全ては、スウェーデンの複数の日刊紙の「フランスのスター選手キリアン・ムバッペがストックホルムのホテルでの強姦と性的暴行の捜査対象になっている!」という記事から始まっています。
2024年からパリ・サンジェルマンからレアル・マドリッドに移籍しているフランスの国民的スターサッカー選手は、体調を整えるための準備として、レアル・マドリッドから休暇が割り当てられ、彼のスタッフらとともにストックホルムに滞在中でした。
ストックホルムの日刊紙の報道によると、事件が発生したと言われる10月10日の夜、ムバッペはストックホルムのレストラン「シェ・ジョリー」で数人のグループと一緒に食事をした後、数人とクラブ「V」へ向かったと言われています。その夜、告訴状にある強姦事件が発生したと見られており、同紙は「被害女性が治療を求めた後、土曜日に警察が告訴状を受け付けた」とされています。
スウェーデンの日刊紙は、名指しで報道していますが、スウェーデンの警察は、「サッカー選手の強姦・性的暴行事件の捜査が進行中であること」は認めているものの、該当する人物の名前については、明らかにしていません。
この国民的スター選手の大スキャンダルは、瞬く間にSNS上でも拡散され、フランスのテレビのニュースでも大騒ぎになっています。ムバッペ本人は、すぐにX上で反応し、これがフェイクニュースであることを訴え、また彼のスタッフは、著しい誹謗中傷・事実と異なる内容の拡散に関しては、断固として、法的手段に訴えることを発表しています。
このニュースが疑わしいのは、この報道が出たタイミングが彼と古巣のPSG(パリサンジェルマン)との間の金銭問題の公聴会が予定されていた前日というタイミングであったことで、こんなにピンポイントで、これまでほぼノースキャンダルであった彼の大スキャンダルが噴出するものかどうか?ということです。
ちなみに、PSGとの金銭問題は、彼がPSGに対して未払い賃金やその他のボーナスとして5,500万ユーロを要求している一方で、PSG側は、彼が1ヶ月間チームから離れた後にボーナスの一部を放棄することで合意していたと主張しているものです。
彼の弁護士は、「彼は決して、一人で行動することはなく、そもそも容易に彼に近付ける者はおらず、あり得ないことである」と一喝して否定しています。
このような大騒ぎになって、逆に彼に名誉棄損や誹謗中傷などで訴え返された場合、想像もつかないほどの損害賠償を請求されることになると思いますが、それだけの覚悟があってのことだとしたら、大変なことです。
どうにも、報じているのがスウェーデンのマスコミということで、今一つ、細かなところがわからないのですが、フランスの国民的スターのスキャンダル・・早く無実が証明されてほしいです。
ムバッペ 大スキャンダル
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