2024年9月24日火曜日

薬局で倒れたおじいさんを見守りながら、なにかあったら、薬局に駆け込もうと思いました・・

   体調を崩して、お医者さんに行き、処方箋を書いてくれたので、帰りに薬を出してもらいに薬局に寄ったときのことです。 小さな人だかりができていて、???と思って覗くと、おじいさんが倒れていて、それをコマーシャルセンターの救助の人々と薬局の人が取り囲んでいました。 おじいさんは、床に仰向けに転がっていて、苦しそうな顔をしています。でも、どうやら意識はあるようで、「何歳ですか?」とか、「左足をたてられますか?」、「右足をたてられますか?」、「私の手を強く握ってみてください」とか言われながら、指示に従って、そのとおりに身体を動かしていますが、目は閉じたままですが、時々、苦しそうに目を薄くあけています。 ひとまずは、言っていることは理解しているようで、「はい、83歳です」とか、言われた通りに片足ずつをたてたり、救助の人の手を握ったりしています。 それでも自分で起き上がることはできないようで、また、下手に動かしてはいけない様子で、まあ、とりあえずは、薬局で倒れたのは不幸中の幸いのようで、応急処置に必要な器具などが揃っていて、ひととおりの質問が済んだところで、救助の人が「救急車を呼びましょう」と判断し、通報していました。 ものすごく優しく語りかけているにもかかわらず、緊迫感が伝わってくる感じです。 ここで私が驚いたのは、その救助の人たちも薬局の人たちも、ものすごく優しくて、わりとよく知っている薬局で、いつもの彼女たちも知っているので、日常はどんな感じの人なのかわかっているだけに、いつもと全然違うのも、わかります。 もちろん、日常だって、親切だし、感じよい人々なんだけど、ベタベタは決してせずに、ほどよいさっぱり感が私は、気に入っているのですが、ここぞという緊急時には、本当に親身になって、めちゃくちゃ優しいところに感心させられたのです。 これは、多くのフランス人に共通するところで、いつもは、わりと我関せずな感じでさっぱりしているけれど、本当に困っている人、怪我人、病人などには、ものすごく優しいのです。 いつだったか、わりと人通りが少ないと思われるちょっと郊外の通りを道がわからないので、GoogleMapを見ながら、歩いていたら、歩道と車道の段差でものすごく勢いよく、転んだら、どこで見ていたのか、若い男性2人がどこかからすっ飛んできてくれて、大丈夫?大丈夫?近くの会社で手当できるよ・・と助けてくれました。 他に数人の女性も駆け寄ってきてくれました。 その時は、かなり痛かったのですが、痛いよりも恥ずかしさが先にたち、もう早く立ち去りたい気持ちが強くて、「はい、大丈夫です。ありがとうございます!」と言って、早々に立ち去ったのですが、後から考えたら、「すごく優しい人たちだったな・・」と、ちょっと感動したのです。 また、これが薬局ということで、対応もより的確で、お見事といっていいくらいの対処で、見直しました。 私は、近所にかかりつけのお医者さんがいるので、いざとなったら、彼女のところに駆け込もうと思っているのですが、このお医者さんよりもさらに家から近く、開店時間も長い薬局の方がとりあえず、駆け込むのには、よいだろう・・などと、倒れたおじいさんを見守りながら、考えていたのです。 最近、体調を崩しがちな一人暮らしのわが身からすれば、これは、なかなか心強いことです。フランスの薬局<関連記事>「派手にぶざまに転んだら、周りの人たちが、とっても優しかった・・」「パリの救急外来とアクシダン・ド・トラバイユ」「不良少年たちも本当は優しいんじゃないかと思う・・」「フランスの保険証カード Carte...

2024年9月23日月曜日

逆さはいけない・・

   夫が急死したのは、日本にいる母が亡くなった約2年後のことで、母の死から、ようやく立ち直りつつあった私には、本当に辛いことで、「こんなに悲しく辛いことは、もうこれ以上、この世にはないだろう・・」と思いました。 母が生きていてくれたら、おそらく何をおいてでもかけつけてくれただろうに、そんな母はもうおらず、(父は、そのような人ではない)、日本に行けば、とても優しく親しくしている叔父や叔母たちも、さすがに腰が引けたのか、すぐには、誰も来てくれませんでした。 それでも、私にはまだ、当時10歳の娘がいたし、娘もそうそう学校を休むのもいけないし、私も仕事があったので、むしろ、夫がいなくなっ...

2024年9月22日日曜日

やっぱりフランス人の肥満は増加しているような気がする・・

   先日、ここ20年間でフランス人の肥満が急増している・・という記事を書いて、それでも、比較的パリはそうでもないかもしれない・・と書いたのですが、あれ以来、でかけるたびに、なんとなく周囲の人々の体型を今さらのように見ていると、やっぱり、肥満気味の人が増えたかも・・と思います。 まあ、そういう私も人のことを言えるほど、体型をキープしているわけではないので、偉そうなことを言うのも気が引けるところもあるのですが、まあ、中高年以降は、ちょっとふくよかになりがちでも、仕方ない・・とも思うのです。 しかし、気になったのは、子ども・・小学校高学年くらいから中高生くらいの子どもたちに、この年齢の...

2024年9月21日土曜日

日本の新しいパスポートについて これまでに比べて最短でも3倍以上の時間がかかるってなんだよ!

   「偽造防止対策を強化した新しいパスポートが来年3月から発行されることになりました。これにあわせて、オンラインによる新規申請も可能にして、利便性を向上させるとしています」こんなふうに、日本のニュースには書いてありました。 外務省によると、現在のパスポートでは、個人情報を登録したICチップが内蔵された厚いプラスチック製のページと顔写真が掲載されたページが別々になっているのを一体化し、特殊なレーザーで印字することで複写ができず、偽造されにくくなるということです。 一見、というか、パスポートそのものは、精巧なものになるようですが、海外在住者にとっては、ちょっと信じ難い結果に...

2024年9月20日金曜日

2025年1月 イル・ド・フランス鉄道網 均一料金価格導入と価格変更

 イル・ド・フランス・モビリテス(IDFM)は、2025年1月にイル・ド・フランス鉄道網全体で2.50ユーロの単一チケットを設定する予定であると発表しました。 「このチケットを使用すると、目的地や距離に関係なく、地下鉄、RER、トランシリアンなどのあらゆる鉄道交通手段を同じ料金でご利用いただけます」と、なんだかお得感満載な感じで発表されているものの、パリ市内だけを移動する人にとっては、これまでの2.15ユーロから2.50ユーロへの値上げを意味しています。 現在の運賃は、パリの地下鉄で 2.15 ユーロから、イル ド フランスの最終目的地に応じて最大 5 ユーロまで異なっていますが、これが移動距離に関係なく2.50ユーロとなるので、イル・ド・フランス内で比較的、長距離を移動する場合は、かなりお得で簡単になります。つまり、2.50...

2024年9月19日木曜日

マクロン大統領解任決議案提出

   今週、はじめに、国民議会事務局は、ラ・フランス・アンスミーズ(屈しないフランス)(左派政党)が提出したマクロン大統領解任決議案を受理しました。 「フランス第5共和政の歴史において前例のない出来事」といわれる大統領解任決議案ですが、実際、長く複雑なステップが必用になりますが、これが成功する可能性はほとんどないと言われています。 法務委員会のメンバーによって、この提案の議題について検討、採択されるかどうかが決定されます。 仮に法務委員会を通過したとしても、決議案は「委員会の結論から遅くとも13日目までに議会の議題に組み込まれなければならず、採決は、遅くとも15日目までに行われなければならない」とされています。 そこでは、国会議員はエマニュエル・マクロンの解任を決定するよう国民議会に招待されるのではなく、共和国大統領の解任を決定できる唯一の管轄権である高等法院での議会に召集されることになりますが、国会議員の3分の2の票を集めなければならないため、ほぼ不可能であると、あまり大々的には報じられていないほど、軽視されています。 しかし、反政府勢力の間では、この一連の行為は非常に成功したと考えられています。 これは、今回は失敗したとしても、国民議会事務局がこの議案を受領したことで、火種は灯され、このまま不安定な政権が続いたり、さらに大きな問題が勃発した場合は、この議案のステップが繰り返されることになり、一気に上院まで進む可能性もあり得るという意味でもあり、穏当に運べば、マクロン大統領の任期は2027年までですが、それまでは、マクロン政権は持たないのではないか?という見方をする人も出てきていることも事実です。 実際に、欧州議会選挙以来の国民議会解散、総選挙以来、内閣が解散したまま首相も1ヶ月ほど決まらず、内閣に至っては、まだ発表されていません。 このグダグダの間にその内閣組閣にあたって、交渉がスムーズに進んでいないのは明らかなうえに、首相が交渉にあたっている大臣候補の中から、首相が増税政策を告げられたと暴露され、この大臣候補は、「増税する政府に参加したり支持するのは問題外である」と断言。 世間の目は、一気に増税か否かに注目が集まり、バルニエ首相が増税を望んでいるという噂が、特に大統領陣営で高まり、緊張が高まり、首相の側近が、これに対して、「増税に関する噂は単なる憶測であり、首相は予算状況を分析中であり、今日はいかなる選択肢も決定されていない」と釈明しています。 現在は、首相が任命されたので、首相が矢面になっているし、実際に彼自身のはっきりとした方針が示されていないままに、このような暴露話までが露見してしまうという、ここ数年には、見たことがなかった惨状が繰り広げられています。 欧州議会の思わぬ結果により、突如、誰もが驚愕した国民議会を解散して再選挙に臨んだマクロン大統領ですが、欧州議会は欧州議会として、国民議会はそのままにしておけば、こんなグダグダな状況には、ならなかったであろうに・・。 こんなことを今から言っても仕方ありませんが、これまで、数々の国民の反発を乗り越えてきたマクロン大統領、これから先は、とりあえずは、まず政府陣営を上手く組めなければ、本当に足場が揺らぐことになるかもしれません。マクロン大統領解任決議案提出<関連記事>「国民議会解散 マクロン大統領の驚きの決断に政治的激震」「マクロン大統領の国民議会解散と選挙の危険な賭けの裏にあった別のシナリオ」「ようやく首相任命 史上最年少の首相の後は・・73歳...

2024年9月18日水曜日

エアフランス 欧州線の一部で有料機内食試験的導入

  エールフランスは、来年1月から、ヨーロッパ内の一部のフライトで有料機内食を試験的導入することを発表しています。 「これでは、まるで格安航空会社みたいではないか?」と思ったけれど、Figaro紙の報道によれば、これまでの短距離または中距離便での軽食(小さなサンドイッチまたはペストリーと飲み物)は継続され、それに加えて、アラカルトとして、有料の製品が販売されるということらしいです。 この新しいサービスには、「Buy on Board」(BoB)というなまえがつけられ、これが試験的に導入されるのは、とりあえず、パリ⇔ポルトガル便、パリ⇔ヘルシンキ便なのだそうで、格安航空券のように、全ての機内で...