2025年1月22日水曜日

3ヶ月半待ちの検査とさらに当日の待ち時間 初めての呼吸器科医

  


 専門医の予約がなかなか取れないのは、もういつものことですが、今回は、呼吸器科(pneumologue)フランス語でプニュモログとかいう、これまで聞いたことがなかった専門医だっただけに、余計にドキドキするものでした。

 体調が思わしくなくて、これまで心臓かな?とか肝臓かな?とか、血液検査をしたり、心臓専門医で検査したり、色々、見てもらった結果、私の体調不良の原因は心臓でも肝臓でもなく、かかりつけのお医者さんに、色々と症状を話したところ、ならば、呼吸器科(pneumologue)で検査してもらった方がよいと言われ、その時点で予約をとったら、なんと3ヶ月半後しかとれないとのことで、「え~~?来年じゃん!」と思ったのですが、待たされるのはいつものこと。

 そして、その3ヶ月半後がやってきました。

 当日、予約の時間に行くと、待合室には、信じ難い光景が・・なんと、待合室は椅子が足りなくなさそうな勢いの満員!大き目のクリニックの中の5階にあり、受付のような場所もはっきりせずに、なんとか、担当の人を探し出して、〇時に予約とってあるのですが・・と一応、到着を報告。

 しかし、これだけ待合室に人がいるということは、これだけの人が待っているということ・・。これじゃ、予約の意味ないじゃん!と思いながら、待つこと40分!ようやく呼ばれたと思ったら、不思議なカプセルみたいなものに入って、血圧を測ったり、チューブのようなものを加えて、脈をとりながら、息を吸ったり吐いたりを繰り返します。

 検査をしてくれたのがお医者さんだと思いきや、その人は検査技師で、お医者さんとの面談は、またその後・・。さらに待たされること1時間以上。お医者さんとの面談は、10分程度で、結局、その日の予定が終了するまでに2時間くらいかかりました。

 結局は、睡眠時の呼吸に問題がありそうだということで、また後日、今度は病院に一泊して検査をすることになりました。

 次の予約は、3月中旬で、もう、久しぶりにフランスの洗礼を受けたというか、この、とにかく、やたらと時間がかかる感じにウンザリするとともに、ガックリ疲れて、なんだか、病院に行くだけで、病気になりそうな気分でした。

 現在、パリではインフルエンザが大流行していて、さすがに私はマスクを忘れずにしていったのですが、病院ではマスク義務化などといっていたのに、マスクをしているのは、ごくごく少数で、待合室で、本当に死にそうな咳をしているおばあさんなどがいて、ちょっとヤバい感じがしました。

 かといって、いつ呼ばれるかわからないのに、席をはずすわけにもいかず、持って行った本を読みながら、ひたすら、不穏な気持ちで過ごした時間でした。

 次回の予約はとったものの、今度は一泊とはいえ、一応、入院。私は、これまで、入院らしきものをしたのは、アフリカにいた頃のお産の時だけ・・しかも、あの時は、切羽詰まって?というのもおかしいですが、已むに已まれぬというか・・初めてのお産・・しかも、アフリカというかなり特殊?な場所。

 あの時は、友人二人がついていてくれたので、心強かったけど、出産後も、特に何をしてくれるわけでもないのに、あまりに無神経に看護婦さんが部屋にバタバタ入って来たりするので、なんにもしないのなら、もう家でゆっくりしたい・・(あの時は、家にボーイさんがいたので、私は家事等もしなくてよかったし・・)「もう帰る!」と出産後1泊だけで、帰ってきてしまいました。

 今回は、最初から、たった一泊だけということで、おそらく、なにか検査機器をセットされて、寝てるだけで、データを取るのだと思うのですが、もうものすごく億劫で、ハッキリ言って今から行きたくないです。

 間髪入れずに、じゃあまた明日・・とか言うなら、勢いもつきそうなところですが、またさらに2ヶ月待ち・・。このまま、さらに検査・・とかなったら、私が生きているうちに終わるのだろうか・・などと思いつつ、病院に行くのも体力と気力がいるな・・検査ってホント、身体に悪いよな・・などと、ぶつくさ思うのでした。


呼吸器科医


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