いよいよ、フランスに戻る当日、羽田からシャルルドゴール空港への直行便は、以前よりも出発が早くなっていて、朝8時半頃に離陸のスケジュールでした。
ということは、ふつう、国際線の場合は2時間前くらいまでに空港に行くのですが、そうなると朝6時半までには、羽田に行っていなければならないということで、かなり早朝に家をでなければならないとなって、娘が車で送ってくれることになりました。
朝は道もすいているということで30分もあれば充分だろうということで、家を出たのが6時頃、予想どおり道はすいていて、スイスイと羽田空港に到着しました。
ところが、スイスイ来たのは、空港までで、羽田空港は、こんな時間だというのに大混雑。前日にネットでチェックインが済んでいるとはいえ、結局のところ、荷物を預けなければなりません。
後になって、冷静に考えれば、いくつもある行列には、チェックインをするための行列と、荷物を預ける行列と保安検査場を通るための行列があったのですが、あまりの行列にどれがどの行列なのかがわかりにくく、「最後尾はこちら!」という看板を持っている人が立っているものの、それが何の行列の最後尾なのかがわからず、最初に違う行列にならんでしまったりしたために、時間はギリギリになってしまいました。
チェックインも荷物を預けるのも、保安検査場へ通るのも、すべて自動化されて、簡素化されているはずなのに、こんなに何重にも行列ができてしまうということは、どこかが上手くいっていないと思われます。
これまでは、2時間前に行けば、余裕でOKだったはずなのに、現在だと、もう少し時間をみなければならないかもしれません。
なんだか、気のせいかもしれませんが、これまで日本はどこへ行っても至れり尽くせりなサービスで痒いところに手が届く感じだったのに、あれ?と思う場面が、今回の滞在では時々、見え隠れしたような気がしています。
それが、よりにもよって、荷物の重量問題でドキドキしている最後の最後だっただけに、大いに焦ってしまいました。
「いつも、こんなに混んでいるんですか?」と聞いてみたところ、「最近は、いつもこんな感じです」ということだったので、パンデミックで一時は空港もシンとしていたことを考えれば、見事に復活したとよいことだと考えることもできますが、それならそれで、なんとかしてほしいな・・と思います。
そんなわけで、いつもは、最後にコンビニに寄って、最後の最後に買い物をしていくところ、それができずに、大変、残念でした。
しかし、ギリギリのタイミングで荷物を預けたおかげで、パリに着いたときには、荷物がいつもより早く出てきて、早々に荷物をピックアップして空港を出ることができました。
シャルルドゴール空港からは、タクシーで家に帰ったのですが、運転手さんによれば、パリは、今、わりと観光客が少ないそうで、今日もお客さんを拾うまで2時間くらい待っていたとかで、商売あがったりとのことでした。
しかし、まあ、パリの場合は、バカンスとバカンスの合間の一時的なこととも考えられますが、しかし、これはこれで、今までこんなことあったかな? 飛行機はまあまあ混んでたので、タクシーを避けて、他の交通機関に流れているのかな?などとも考えられますが、私の場合、日本から帰った際は、とても、他の交通機関に頼れる荷物ではないため、他の選択肢はありません。
とはいえ、あっという間の3週間も過ぎて、無事、フランスに帰国いたしました。すごく忙しかったけど、とっても楽しい日本滞在でした!
羽田空港国際線ターミナル激込み
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