1年おき(2年に一度)行われるパティスリーのワールドカップ SIRHA(Salon International Restauration Hotellerie et de l’alimentation)で日本チームが2大会連続優勝するという快挙を成し遂げました。
「9時間に及ぶ競技?は、接戦となったが、日本は技術で輝いた!」という評を頂いております。
2位に甘んじた開催国のフランスは、悔しさを隠しきれなかったと書かれていますが、3位にマレーシアがのぼりつめたことは、サプライズだった!とも言われています。
もはや、このコンクールでの日本の優勝(入賞)は、常連というか、安定した位置を築いている感もあります。
今回のテーマは「国家遺産」で、日本の作品を見るに、まさに「国家遺産」として日本が海外でアピールし、まさにフランス人の好みを見事に表現した感じでもあり、圧巻でした。
このコンクールは、ショコラティエ、砂糖菓子(飴細工)職人、アイスクリーム(氷)職人で構成されているチームで、今回の「自国にスポットライトを当てる」という作品で、日本チームの作品は、「赤と白の伝統的な衣装?提灯など、日の出ずる国の色で作られた日本の演劇(歌舞伎)の登場人物を表現していた」と説明されています。
フランスにとっては、何やら、コンテストの終盤で、センターピースを組み立てる際に周囲の熱によってチョコレートが溶けてしまい、チョコレートが上手くとりつけられずに、割れてしまうというハプニングが起こったようで、悔しさが余計に募るような成り行きだったかもしれません。
同コンクールの会長を務めるピエール・エルメ氏は、「接戦の中でも本当の違いを生んだのはチョコレートだった」と語っており、また同時に「真の力、真の勝利への意欲」を持ったチームを称賛しました。
海外にいて、しかもフランス国内で日本人が活躍するニュースはいつでも嬉しいもの、今回のコンクールに優勝した日本チームは、籏 雅典さん(チョコレート)、的場 勇志さん(砂糖菓子(飴細工)、宮崎 龍さん(氷・アイスクリーム)の3人のチームとのこと。
ありがとう!そして、おめでとうございます!
クープ・デュ・モンド・デュ・ラ・パティスリー日本優勝
<関連記事>
「パティスリーのワールドカップ SIRHA で日本が優勝した!」
「ブーランジュリー ワールドカップ 16年ぶりのフランス優勝」
「2024年 パリ・バゲットコンクール グランプリ受賞のバゲット ユートピー」
「2024年フラングランプリ最優秀賞受賞のブーランジェリー ラ・ポンパドール LA POMPADOUR」
「クルッキー(クロワッサン+クッキー) の元祖 Maison Louvard メゾン・ルヴァール」
0 コメント:
コメントを投稿