フランスの夏のバカンス期間は7月、8月ですが、この期間、多くの公共交通機関は、通常ダイヤから、バカンス用のダイヤに切り替わります。中でもバスは、最悪で、路線にもよりますが、かなり本数が減ります。
それは、通学、通勤に利用する人が減るためであることは、理解していますが、パリには、観光客もけっこういるために、実際に乗降客がそこまで減っている感じもあまりしないにもかかわらず、本数が減っているために、かなり混雑することになります。
おまけに、観光客の場合は、特に、欧州からの観光客に多いのだと思いますが、けっこうな荷物、大きなリュックをしょっていたり、時には、身体の前と後ろに荷物をかかえていたりすることもけっこうあるので、1人が2人分以上の感じになっていたりすることもあります。
それに加えて、フランスは年度末?ということもあってなのか、街中、やたらと工事が多く、そのために、この期間、バスのルートが変更されていたり、バス停の場所が変わっている場合も多く、先日もこれを知らずに、いつも利用する路線のバスに乗って、うかうかしていたら、降りるつもりでいたバス停には、停まらずに、次のバス停にまで行ってしまい、延々と歩くハメになりました。
逆に、もっと先にまで行くはずのバスが途中までしか行かなかったりすることも、最近、少なくありません。
極めつけは、冷房車があまりないということで、ここのところ、一時のような猛暑日ではないので、まだ助かっていますが、この夏の間、また、猛暑日がやってくるのは、ほぼ確実。
本数が減らされて、混雑しているバスが猛暑の中、冷房もないというのは、もう地獄です。最近は、手持ちの扇風機のようなものを持っている人などもいるのですが、もう熱風をかき回しても、苦しみは増すばかりです。
また、最近のバス停には、次のバスが何分後に来るという表示があるところも多いのですが、この表示がまた、あてになりません。あと7分と出ているので、じゃあ、7分くらいなら、待ってようかな?などと思って、待っていて、しばらくして、あと何分かな?と思って、もう一度、確認すると、9分とかに増えている・・こんなことがしょっちゅうです。
かと思って油断していると、3分後にす~っとやってくることも、たまにあります。要は、全くあてにならないということです。
とにかく、時間が全く読めないうえに、また、それが土日となるとさらに最悪になります。
この種のルート変更やバス停の変更などは、GoogleMapなどにも反映されていないことが多いので、土地勘がなかったりして道に不案内な人がネットに頼って移動したりしている場合、特に、この期間は、バスのルートは必ずしもあていならないかもしれません。
バカンス期間中のバス
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