2025年1月13日月曜日

娘との世間話

  


 現在、日本で生活している娘とは、時々、電話で話しています。

 娘が日本で仕事を始めてから、そろそろ3年近くになりますが、一度の転職を経て、娘は、忙しく仕事をしつつも、リモートワークの割合も多いことから、かなり頻繁に旅行をして歩き、とても充実した毎日を送っているようです。

 私が望むのは、ただただ娘が心身ともに健康で楽しく生活できることです。

 ただ、うっかり落とし物をしたりしているのは、相変わらずで(それは、フランスにいる頃からそうだった・・)、ただし、「日本にいると、落とし物をしたりしても、かなりの確率で見つかるので、あまり焦らなくなった・・これは、ヤバいかも・・」などと、違う意味で反省していたりするので、苦笑してしまいます。

 現在の彼女の職場での様子もなかなか面白くて、ダメダメな同僚?(といっても、かなり年上の日本人の男性)の話や、その上司がかなりキツい、ヘタをするとパワハラ?などと思っていたものの、そのうち、その上司の言っていることはもっともだと思い始めたと思ったら、その上司に自分がすごく気に入られているらしい・・とか、もっとずっと上のトップの超やり手のフランス人の女性の話など、人の職場の人間模様・・特に、それが身内、しかも、娘の職場・・となると、登場人物を実際には知らないなりにも、なかなか臨場感があって、無責任におもしろい話です。

 私の方も近況を話しているのですが、「すごく美味しい○〇のお店を見つけたよ!」とか、ついこの間は、「お兄ちゃんが家に来てくれたんだよ!」という話をし、「お昼ご飯を用意して、一緒におしゃべりしながら、食事したんだ・・」と話し、親戚の近況などを話して、○○が○○したんだって・・とか、こんな風なんだって!などということを言って笑い転げました。

 そして、でも、このお兄ちゃんは、「海外生活していることもあって、視野も広くて、考え方なども鷹揚で、やっぱり話していても、楽しいよ・・」と何気なく娘に言ったら、娘が「あっ!そうそう!そういうこと、最近、こっちで友人とも言ってるんだ・・」というので、「どういうこと?」と聞いてみたら、今、彼女の周囲にいるのは、海外から日本に来ているフランス人(外国人)が多くて、「たまにフランスに帰って、フランスしか知らない友人と話をしても、物足りなくて、つまらなくなってきた・・」と言っている友人が増えたとかで、そうか・・やっぱり、年代関係なしに同じことを感じていることをなんとなく嬉しく感動しました。

 私はそんなに友だちが多い方ではありませんが、その友人の全てが海外生活の経験がある人ではないけれど、やっぱり、その割合が高いかも・・とも、思うのです。

 それでも、日本でずっと生活している友人もいるわけで、それはそれで、求めるものが違うというか・・その時々で、それぞれで、それなりに尊重し合える関係で満足しています。

 そうでなくとも、長い海外生活を続けているにもかかわらず、日本にいる友人との関係がこれだけ長期間続けていられるということは、とてもありがたいことだし、貴重な友人たちです。そして、離れていても娘の存在は私にとって、かけがえのない存在なのです。


海外生活 娘


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