2019年7月17日水曜日

高い配送料金を取りながら、ちゃんと品物が届かないフランスの配送事情






 タイトルに怒りが表れていると思いますが、ここは、この怒りをそのままぶつけて、書こうと思います。フランスにお住いの方は、少なからず、ご経験があるものと確信しています。

 はっきり言って、まともに届くと感動します。

 日本から送ってもらった荷物が紛失したことは、数知れず。
特に、12月、クリスマスの時期は、プレゼントが欲しいのか知りませんが、特に無くなります。12月は、それこそ、クリスマスプレゼントに・・などと、日本から何か送ってあげようとか、送ってもらおうとか思う方が多いと思いますが、紛失する可能性も高いことを念頭に置かれた方が良いかもしれません。

 そして、日本では、クロノポストという料金の高い、本来なら、特別に注意して配送してくれるはずの郵送方法が特にひどいです。ですから、もし、フランスにご家族や友人がいらっしゃる方は、日本の郵便局の人にクロノポストを勧められてもクロノポストには、しないことをお勧めいたします。

 料金をかけて送ってくるのだから、良いものが入っているとでも思うのでしょうか?
これまでの20年以上にわたる私のフランス生活での経験から言わせていただくと、クロノポストの方が紛失率が高いです。

 最近は、ネットで郵送品の場所を追跡できるシステムになっていますが、これほど、あてにならないものはありません。ネットでは、配送済みとなっていても、実のところは、受け取っていないからです。

 つい先日もアマゾンで購入した商品の配達を指定された日に待っていると、気が付いた時には、ネットの検索によると発送済みになっていました。慌てて、玄関を出ると、隣の家の玄関の前に放り出されるように置いてありました。
 でも、まだ、これは、良心的な方です。
 隣の家までは、持ってきてくれたのですから・・・。

 また、不在でもないのに、不在通知を入れられることもしばしばです。これは、おそらく、アパートの上の階まで上がってくるのが、面倒なためと思われます。

 そして、不在通知が入っているので、仕方なく電話すると、” 近いんだから、取りに来ればいいじゃない!(全然、近くないのに)”と言われたこともあります。” 配送料金、払ってるんだよ!こっちは・・!!"

 また、こちらから日本へ送る場合も、受け取る場合よりは、ましとはいえ、紛失することもあります。私も友人に送ったはずのプレゼントが二度ほど、届かなかったことがありました。

 日本に着いてから、届かなかったとは、考えづらいので、おそらく、それらの品物はフランスを出国する前に無くなったものと思われます。

 一度、職場近くの郵便局で、同僚が、日本の友人にクリスマスプレゼントとして、マフラーを送ったのです。ところが、その数日後、騒動が起こりました。

 彼女が別の用事でその郵便局に行ったら、窓口に座っている女性がそのマフラーをしていたのです。彼女は怒りまくり、その女性に食ってかかり、マフラーを取り返し、大騒ぎになったのです。

 たまたま、彼女が友人に送ろうとしていたマフラーがオリジナルの限定品の商品で、二つと同じものは存在しないという商品だったので、すぐに判明したのですが、それにしても、全く、驚きです。盗んだ配送物を堂々と身につけて、窓口に座るのですから、その女性もなかなかの根性の持ち主です。

 後日、その女性は、異動になったのか? 転勤になったのかわかりませんが、その郵便局からは、いなくなっていました。

 

















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