2025年8月18日月曜日

娘の有給休暇とフランスの有給休暇

  


 日本で就職して日本で仕事をしている娘。仕事も生活もまあまあ順調で、楽しく、忙しく生活しているようです。まさに独身貴族を謳歌している感じではあるのですが、今年の4月から正社員となり、役職にもついて、ますます忙しく、けっこうな収入を得ているのに、あまりに忙しすぎて、「これじゃ、もう少し貰わないと合わない・・」などとのたまっています。

 忙しすぎて、大変ならば、少しはお休みの日などは、ゆっくりしていたらいいのに、これがまた、休日も忙しく旅行して歩いているので、まあ仕方ありません。でもまあ、本人が楽しく生活できているようなので、何よりです。

 また、今はバカンス期間ということもあって、先月はスイスから1人、今月はフランスから1人、友人が来るとかで、楽しそうです。

 来月には、パリに来ることになっているので、その時に一緒に旅行しようと言っているので、今は、どこへ行くのか検討中。

 娘は基本的には、半分程度がリモートワークなので、リモートワークの場合は、どこにいてもいいわけで、パリに来ても、半分は仕事しているんじゃないかと思います。

 それにしても、「あなた、今の会社は有給休暇は何日あるの?」と聞いてみたら、「11日」とのこと。彼女の現在の生活を見ていると、とても11日とは思えないのですが、リモートワークを上手く利用しているようです。

 彼女が働いている会社はフランスの会社なのですが、その日本支社なので、休暇等は、日本の休日ベースなのだそうで、彼女曰く、「今時期、フランスの本社の人たちは悠々、1ヶ月バカンスをとれていて、すごく羨ましい!」とのこと。

 私は心の中で、「そうでしょ・・そうでしょ・・」と思いながら、フランスで育ってきて、長いバカンス期間に慣れきっていた彼女にとって、有給休暇11日とは、生まれて初めての厳しい経験かもしれません。

 私が日本で仕事していたのは、もう遥か昔のことなので、その時の有給休暇が何日だったのかは、もう覚えていませんが、その頃は、それがあたりまえだったので、特に有給休暇が少ないとか、そんな風に思ったこともありませんでした。

 しかし、私自身、フランスに慣れてしまったので、有給休暇が11日と聞いて、ちょっとビックリしたのも事実です。

 ホントにそうなの?と思って調べたら、だいたい勤続1年未満の場合は10日が平均的で、1年以上になると20日が平均的なのだそうです。

 フランスの場合は、法律で最低でも年間25日以上の有給休暇が認められており、私の場合は、30日でした。1ヶ月ごとに有給休暇が2.5日ずつ貯まっていく計算でした。

 そして、これは、大きな違いと思われるのですが、その有給休暇をしっかりまとめて取れるのがフランス。日本だと、続けて長く休むことは、難しい感じがします。

 しかし、独身で遊び歩いているうちは、まだ良いのですが、これが子どもがいたりした場合は、大変だろうな・・と思うのです。

 実際に途中からシングルマザーになった私は、30日の有給休暇をフルに使ったとしても、さらにその数倍はある子どもの学校のバカンス期間をどうやって凌ぐかということには、本当に苦労しました。

 日本の学校はフランスほど学校のお休みが長くないとはいえ、それにしても働きながら子育てをしている女性にとっては、大変なことだろうな・・と思うのでした。


日本とフランスの有給休暇


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1 コメント:

Lilli さんのコメント...

こんにちは。時々こちらのブログに伺い共感しながら拝見させていただいていましたが、今回のテーマ、おそらくお嬢様と同じ頃日本に移住した娘と重ね合わせ、思わず泣き笑いの感傷に浸りました。
お嬢様は日本で自適に活動的に過ごされていて本当に偉いですね。お嬢様のお話を聞いているとまるで娘のことのようで共通点も多いのですが、(しっかり者なのに妙に抜けたところがあるのも・笑)お嬢様の強さはもっともっと上手だと思います。

コロナ禍を経て「一年位日本に移住してみよう!」と思い立った娘、滞在ビザが必要なパートナーが直ぐに仕事を見つけてしまい、高度専門職ビザであっという間に渡日、フランスのアパートの整理等に追われた娘も、渡日前には米大手企業の日本支社への就職を決めてしまっていて驚かされました。それでも湾岸に借りたマンションは広く素敵でリモート選択も可、海外出張もある仕事や職場環境も気に入り、日本人の同僚も上司も本当に良い方たちとありがたがっていましたので、快適な生活を満喫しているものと安心していました。ところが、初年度10日の有給休暇に娘は驚愕、日本は祝祭日が多いと理解はしても、みんなが一斉に休暇でどこもかしこもが込み合う(インバウンドも全盛)状況に馴染めず、次年度からは有休も増えるし更に良い待遇を提示していただいたにも拘らず、一年で退職し、その後は当初の希望通り日本国内を旅して、40日間の有給休暇のあるフランスに舞い戻ってしまいました。

地方で一人で暮らす祖母のところに何回も行ってくれた二人、彼女たちはこのまま日本に在住かと私は喜んでいたのですが、日本に残ったのは仕事のプロジェクトを遂行することを選んだ(日本オタクでは全くなかった)彼の方でした。
その後、フランスの娘のところに遊びに来てくださった日本の元同僚、日本に行くとお食事に誘ってくださる元上司の方がたに頭が下がります。