2025年5月11日日曜日

土曜の午後の公園

  


 週末、土曜日の午後、たまたま公園・・というか、児童公園の近くを通りかかったら、お天気が良いこともあるのか? 楽しそうに遊具で遊ぶ子どもたちと、それを見守るママたちでけっこう賑わっていました。

 こういう児童公園にあるような遊具で遊ぶのは、せいぜい小学校低学年程度の子どもたちだと思うのですが、フランスでは小さい子どもたちもけっこう遅い時間まで学校があるので、平日はあんまり使われていないような気もします。

 それでも、学校がお休みの水曜日や土曜日などには、子どもをこのような公園で遊ばせている人も多いようで、そうか・・土曜日の午後や日曜日には、こうやって子どもを遊ばせているんだな・・と、今さらのようになんだかほのぼのとした気分になりました。

 というのも、私自身は、子どもが小さい頃から、土曜日といえば、超忙しい一日で、お休みでありながら、全くお休みではないようなのが土曜日でした。

 午前中には、洗濯をしたり、掃除をしたり、ひととおりの家事をざっと済ませ、昼食の支度をして、食べさせると、もうそれからは大変で、昼食が終われば、娘をバレエのレッスンに連れていき、レッスンの間は、娘のレッスンの様子を眺めつつ、本を読んだり、書き物をしたり、レッスンが終わると、娘を速攻で着替えさせ、次は公文(日本語)の教室へ移動。

 移動に使うバスがちょうど微妙な時間帯で、もう駆け足状態。娘を公文の教室に押し込むと、娘が日本語の勉強をしている間に、公文の教室がオペラ界隈にあったために、その周辺の日本食材店をハシゴして買い物。

 数店舗をまわって、けっこうな食料品をいっぱい抱えて、娘を再び、ピックアップして、帰宅。もう家に帰ると夕方で、食事の支度をして、ご飯を食べて一日、終了です。

 こんな感じが、娘が2歳の頃からずっとだったので、土曜日で仕事がお休みとはいえ、とても、児童公園で遊ばせるというゆったりとゆっくりした時間を過ごすことはなく、常に土曜日は運動会のような感じでした。

 こうして考えてみると、私の子育ては、なんだかドタバタした感じで、こんなふうに、休みの日をゆっくり公園で遊ばせる・・なんてことはしたことがなかったんだな・・と、ちょっとこんな時間もあってもよかったな・・と、今になって、公園で子どもを遊ばせているママたちのひとコマを眺めながら、ふと思ったのでした。

 公園といえば、一つだけ思い出すのは、娘はなぜかブランコが大好きで、そして、なぜかフランスの公園には、このブランコというものがほとんどなくて、たまにブランコをみつけると、わざわざ公園に行ったわけでもないのに、「ちょっとだけブランコに乗ってきてもいい?」とブランコに飛びついていきました。今でもなぜか、ブランコというものは、滅多に見かけないのです。


児童公園


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