2024年もあと1日となった日、つまり大晦日の日に、私はギリギリまで仕事が終わっておらず、なんとか済ませたのが午後2時頃で、「はて?どうしよう?」と考えたところ、2025年のカレンダーが家には、全くないことに気が付いて、慌てて銀行にカレンダーをもらいに行きました。
この間、美術館に行ったときに来年のカレンダーを買おうかな?と思ったのですが、いまいち気に入ったものがなくて、そのうち他で探そうと思っていたまま、忘れていました。
銀行などでくれるカレンダーには、フランスの祝祭日はもちろんのこと、学校のバカンス期間なども書いてあるので、便利なのです。今となっては、私には、学校のお休みは直接には、関係ないのですが、旅行などに出かけるときには、その期間は避けるので、そのために便利です。
本当は、いつもは、OVNIという日本人が作っているフリーペーパーがあって、OVNIの12月号についてくるカレンダーには、フランスの祝祭日と日本の祝祭日の両方が載っているので、とても便利なのですが、今年は、入手しそこないました。
メトロもけっこう混んでいて、移動中らしい小型のスーツケースを持っている人もけっこういるし、スーパーマーケットに寄ってみれば、ノエルの食品が少しずつ値下げし始めていて、フォアグラなどが軒並み安くなっていました。
そんなこんなで家に戻るともう夕方、簡単にお雑煮の下準備をしたりしているうちに、SNSをのぞいたりしていると、もう日本では、年が明けたらしく、日本の人たちはさかんに「あけましておめでとう!」と言っています。
日本に続いて、シンガポールやオーストラリアなどの年越し花火が流れてきて、いつものことながら、ちょっと出遅れた気分になります。
冬時刻では、日本とは8時間の時差があるので、フランス時間の午後4時に日本は年明けです。日本が年越しをしてからフランスでは、8時間後に2025年を迎えます。年が変わるたびに思うのですが、この「2025」という4ケタ数字がしばらくは慣れません。
2024年になったばかりのときも、「2024」という数字がなんだかしっくりこなかったのですが、「2024」はオリンピックのおかげでふだんよりも余計に「2024」が強調されることが多かった気がするので、より刻み込まれている感じです。
夜8時には、マクロン大統領の演説をテレビで見て、それからシャンゼリゼでのショーを見ながら、年越しそばを食べました。
いつもの毎日と同じようなひとコマですが、年越しです。
華やかで、なかなか騒々しいシャンゼリゼの様子を見ながら、年越しは、除夜の鐘を聞きながら過ごす日本の年越しの方が圧倒的に私の好みです。いつもなら、シャンゼリゼでのカウントダウンのショーを見るのですが、今年は、司会者が私の大嫌いな人だったので、あまりちゃんとは見ませんでした。
小さい頃は午前0時まで起きていることが大変だったな~とか、年越ししてから、お風呂に入っていると、お風呂場の外、遠くから除夜の鐘が聞こえてきたな~とか、そんなことを思い出しています。
しかし、最後のカウントダウンの凱旋門の花火だけは、見事できれいでした・・が、年々、激しい花火になっているような気もします。
そんなこんなで年が明けました。みなさまあけましておめでとうございます。
大晦日 年越し
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