾られている絵や何気になぜか置かれているレトロ感満載の体重計など、雰囲気のあるお店です。

 朝食、ランチ、ディナーのどれにも対応しているため、スナックやスモールプレートのような軽食もあり、どのタイミングに行っても、その時に合った食事を楽しめるのも便利そうです。

 この店舗は、ロンドン市内には、コベントガーデンにもあるそうですので、スケジュール次第では、コベントガーデンの方が行き易い場合もあるかもしれませんが、絶対におススメのインド料理のレストランです。


ロンドンのインド料理 インディアン


🌟Dishoom King's Cross 5Stable St.London N1C 4AB United Kingdoms


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2026年9月23日水曜日

フォトナム & メイソン( FORTNUM & MASON)ってこんなにすごかったっけ?

  


 大変、おこがましい話なんですが、私は紅茶の中ではフォトナム&メイソンの紅茶が一番好きで、フランスに住みながら、フォションでも、マリアージュ・フレールでもないのです。

 これは、私の若い頃に覚えた?贅沢で、イギリスに行った際には、フォトナム&メイソンの紅茶をゴソゴソと買い込んで帰っていました。

 今から思えば、娘時代になんという贅沢だったんだ!と思います。

 あれから、かなり時間が経って、パリで生活するようになって、仕事と子育てに追われて、ホッと美味しい紅茶を飲むという豊かな時間を持つこともなくなり、紅茶もそのへんのティーバッグやM&Sの紅茶などを飲んでいたので、すっかりフォトナム&メイソンのことなど、忘れていました。

 それが、昨年、久しぶりにロンドンに来て、セントパンクラスの駅にフォトナム&メイソンのお店があって、帰りに紅茶買って帰ろう!と思っていたのに、すっかり忘れて帰り、今年こそは、フォトナム&メイソンのお店に行ってみよう!と○十年ぶりにフォトナム&メイソンの本店に行ってみたのでした。






 紅茶やジャムなどで有名なフォトナム&メイソンではありますが、あのお店は、実は百貨店という扱いになっていて、紅茶やお菓子などがあるグランド・フロアーだけでなく、食器類から石鹸、香水、バッグ、テーブルウェアーなどなど、そのどれもが美しく、可愛くて、ほしくてほしくてたまらなくなるようなものがいっぱいです。




 おまけに、紅茶ひとつをとってみても、まあまあ、かなりの高級品にもかかわらず、その売れ方が凄まじく、今、こんな売れ方をしているパリの高級食料品を扱っているお店ってないよな・・とビックリしました。







 おそらく、かつては、パリではフォション(FAUCHON)が似たようなポジションだったと思うのですが、パンデミック後に破産申請され、マドレーヌ界隈の大きな店舗がなくなり、見るも無残。フォトナム&メイソンのこの隆盛ぶりを見ると、なぜ?フォションは・・と思ってしまいます。残念です。

 とにかく、魅力的な商品がいっぱいで、「あれ?フォトナム&メイソンっていつから、こんなにスゴイお店になってたんだろう?」と、かなり長い間、ここを訪れずにいたことを後悔したくらいでした。

 見て歩くだけでもとても楽しいので、是非、行ってみてください。


🌟フォトナム & メイソン( FORTNUM & MASON) 181 Piccadilly, London W1A 1ER

                                                                                                            United Kingdoms


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