いつのまにか、お天気が良いと、とりあえずとても嬉しくて、気分が上がるようになっています。これがいつ頃からのことなのか?自分では自覚がないのですが、とりあえず、ここ数年は特に、お天気が良いと気分が全然、違います。
以前もそうだったかどうかというと、仕事や育児に追われていたせいもあるかもしれませんが、お天気の良し悪しは、そこまで気にも留めていなかった気がします。さすがに雨が降っていると、嫌だな・・と思ったり、学校へのお迎えの時間(17時半から18時頃)に限って雨が降ってくるんだよな~~と思ったりすることはありました。
しかし、何よりもここ数年は特に、相対的にお天気の悪い日が増えたし、以前は雨が降ることはあっても、さっと降ってさっとやんでしまう・・つまり、傘を持ち歩く必要がない程度の雨だったのに、近年は、一日中雨・・翌日もまた雨・・なんていう日も少なくありません。
パリは、場所にもよりますが、街並みがきれいで、本当にお天気が良いと歩いているだけでも気分がよい街で、また、都会にもかかわらず高層ビルはあまりないので、空が広いのです。
私は東京生まれ、東京育ちですが、お天気が良くて、今のようにウキウキした気持ちになることはありませんでした。
なので、空が青ければ、よりインパクトが強く青く、逆に天気が悪ければ、くもり=グレーの空が広がります。
冬の間は、とりあえず天気が良くても、むしろ天気が良い方が気温が低かったりもするのですが、寒くてもお天気の方が断然、嬉しい!そんな感じです。
どちらかといえば、出不精で、家にいる時間はそれはそれで楽しめる私がお天気が良い日は出かけないと(といっても、特に特別な場所ではないけれど・・)損した気分になります。
私がこんな風に変わったのは、(というよりパリに住んでいる人の多くが感じていることだと思いますが・・)それだけ、お天気が以前ほどには、あたりまえではなくなった・・貴重なものになった・・ということなのかもしれません。
何ごとも、失くしてから、その貴重さを再確認するということがあると思いますが、まさに、パリのお天気の良い日は、全く失くしてしまったわけではないけれど、以前よりも少なくなったのだと思います。
まったく人間とは、贅沢なものだと思うのですが、私はアフリカに住んでいた頃、それはもう、ほぼ一年中、暑くて暑くて、まさに灼熱地獄。ごくごくたま~に朝、起きて曇っていたりすると心の底からホッとしたことを時々、思い出すのです。
パリのお天気
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