2024年10月17日木曜日

カフェのテラス席がムートンで覆われる季節

  


 フランス人は本当にテラス席が好きで、特に気候の良い時期、夏などは、パラソルがあったりもするけれど、それでも陽の当たるテラス席で太陽を浴びながら食事をしたりカフェやちょっとしたドリンク類を飲みながら、ひたすら喋っている人もいれば、悠々とひとりで新聞を読んだり読書したりしている人もいます。

 暑い夏の間なども店内なら、冷房が効いているのに、それでも、多くの人は、テラス席を選ぶので、テラス席は満席でも店内は人もまばら・・なんてこともあります。なので、テラス席を潰してしまったら、かなり売上げは激減してしまうのではないか?と思うし、テラス席を工夫することは、とっても大切なことなのです。・・といっても、どこも似たり寄ったりの場合が多いですが・・。

 私などは、暑くもなく、寒くもなく、天気もよくて・・などの好条件が揃えば、テラス席もよいけれど、どちらかというと、店内の方が落ち着くな・・と思ってしまう方です。

 テラス席にも色々あって、お店の外のスペースギリギリなところに小さめのテーブルがわりとぎっしりと並んでいて、しかも歩道との境目がこれまた狭くて、車の通りもけっこうあったりする場所などだと、人の行き来も煩わしいうえ、こんなに埃と排気ガスを吸いながら、それでもテラス席がいいの??などと思ってしまいます。 

 私などは、暑くもなく、寒くもなく、天気もよくて・・などの好条件が揃えば、テラス席もよいけれど、どちらかというと、店内の方が落ち着くな・・と思ってしまう方でしたが、場所にもよりますが、行き交う人の様子を眺めながら、ゆったりした時間を過ごすのもなかなか楽しいものだ・・とも思うようになりました。

 テラス席にも色々あって、お店の外のスペースギリギリに小さめのテーブルがわりとぎっしりと並んでいて、しかも歩道との境目がこれまた狭くて、車の通りもけっこうあったりする場所などだと、人の行き来も煩わしいうえ、排気ガスを吸いながら??などと思ってしまうのですが、それでもテラス席が好きな人が多いです。

 冬になってくると、テラス席用の暖房が入りますが、これ・・本来は2021年に環境問題からテラス席用の暖房が禁止になったはず・・だと思っていたのですが、本当に消滅していない気がしています。


 この間、パリ市内を歩いていたら、カフェのテラス席に早々にムートンが敷かれているカフェがあり、そういえば、ここあたりのカフェは、冬になるとムートン敷くんだったな・・と思って、周囲のカフェも覗いてみると、やっぱり違う色のムートンが敷かれていました。



 考えてみれば、近くのカフェでこれをやられたら、どうしてもムートンが敷いてある方に座りたくなるのは、心情だと思うので、負けじと周囲のカフェもムートンを敷き始めるのはわかる気がします。

 こんなフカフカムートンには、ついつい、なんとなく腰をおろしてみたくなる誘惑にかられます。今はまだ、そこまで本格的な寒さではありませんが、外で暖房をつけ、ムートンを敷いてでもテラス席を盛り上げようとしているのがパリらしいところです。

 

テラス席のムートン


<関連記事>

「パリのカフェに見るフランス人の日常の楽しみ方」

「シャンゼリゼのマクドナルドのテラス席はおしゃれで可愛い」

「拡張しているテラス席でのパリのレストランでのランチ」

「2021年冬からのテラス席の暖房を禁止するフランス」

「拡張されていたカフェ・レストランのテラス席解体」

 

0 コメント: