ルイ・ヴィトンに強盗が入った!というので、「えっ??どこどこ?どこのルイ・ヴィトン?」と思ったら、なんとサンジェルマン・デ・プレにあるルイ・ヴィトンのことでした。
あまり、ルイ・ヴィトンのお店に入ることはないけれど、この界隈は時々行くので、遠目に見ているだけですが、なんとなく、見るたびに大きくなっていくような・・いつでも工事しているような印象でした。
サンジェルマン・デ・プレは私の好きな場所でもあり、いわゆる日本人がイメージする美しいパリを体現できるような、そんな場所でもあります。
個人的には、ここにルイ・ヴィトンはなくていいのに・・と思うのですが、そこはさすがにルイ・ヴィトン・・ここを逃さないのも凄いところ・・かもしれません。
そもそも、そんなにサンジェルマン・デ・プレは、そんなに大きなところではないこともあって、ルイ・ヴィトンのある場所も駅からすぐそこのところで、カフェ・ドゥマゴの並びにあります。
そのドゥマゴのテラス席スペースがテントを張って、大きく場所をとっているので、この並びにどうやって車を突っ込んだのか?とビックリしますが、まあ車道ではあり、早朝ということで、突っ込もうと思えば突っ込めないこともないかもしれません。
そもそも今回の強盗事件が起こったのは月曜日の早朝5時頃のことで、しかも、強盗被害に遭ったのが3度目という狙う方も狙う方ですが、狙われる方も狙われる方という気がしないでもありません。
この店舗は昨年の9月、11月に同様の車両を使った強盗被害に遭っており、この過去2回の強盗捜査によって、すでに4人が公判前拘留されているということで、同一人物の犯行ではないものの、同一組織の犯行であるということは、あり得るのかもしれません。
一時、パリでの暴動が悪化し続け、多くのお店が襲われたり、火がつけられたりした頃に、多くの店舗はシャッターをおろしたり、ショーウィンドーをガードしたり、一様の措置を講じていましたが、ヴァンドーム広場にあるルイ・ヴィトンは、鉄格子のようなバリアでありながら、さすがルイ・ヴィトン・・鉄格子もおしゃれ・・と感心するようなバリアでお店が覆われていたことがありました。
さすがに、こんなに頻繁に襲われるのならば、このサンジェルマン・デ・プレのルイ・ヴィトンも夜間・営業時間外は、この手のガードが必用なのかもしれません。
この手のハイブランドを狙った強盗は、残念ながら、そんなに珍しくはないパリではありますが、いかにもセキュリティがきつそうでありながら、鮮やかとも言える感じで強盗があっさり高額商品を手に入れて、去っていくのが不思議といえば、不思議な気がしないでもありません。
今回の強盗は車で店舗に突っ込んで、数分のうちに商品を車に積み込み、A4高速道路を逃走していったということで、現在のところは、その車はイタリアナンバーであったということくらいです。
イタリアナンバーの車だったということで、この犯行に及んだのがイタリア人とは限らないのですが、なるほど出稼ぎということもあり得るのか・・と妙な感心をしたところです。
パリはやはりヨーロッパの中では、強盗だけでなく、スリや置き引き、詐欺など、観光客が多く集まる場所として、多くの犯罪者も出稼ぎにも人が集まる場所でもありますが、こんなダイナミックな犯罪に一店舗が3回も被害に遭うというのは、やっぱりなめられてる?気もしないでもありません。
ルイ・ヴィトン強盗 サンジェルマン・デ・プレ
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