2025年5月18日日曜日

カンヌ国際映画祭でヤシの木が倒れて日本人プロデューサーが重症

  


 今年も華やかにカンヌ国際映画祭が開催中で、それとなく気にしてちらちらと様子を伺いつつ、トム・クルーズが来ているとか、露出の多いドレスを着ている女優さんがいるとか・・そんなニュースを見ていました。

 日本の映画はどんな映画が来ているんだろう?と思っていたら、あまり日本映画の話題はk「今年は今のところ、騒がれていないな・・」と思っていたら、思わぬアクシデント?のニュース・・しかも、どうやら日本人が被害者・・というニュースに驚きました。

 どうやら、5月17日の午後、カンヌ(アルプ・マルティーム県)のクロワゼット通りでヤシの木が倒れ、日本人プロデューサーが頭部に重傷を負った・・とのニュース。

 最初の報道によると、被害者は映画製作者週間で自身の映画「ニュー・ブランド・ランドスケープ」を発表するために来ていた30代の日本人プロデューサーとのこと。

 頭部を負傷した彼は救急隊員によって、その場で応急処置を受けたあと、危険な状態で病院に搬送されたといいます。アルプ・マルティーム県消防隊によると、彼の容態は重篤とみられるが生命の予後については、発表されていません。


 直後の調査結果によれば、木を支えていたテルミット(酸化鉄とアルミニウムの混合物)の支柱部分が弱まり、予想外の風圧でヤシの木が倒れたものと見られています。

 その場に居合わせた者の証言によると、「ものすごい突風が吹いて、叫び声が聞こえたので、振り向くと、ヤシの木が根こそぎ倒れていた」のだそうです。

 カンヌにあるヤシの木はカンヌ国際映画祭のシンボル的な存在でもあり、カンヌには欠かせない存在でもあります。

 パルム・ドール受賞70周年を記念して、クロワゼット劇場では、芸術家ジャン・クリストフ・ルソーがデザインした金の葉で覆われたヤシの木も設置されています。

 この時期、カンヌ映画祭の話題は多くの報道番組に取りあげられていますが、このヤシの木の事故については、とりあえず、当日の夜には、大きくは取り上げられていないのは、被害者の容態が大したことなかったのか?それとも、華々しい映画祭のイメージには、ふさわしくないと思われたのか?

 ニュースを掘り起こせば、いくつかの報道はあり、目撃者によれば、なかなかインパクトのあるヤシの木の倒れ方で、なにしろ、数メートルもあるヤシの木が根こそぎ倒れ、電線まで切断されたというのですから、そんなに小さな事故とも思えないのに、不可解なことです。

 怪我をされた日本人のプロデューサーの方の1日も早いご回復をお祈りしています。


カンヌ国際映画祭 日本人プロデューサー重症


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