2021年10月2日土曜日

バイリンガル教育は簡単じゃないけど、頑張れば、その子の一生の財産になる

    国際結婚の場合、子供はハーフでバイリンガルになる・・と、簡単に思われがちですが、バイリンガル教育は、考えているほど簡単なことではありません。 二つの国(あるいはそれ以上)の国籍を持っており(日本の場合は22歳までにどちらかの国籍を選択しなければなりません)、両親の母国語が二カ国語に渡る場合でも、生活の基盤は、どちらかの国(あるいは、それ以外の国)に置くことになるわけで、どうしても生活の基盤のある国の言語に引っ張られます。 我が家の場合は、主人がフランス人、私が日本人で、フランスで生活しています。普通のフランスの学校に通っている娘にとって、フランスで生活する上では、娘にとって...

2021年10月1日金曜日

フランスのヘルスパス 2022年夏まで延長の可能性

  ヘルスパスの導入により、フランスのワクチン接種率は上昇し、それにつれて、感染率も着実に低下し、集中治療室の占拠率も下がり、フランスでは、ほぼ日常に近い生活が戻ってきました。 このヘルスパスのおかげで、これまで閉鎖されていた映画館や美術館、娯楽施設、レストラン・カフェなどにも行けるようになり、フランス国民は、夏の間のバカンスもしっかりと楽しみました。 そして、夏のバカンスが終わっても昨年のように感染が悪化するという兆候も現在のところは、見られていません。 この順調な回復状態に、これまで常に現状の事態に適応していくという形を取ることを約束してきた政府は、つい先日まで、ヘルスパスによる規制を地域ごとに緩和していくことを検討すると言い始めていたのです。 しかし、それは、結局は、「検討する」と言っただけで、検討の結果、「ヘルスパスは、当分の間、継続していくべきだ」ということになったようで、29日、政府のスポークスマンであるガブリエル・アタルは、「フランスのほぼ全ての地域で感染率の低下が見られるが、だからと言って、再び上昇しないとも限らない。感染率が低下したとはいえ、ウィルスは根絶したわけではない。私たちは、ヘルスパスを2022年夏まで延長することを議会に提案する」と発表しました。"Il...

2021年9月30日木曜日

マクドナルドの水が呼び起こす大論争 Eau by McDonald's

  フランスでは、マクドナルドが環境問題を理由に年末までにプラスチックボトルの販売を取りやめる代わりに、精製水を販売することで、大論争が起こっています。 「マクドナルドでは、水道水が利益の源」「今世紀最大の詐欺」大手新聞社の見出しもなかなか辛辣なタイトルを掲げています。 現在、フランスのマクドナルドでは、コカコーラを始めとするオレンジジュースや清涼飲料水は、紙コップで販売されていますが、同時にそれ以外のミネラルウォーターやスパークリングウォーター(エヴィアンとバドワ)に関しては、その品質保持のためにペットボトルで販売されていました。 マクドナルド側は、これまでフランスのマクドナルドでは、平均して7500万本のボトルが販売されており、この新しい取り組みにより、1,000トン以上のプラスチックの消費を抑えることができると4月22日のプレスリリースで発表していました。 しかし、このミネラルウォーター、スパークリングウォーターに代わるものとして、マクドナルドが新たに販売している水...

2021年9月29日水曜日

シャンゼリゼのアップルストア Apple Store Champs-Elysées

  先日、期間限定で幻想的なアートでラッピングされているという凱旋門を見に、久しぶりにシャンゼリゼに出かけた時に、たまたまアップルストアがあるのに気がついて、「そういえば、私の壊れているパソコン・・放ったらかしにしたままだった・・」ことを思い出しました。 私のパソコンが壊れたのは、よりにもよって、ロックダウンのさなかのことで、お茶を飲みながら、パソコンのそばに置いたままにしていたお茶のカップを猫が見事にこぼしてくれたのでした。 パソコンに液体は大敵だと知りながら、置き去りにした私が悪かったのですが、今さらながら、パソコンがないと、こんなにも困ることなのかと私は、呆然としたのでした。...

2021年9月28日火曜日

2021年バゲットコンクール優勝・グランプリ獲得のバゲット Le Grand Prix de la baguette de tradition française 2021

  バゲットコンクール・グランプリを獲得したお店はいたって普通のパン屋さん 毎年、パリでは、バゲットコンクール(Le Grand Prix de la baguette de tradition française)が開催され、その年の最高のバゲットが選ばれ、グランプリ・優勝したバゲットを作るパン屋さんは、賞金4,000ユーロを獲得し、その年、一年間、そのバゲットはエリゼ宮御用達のバゲットとなります。 パリ市によって行われるこのバゲットコンクールは今年で28回目を迎えます。Makram Akrout, fils de boulanger, gagne le concours de la "meilleure...

2021年9月27日月曜日

ヘルスパスのQRコードのオンライン上の盗難と偽造QRコードへの警告

   ヘルスパスにより、日常を取り戻しつつあるフランスですが、ヘルスパスの登場とともに出現したのは、偽造ヘルスパスの販売や、ヘルスパスQRコードのオンライン上での盗難事件です。 そもそも、偽のワクチン接種証明書(QRコード付き)がSNSで出回り始めたのは、ヘルスパスが起用されるよりもずっと前からの話で、ワクチン接種が広まり始めた6月の時点で、すでに大問題になり、実際にそれにパリの病院の看護師が加担していたことなどが発覚したりしていました。 SNS上では400〜500ユーロで販売されていると言われている偽造ワクチン証明書に加えて、ワクチン証明書(ヘルスパス)QRコードがオンライン上で盗まれるというケースまで登場し、フランス国民健康保険機構は、現在までのこの不正なヘルスパスの数は、約36,000件にも上っていると見積もっています。 先日もマクロン大統領とカステックス首相のヘルスパスのQRコードがSNSに流出し、二人のヘルスパスが新しく作り直されたという話が物議を醸していましたが、このケースは、実際にそれを使用するためには、あまりに有名人すぎて、多分に嫌がらせや挑発的な意味があったように思われますが、実際に一般人も知らないうちに、オンライン上で自分のQRコードが盗まれているということは、充分にあり得ることなのです。 そもそもヘルスパスのチェックは、(例えばレストランなどの入店の際などでも)非常に簡単なもので、自分の携帯に保存したQRコードをかざして、お店の人が同様に携帯で、ピッピッと読み込むだけで、詳しい内容などは、チェックしていません。 ヘルスパスのQRコードには、名前と生年月日、接種したワクチンの種類と2回目のワクチン接種の終了日が記載されているだけのものなので、本人確認も行われない(IDカードとの照合など)ため、正直、私のヘルスパスを誰か別の人が使用しても、全くわからないのです。 まあ、せいぜい、性別、年齢などで、明らかに違いがある場合は、気がつかれる可能性もないではありませんが、これまで私がヘルスパスを提示した際には、ヘルスパスの内容を詳しく見られたケースなどは一度もなく、盗まれたヘルスパスを使用していてもほとんど発覚しないのではないかと思ってしまいます。 マクロン大統領やカステックス首相のように、盗まれたヘルスパスがSNS上で出回ったりすれば、すぐに発覚しますが、一般市民の場合は、盗難にあったことさえも気づかない可能性があります。 しかし、マクロン大統領のヘルスパスを盗んだ犯人はすでに確定されているようで、追跡をすれば、犯人特定は可能なことのようです。 とはいえ、不正に使用されたヘルスパスは、無効になるため、その場合は、新しいヘルスパスを作り直す必要があります。#COVID19...

2021年9月26日日曜日

11週目のヘルスパス反対デモ・動員数大幅減少 

    ヘルスパス反対のデモは、11週目を迎え、未だ続いているものの、動員数は、内務省の発表によれば、63,700人と大幅に減少しています。 ヘルスパスの起用が発表されたのが7月12日、ヘルスパス(ワクチン接種2回摂取済証明書、72時間以内のPCR検査の陰性証明書、6ヶ月以内のコロナウィルス感染証明書)がないと身動きが取れなくなるような、限りなくワクチン接種義務化に近いような内容に、国民は、慌ててワクチン接種に走り、また政府の強制的なやり方に反発を感じた人々は、バカンス期間中にも関わらず、異例のデモが始まりました。 一時は、21万人を超える全国的な規模の(8月7日がピークだった・・...