2022年2月28日月曜日

国連(国際連合)は何のためにあるのか?

       基本的に普段、テレビはニュース番組くらいしか見ないのですが、そのニュースは、戦争のことばかりになってきて、ずっと戦争が日に日に緊迫状態になっていく様子を伝えています。 かといって、現在、起こっていることを知らないのも不安なので、避けて通るわけにもいきませんが、あまりに悲惨な映像に心が疲弊していくのを感じます。 映画やドラマは別として、以前にテレビから流れてくる映像を見て、涙を流してしまったのは東日本大震災の被害の映像で、とんでもない被害に遭っている被災地の人々が懸命に周囲の人々を思いやりながら、避難所での生活を送っている映像でした。 あの時もフランスのテレビでも、延々と津波や震災の様子が流されていく映像や東北の人々が被災しながらも懸命に生きる姿が繰り返し報道されていました。 パンデミックでロックダウンになった時は、1日中家に閉じ込められているものの、コロナウィルスのニュースばかりで、やはり精神的に参ってきてしまうので、テレビのニュースを見るのは、夜だけと決めていました。今もその習慣は続いています。 そして、そのパンデミックも終わらないうちに、今度はまさかの戦争で、今回は、ウクライナで家が爆撃されて泣いている子供の映像を見て思わず涙し、パリに来て、はじめて、反戦デモ集会を覗きに行って、涙が止まらなくなって自分でも驚いてしまいました。 ウクライナにいる人のことを考えれば、外から見ているだけで精神的疲弊してきた・・などと言っているのは申し訳ないのですが、どうしても回避できなかった戦争という事態に腹立たしさと悔しさとやるせなさを感じずにはいられないのです。 現在、私が生きているこの世界の動向を知らずにはいられず、ひととおりニュースは目を通すようにしているのですが、そのニュースを見ながら、心を傷めているだけでなく、ちょっと思うこともあります。 子供のようなことを言わせてもらえば、世界には、今回の戦争のきっかけともなったNATO(北大西洋条約機構)とか、国連(国際連合)とか、EU(欧州連合)とか、G7とか色々な組織があるにもかかわらず、戦争を防ぐことができないのは、なぜなのか? 現在の国連(国際連合)は、第二次世界大戦を防ぐことができなかった国際連盟の反省を踏まえて発足されたものではなかったのか? NATOに至っては、戦争のきっかけにまでなっています。 プーチン大統領が法外なことを起こしているのは、もちろんのこと、それを止められるはずの国際的な組織が機能していないのはおかしいのではないか?ということです。 昔、日本で私が子供の頃に「こども電話相談室」というラジオ番組がありました。とてもシンプルで、時にはバカバカしいような質問に大人が真面目に答えてくれる番組でした。最近、こんな番組があったら、聞いてみたいな・・と思うことがあります。 「人を殺してはいけないのに、戦争なら人を殺してもいいんですか?」と。 先日、応戦しているウクライナの兵士が誇らしげに「今日は、これだけ、応戦できた!相手を倒した!」と取材に答えている様子を見て、国民を守るために戦っているのだから、当然といえば、当然なのですが、とても複雑な気持ちになりました。国連、国際連合、NATO、EU、...

2022年2月27日日曜日

3月からの日本への入国措置の緩和とウクライナからの日本帰国

 3月1日から日本の水際対策が緩和されるらしいという話は、以前から漠然とした形で伝わってきていましたが、正直、あまり期待していませんでした。 海外からの入国をこれまでの1日あたり3,500人から5,000人に拡大すると漠然と言われても、それは、あまり具体的な話ではなかったからです。 しかも、この数字には、日本人の帰国者も含まれており、依然として、外国人の訪日は、ほぼ不可能なまま、これが段階的な緩和の1ステップならば、一般的に外国人が日本に入国できる日は、まだまだ遠い話です。 ちなみに2019年の訪日外国人数は3,188万人強、単純に日割り計算すると1日91万人が日本を訪れていたのですから、3,500人が5,000人になったところで、あまり変化がある感じは受けません。 とりあえず、フランスから日本へ入国する日本人というカテゴリーの私の場合は、ワクチン接種が3回済んでいる場合には、強制隔離施設での隔離が撤廃され(ワクチン未接種の場合は、強制隔離施設3日間隔離+4日間自主隔離)、7日間隔離。到着から3日後に自主的に検査をして陰性の場合は、3日間で隔離終了。 到着日に陰性の場合は24時間以内の移動に関しては、公共交通機関使用が可能ということになりました。日本到着後、24時間以内なら公共交通機関が使えるようになっただけでも、だいぶハードルが下がります。 なお、ワクチン接種が不可能な年齢の子供に関しては、帯同する保護者のワクチン接種状況に準ずる措置が求められます。 とはいえ、今となっては、フランスよりも感染者数も死亡者数も多くなってしまっている日本に入国するのに、検査して陰性となっている人の入国にここまでする意味がわかりません。 日本入国後の隔離以前に、日本入国のために必要な様々な書類を揃えるのは、なかなかな作業ですが、これは、まあ仕方がないかもしれません。 しかし、ふと、戦争が始まったウクライナにいる日本人は、どうするのだろうか?と思い、在ウクライナ日本大使館のサイトを見ると、「ウクライナに滞在中の方は直ちに安全な方法で退避してください」とあるにもかかわらず、「ウクライナから日本に帰国する際に取っていただく主な措置(日本の水際対策)」とあります。「新型コロナウィルスの有効な検査証明書の提示」とあり、ウクライナ出国前72時間以内に受検し、所定のフォーマット(日本語版・英語版・ウクライナ語版)記入の検査証明書を受領し、携行してください」となっています。 注意書きとして、ウクライナのワクチン接種証明書も一定の条件を満たしていれば有効としながらも(一定の条件の詳細はこちら)というサイトは「ファイルが削除されているか、存在しないサイトです」と表示されます。 世界中が見守っている戦場と化した現在のウクライナで、情報も得られずに、検査を受け、このような書類が揃えられるとは思えません。 だいたい、もし検査が受けられたとしても、陽性だった場合は、戦争している国にとどまれということなのでしょうか? 現在のウクライナの戦渦にこのようなことを求める非情さ、もしも、この在ウクライナ日本大使館のサイトが間違いでないのなら、戦争が起こっている国にいる邦人を見捨てているも同然です。 この非常時に、四角四面というか、融通が効かないというか、温かみがないというか、日本入国のための書類が揃うまででも、なんなら、ウクライナ在住邦人に関しては、大使館内に一先ず避難させてくれても良いのではないか?とも思うのです。 戦争が1日も早く終わってくれることを祈るとともに、日本の対応も、もう少し柔軟であってほしいと願っています。日本入国措置緩和 ウクライナから日本への入国<関連記事>「日本の鎖国延長についてのフランスの報道の中で気になったこと」「WHO(世界保健機構)「海外渡航制限の解除・緩和」の勧告に日本はどう対応するのか?」「日本はなぜ、ブースター接種を急がないのか?」「日本の水際対策 海外からの入国・隔離期間7日間に短縮も外国人入国は停止のまま」「フランスの記録的な貿易赤字と日本の鎖国」「フランス入国規制措置緩和 日本からのワクチン接種済みの旅行者は検査なし」「フランス政府...

2022年2月26日土曜日

戦争づくめの報道とウクライナカラーになっているエッフェル塔

     ウクライナでの戦争が始まって、フランスのニュースは再び、戦争一色になりました。現実に今、ミサイルが飛んでいる様子や、泣き叫びながら避難する人々、別れ別れになってしまった家族を探す人々、破壊され燃え続ける建物、メトロの駅の構内に避難している人々・・テレビからも、見ているのも辛くなるような映像ばかりが流され続けています。 ついこの前まで・・というより、現在進行形で、コロナウィルスのために失われようとする命をどの国も必死で救おうとしていた・・今もしているというのに、人間が人間を殺そうとしていることに底知れない恐ろしさを感じます。 話し合うことによって解決する道を退け、戦争という暴力で押し切ろうとすることが、私はどうしても理解できません。 戦争を始めたロシアでさえも、国民全員が戦争をしたいわけではなく、ロシア国内各地でも「戦争反対」のデモが起こっているというのに、モスクワ当局は、「新型コロナウィルスの感染拡大」を理由に、いかなる形式のデモも禁止し、24日夜までに53都市で1,667人の身柄を拘束したと伝えられています。 ロシアは、これまでに既に、コロナウィルスによる犠牲者を35万人近くも出しているのです。このうえ、戦争とは、国民とて、賛成するわけがありません。 フランスに来てからは、何かにつけては、すぐにデモが起こり、パンデミック禍中においても、最初の完全なロックダウン以降は、ずっと、なにかしらのデモは続いているフランスに「どうしようもない・・」と思うことも度々ありましたが、最近は、デモも時には必要なこともあると思うようになりました。 時には、あまりに過激化するデモに警察ばかりでなく、憲兵隊や軍隊までが出動することもあるフランスですが、「いかなるデモも禁止する」などという状態がフランスにはあり得ないことが、現在のロシアの状態を見ると、あながち間違いではないのかもしれないとさえ思ってしまいます。 ロシアのような国の状態がフランスに起こるとは考えづらい(起こってほしくない)ことではありますが、もしも、何か、フランス政府が非道な方向に進もうとすれば、戦争より先に、国内での暴動が大変なことになるはずです。 それを「新型コロナウィルスの感染拡大」などと空々しい理由に、いかなる形式のデモも禁止するなど、感染拡大を理由にするなら、戦争は感染拡大にならないのか!と子供のようなことを言いたくなります。 マクロン大統領がプーチン大統領と会談のためにモスクワを訪れた際にも「新型コロナウィルスの感染対策」を理由に、対面距離を遠ざけたプーチン大統領です。 海外諸国の対話にもまともには応じず、国民の声にも耳を貸さず、あまりにも強行な戦争を一方的な理屈だけを推し通すロシアは、どこへ行こうとしているのでしょうか? ロシア国内で戦争反対の声が上げられない分も「なにがあっても、戦争はしてはならない、人を殺すことは許されない」「戦争反対」の声を世界中で上げ続けなければなりません。 フランスは、ウクライナとの連帯の証として、3日間の予定でエッフェル塔のイルミネーションをウクライナカラーで点灯させています。ウクライナ戦争 エッフェル塔ウクライナカラー<関連記事>「ロシア・ウクライナ問題 パンデミックの次は、本当の戦争の危機」「フランス政府...

2022年2月25日金曜日

フランス共和国大統領のアジャンダ(議事日程)L'agenda du Président de la République

    昨日、フランス時間の午前6時にロシアのウクライナへの襲撃が本格的に開始され、ウクライナはもちろんのこと、フランスでも大騒ぎになっています。 日本にも首相動静という、8時27分、官邸。48分、国会。50分、参院第1委員会室。9時2分、参院予算委員会、11時58分、官邸・・など首相の動向を分刻みで追う報道がありますが、分刻みの報道ではありませんが、フランスにも、共和国大統領のアジャンダ(議事日程)L'agenda du Président de la Républiqueというサイトがあり、その日、1日の大統領の主な動向が、要件によっては、その内容とともにエリゼ宮が発表しているサイトがあります。 このところ、マクロン大統領は、2月7日のモスクワ訪問でのプーチン大統領との直接会談を前後して、常にウクライナ、ロシア、アメリカやヨーロッパのそれぞれの国との対話を続けてきました。 2月に入ってからのマクロン大統領の日程を見ると、実に頻繁に、このウクライナ問題の主人公とも言える各国首脳と電話会談をしていることがわかります。 マクロン大統領がプーチン大統領とバイデン大統領の会談を提案し、双方がこの会談に合意したと発表されていた数時間後、ロシアのプーチン大統領は、21日の夜、テレビで、ウクライナ東部のドンバスにある2つの分離主義者の領土を認めると発表しました。マクロン大統領はプーチン大統領に対する「失望感」をあらわにしています。 マクロン大統領のアジャンダによると、20日 11:00〜、...

2022年2月24日木曜日

パリ16区での日本人が首を絞められる強盗事件発生

    在仏日本大使館から、「最近、在留邦人の方が、夜10時ごろ、パリ市内16区(メトロ10番線のミラボー駅付近)の路上(AVENUE DE VERSAILLES)を徒歩で移動中、近寄ってきた複数の男に首を絞められ、その間に所持品を奪われる強盗被害が発生し、被害者の方は、すぐに警察に被害届を提出するとともに、大使館の方にも連絡をいただきました」という注意喚起のメールが届きました。 パリ16区といえば、パリの中でも高級住宅街として有名な地域。一見、治安は良さそうな気もしがちですが、お金を持っている人が多いということで、逆に狙われる地域でもあるという印象もあります。 以前、パリ16区に住む知人が運転中、信号で車を停車した際に、突然、男が押し入ってきて、座席においていたバッグを奪い取られた知人がいました。運転中、不覚にもドアをロックしていなかったのです。 今回の被害者は首を絞められて襲われたということで、金品を奪われた以上に、その恐怖はいかばかりのものであったかと恐ろしいばかりです。人生のうちで首を絞められる経験をしたことがある人など、そんなにいるものではありません。 夜道、いきなり数名の男に囲まれたら、もう何も抵抗はできないし、むしろ、犯人がナイフなどの凶器を使わなかったことが救いであった気さえしてしまいます。 私は16区に住んでいるわけではありませんが、日中、パリ市内のいつもは平和そのものの場所でいきなり男の人が近づいてきて、金のネックレスを引きちぎられたことがありました。大男が異様な目つきでいきなり近付いてきたその時の恐怖は今でも忘れることができません。 暴力を振るわれたわけではなかったけれど、怖くて声を上げることもできませんでした。本当に恐怖にかられた時は、思わず、絶句してしまい、簡単に大声なんて出ないものです。恐ろしい目に遭った時、大声で叫ぶのは、訓練していないとできないかな?などと、へんなことを考えました。はっきり言えば、ネックレスを取られたのもショックではありましたが、それ以上に恐怖心が強く、それ以来、たとえ日中であっても、目立つネックレスをして出かけるのはやめています。 ブランド物のバッグ等もまさにそれとわかるようなものは、決してパリでは持ち歩きません。 また、私の同僚(若い中国人の女性)が、パリのメトロの駅付近で帰宅途中(夕方)、ボコボコに顔を殴られて、バッグを奪われたこともありました。また、別の知人は、バイクの二人乗りの男に後ろからつけられ、バッグをひったくられた者もいます。 今回の首絞め強盗事件には、今のところ、フランスの一般のマスコミでは報道されていませんが、首を絞められるという手口は初めて聞いたことではあるものの、暴力によって金品を奪われる強盗事件は、特別にニュースとしてとりあげられるものではないほど、一般的なものであるのかもしれません。 昨年、パリ17区で日本人が塩酸を顔にかけられるという傷害事件が発生し、それは、強盗事件ではなく、コロナ発生以来、エスカレートしていたアジア人をターゲットにした「アジア人狩り」とも言われる嫌がらせかもしれないとも言われていました。 その時の事件は、フランスの新聞でも、一部、報道されたことから、17区の市長が「あれは、特別アジア人を攻撃したものではない。被害者本人が軽傷であるため、警察に訴えることを望んでいない。警察は捜査を続ける。」とコメントを発表したものの(犯人もつかまっていないのになぜ?そんなことがわかるのか?とおもったけど)、結局、被害者が被害届を提出しなかったことから、事件は風化してしまいました。 今回の事件は被害者は警察に被害届を提出したようですが、強盗事件が日常茶飯事のように起こるパリで、警察が本格的に捜査にあたるとも考えづらく、はっきりしていることは、パリでは常に気を張って、目立たないように暮らさなければならないということです。 フランス内務省の発表によれば、2021年第4半期(10月〜12月)の強盗件数は、10万件を超えているということで、先ほどのニュースでは、車の盗難事件の話をしており、フランスでは4分に1台の割合で車の盗難事件が起こっているそうです。Carte...

2022年2月23日水曜日

コマーシャルセンターの衰退

 閉店のための在庫処分セール中のDARTY 昨日、突然、湯沸かしポットが壊れてしまったので、近所にあるコマーシャルセンターにあるダーティー(DARTY)という家電製品のお店に行きました。我が家の電化製品のほとんどは、このDARTYで買ったもので、ある日、突然、故障して使い物にならなくなってしまう電化製品をすぐに急いで調達したいとなると、すぐに歩いて行ける近所のDARTYに駆け込んで買ってしまうことが多かったのです。 そんなに頻繁に足を運ぶわけではないけれど、近くにあってくれれば、とりあえず安心できる・・そんなお店の一つでもありました。 ところが、久しぶりに行ってみると、何やらお店の...

2022年2月22日火曜日

プーチン大統領の演説にフランスの大統領選挙報道が吹っ飛んだ!

   プーチン大統領がロシア国民に向けてテレビ公開で演説を行うというニュースに、ここのところ、ウクライナ問題には、かなり注目しつつも、フランスの大統領選挙のニュースが中心になっていた大統領選のニュースが、昨夜はこのプーチン大統領の演説に吹き飛ばされた感じでした。 このプーチン大統領の演説をエリゼ宮は政府首脳を集めて見守りました。 これまで、「戦争回避のために」奔走していたマクロン大統領の努力も虚しく、プーチン大統領は、「ウクライナの親ロシア派分離主義者の独立を認める」と発表、また、「ウクライナはロシアにつながるすべてを放棄して国家を築いた」と述べ、「腐敗と民族主義のために国は本当に形成されてはいない」、「また、ウクライナを「傀儡政権」(名目上は独立しているが、実態では事実上の支配者である外部の国家によって管理・統制・指揮されている)と説明した。彼ははまた、ウクライナの指導者が自国内で行っている「テロ政策」を非難しました。LIVE...

2022年2月21日月曜日

マクロン大統領とプーチン大統領の電話会談の内容 ウクライナ問題の行方

   マクロン大統領とプーチン大統領は、1時間45分にわたる電話会談の結果、「停戦に向けた努力」、「現在の危機に対して外交的解決を優先し、すべての関係者から接触線上の停戦約束を得ることを目的とした3カ国接触グループの会合が数時間以内に開催できるよう集中的に取り組む」ことで合意したと、エリゼ宮(フランス)とクレムリン(ロシア)の双方が発表しました。Le Président @EmmanuelMacron s'est entretenu avec le Président Vladimir Poutine ce dimanche. Ils se sont accordés notamment...

2022年2月20日日曜日

フランス政府 ウクライナへの渡航回避から在ウクライナ フランス国民避難勧告と航空会社の対応

   緊迫状態が続くウクライナ問題に関して、これまでフランス政府は、「ウクライナへの渡航はすべて延期し、回避するように」と勧告するにとどまっていました。 しかし、昨日(2月19日)、フランス外務省は、ウクライナ東部の最も危険な地域、「ハリコフ州、ルハンスク州、ドネツク州」およびドニプロペトロフスク州にいるフランス国民に対し、「直ちに退避する旨の避難勧告」を発令、同国東部の最も戦争の危険性が高い地域にいる人々に対して「遅滞なく」脱出するよう呼びかけています。 これは、ロシアの攻撃への懸念が熱を帯びる中、フランスが単なる渡航回避勧告からウクライナに在住するフランス国民の退避勧告は、この緊張がさらに高まっていることを表しています。 同日、ウクライナ東部の最前線を移動中だったデニー・モナスティルシキー内相及び政府関係者の近くで迫撃弾が爆発、この襲撃で、少なくとも2人のウクライナ人兵士が死亡、4人が負傷しています。 ロシアからウクライナへの襲撃は、ドネツクで591回、ルハンスクで975回も確認されているようですが、今回のこの襲撃は、ロシア側の「停戦違反」の最も象徴的な出来事として、多くの国の非難の対象となっていると同時に危機感を一層、煽られる結果となっています。 先んじて、すでに全ての国民に対して避難勧告を発令していたドイツも「緊急に」「遅滞なく」出国することを呼びかけ、ドイツの航空会社ルフトハンザは、21日から2月末まで、キエフとオデッサ(ウクライナの地域)への定期便を運休すると発表しました。🔴...

2022年2月19日土曜日

3月中旬の屋内でのマスク着用義務撤廃の基準

  すでに数日前から話題に上がっている「屋内でのマスク着用義務の撤廃」について、オリヴィエ・ヴェラン保健相は、マスク撤廃に踏み切る具体的な基準値を発表しました。 ワクチンパスの施行とともに始まった感染対策規制の緩和は、1週間後には、屋外でのマスク着用義務化とリモートワークの義務化が撤廃され、さらに、つい先日、ディスコやナイトクラブが再開され、カフェやバーでの立ち飲みの解禁と着々と進められてきました。 フランスの感染状況は、劇的に改善し始め、1ヶ月前には、40万人を超えていた1日の新規感染者数も10万人を切り、現在は、8万人前後になりました。病院の集中治療室の占拠状態も非常に緩やかで...

2022年2月18日金曜日

2024年に延期されたパリ中心部の自動車交通規制 

    2022年半ばまでに、パリ中心部に「交通規制区域」を導入するとパリ市長アンヌ・イダルゴが発表したのは、2021年5月のことでした。この計画で、パリの中心地(1~4区とサンジェルマン大通りとセーヌ川の間に位置する5、6、7区の一部)において、現在の交通量の50%を占める通過交通を禁止することにより、車の交通量を劇的に減らすことを目標にしていました。 しかし、この計画は、ある一定の人々には、熱狂的に支持されたものの、彼女が想像していた以上に困難が立ちはだかり、パリ市は交通規制区域設定前に、警察と、一般市民に加え、交通機関、小売店、デパートなどが参加公開質問に準じた影響調査を実施...

2022年2月17日木曜日

マリアンヌの切手の買い置きとパリでの戦闘体制の日々

    私は、かつて、常に切手の買い置きをしていました。それほど、切手を使う機会が多かったのです。フランス国内の郵便で20g以内のものは、たいてい金額が記載されていない「マリアンヌ」の切手で済むので、そのカルネ(切手が12枚セットのシールになっているもの)を常に買い置きをして、いつも、手帳かお財布の中に入れていました。 マリアンヌの切手は、金額が切手に記載されていないために、たとえ、その後に郵便料金が値上げしても、そのまま同じものを使うことができる利点もあります。 フランスに来たばかりの頃(20年前)には、私は、フランスでの自動引き落としというものを信用できず(桁を間違え...

2022年2月16日水曜日

次のステップに進むフランスの感染対策規制緩和 ディスコ・ナイトクラブ再開

    フランスでワクチンパスがスタートしたのは、1月末のことで、ワクチンパススタートの発表時には、同時にその後の段階的な感染対策緩和のスケジュールが発表されていました。 それまでも、フランスでは、すでにヘルスパスによる制限が定着していたこともあり、その後の感染対策緩和の方に注目が集まっていました。 その時の予定どおり、フランスは、ワクチンパスの施行の1週間後には、屋外でのマスク義務化やリモートワークの義務化を撤廃しています。 1月末の段階では、1日の感染者が40万人前後もいた状態で、その後の感染対策の緩和については、正直、「本当に大丈夫なんだろうか?」と不安で、特にさらにその2週間後の「ディスコ、カフェやバーでの立ち飲み、スタンディングコンサートを解禁」という予定には、その時点では、私は、「とんでもない!」と思っていました。 しかし、2月に入って少し経つと、フランスの1日の新規感染者数は、急激に減少し始め、いつの間にか、薬局での検査のために、あんなに行列していた人々も消え(セルフテストの拡大もある)、今週に入ってからは、なんとか、1日の新規感染者数も10万人前後にまで下がっています。もともとが酷すぎたこともありますが、この感染の急降下には、ちょっとびっくりしています。 政府報道官ガブリエル・アタルは、15日、現在の状況を「ようやく光が見えてきたようだ・・」と表現し、「最後の制限を解除し、かねてよりの予定どおり感染対策制限を緩和することができる」と発表しました。 2月16日からは、ディスコ・ナイトクラブが再開され、カフェやバーでの立ち飲みが許可され、スタジアム、映画館、公共交通機関での飲食が可能になります。 そして、2月28日からは、交通機関を除くワクチンパス対象のすべての閉鎖空間でのマスク着用の義務化が撤廃されます。 しかし、彼の発表は、感染対策規制の緩和に終始することはなく、現在の状況は、決して安心できる状態ではなく、「規制の緩和・撤廃は、警戒・注意の終了を意味するものではない」と述べています。 実際に新規感染者数は減少しているものの、コロナウィルスによる入院患者数は、31,500人以上、病床を圧迫し続けていることに変わりはありません。新規感染者の減少は、今のところ病院の状態改善までには影響を及ぼしてはいないのです。 予定どおりなのは、感染対策の緩和だけではなく、2月15日からは、2回目のワクチン接種から4ヶ月後にブースター接種をしない場合は、ワクチンパスが無効になるというルールもスタート。現段階では、400万人のワクチンパスポートが無効になってしまったと言われています。 ここまでフランスの感染者数が減少してきたのは、ワクチン接種、ブースター接種の効果が大きいことは言うまでもなく、現在では、フランスのブースター接種率は、55%まで上昇しています。 ところが、ここに来て、先日のカナダのワクチン接種義務化に反対する大規模なデモ「自由の車列(Freedom...

2022年2月15日火曜日

フランス入国規制措置緩和 日本からのワクチン接種済みの旅行者は検査なし

 フランス政府は、世界の多くの国々でオミクロン変異種が優勢であることやワクチン接種のレベルが上昇した上でのパンデミックの新しい局面を考慮し、入国管理システムを緩和することを発表しました。 政府は、この決定を「パンデミックが始まって以来、国境における入国管理システムは、私たちの健康を守り、心配な特性を持つウィルスが国内に侵入するのを遅らせることを可能にしてきました。このシステムは、毎週約6,000人の市民警備隊員を動員して検査を実施し、国境警備隊は旅行者の感染対策関連の書類をチェックし、国内治安部隊は地域が決定した隔離・検疫措置を監視し、感染状況の変化や地域ごとの規則に合わせて定期的に調整され...

2022年2月14日月曜日

メイク用品・スキンケア・ヘアケア・日用品・お菓子・日用品がびっくりするほど低価格なお店「NORMAL(ノーマル)」

  ちょっと、パリっぽくはなく、しかし、ちょっと人目を引く派手なライトブルーと黒、ピンクを使ったイメージカラーの外観と何やら細かい楽しそうなものがたくさんある店内についつい覗いてみたくなるような、「Normal(ノーマル)」というお店を最近、パリで頻繁に見かけるようになりました。   このお店の商品は、メイク用品、スキンケア、ヘアケア、日用品などを中心とした商品構成にお菓子や調味料、香辛料や食料品など広範囲にわたり、しかも低価格のものばかりなので、見ているだけでも楽しいと思いながら、うっかりついつい買い物をしてしまう・・そんなお店です。  このお店は、「トップブランドを驚くほど低価格で提供します」とうたっていますが、トップブラントとはいえ、シャネルやディオールなどの超高級ブランドではなく、フランスでは一般的に名の通った大きなメーカーのものを低価格で!という意味なので、本当に気軽に手を伸ばしてしまう・・そんなお店です。 食料品、特にお菓子類などは、どちらかというと、フランスのものではない輸入品と思われるラインナップで、なんとなくパッケージの色合いなども普通のフランスのものとは違う感じなところも、なんとなく楽しくなってしまう理由かもしれません。   基本的に日常生活に必要なもの、あるいは、あったら、使ってみたい、試してみたい・・と思うものが目白押し、しかも、一つ一つが低価格なので、あっという間に商品を手にとっています。 特に、メイク用品、スキンケア用品に関しては、種類が多いので、なんとなく楽しそうな日用品につられて店内に入っても、ついつい、メイク用品・スキンケア用品などにも、「こんなのあるんだ・・」、「こんなに安いの!」とちょっと、百均に近い感覚になります。 今回、私が気になったのは、顔全体のパックに加えて、部分パックにハンド用パック・・   そして、メイク用品、メイク用の筆なども安いこと安いこと・・  世情を反映しているのか、この「NORMAL(ノーマル)」という店舗はチェーン展開で、パリ市内にも5軒ありますが、この手のお店が最近、増えたなぁと思います。 そんなお店の中でもこの店舗は、ヨーロッパ(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、フィンランド、フランス)を中心に300店舗以上を展開する大きなチェーン店舗で、扱っている商品も安定しており、超高級ブランドではないにせよ、名の知られているメーカーのものが並んでいるので、なんとなく安心感もあります。 パリに来られた際には、ばら撒き用のおみやげにはちょうどよさそうなものがいっぱいあります。 雑貨屋さんや、百均を始め、ワンコインショップなど、つくづくこの手のお店が好きな私ですが、もはや高級ブランドよりもこんなお店が楽しくなっているのは、私だけではない気がしています。だって、何より、こういうお店が増えているのですから・・。⭐️NORMAL...

2022年2月13日日曜日

ロシア・ウクライナ問題 パンデミックの次は、本当の戦争の危機

   「我々は、戦争状態にある」とマクロン大統領がパンデミックの始めのロックダウンの際の演説を行ってから、そろそろ2年が経とうとしています。ウィルスという目に見えない敵相手の戦争状態は、この間のいくつかの波を超え、ワクチンという武器を持ち、一時のような緊張状態ではなくなりました。 しかし、最初のロックダウンの際は、まだどのようなウィルスであるのかも、よくわからずに、外出もほとんどできずに、みるみる病床が埋まり、患者は病院の廊下に並べられ、ついには、野戦病院のようなテントまで建てられ、呼吸器やマスクなどの医療物資が足りずに、到着するマスクが警察の先導で運ばれる様子や、ひたすら家に閉じ...

2022年2月12日土曜日

自由の輸送団(Convoi de la liberté)への政府の大規模な警戒

    かねてから、カナダでの同タイトルのデモに触発されてフランスでも起こっている「自由の輸送団(Convoi de la liberté)」のデモがフランス全土から一旦、パリに集結し、ベルギー・ブリュッセルに向かう動きに、パリ市内には、普段は目にすることのない戦車までが出動する物々しい警戒ぶりになっています。   警視庁は、このデモのバリケードのために、特殊機械、クレーン車、バリケード対策用トラクター、レッカー車、投水機を用いて、デモによる都市封鎖を防ぎ、違反者を罰金や逮捕すると発表しています。#Manifestation 📢 | Engagés en soutien...

2022年2月11日金曜日

バレンタイン前のメゾン・ド・ショコラでバラ売りのチョコレートに挑戦

 バレンタイン仕様になっているメゾンドショコラの店頭 フランスに来て以来、圧倒的に食べることが増えたものの一つはチョコレートです。 日頃は、パリにいても、家ではかなり、和食あるいは、日本の食卓に近い食事に傾きがちで、手に入りにくい日本食材やそれに近い食材を見つけては、やっぱり日本のものは美味しい!・・となっている私でも、チョコレートは、やはりフランスのものが美味しい!と力を込めて言うことができます。 今では、家にはいつもチョコレートの買い置きがあるようになりました。 スーパーマーケットにずらりと並ぶようなチョコレートから、折に触れて、何か口実をつけて、時々購入する贅沢なチョコレートまで、日本にいた頃は、甘いものはあまり好きではなかった私が辛党ではなく、甘辛両党になったのも、フランスのチョコレートが入口だったかもしれません。 パトリック・ロジェやジャン・ポール・エヴァンなど、ひととおりのフランスのチョコレートの有名店を一周して、安定して通うようになったのは、メゾン・ド・ショコラのお店です。 たいていは、色々な種類が詰め合わせになったチョコレートを購入するのですが、その一粒、一粒、どれも美味しいものの、やはり好みはあり、自分の好みのものだけを選りすぐってみたくなって、前回、箱詰めのものを購入した際に、一粒一粒をチェックしながら、カタログと照らし合わせながら、次回こそは、バラ売りのチョコレートを自分で選んで買おうと決めていたのです。 バレンタインも近づき、誰かにあげるわけではなく、自分へのご褒美(バレンタインという言い訳)、一粒...

2022年2月10日木曜日

「フランスのワクチンパスポートは3月末から4月には解除できる」と政府が発表した理由

    フランス政府報道官ガブリエル・アタルは、「ワクチンパスは、おそらく3月末から4月には、解除できるであろう」また、「学校での感染対策も緩和する方向で検討している」と発表しました。 先日、テレビのニュース番組にオリヴィエ・ヴェラン保健相が出演した際に、視聴者の質問に回答する形で、ワクチンパスは、7月末頃には、解除できるかもしれない」と話していましたが、今回のスポークスマンの発言では、それよりさらに前倒しの3月末から4月に解除という話になっています。 まあ、3月末にしても、7月末にしても、どちらにしても決定事項ではなく、あくまでも、その時点で、感染者数や感染率、病床の占拠状態の改善などが見られた場合の希望的観測によるものであることに変わりはありませんが、今回のスポークスマンの発言には、カナダで起こっている「ワクチン接種義務化に反対する大規模なデモ「自由の車列(Freedom...

2022年2月9日水曜日

フランスの記録的な貿易赤字と日本の鎖国

     フランスの税関当局は、2021年、史上最悪の847億ユーロの貿易赤字を記録したことを発表しました。これまでフランスの最大の貿易赤字は2011年に記録した750億でしたが、この記録を更新するものとなりました。 このことについて、フランク・リースター外国貿易担当大臣は、フランス経済が昨年7%の成長を記録し、「海外で生産された消費財や産業用工具の輸入に影響を与えたことから、輸出よりも輸入の著しい回復によって起こった現象のうえ、航空関係の輸出などの強力な輸出部門がまだ2019年の水準を下回っていることによるものであるとし、今回の赤字は回復の強さによるものと説明することができる」と...

2022年2月8日火曜日

パリのワンコインショップ 全商品2ユーロ C'est duex euros(セ・ドゥユーロ)

    日本に一時帰国した際に、必ず覗いてみる100均ショップ。長いこと日本には行けていないので、最近の日本の100均ショップの様子はわかりませんが、まあその商品の種類や数の多さに、最初はビックリして、一緒に付き合ってもらった友人に、「100均でこんなに買い物する人、見たことない!」とあきれられたこともあります。 うわっ!すごい!これが100円、こんなのも100円・・と、手当たり次第にカゴに入れていくと結構な量になってしまい、後になってから、結局、あんまり使っていないものもあれば、100円だったのに、ず〜っと使っているものも、今のパリの家にもたくさんあります。 なにせ、パリには、100均などというものはないので、日本の100均では、一つたった100円なのに、文房具類や、これは便利!と思うものがたくさんあって、今、買っておかなければ、次には、いつ来れるかわからない・・と思うと日本の100均では、ついつい散財してしまうことになるのです。 しかし、ついにパリにもワンコインショップができたと聞いて(ワンコインとはいえ、2ユーロ(約260円))これは、パリも進化した!と感激して、さっそく行ってみたのです。 現在、フランス全土には44店舗あるというのに、まだパリには1軒だけだそうで、選択の余地はなく、その一軒に行ってみました。それはシャトレ(Chatelet)の駅から歩いて5分ほどの場所にあります。 「やった!あった!ここだ!」と勇んで店内に足を踏み入れた私は、正直、第一印象は、ガッカリ・・」日本の100均をイメージしていた私には、ちょっと肩透かしを食らった感じがしました。 しかし、せっかく来たのだから、何かないかな?と少しずつ商品を見ていくと、意外と面白いものがあって、いつの間にかスイッチが入り、あっという間に入り口にカゴを取りにいくハメになりました。 ちょっとお洒落な鍋つかみや、開けたプラスチックの袋を止めるピン 食料品などは、簡単なお菓子が少しあるだけですが、装飾品、インテリア雑貨、キッチン用品、文房具、香水や簡単な化粧品からおもちゃ、パーティーグッズ、折り畳みの傘や収納のためのグッズやDIY用品などなど、ちょっと洒落た置物や気の利いた食器やワイングラスなどもあるところは、フランスらしいところです。   レモンの形をしたエコバッグやさまざまな香りのペースト・パウダー状の石鹸 子供が小さい頃だったら、子供のお誕生日会のプレゼントは、ここで充分、楽しいものがあったのに・・と思いました。                カーテンを止めるピンとつっかえ棒絵を描くための画板フランス語のマグネット 日本の100均と比べたら、圧倒的に商品の数は少ないものの、充分に楽しめる内容です。 一歩、足を踏み入れて、一瞬、ガッカリした私も、日本の100均とは、コンセプトが違うのかも・・と思いなおし、けっこうな時間を楽しみ、結局、10点も購入してしまいました。 若い女性の店員さんもとても親切で、「何か聞きたいことがあったら、遠慮なく言ってね!」と声をかけて下さり、お言葉に甘えて色々質問する私に嫌な顔ひとつせず、最後に会計の際には、梱包に気遣って、割れないようにと、奥から箱を探してきてくれて(日本なら当然かもしれないけど・・)、丁寧に梱包してくれたのでした。 2ユーロと言いながら、2ユーロではない商品もあるのでは・・と疑っていた私ですが、2つで2ユーロという商品はあったものの、見事に全商品、2ユーロでした。 毎週、新商品を入荷するということだったので、まだまだ今後が期待できます。 まだまだ始まったばかりのパリのワンコインショップですが、これが流行れば、もっと、たくさんの商品で埋め尽くされていくのでは・・と期待しています。 お近くにお寄りの際は、ちょっとこんなお店を覗いてみるのも楽しいかもしれません。⭐️C'est...