2023年11月30日木曜日

日本の温泉は海外在住者の憧れの場所 やっぱり日本って素晴らしい!

  


 若い頃には、そんなに憧れることもなかったのに、特に海外に出てから、時々、映像や画像で見かける日本の温泉の景色には、ため息が出るほど憧れ、いつしか憧憬といえるような感覚を覚えるようになりました。

 いつか、「日本の温泉に行きたい!」、「いいなぁ〜〜日本の温泉!」、「一日、温泉に何回も浸かって、美味しいご馳走を食べてのんびりしたい!」と、いつもいつも思っていました。大袈裟ではありますが、それは長年の私の夢でもありました。

 しかし、これまでの一時帰国は、なんだかんだと色々、他の用事に追われることになり、結局、今まで、ほとんどそのような機会はありませんでした。

 今回は、一念発起して、いつもとは、逆バージョンに日本の一時帰国の予定を立て始め、一度は行ってみたい・・というか、是非、泊まってみたいと思う旅館の予約に合わせて、日本行きのチケットを取りました。

 というのも、その私が泊まってみたかった旅館は、想像以上の人気だったらしく、かなりお値段のはる旅館にもかかわらず、一緒につきあってくれるという友人に、「予約状況がどんなふうになっているか?見てみて!」と頼んだら、「11月はもう1日しか空きがないから、早く飛行機のチケット取らないと、取れないよ!」と言うので、慌てて、その日を間に挟んだ日付でチケットを予約したような感じでした。

 不景気だ不景気だと言われているのに、このような旅館がかなり早い段階から、すでに予約でほぼいっぱいだというのにもびっくり!私としては、一世一代の贅沢と思って、「よし!絶対行きたい!」とかなり思い切ったつもりだったのに、こんなにいっぱいとは・・驚きでした。

 ここは、九州の霧島温泉で、せっかく九州まで行くのなら、もう一泊くらいはしたいと思い、一日目は、別の良さそうな旅館を予約して、今日はその一日目の宿です。

 霧島には、偶然にも、私がロンドンにいた頃に知り合いになって以来、どういうわけか?付き合いの続いている年下の男の子(今では立派なおじさんですが・・)がいて、前もって、「今度、友人と霧島行くよ〜!」と伝えておいたら、二日目の日に仕事を早めに切り上げて、霧島を案内してくれることになっていたのですが、なんと初日まで、サプライズで空港まで出迎えに来てくれていて、ちょっと感動しました。

 今では立派なおじさんですが、彼は最初に出会った20代の頃からすでに子供が2〜3人はいそうに見えるおじさんでした・・。

 行きの飛行機がけっこう遅れて、あらかじめ立てていた予定が大幅にずれ、桜島を眺めに眺望のいい丘の上に立つ城山観光ホテルに行き、ついでに美味しいと評判のさつま揚げを購入し、道すがら、美味しそうなものを見るたびに、車を停めて、味見したりしながら、旅館についた頃には、もう真っ暗。

 お部屋ごとに室内のお部屋に加えてそれぞれのお部屋に風情のあるお庭がついていて、そこには2つもの露天風呂があり、もう着く早々、お風呂に入ったり出たり、大はしゃぎ。おまけにお部屋には、大変、高性能の全身マッサージチェアが配備されていて、友人は、その椅子に張り付いて、もう長いこと動きません。


 食事は黒毛和牛と黒豚のしゃぶしゃぶやおさしみ、お造り、松茸の土瓶蒸し、地鶏の炊き込みごはんなどなどのごちそうをお腹いっぱい食べて、もう極楽そのものの夜を過ごし、今、なんと、これをお部屋の露天風呂に浸かりながら書いています。

 こんな幸せな空間が日本にはあるんだ・・日本もまだまだ捨てたもんじゃない・・と都合のよいことを思っています。

 ゆっくり、ゆったり、くつろいで過ごそうと思っていたのに、お風呂に何度も入ったり出たりして、「お肌がつるつるすべすべ〜!」とかいいながら、寝るのも惜しい気持ちです。しかし、ベッドがまた、このうえなく寝心地がよく、このベッドで少しでも長く寝たいわ、露天風呂にはつかっていたいわ、マッサージチェアにもすわっていたいわ・・もう身体が一つでは足りない感じです。

 本当に豊かな温泉源に恵まれ、これがまた、しびれるほどにまろやかなお湯でお湯から上がっても、ローションや化粧水などは無用に感じるほどお肌はしっとり。虫さされのあとのお肌のトラブルっぽくなっていた箇所もスベスベになりました!

 今まで考えてもみなかったパンデミックが起こったり、戦争があちこちで起こったり、いつまた、長期間、日本に来れなくなるかもしれないかと思うと、今後は、日本に来れる時には、こうした日本の美しく、心地よい場所をできるだけ巡りたいと思います。

 明日はいよいよ、念願の旅館に宿泊予定でワクワクしています。


日本の温泉 霧島温泉郷


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