昨日は、久しぶりに1日、パリは晴天だという予報だったので、いくつか写真を撮りに出かけました。こんなに気持ちよく晴れるのも最近では珍しく、晴れているというだけでなく、気温もグッと上がって、30℃を超える夏日。
街中の人々の服装もすっかり真夏の装いになっていて、そんな時は、「わぁ~もう夏だ!」と、ちょっとウキウキ嬉しくなります。
お天気が良いからか?もう少しずつ観光客が増えてきているのか、心なしか、バスやメトロなども平日の昼間なのに、けっこう混んでいます。
外出するときは、たいてい同じなのですが、でかける場所によって、ここへ行くなら、ついでにあそことあそこも寄って行こう・・となんとなくプランをたてます。
そんなことを考えながら、バスに乗っていると、なぜか、まだ目的地につかないのに、なぜかバスはストップ・・最初のバスには終点まで・・と思っていたところが、いつのまにか?というか、今日はここが終点だといいます。
「なんだよ・・ついこの間、乗ったときには、ちゃんと終点まで行ったのに、また工事?」と思いながら、しぶしぶバスを降りて、歩きました。またまた、このパターンか・・とぶつくさ思っていると、これで終わりではありませんでした。
そして、次はメトロに乗ると、今度は、けっこう混雑していました。しかし、混雑といっても、いつもよりも若干混んでいる程度で、不快なほどではありません。むしろ、みんな天気が良いと、それだけで、ちょっと楽しそうで、高揚しているような感じもあり、いつもより明るい雰囲気でさえあります。
パリで写真を撮りたかったら、晴天の日が断然、美しいです。今は、特に緑の木々が若い芽から延びてきた芽から、色々な緑に包まれていて、それがブルーの快晴の空ととてもマッチして、また、どこを撮っても、パリの美しい建築類がアクセントに入ってくれて、とてもきれいです。
だいたい目ぼしをつけていた場所を数ヶ所廻って、次の場所へ移動しようとメトロ14号線に乗り換えようと思ったら、まさかの全線不通。工事のために2日間終日不通なんだとか。
14号線はずっと工事が続いていましたが、たいていは、夜間、あるいは、週末の工事なために、最近は、ほぼほぼ影響を受けてこなかったので、まさかの平日の全日の工事とは、油断していました。
しかたなく、その分を別のルートで移動するわけですが、14号線のような乗客の多い路線が終日止まっているとなると、他の路線に大きくシワ寄せが行くわけです。
私は、代わりにバスで・・と思ったのが悪かった・・すごい混雑・・に加えて、急な気温上昇のために、冷房なしのバスがきついきつい。また、いつもは乗らない路線に皆が乗っているものだから、いちいち行く先などを運転手さんに尋ねたりしているので、バスはなかなか動きません。
おまけに、(私はNavigo(パリ市内を使える定期のようなもの)を持っているので、関係ないのですが・・)バスの乗車時にチケットを買おうとしている人に、運転手さんが、「もう、チケットなくなっちゃったから、ネットでRATPのサイトで買ってください!」などと説明しています。
皆がスマホですいすいチケットを買えるわけではないので、これがまた大混乱。
だいたい、バスの運転手さんがその場で売るチケットがなくなっちゃった・・なんてことがあるんだろうか?とビックリしました。
久しぶりのよいお天気で気持ちよく、歩いたものの、なんだかガックリと疲れてしまいました。でも、さすがに外はけっこう暑くても、まだ本格的な夏ではないので、自宅のアパートの建物の中に入ると空気がスッとして気持ちよい程度です。
しかし、これがお天気の悪い日だったら、もっとイライラしたかなとも思うので、とりあえずは、お天気が良いということは、精神衛生上もよいことだと一人納得しました。
晴天のパリ
<関連記事>
「パリのメトロ4号線トンネル内ブロックでパニック状態の大混乱」
0 コメント:
コメントを投稿