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2026年9月10日木曜日

LIVRET A(リブレA)の上限額は本当に引き上げられるのか?

  


 Livret A(リブレA)については、これまでも度々、言及してきましたが、Livret Aは、フランスでは、最も一般的な非課税の普通預金口座です。

 安全性が高く、いつでも使えて、利息が非課税なことから、フランスで生活する人が緊急用の資金や短期的な貯蓄を置いておくためによく利用するもので、フランス銀行によれば、フランス人の10人中8人がLivret A貯蓄口座を保有しています。

 私もフランスで仕事を始めたときに、少しずつ預金をするにはこれがいいと夫(フランス人)に薦められて、この口座を開設して、それ以来、ずっと持っています。

 とはいえ、Livret Aには、上限額があり、現在の上限額は22,950ユーロとなっています。

 今回、話題になっているのは、このLivret Aの上限額を22,950ユーロから30,000ユーロに引き上げることを環境移行担当大臣が提案したことです。前回のこの上限額の引き上げは、2013年1月のことで、これまでの上限が19,125ユーロであったものが、22,950ユーロになりました。

 もはや10年以上も前のことになりますが、当時は、この引き上げのために、貯蓄の急増を引き起こし、2013年1月だけで80億ユーロも増加しています。

 昨今は、他の生命保険等の人気におされて、Livret Aの人気は停滞しているとも言われていますが、依然として人気の貯蓄口座であることに違いはありません。

 環境移行担当大臣は、この気候変動への適応策(建物の断熱、病院の冷房システムなど)にこの資金を充当することを目的としていると述べていますが、フランス銀行は、この措置に反対しています。

 フランス銀行によると、Livret Aの平均預金額は7,554ユーロで上限額をはるかに下回っています。実際に口座が満額まで預けられているのは、わずか15%ですが、この15%が規制対象の貯蓄口座に預けられている資金全体のほぼ半分を占めています。

 まさに、これらの人々こそ、Livret Aにもっと資金を預け入れる余裕のある層です。したがって、上限額を引き上げることは、国全体よりも彼らに大きな利益をもたらすものであるというのです。

 しかし、仮にこの上限額の引き上げが実現したとすれば、現在の利率1.7%が据え置かれたと仮定すると、2027年には、現在、満額までの預金口座を維持している人が素早く上限まで預金額を増やした場合(つまり、プラス7,050ユーロを追加すれば・・)、年間505ユーロの利息を得られることになります。(これまでは、390.15ユーロの利息)

 事の行方はまだ、定かではありませんが、悪い話ではありません。


LIVRET A(リブレA)の上限額引き上げ


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2026年9月9日水曜日

Vintedのアカウントが突然、AIにブロックされた!

  


 私は長いこと、断捨離の一環として、Vinted(メルカリのヨーロッパ版)(フリマアプリ)を利用してきました。

 もうかなりの年月になるため、これまでVintedのおかげでけっこうなお小遣い稼ぎになっていました。

 とても、よくできたシステムで、出品もラクだし、商品の受け渡しも配送方法がかなり限定されていて、その配送も徐々に簡単にできるようになってきたので、なにか、いらないものが出れば、じゃあ、Vintedに出しておこう・・と言う感じで気軽に出品できていました。

 商売目的ではないものの、私が以前、買ったけど、全く使っていなかった洋服や小物類、化粧品などなど(後になってから、ずいぶんムダな買い物をしていたものだと後悔・・)、新品のものもけっこうあり、まずまず納得する値段でも売れていました。

 正確な数字は覚えていませんが、これまで250点くらいの売買してきました。私の場合、物を処分することが目的なので、Vintedを通じて何か買い物をしたことはありませんが・・。

 出品したまま、ずっと売れないものもあったのですが、それは、そのまま放置してしまう場合もあれば、もう少し値段を下げれば売れるかな?と、出品しなおしたりするものもありました。

 それが、ある日、突然、長い間、売れていなかったため、少し値段を下げて出品しなおしたら、突然、アカウントがブロックされてしまい、一体、何が起こったのか?意味がわかりませんでした。

 品物は、買ったまま一回も使用していなかったロンシャンのお財布だったのですが、どうやらそれがAIにより、偽造品と判断されてしまったようで、苦情を申し立てました。

 すると、商品のロゴの部分や金具の部分等をわかりやすいように写真を取り直して送ってくださいということだったので、そのとおりに送って、「これは間違いなくロンシャンの本物の商品です。なんなら、ロンシャンに問い合わせてください」と送ったのですが、挙句の果てにIDを送れと言われ、それも送ったのですが、結果的に「AI判定の結果、偽造品と判断しました」とかで、その後も何度かやりとりしたのですが、埒が明かず、そのままウンザリしてしまって、私も匙を投げてしまいました。

 Chat GPTにも相談してみて、苦情のレターも見てもらったりしたのですが、AIであるChat GPTとしては、おかしなアドバイスなのですが、「AIではなく、人間の目で見て、人間がこのクレームを扱ってほしい」と頼みなさい・・というように助言されたのです。

 AIは便利なものではありますが、時に間違いを正せないという困った面もあります。

 現在、このクレームに労力を使うのがバカらしくなってきて、別のフリマサイトを利用(以前、使っていたけど、しばらくご無沙汰していたサイトのアカウントを復活)しています。

 しかし、ものすごく納得いきません。私は絶対に偽造品なんて出していないのに!!!


Vinted アカウント


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2026年9月7日月曜日

フランス税務当局(DGFiP)へのサイバー攻撃の容疑者逮捕 容疑者は18歳と未成年

 


 6月末から複数回にわたって起こっていたフランス税務当局(DGFiP)へのサイバー攻撃は、「ZeroBytes」と名乗るハッカー集団の犯行で、ダークウェブサイト上で政府機関や企業のウェブサイトを標的とした複数のサイバー攻撃の犯行声明を出していました。

 この件に関してはパリ検察庁サイバー犯罪課が捜査を開始し、その後、サイバー犯罪対策局(OFAC)に引き継がれ、捜査判事の指揮の下、関係者の特定と逮捕に向けて動いていました。

 このハッカー集団は、税務当局に加え、8月中旬には、フランス教育省から数百万件のデータ記録を盗み出したと主張していました。「ZeroBytes」は、このデータ漏洩により、生徒、保護者、教師、事務職員が影響を受けたと述べていました。

 パリ検察庁は、「ZeroBytes」のサイバー攻撃の被害者は、フランス労働組合(CGT)、フランスハンドボール連盟、インターマルシェ、SFR、ビュロー・ヴァレ、そしてPulsyも含まれていると発表しています。

 犯行後にいちいち犯行声明を出して、いかにも挑戦的な態度を取り続けてきたこのハッカー集団は、8月末に2名が逮捕されています。

 容疑者の一人はパリ近郊在住の18歳で「ZeroBytes」グループの一員であり、過去に「Free」のデーター漏洩事件を含む2件のハッキング事件(2024年に発生したBFMTVとRMCのXアカウントへのハッキング事件)で既に起訴されていたことがわかっています。

 もう一人の容疑者は未成年(16歳未満)ではありますが、こちらもまた、別の事件で起訴されたばかり「Epsylon」と呼ばれるハッカー集団の一員でもありました。

 今回の事件では、18歳の男は身柄拘束から公判前拘留されていますが、未成年の男の方は、身柄拘束からは釈放されています。

 いずれにせよ、彼らは既にハッキングに関しては、それぞれ複数の前歴を持っており、過去の事件に関わったのは、彼らが14歳、16歳という年齢でした。

 彼らは以前、この事件に関する声明を発表しつつ、「盗んだデータは既に数千ユーロで二人に売却した」とと述べていましたが、また、別の報道機関には、「このデータは法外な価格で取引されるため、利益に惹かれて活動している」と答えていたりしました。

 しかし、法外な価格って数千ユーロ?、しかも、こんな大変なデータを数千ユーロ??とか、なんだか少々、子どもじみた声明のような気がするな・・と感じていましたが、本当に子どもだったわけです。

 しかも、彼らは14歳の頃からハッキングを始めていて、数件の事件において、起訴されながら、まったくやめる気はなかったようで、こういう少年たちには、どうやって向き合うべきなのか、呆然としてしまいそうになります。

 この容疑者、過去2023年、2024年に未成年だった頃に起こしたサイバー攻撃事件で起訴されており、司法監督下にあったそうです。

 毎回、色々な事件が起こるたび、この司法監督下にあったはずの人物が再犯を起こすという事件は少なくありませんが、この司法監督下って、もうちょっと、どうにかできないの?と思わずにはいられません。

 今回の事件で彼らは、彼は懲役10年と罰金30万ユーロの刑に直面しています。


フランス税務当局(DGFiP)へのサイバー攻撃の容疑者18歳と未成年


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2026年9月5日土曜日

ドラゴンボールパークに東映アニメーションがストップ!

  


 マクロン大統領とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が共同で発表したセルジー・ポントワーズに建設する3つのテーマパーク、通称「ドラゴンボールパーク」に早くも暗雲が立ち込めています。

 この話は2024年リヤドで行われた大統領と皇太子の会談がきっかけとなっており、会談で両者はマンガ、特に「ドラゴンボールZ」への共通の情熱を発見したと述べていました。

 この両首脳がやけに盛り上がって発表したこの「ドラゴンボールパーク」・・に関して、ドラゴンボールのライセンスをめぐって、一悶着起こっています。

 「ドラゴンボール」の世界観に関する権利は、使用されるメディアによって異なるものの、複数の日本企業が所有しています。

 その中の「東映アニメーション」は今週初めに発表したプレスリリースの中で、「当社および本作品の権利を保有するいかなる企業も、フランスのドラゴンボールパークプロジェクトに関するライセンスを付与しておらず、そのような情報も一切把握していない」と述べており、フランスで大々的に報道された「ドラゴンボールパーク建設を承認した」との報道を否定しています。

 このようなキャラクターというか、ドラゴンボールほどの作品のライセンス問題をクリアしていなかったとは、全くもって、お粗末というか、悪い見方をすれば、軽く扱われているというか、酷い話です。

 この「ドラゴンボールパーク」建設予定地のイル・ド・フランス地域圏のヴァレリー・ぺクレス知事は、この日本のマンガに着想を得たこのプロジェクトに18ヶ月間、取り組んできたことを明らかにしています。

 18ヶ月間もプロジェクトが進みながら、ライセンス問題をクリアにしていないとは、まず、ありえない話です。

 これらのテーマパークに投資するサウジアラビアの政府系ファンド傘下のキディア投資会社は、「ライセンスを保有する主要な国際ブランドとは、協議が進行中である」と言葉を濁しています。

 この「ドラゴンボールパーク」建設にあたっては、なにかとユーロディズニー(ディズニーランドパリ)と、その規模を張り合うような文言が目立ちましたが、ワールドディズニーが場所をパリに選んでユーロディズニーを建設するのと、サウジアラビアとフランスが「ドラゴンボールパーク」を建設するのは、全く違う話です。

 ライセンスを持っている側からすれば、この「ドラゴンボールパーク」の中身によっては、大きく本来の「ドラゴンボール」のイメージが侵害されるものにもなりかねないわけで、これには、ライセンス保有者側からしたら、そうそう簡単に許可できる話ではないのです。

 この「ドラゴンボールパーク」建設にあたって、ドラゴンボールは日本の作品なのに、なぜ?日本が置き去りになっているの?と思わないでもありませんでしたが、まさか、本当にライセンスまで置き去りになっていたとは、本当に驚きでした。

 もしかしたら、両首脳がフライング気味に発表してしまったのかもしれませんが、それにしても、こんなこと、あり得ないことだと思うのです。


ドラゴンボール ライセンス問題


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2026年9月2日水曜日

フランスに猛暑が再びやってくる・・

   


 フランス気象局(Météo-France)によると、週末にかけて、フランス全土で3~4日間、猛暑が再来する見込みで、特に南部と南西部で気温が高水準に達する可能性があるそうです。

 もう本当に今年の夏(特に6月下旬)の猛暑は苦しかったので、猛暑の予報には、かなり、過敏に反応するようになってしまっています。

 そういう予報を見つけて、どうということもないのですが、いくばくかの備えと心づもりは、やはり必用なのです。

 木曜日と金曜日には、南部で35℃~38℃、場合によっては40℃に達する気温が予想され、金曜日から日曜日にかけては、パリ近郊まで北上し、30℃を超える可能性があるといいます。

 30℃くらい大したことはないのですが、ここのところのパリの気温は朝は14℃~15℃、最高気温でも25℃程度で、すっかり涼しいというか、朝などは、もうヒートテックが恋しくなるような気候だったので、この短期間での寒暖差というか、気温の変化には、身体がついていくのが大変な感じなので、また猛暑がやってくる・・という予報には、ウンザリしているのです。

 フランス気象局は、「今年の夏の猛暑とは比べものにはなりませんが、9月としては、かなり深刻な状況です」と発表しています。

 9月の熱波としては、2023年9月3日~11日にかけて、異例の期間と強度の熱波が発生し、モンモリヨンとラ・トリムイユ(ヴィエンヌ県)では、気温が39℃に達し、パリ、レンヌ、オルレアンでは記録的な高温となる35℃を超えた記録があります。

 また、2022年9月4日~6日、12日~14日、また、2020年9月13日~16日にも同様の熱波が発生しています。

 フランス気象局の予報士は、「これは気候変動と一致しており、こうした遅い時期の熱波は年々、頻繁に発生する傾向にあります」と語っています。

 今年の現象は、イベリア半島上空の小さな寒冷前線と高気圧が組み合わさったことで、圧縮作用により暖かい空気がフランス上空に押し上げられたことが原因と見られています。

 この熱波は少なくとも日曜日まで続く見込みで、月曜日には西から低気圧が接近し、暑さが多少、和らぐ可能性があるものの、東部と南東部では気温が高い状態が続く見込みと言われています。

 来週、火曜日には全国的に涼しい空気が流れ込む見込みではあるものの、これに関しては、まだはっきりとは確認がとれていない状況のようです。

 ただひとつ、少し心強いことは、ここのところ、パリでは急に新車のエアコン付きのバスが増えたことで、これが再来する猛暑の際に少しても役立ってくれればと思っています。

 今年の夏の猛暑以来、すっかり体調を崩している我が家の猫のポニョも、再びやってくるという猛暑に耐えられるのかどうか、とても心配しています。


9月の猛暑


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2026年8月31日月曜日

パリ9区で自転車と自動車の軽微な接触事故のための口論からナイフ刺傷事件へ

  


 パリ9区で自転車に乗っていた男性が路上で車の運転手と口論になり、ナイフで首を刺されるという事件が発生しました。

 事件は午後1時30分頃、パリ9区のセーズ通りで発生。マドレーヌ広場から数百メートルの地点です。もともとは、車が自転車に接触した軽微な接触事故でしたが、自動車に乗っていた男がそのまま逃走しようとしたため、自転車に乗っていた男性が男の逃走を阻止しようとしました。

 まあ、当然のことです。

 そこで2人は口論となり、自転車に乗っていた男性が車を運転していた男を窓越しに殴りつけたとも伝えられていますが、その後、車を運転していた男は、車を降りて、ナイフを取り出し、自転車に乗っていた男性の首を刺したと言われています。

 だいたいナイフを持っていること自体も恐ろしいですが、刺すとしても、よりによって首を刺すというのは、さらに驚きです。

 検察当局は、「男性は頸動脈損傷の疑いがあり重体で病院に搬送された」と発表し、殺人未遂事件として捜査が開始されました。

 ナイフで首を刺したということは、殺人目的とみなされるのです。

 事件の一部始終は現場付近の監視カメラに捉えられており、被害者を刺したまま逃走していた車の運転手は、すぐに身元が特定され、同日5時頃に逮捕されました。

 なぜ?単純な軽微な交通事故がどのようにしてナイフによる襲撃事件へとエスカレートしてしまったのかを是非、解明してもらいたいです。

 パリでは、2024年10月にも、似通った事件が起こっており、その際は、自転車に乗っていた27歳の男性が路上で口論の末、車に引き殺されるという陰惨な事件が起こっています。

 最近、パリで起こるこの手の事件(ナイフ襲撃事件など)の怖いところは、それが、特別に治安の悪いとされている場所でもなく、時間帯も深夜などでもなく、ごくごく普通の人々があたりまえに生活している空間で突然起こることで、それが計画的ではなく、突発的な出来事であったとしても、そんなにみんながナイフを持ち歩いているのだろうか?と思ってしまいます。

 何かトラブルに遭遇した場合、黙って諦めてはいけないのは、パリでは当然のことなのですが、それにしても、万が一、相手を怒らせてしまったら、もしかしたら、刺されるかもしれない・・と思わずにはいられなくなりそうです。

 

自動車と自転車の接触事故からナイフ襲撃事件


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2026年8月30日日曜日

マルシェでヤケ買いの訳・・夏休み明けのマルシェ

  


 私の唯一といってもよい運動は泳ぐということくらい・・毎回、「めんどくさいな~」と思いつつ、重い腰を上げてなんとかプールに出向いて泳ぐと、泳いだあとはなんだかすっきりして、やっぱり来てよかった・・身体がほぐれた感じになって、「よく頑張った・・私」と満足しながら、途中でマルシェに寄ったりして、帰るのです。

 ところが、昨日、意を決してプールに出かけたところ、なんと意味不明のプール休業?いつもだいたいオープンの時間目掛けていくのですが、なんとオープンの時間になっても扉が開かず、私だけではなく、そこそこの人が皆、途方に暮れた感じ。

 開けないなら開けないで何かしらのお知らせがあって然るべきところ、皆、ただただ待ちぼうけ、「電話をしてみるわ・・」と隣にいたおばさんが、電話をしてみたけれど、何も応答なし・・30分待って、皆、諦めて帰り始めたので、私もやむなく帰途へ。

 なんとなく、わざわざ出かけてきて何もなしに帰るのは癪にさわって、マルシェを一周。もうすっかり夏休みの間、姿を消していたお店が全部カムバックしていて、なんだかちょっと懐かしい友人に会えた感じで嬉しい気分。





 いつものお魚屋さんを覗いたら、なんと、トロといってもいいようなマグロを発見。生で食べられますか?と聞いてみたところ、「もちろん!生だとすごく美味しいわよ!」と。

 なんとなく、プールにいけなかったむしゃくしゃした気分も手伝って、決して安いとも言えないマグロのお刺身用の小さな塊を買い、海老まで買って、次はいつもの八百屋さんへ。



 夏休み明けに初めて学校に行って友だちと会うみたいな気分で八百屋のおじさんと挨拶し、「今日はカリフラワーが安いよ!   1個2ユーロだよ!」と言われたので、「重いので一番最後に買うね・・」と言ったら、「早く買ってかないと売り切れちゃうよ!」と。

 カリフラワーを買って、もう帰ろうと思ったのに、パン屋さんをのぞいて見たら、ふわふわテリテリしたおいしそうなパンがあったので、それも買ってしまい、そのうえ、いつもは買わないのに、チーズ屋さんでうっかり味見をしてしまったら、やっぱりほしくなって、チーズまで買ってしまいました。

 チーズは21カ月ものというコンテでした。



 私は一人暮らしなので、どうせ、あまらせてしまうからと、いつもこんなには買わないで、どこかブレーキがかかっているのですが、今日はプールのおかげでそのタガが外れてしまったみたいです。

 冷蔵庫はパンパンなのに・・。

 これをヤケ買いっていうのかな・・?とチラッと思いつつも、美味しいものをたくさん買えて、また夏休み明けの学校のお友だちに会えたようなマルシェのおじさんやおばさんに会えたことに、どこか高揚感があって、ついつい・・。

 思わぬ一日になってしまいましたが、まあ、美味しいものに囲まれていることは楽しいこと。しかし、考えてみれば、泳げなかったうえに、こんなにまた食べるものをゲットしてしまって・・思い直して、ランチのあと、また、もう一つ別の用事を済ませに午後は急遽、出かけることにしたのでした。

 

パリのマルシェ


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2026年8月29日土曜日

新年度早々のストライキ・デモのお知らせ 最初は消防士

  


 夏の長いバカンスから、続々とパリジャン・パリジェンヌたちが戻ってきて、スーパーマーケットなどには、学校用の新年度準備のための文房具類などが並び、新しい年度の始まりがやってきていることを感じさせられる今日この頃です。

 そして、新年度の開始とともに戻ってくるのは、ストライキやデモの予告が続々と始まることでもあり、そんなところはフランスらしいところでもあります。中には夏のバカンスに入る前から9月早々のストライキの予告をしていくところもあるので、9月を目前にしての予告にというのは、決して珍しい話ではありません。

 ・・が、やはり最初にこの予告を見ると、「・・ヤレヤレ・・今年も来た来た・・」と、何かを確認しているような妙な気持ちになります。

 今年のストライキの予告のトップを切ったのは、「消防士」でした。トップを切るのが消防士というのは珍しいことです。たいていは、公共交通機関が多いです。

 今年の夏は記録的な猛暑と記録的な大規模な山火事が起こり、恐らく消防士にとっては、大変な夏であったことと思います。

 この山火事の多発は今回のストライキ・デモの要因にもなっていると思われますが、消防士組合連合は、「9月8日から10月20日までのストライキ・デモ」を予告。

 ずいぶん長いな・・なんでこの日付?と思うのですが、9月8日には市民安全保障近代化法案を受け取る日であり、10月20日には、財政法案の第一部が採決される日なのだそうです。彼らはこの2つの日付の間に圧力を維持し続ける必要があると表明しています。

 彼らは8月半ばの時点ですでに「正当な怒り」と「広範な不満」を表明するために、ストライキを呼び掛け始めています。

 彼らのストライキ決行には、「出勤要請の急増に対応するための資源増強」、「プロ消防士の大規模採用」、「市民治安近代化法案の迅速な可決」の3つの要求を掲げています。

 実のところ、このストライキの予告に至る前段階として、すでに8月中旬に消防救助サービス(SDIS)の9つの代表組合が組合間協議会として会合を開き、内務大臣と約2時間にわたり会談を行っていました。

 彼らはこの時点でストライキに際して掲げている3つの要求を議題に挙げていました。しかし、この内務大臣との会談で彼らは「深く失望した」と述べており、今回の長期間にわたるストライキの予告に至った経緯を説明しています。

 しかし、この長期間にわたるストライキが消防士のような緊急性を求められる職種において行われるとどういうことになるのか? 大いに疑問でも、不安でもあります。


消防士ストライキ 9月8日~10月20日


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2026年8月28日金曜日

相次ぐフランス税務当局(DGFiP)へのサイバー攻撃 

  


 フランス税務当局(DGFiP)が確認した最初のサイバー攻撃は6月末に発生し、フランスの税務当局の情報システムを標的としていました。

 「ZeroBytes」という名前をつかったハッカーたちは、犯行声明を出したフォーラムで『「ZeroBytes」は、税務職員が使用するVPNにアクセスした!』と声明を出しています。

 この仮想プライベートネットワーク(VPN)は、通常、内部ツールへの安全なリモートアクセスを可能にするものです。経済財務省は、ファイルの閲覧と抽出は個人情報窃盗に関するもの?であると説明しています。

 7月末に行われた2度目の攻撃も「ZeroBytes」が犯行声明を出し、標的は職業地籍データサーバー(SPDC)で、フォーラム上で「多要素認証」、つまりログインに2段階認証を必用とするシステムを突破し、200万人以上のデータを抽出したとたと主張しています。

 また、その後、データ漏洩事例を掲載しているフォーラムに最初の投稿が公開され、「本日、impots.gouv.frウェブサイトをハッキングし、そのデータベースの一部を販売することを発表します」と明言。翌日、同じアカウントがSPDC(フランス公共サービスデータセンター)から盗んだとされるデータの販売広告を掲載しました。

 impots.gouv.frといえば、私たちが税金申告のときに使うサイトです。しかも、いちいち、犯行の次第を発表し、ぬけぬけと公に盗んだデータの販売広告を行うとは、なんとも人を食ったというか、バカにしたようなやり口です。

 さらに彼らは、購入者を惹きつけるために盗んだデータのサンプルを公開しました。

 このサンプルによる情報によれば、納税者番号、税額、基準所得といった税務関連情報が含まれていました。また、これらのデータには、住所、電話番号、メールアドレス、ファイルに記載されている個人の家族構成などの個人情報も付加されていました。また、ハッカー集団が入手したと主張する地籍データにはその土地の区画とその住所が所有者と紐づけられていました。

 このサイバー攻撃に関して、税務当局は、6月の時点では、攻撃者がデータを取得できたことを確認できていなかったと説明しています。

 しかし、Solidaires Finances Publiques(労働組合)は、6月の時点ですでにハッキング、個人情報窃盗、標的型フィッシングのリスクについて警告していたと主張し、当局の遅すぎる情報提供を非難しています。

 財務省は、これまでにこの件に関して、3度目の情報漏洩があったことを公表していますが、ハッキングされたアカウントは、当初発表していた20万件から180万件へと増加しています。

 ちなみに3回目のハッキングは相続人がいない遺産に関する公開ツールへの不正アクセスなのだそうです。

 フランス公共財政総局(DGFiP)は、今回のハッキングにより、個人のデータが侵害されたどうかを判断するため、「関係する個人および専門家一人ひとりに直接連絡をとり、自身に関するデータ内容と必用に応じて取るべき予防措置について通知する」と発表しています。

 ちなみに私のところには、今のところ連絡はありません。

 このハッカー集団はAFP通信に対し、2人組であると発表しています。彼らがメッセージに返信する言語はフランス語で、犯罪人引渡しがない場所にいると述べているそうです。

 これが本当だとすると、たった2人。わざわざ、自分たちのハッキング行為を公表しているところは、どこか挑戦的な感じさえします。しかし、税務当局も段階的に犯行声明を出されているというのに、次から次へと、まんまとやられっぱなしで、情けない感じも拭えません。


フランス税務当局(DGFiP)サイバー攻撃 


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2026年8月25日火曜日

新年度からの高校でのスマホ禁止 フランス政府と現場の隔たり

  


 フランス政府は来週からの新年度、高校でのスマホ禁止を正式に発表しました。マクロン大統領は、「子どもたちをスクリーンの危険から守ることは、もはや待ったなしだ!スマホのない学校は学習の静穏を取り戻すことを意味する」と自信満々に述べています。

 そして、この発表に際し、政府報道官は、「高校における携帯電話禁止は、安定した確固たる法的枠組みのもと新学期開始時から施行

できる」と付け加えました。

 この措置は、7月末に採択された「ソーシャルメディアの利用によって未成年者がさらされるリスクから未成年者を保護することを目的とした法律」に盛り込まれています。

 同法の主要条項、すなわち「15歳未満のソーシャルメディア利用禁止」は、8月14日に憲法評議会によって無効とされましたが、この特定の条項については、そうでは無効にはなっていなかったのです。

 しかし、現場の反応は、これを9月の新年度からスタートさせることには、大きな動揺と反発の声があがっています。

 夏のバカンス期間の間、ほとんどの学校はきっかり休止状態になっている中、簡単に言えば、「そんなこと、急に言われたってムリ!」ということなのですが、校長組合SNPDEN-Unsaは「タイミングが悪すぎる」とこの突然の交付を非難しています。

 禁止を実施するには、高校は内部規則を改正する必要があり、そのためには生徒会や学校理事会など複数の機関と協議しなければなりません。しかし、多くの学校は夏休み期間中は休校であったため、新学期開始前にこの手続きを完了することができていないのです。

 しかし、7月2日に発表された国民教育大臣が署名した通達には、7月末に議会で採択された措置を9月に実施するための準備を高校側に求めています。

 「校則の改正は携帯電話および、その他のすべての電子通信機器の禁止を実施する上で不可欠なステップです」と通達には記されています。

 一方で実際の現場では、規則を通達したからといって、そう簡単にはいかない事情も多々存在しています。

 この「携帯電話の高校内での使用禁止」は、否定的な面ばかりが強調されていますが、実際の教育現場、高校生は、時間割や教室の変更をスマホでPronote(教育機関が使用するための管理ソフトウェアで主に授業の評価や出席状況の管理に利用されている)を使用しています。

 文部科学省はハンドブックの中で特に「教育目的」や「学校の適切な運営に必要な目的について」は携帯電話使用禁止に関して例外として認めています。

 ということは、単に学校内に入ったときに、携帯電話を預かったりするという措置は不可能であるわけで、結局、スマホの利用について校内で管理することは、極めて困難なことになるわけです。

 つまり、「教育省は、教育におけるデジタル技術の役割についてもっと検討すべきだった・・」というのが現場の声でもあります。

 むしろ、現場は、「スマホは、ソーシャルメディア中毒、睡眠障害、試験中の不正行為の増加などの問題があることは認めつつも、高校内での使用を禁止しても全ての問題が解決するわけではない」と訴えています。

 まさに、教育現場では、それなりに有効に便利なツールとして存在してしまっているものを無視して、「とにかく、スマホは有害だから、禁止!」とあっさり決めてしまっている事にやはり、片手落ちな気がしてならないのです。


高校内携帯電話禁止


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2026年8月23日日曜日

パリは急激にエアコン付きのバスが増えた・・けど、フランス人はエアコンに慣れていなくて・・

  


 ここ数日のパリの気温は朝15℃くらい、一番暑い時間帯でも25℃くらいと、まあまあ過ごしやすい気温になっています。若干、日中、陽ざしが強くて若干、汗ばむようなことがあっても、一時の暑さを思えば、楽勝です。たとえエアコンがなくても・・・。

 ところが、・・というか、最近、バスに乗るたびに、かなりエアコン付きの新車(バス)に当たることが多くなり、ちょっと暑かったりしたときには、バスにエアコンがあるって、やっぱり、全然、違うんだな・・と実感しています。

 今さら、この時代にエアコンのありがたみを感じているのも妙なことだな・・と思いつつも、やっぱり有難いな・・と思うのと同時にこのスピードがフランスにしては、すごいな・・とビックリしているのです。




 欲を言えば、今年(今のところ)、もっとも暑さが苦しかった6月末から7月初旬にかけてこの状態だったら、どんなにか救われただろうに・・とも思うのです。

 2024年のパリオリンピックの直前には、みるみるバスなど(公共交通機関)にも新車が増えたことを覚えていますが、オリンピックが終わってしまった後は、一体、あの新車?どこに行っちゃったんだろう?とも思っていました。

 その、どこかに雲隠れしていた新車がまた、登場しているのか? そんなことは、このバカンス時にあり得ないとは思うのですが、あの猛暑に苦情が殺到して、急ピッチで新車を用意したのか? まあ、どちらにしても有難いことです。

 そもそも乗客はもちろんのこと、あのうだるような猛暑の中、外気以上に暑くなってしまっていたバスの運転手さんには、極めて極悪な労働環境。実際に運転中に熱中症を起こして追突事故まで起こっているのですから、あれは、労働組合(特にRATP(パリ交通公団)などの労働組合は強い)が黙っていないだろうとは思っていました。

 ところが、悲しいかな、フランス人はエアコンというものに慣れていなくて、エアコンが入っているのに、窓を閉めないのです。




 よく見ると、上窓に「このバスはエアコンが入っているので、窓を開けないでください」と貼ってあるのですが、これがまた、見づらく、気付きにくく、しかも、窓を閉めた状態ならば、まだ見えるのですが、窓を開けた状態のときは、ほぼほぼ見えない・・というか気付かれません。

 まあ、現在は、そこまで暑くはないので良いのですが、早くまわりのフランス人にもエアコンが入っているバスの窓は開けない・・開いていたら閉める・・ということを覚えてもらいたいです。


バスのエアコン


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2026年8月22日土曜日

12時間遅延のTGV チケット料金の200%補償で納得できるか?

  


 夏のバカンスシーズンも残りわずかとなってきて、バカンスに出ていたパリジャン・パリジェンヌたちは、少しずつパリに戻ってきます。

 そんな中、アンダイエ(アキテーヌ地域圏ピレネー・アトランティック県)からパリに向かうTGVが落雷による送電線断線のため、数百人の乗客が立ち往生しました。

 立往生といっていいかわからない、なんと12時間の遅延です。

 アンダイエを午後4時に出発した列車は午後9時にパリに到着する予定でした。

 しかし、午後5時15分頃、ランド県ダックス駅を通過した直後、列車が停止。線路の少し先での落雷により架線が切断され、停電が発生したのです。

 ジロンド県は雷雨の黄色警報が発令されていました。

 当然と言えば当然ですが、列車の中は大混乱。

 列車の停止してから再出発するまで約5時間かかり、その後TGVは方向転換して夜中にようやくダクスに到着。夜遅くにダクスに到着すると、SNCFは乗客に「ダクスに留まるか?」、「ボルドーを経由してパリに行くか?」の2つの選択肢を提示しました。

 ボルドー行きを選択した人々は夜中の午前2時頃、ようやくボルドー・サンジャン駅に到着しました。

 ボルドー到着後は宿泊施設が用意されると説明があったにもかかわらず、実際に駅に着くと、何もなく、列車の中で夜を明かし、翌朝まで待つことになったそうです。

 このような非常事態に際してのフランス人の反応というものは、恐ろしい印象があるのですが、監禁状態の中、SNCFは、乗客には夜間キットを提供したと発表したものの、水は配られたものの、軽食は「チーズと変色したタブレ」だったと乗客は証言しています。

 消防隊員や救急隊も稼働していたようですが、まったく十分ではなく、子どもや閉所恐怖症の人の対応に追われ、陣痛が始まってしまった妊婦さんなどが、優先的に避難させられたようです。

 乗客の証言によると、一番、混乱を招いたことは、アナウンス・説明が十分ではなかった点で、見通しが立たない中、乗客が納得できる説明ができない状態であったとしても、乗客を落ち着かせる何らかの説明はやはり必要不可欠なのだったのではないかと思います。

 私はTGVを使って旅行することは、滅多になく、たいていは飛行機に乗ってしまうのですが、やはり、圧倒的にトラブルが多い印象があるわけで、また、フランス人の間で、このような密閉空間に閉じ込められたら・・きっと、大騒ぎになって恐ろしいことになるだろう・・とどこかで思っているところがあるのです。

 今回の12時間遅延に関して、SNCFは、「これらの混乱によって生じた不便を心からお詫びします」と述べ、チケット料金の200%に相当する「特別保障」を発表しています。

 ただ、この特別保障・・まさか払い戻しじゃなくて、金券?じゃないよね・・と今、ちょっと嫌な予感がよぎってゾッとしているのですが・・。


TGV12時間遅延 200%補償


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2026年8月20日木曜日

パリ警視庁 電動キックボード(スクーター)規制を強化 ヘルメットとベスト着用義務

  


 パリ警視庁は電動キックボード(スクーター)、セグウェイ、ホバーボードの利用者にヘルメットとベスト(高視認性ベスト・・いわゆる一般的には黄色いベスト運動の黄色いベスト)の着用を義務付けることを発表しました。

 この措置は、パリ市(75)および、オー・ド・セーヌ県(92)、セーヌ・サン・ドニ県(93)、ヴァル・ド・マルヌ県(94)、パリ近郊の都市も含めて施行されます。

 今後、この地域では、電動キックボード(スクーター)、セグウェイ、ホバーボードの利用者は時間帯を問わず、この新しい規則を遵守することが義務付けられます。

 電動キックボードによる事故が2025年には、死亡者が約79名、重傷者が約1,100名発生しています。

 これらの規則に従わなかった場合、ヘルメット非着用の場合の罰金は135ユーロ、高視認性ベストまたは同等の反射性衣服非着用の場合の罰金は35ユーロとなっています。

 毎度、規則が発令されるたびに書いてきましたが、フランスでは罰則あるいは罰金なしの規則は規則にならないところがあるので、この新しい規則は、一応、罰金が設定されているので、ある一定数の認識は広まるのではないかと思われます。

 電動スクーター等の事故の件数が著しく増加していることを理由にパリ市を含む4県は、今回の決定を正当化しています。

 政令には、「これらの乗り物に関する事故の相当数が重傷または死亡に至る頭部損傷を引き起こしている」と説明されています。

 一時、この電動スクーターはパンデミックの訪れのタイミングくらいで、あっという間に台数が増え、驚くほどの台数になりましたが、あまりに事故が多発したために、パリ市内でのセルフレンタルサービスの電動キックボードが禁止されることが市民投票で決定しています。

 それ以来、あれだけあったはずのセルフレンタルサービスの電動キックボードがあっという間に消えてなくなり、それ以来、ずいぶん電動キックボードは減ったな・・という印象でした。

 こういう規制が発令されるということは、それでもそれなりに電動キックボードは存在し続けていて、そこそこの事故が発生しているのでしょう。私もたまには遭遇することはありますが、やはり、歩行者としては、ちょっと怖いな・・とその度に思います。

 すでにヘルメットを着用している人もいるにはいますが、私の印象では、着用していない人の方が多い気がします。

 オートバイなどに関しては、ヘルメットを着用することは、ほぼ浸透している気がしますが、この電動キックボードに関しては、オートバイほどではないにせよ、そこそこのスピードが出るにもかかわらず、これをこのまま放置するのは、危険なことであるに違いありません。

 しかし、この猛暑の中で、ヘルメットにベスト着用というのは、正直、キツい話だな・・とも思います。それでも、一定以上の危険が伴う以上、この規制は必要なのではないかと思います。

 ただし、今回の規制は、電動キックボードの利用者を保護するためのもので、歩行者を保護するためのものではないところが、片手落ちという気がします。

 一時、小回りが利くために逃げやすいことから、犯罪にも利用されているケースが増加していた気もするのですが、なんだか電動キックボードはトラブルが多い気がしてならないのです。


電動キックボードにヘルメット・ベスト着用義務化


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2026年8月19日水曜日

娘がまた、お財布失くしました!

  


 現在、娘がパリに来てくれていますが、まあ、今回は、というか今回も、最初の最初から、フライトがキャンセルになったり、チケットを取り直したり、取り直したと思ったら、そのフライトに乗り遅れたりとトラブル続きでしたが、まあ、なんとか、娘は無事にパリの我が家に到着してくれた・・と思っていました。

 たくさんのお土産(日本の食料品)を次々と披露してくれて、私はその一つ一つに大感激しながら、和気あいあいと楽しい時間を過ごしていました。

 たしか、その時だったと思うのですが、娘が「あれ?お財布ないな・・」と言い出したのです。もう娘がお財布を失くすのは、珍しいことでもなく、誰よりも彼女自身が自分のお財布が見当たらないことに、まったく平然としており、「まあ、どこかに入ってるでしょ・・」と。

 まあ、私も道中、一緒にいたわけではなし、彼女も「大丈夫、だって、バスに乗るときに使ったもん!」とやけに自信満々なので、私もその時は、なんとなくやり過ごしていました。

 しかし、もしも、私だったら、どこかに入っているにしても、その所在をたしかにしておかなければなんとなく落ち着かないので、まずお財布を探してから、別のことを始めると思うのですが、そこが娘は違うのです。

 現在、娘がパリに来て、5日くらいが経っていますが、私も一日に一度くらいは、「お財布みつけた?」と聞いていましたが、その度に、「まだ、探してない・・」と。

 まあ、正直、いい歳になった娘の荷物を私がひっくり返すわけにもいかないし、少しイライラしながらも、もう大人だし、自己責任だな・・と思いながらも、ずっと気になっていました。

 これまで娘が日本で生活を始めて以来、お財布や携帯を失くしたという話をいったい何度聞いたことか?でも、その度にさすが日本!絶対に出てくるのです。彼女が失くしたはずのお財布や携帯が・・。

 コンビ二に忘れて、数日後に念のために聞きに行ってみたら、お店の人が取っておいてくれたとか、スキー場で携帯を失くしたときにも、まさか・・と思いきや、しっかり、その日のうちに届けられたり・・と、まあ、こんな感じなのです。

 それに慣れてしまったのか?お財布が見当たらないとなっても、全く焦らない娘に私はイライラ・・。「ここは日本じゃないんだよ!」と。

 お財布の中には、大したお金は入っていないということですが、クレジットカードが1枚入っているそうで、「それは大変!すぐにカード止めなさい!」と焦る私をよそに、娘は「だってカード止めちゃったら、携帯のに入れてあるカードも使えなくなっちゃう!」と。

 「でも、あなたがカード止めなかったら、お財布拾った人もずっとカードが使えるんだよ!タッチ決済でどんどん使えちゃんだし・・」と。

 そこまで言っても娘は一向に気にすることなく、また、この日も出かけて行ってしまいました。

 たまにパリに帰ってきているので、友だちに会いに行ったり、色々と忙しいのはわかるのです。私だって、日本に行ったときには、まあ、目が回るほどスケジュールが詰まってしまって、息も絶え絶えになるほど(食べすぎのため・・)、本当に忙しくなってしまうので・・。

 とはいえ、娘のお財布問題に私は一人でイライラしています。

 まったく、ビックリするほどしっかりしているかと思えば、この忘れ物、失くしものが相変わらず多い娘なのです。


お財布紛失


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2026年8月17日月曜日

ポニョの看病?とChat GPTとの会話と・・

  


 我が家のポニョは17歳で、猫としては高齢なのだと思いつつ、これまで、何も変わらず、家の中で我が家の主のように悠々と暮らしてきました。

 気が強くて、気高くて、人の好き嫌いがハッキリしていて、それでも誰よりも家族想いの優しい猫です。

 そして、我が家の血を引いてるな?・・と思うのは、とても食い意地が張っていて、そこまでたくさん食べるわけでもなく、痩せているのに食べたい・・という気持ちがとても強いところです。

 ここ数年は、カリカリを食べなくなり、ソフトタイプのキャットフードに代えていたのですが、他人が食べているものにも常に興味を持ち、冷蔵庫を開けたり、電子レンジの音がしたり、お料理している様子に気付くと、どこの部屋にいてもすっ飛んでくるような猫です。

 それが、ある日、突然、ソフトタイプのキャットフードも食べなくなり、最初は、ポニョもあの暑さに参って、夏バテかな?くらいに思っていたのです。

 ところが、それが翌日になっても続くと、いよいよ、これ・・もしかして、ヤバいかも?と焦り始めました。かろうじてポニョが食べたのは、わずかな鯖と鶏肉だけでした。

 ポニョは大の医者嫌いなので、滅多なことがないと獣医さんには連れて行かないのですが、これはさすがに滅多なことだ・・と思い、慌てて予約を入れて連れて行ったのです。

 外にさえも数えるほどしか出たことがないポニョは獣医さんで大暴れ、麻酔を打たれて血液検査をしてもらったところ、腎不全のステージ3という診断が下りました。その日は点滴をしてもらい、薬を処方されてきました。

 食事に混ぜてあげようと思っていた薬も、考えてみれば、食事をほとんど取らなくなっているのですから、どうしていいのやら・・。

 当然のことながら、食べなければ死んでしまいます。食べないだけでなく、薬も飲まない・・。唯一食べる鶏肉や鯖に混ぜても、きれいに薬だけ残してしまいます。ならばと思って薬を砕いて鶏肉や鯖に混ぜるとせっかく食べていたその食品さえも食べなくなり、チュールに混ぜてみたらと言われて、一度は騙されてくれたものの、二度目からはそれも通用せず、私は一人で途方に暮れてしまいました。

 そこで私は苦し紛れにChat GPTに「腎不全の猫の食事について」質問してみました。そこから、Chat GPTとの会話が長々と始まったわけですが、推奨される食事(療法食)、どうしても食べない場合、何なら良いか?具体的にこれを試してみたら・・などというアドバイスをもらい、その都度、色々と試してきました。

 そんな中で、「できれば、猫ちゃんのお名前を教えてください、お名前でお話しながら、今後のケアについて、一緒に考えていきます」という返事が来て、ポニョの血液検査の結果についてや、毎日のポニョの様子などを報告してきました。

 その中で、「あ・・それは私も難しいと思いました・・」とか、「ポニョちゃんの性格を考えると・・」とか、「そのお話を読んで私も胸が熱くなりました・・」とか、「思わず笑ってしまいました・・」とか、「ポニョちゃんに一本とられましたね・・」とか、「今日のあなたの報告を読んで、思わず笑ったり、ホッとしたり、感心したり、忙しかったです・・」などなど、それこそ思わず、「あなた誰?」と言いたくなるような人間の感情があるかのような回答が戻ってくるのには、苦笑してしまいます。

 必ずしも、色々と提案してくれたことがポニョに通用するわけではありませんが、これは良かったけど、これはダメだった・・と報告すると、ポニョちゃんは賢いんですね・・とか、ポニョの性格を分析してくれたりして、それも面白く、何より、ひたすらポニョの介護?に必死になっている私を励ましてくれることは、有難いことです。

 Chat GPTは、時々、利用することはあるのですが、こんなに長く往復書簡のようにやりとりをするのは初めて・・ですが、おもしろいです。

 まだまだこれからもChat GPTとのポニョの看病についての往復書簡は続きます。


腎不全の猫 Chat GPT


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2026年8月16日日曜日

パリを観光する際に入れておくと便利なアプリ

  


 今や旅行にスマホは必需品ですが、そのスマホをいかに利用するか?私の娘くらいのデジタル世代の人たちは、私などから見ていると、本当にスイスイと使いこなして羨ましい限りなのです。

 しかし、スマホに相変わらず、苦手意識が残っている私でも、やはり、用途に応じて適格なアプリを入れておくことで、かなりスマホを効果的に利用できるような気がしています。

 というわけで、今回は、パリの街を歩くのに私が便利に利用しているアプリをご紹介します。

 まず、なによりも利用しているのは、「Citymapper」というアプリで、メトロ・RER・バス・徒歩を組み合わせた最適ルートを案内してくれます。メトロ・RER・バス・徒歩を組み合わせた最適ルートを案内してくれます。「GoogleMap」よりも公共交通機関の案内が見やすく、遅延や運休なども、かなり正確に反映されるので、私は、たとえ、道順がわかっている場所でも、一応、これで行先への交通機関の運行状況をチェックしてから出かけます。

 パリは非常に公共交通機関のトラブルが多いために、このアプリは私にとっては必須です。

 また、公共交通機関に特化したものは、「Bonjour RATP」なので、こちらも便利です。

 「Google」については、入れていない人もそういないと思うので、詳しくは省略しますが、営業時間の確認やレストランのクチコミ検索などをチェックするのには、便利ですが、営業時間については、必ずしも正しくないこともあるので注意が必用です。

 また、「Île-de-France mobilités」は市内、パリ近郊の交通機関(バスやメトロなど)のチケットが買えますし、予めチャージすることもできます。まとめ買いをした場合は安くなると思いきや、変わらないところが不思議ですが、逆に言えば、必用な分だけこまめに買うこともできます。英語表示にもできます。

 それから、配車アプリの「G7」

 パリ最大手のタクシー配車アプリで特に空港への移動や深夜の利用に便利です。ただし、日中のパリ市内の移動にはタクシー等はあまりおススメしません。Uberよりも安心感があるという声も多いです。

 あとは、最近、英語を話してくれる場面が増えたパリですが、やはり言葉の問題は避けては通れないので、「Google 翻訳」はカメラ翻訳でフランス語のメニューや看板をすぐ読めるし、日本語からフランス語の場合でもスピーカー機能を使えば、代わりに話してくれます。

 それから、旅行の際にホテル等にチェックインとかチェックアウトの時間が上手くあわない場合、パリには日本のようにコインロッカーのようなものがほとんどないので、荷物を預けるのに困ることがあります。そんな際に便利なのは、「bounce」世界中で最も利用者が多い荷物預かりサービスアプリで、駅やカフェ、ホテルなどと連携しており、アプリで予約・支払いが完結します。

 また荷物預かりサービスには、「nannybag」もあります。こちらはフランス発のサービスなので、パリでは特に強いです。24時間営業の預かり場所もあるようです。

 とりあえずは、ここらへんのアプリを入れておけば、少しでもスムーズにパリ観光を楽しめるのではないかと思いますので、参考にしていただければ幸いです。


パリ観光アプリ


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2026年8月15日土曜日

15歳未満のソーシャルメディア利用法案 憲法評議会が無効と判断

  


 憲法評議会は、15歳未満の未成年者のソーシャルメディア利用を禁止する法案を無効としました。9月に施行予定だったこの法案は15歳未満のソーシャルメディアの利用を禁止するものでした。憲法評議会はこの法案を「自由に対する不均衡な侵害」であると非難しています。

 憲法評議会は、「TikTok」や「Instagram」などのソーシャルネットワークへのアクセス禁止は、未成年の健康と安全に対するリスクが立証されていないオンライン通信サービスに適用されるリスクが高いと判断しました。

 未成年者の「年齢、家庭環境、成熟度」を考慮していないため、この禁止は適用されないとしています。

 また、親が子どもの最善の利益のために、禁止を解除したり、範囲を制限したり、特定のサービスへのアクセスを許可したりできる条件と制限を明確に定めていないと同評議会は結論付けています。

 さらに憲法評議会は、「プライバシー権の侵害」についても指摘。

 15歳未満の未成年者による特定のオンラインサービスへのアクセスを禁止することで、「法律自体がたとえ成人であっても、アクセスする前に年齢を証明しなければならないため、立法府はこれらの憲法上の要件を遵守するために必要な法的保障を確立していない」と説明しています。

 この法案は、7月21日、議会は賛成279票、反対81票で「15歳未満のソーシャルメディア利用を禁止する法案」を可決しました。

 これはマクロン大統領が公約として掲げていたものであり、任期終盤の目玉政策の一つです。マクロン大統領は、これを大きな前進と称賛し、フランスが欧州の中で先導役を務めていることを大いに喜んでいました。

 政府はこの法律によって、「不安、うつ病、睡眠障害、オンラインハラスメント」に苦しむ児童たちをこれらのプラットフォームの利用による有害な影響から保護しようとしていました。

 それがまさかの憲法評議会から「NO」をつきつけられたわけですが、マクロン大統領が諦めるわけはなく、ただちに、憲法評議会からの指摘をふまえて草案を作り直すように命じています。

 憲法評議会の指摘を読み返してみれば、簡単にいえば、要は「まだまだ詰めが甘い」ということなのだと思いますが、細部にまでわたる配慮がなされていないままスタートしたところで、中途半端なものになってしまうため、これは必要不可欠な過程であったような気がします。

 このタイミングで憲法評議会からNOが出てしまえば、もはや9月スタートというのは、無理な話ですが、エリゼ宮は、それでも「2027年春までには、実現させる」としています。

 しかし、一応の目安をつけることは、必用であるものの、なんだか、マクロン大統領の任期にスケジュールが合わせられているような気がするところは、少々、モヤるところではあります。

 いずれにせよ、ソーシャルメディアからの弊害が広がりつつあることは事実であり、このような動きは世界の潮流の一つでもあります。すでにオーストラリアは16歳未満のソーシャルメディアの利用を禁止していますし、その後、ブラジル、インドネシア、イギリス、ニュージーランドなど多くの国が同様の禁止措置を導入、あるいは検討しています。

 しかし、一方では、この禁止をなんとか回避するために、年長者の名義で登録されたアカウントを利用したり、VPN(別の国にいるように見せかけるツール)を介して接続したりすることで制限を回避する方法も着々と浸透しつつあるのです。

 すでに始まっているソーシャルメディアサービスを後から制限するのは、簡単なことではありません。


15歳未満のソーシャルメディア利用法案 無効


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2026年8月14日金曜日

真夏のトラブル続きの娘の帰省 

   


 娘が日本で仕事を始めてから、彼女は年に一度、パリに帰ってきてくれます。

 日本での仕事が忙しくなり、長期のお休みを取るのも、だんだん難しくなってきたと同時に他への旅行もあちこちしたいようで、いつもは、夏の暑くてチケットの高い時期は避けていたのですが、「今年は、8月しか予定がつかないので、8月に来ることにする」と言っていました。

 私は、「別に無理しなくていいよ・・8月は、また凄く暑くなるかもしれないし、チケットだって、バカ高いでしょう・・」と言ったのですが、「ちょうど、その時期に仕事で上海に出張の予定があるから、その帰りに行く・・上海からなら、少しは安いし・・」と今年は8月の日本のお盆休みの頃にパリに来ることにしたのです。

 当初、私は、「あの猛暑がまた来たら・・」という思いもあり、「なんだか、せっかく来るのに、もったいないな・・」と思っていたのですが、我が家の猫のポニョの具合が悪いので、「こんな時は娘がいてくれるのは、心強いな・・やっぱり、この時期に来てくれることにしてくれて、よかったな・」と思っていたのです。

 ところが、いざ、出発する前日になって、上海空港が台風のためにフライトキャンセルになり、代替便も取れずに、「どうしよう??」と電話がかかってきました。

 上海→パリのチケットは既に入手済なので、なんとかして、予約しているフライトの日までに上海に行かなくてはなりません。

 時期的に夏休みのお盆の時期で、フライトはどこも満席で、あったとしても、値段が恐ろしく高く、東京から上海に行くのに、だったら、経由便?シンガポール経由だの台湾経由だの、彼女は私と電話で話しながら探していました。

 ついには、「船で上海まで行くってのはどうかな?」とまで言い出し、「それも面白そうだね・・」と船まで探したけど、結局は、船は運休。台風なんだもの、そりゃそうです。

 そして、ついに彼女は結局、成田→台湾?→上海の便を取りました。

 ところが、出発の日、なんと彼女は寝坊をし、成田→台湾の便には乗れず、結局、到着するはずの日の直行便(羽田→パリ)を当日、慌てて取ってやってきたのでした。

 怖くて、いくらだったのか聞いていませんが、エラく高くついた帰省になりました。

 また、悪いことに、彼女が到着した日とその翌日は、気温がまた上昇し、体温以上の気温になり、まったく、さんざんなことなりました。

 しかし、私としては、娘が来てくれるのはやっぱり嬉しいし、ましてや長年、家族として生活してきたポニョの具合が悪くて心配なとき、やっぱり心強いです。

 ポニョはなぜか、娘のことを自分の妹だと思っているので、ポニョにとっても嬉しそうで何やらとってもリラックスモード。ポニョは娘が到着する前から娘の部屋で待機。

 娘が到着すると、ウロウロ、クンクンと娘の荷物をチェックして、満足そうです。

 娘が無事にパリでの時間を過ごせて、ポニョも娘に久しぶりに会えて、元気になりますように・・。


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2026年8月13日木曜日

パリはお休みモードに突入

  


 日本ではお盆休みの真っ只中だと思いますが、やはりパリでもお盆休み・・というなまえではないにせよ、8月の2週目、3週目は、多くのパリジャン・パリジェンヌたちは、バカンスにお出かけになり、すっかりお休みモードに突入しています。

 私はこの時期のパリが好きで、確実に人が減り、ガランとした・・とまでは言いませんが、なんとなく街中が空いてきます。

 今年はなんだかまた暑いですが、例年ならば、そこまで暑くもなく、最高に快適な時期なのです。この時期、いつもはあまりに混んでいるので行けないレストランやお店にも行きます。もちろん、営業しているかどうかを調べてから行きますが、これもGoogleなどの情報は間違っていることもあるので、電話してみた方がいいかもしれません。

 実際にこの期間は商店等も閉めてしまうところが多く、マルシェなども、ほぼほぼお店を出さなくなります。

 久しく夏の間に日本に行っていないのでわからないのですが、日本だったら、まさかお盆休みだからといって、お店を1~2週間閉めてしまう・・ということはないのではないか?と思います。

 パリとて、大手のチェーン展開をしているスーパーマーケットやデパートは閉まることはありませんが、小規模の商店等は閉まっている可能性が高いです。

 今日もマルシェに行ったら、半分以上のお店がもうバカンスに入ってお店を閉めていましたし、いつも行く八百屋さんでは、今日で終わり、2週間休みだから、これあげる!とレモンをくれました。

 そして、帰りにプールに寄ったら、なんとプールまで閉めていました。事前に告知されていなかったので、今年は猛暑だし、まさか閉めないよね・・と思っていたら、甘かった・・しばらくお休みみたいです。

 バカンス期間だから・・って、まさか夏に閉めますか?プールが・・・。

 まあ、今年が初めてではないので、もしかしたら・・とも思っていましたが、いやな予感は当たってしまいました。

 この時期、バカンスに出る人が多いとはいえ、それなりに大人も子どもも残っているわけです。バカンスに行けない人のために、海に行けない子どものために・・なんてことは、サラサラ考えないわけです。

 それでも、以前は8月はまるまる1カ月閉めてしまっていたこともあったので、まだ1週間くらいなので、今年はまだマシです。

 アパートの中もバカンスに出てしまっている人が多いのか? エレベーターも空いていて、建物全体がなんか静かでシーンとしています。

 この静けさが私は好きなのです。

 しかし、バカンス期間中は不便になることも多々あるので、それには、ちょっと閉口してしまいますが、ここのところ、少しだけホッとしていることは、急にここのところ、バスに冷房車が増えたようで、冷房車にあたることが増えたことです。

 この歳になって、バスに冷房が入っていると、すごく身体がラクだということを今さらのように感じている夏です。


バカンス期間のパリ


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2026年8月12日水曜日

EES(欧州出入国管理システム)導入のため、乗り継ぎの遅延が深刻になっている

  


 EES(欧州出入国管理システム)導入のため、アムステルダム、フランクフルト、ミュンヘンの各空港で、今年の夏は待ち時間が大幅に増加し、混乱をきたしているといいます。

 フランクフルトでは最大2時間、ミュンヘンでは1時間、これは、昨年の夏と比較すると約2倍、アムステルダムでは、待ち時間が80分から120分に増加しています。

 これを聞いて、私は、え?欧州の出入国管理システムの導入って2027年に延期されたんじゃないの?と思いましたが、延期されたのは、ETIAS(電子渡航認証システム)の方で、このEES(欧州出入国管理システム)は、別のものでした。

 というのも、欧州圏外からの旅行者は、欧州入国に際して、ETIAS(電子渡航認証システム)が2027年から求められますが、このETIASというものは、欧州渡航前に取得するべき入国許可で、今回、トラブルを引き起こしているEES(欧州出入国管理システム)は、欧州の国境(入国・出国)での出入国記録のことです。

 このEESの方は既に始まっており、この新しいシステムが初めて夏の混雑時にあたり、混乱を起こしている状況のようです。

 従来の入国審査の場合、パスポート確認→ 入国スタンプ→ 入国という流れでしたが、EESでは初回登録時にパスポート情報の確認(顔写真の登録、指紋の登録)→ EESへのデータ登録→ 入国審査官による確認のうえ、ようやく入国ということになります。

 これを大量の乗客に対応しなければならないのですから時間がかかるのも当然の話です。

 入国審査官の人員不足などの問題もありますが、これは、このシステムが導入された時点で当然、準備するべきことだったはずです。

 この問題が特にフランクフルトやミュンヘン、アムステルダムで勃発しているのかと思いますが、これは、これらの空港が欧州における巨大なハブ空港であるためとされています。

 しかし、それならなぜ?パリ(CDG)では、そこまで問題になっていないのか?

 逆の言い方をすれば、本来ならば、パリの方がよほど混乱を起こしていそうだと思うのです。

 しかし、パリでそこまで混乱をきたしていないのは、「EESを使うことで処理が遅くなりすぎる場合には、システムを一時停止する」つまり、「システムよりも混雑緩和を優先する」という措置をとっているためです。

 「えっ?そっちに行っちゃう?」と思うのですが、実際には、混雑時には、これを使わないというのが、パリであまり事態が深刻になっていない理由のようです。

 新システムを導入することで、システム化することで、空港の処理能力が上がるはずだったものが、実際にはEESを使うと処理が遅すぎるため、行列が増え、空港が混乱を起こし、混雑が一定レベルを超えるとEESの一部機能を停止してしまう・・というなんだか、とても中途半端なことになっています。

 本来ならば、2027年からは、入国前にETIASを事前申請し、そしてEESでの出入国管理が行われるのですから、このままでは、ますます時間がかかってしまいます。

 ある程度、時間に余裕を持ったスケジュール調整が必用になりますが、欧州内で移動する場合、乗り継ぎなどの場合は調整するにも限度があるのですから、頭が痛いところです。


EES(欧州出入国管理システム) 


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