2023年11月16日木曜日

パリ・シャルル・ド・ゴール空港発 日本行きの今

  


 前回、日本に行ったのは、コロナ禍がどうやら少し鎮まり始めた頃で、フランスから日本に入国しても、施設での強制隔離が必要なくなってしばらくした頃で、ヤレヤレようやく、なんとか日本に行けるかも? と思っていたところに、今度はウクライナでの戦争が起こり、ヨーロッパから日本への道は一時、ほぼ遮断された状態になり、パリからの直行便もなくなってしまいました。

 それでも、前回、昨年の3月から4月にかけて、娘が日本で就職することになった折に、最後の母としてのお勤めと、娘の日本での、長らく空き家になっていた実家での生活のスタートを見届けるために、日本に来たのが最後で、あれからもう1年半が経ちました。

 当時はロンドン経由、迂回経路での長時間身動きも取れず、マスク着用のフライトはつくづく負担そのもので、ちょっと嫌気がさすほどでした。

 あれからコロナウィルスは少しおさまり始めましたが、今度はイスラエル問題、燃料費高騰による航空運賃爆上がりと、次から次へとまるで障害物競走をしているようにハードルが立ちはだかります。

 今回のフライトはパリからのJALの直行便、今の時期は、通常ならば、かなり低価格のはずが、それでも往復1,400ユーロ強で、以前であれば、真夏のハイシーズンの価格です。

 私が乗った便は満席ではなく、ビジネスクラスなどは、むしろ、ほぼ満席でしたが、エコノミークラスは、一列おきに3席の真ん中が空席なくらいな感じでそんなに混んではいませんでした。

 もうマスクをしている人もいなくなり、羽田空港で感染症に関するチェックなどももう全くありませんでした。

 ビビりの私は、それでも、この来日の前にコロナウィルスとインフルエンザのワクチンを済ませてきました。

 フライト時間に関しては、一時よりは若干、短縮され、13時間30分、通常だと12時間程度、あるいは、運がよければ12時間を切ることもあったことを考えれば、まだ元どおりにはなっておらず、出発時の機長さんのアナウンスによれば、パリから日本までは、なんと15ヵ国の上空を通過するとかで、このご時世に、なにかと物騒な気さえしてしまいます。

 離陸してまもなく、CAさんが、「VISIT JAPANのご登録はお済みでしょうか?」と回ってこられて、どっきりしましたが、なんのことはない、とりあえず、携帯品・別送品の申告書を提出できればよい、これまでとは変わらない書類にサインをして、通関の際に提出すればよい話で、ほっとしました。

 JALのパリー羽田行きのフライトは、パリを夕方17時頃に出発し、羽田には、翌日の午後2時半頃(日本時間)に到着します。なので、パリで飛行機に乗って、食事をして少し寝て、日本到着前に昼食をとって、その日の夜には家に着くという感じなので、比較的、時差ボケの影響が少ないのではないか?と思われる時間帯ではあります。

 搭乗してからわりとすぐに出る夕食と、到着間際の昼食の間に一度、軽食としてサンドイッチが配られました。

 飲み物や簡単なスナック類なども常に用意されています。

 一時は、パリー羽田便の直行便は、ほぼフランス人で埋め尽くされるような感じでしたが、今回の乗客の大多数は日本人のようでした。今、フランスではバカンスシーズンから外れているということもあるのでしょうが、せっかく日本が観光地として脚光を浴び始めていただけに、こんな様子は少々、残念な気もしました。

 羽田での通関等は、いつもどおりスムーズで、荷物もきっちり受け取れて(これに関しては、羽田着の便に関しては、今までトラブルは一度もありません)、やっぱり直行便ならではで、パリで飛行機に乗って、降りたらもう日本・・というあたりまえのことに、ホッとしました。

 現在の世界情勢では、今度、また何が起こるかわからない感じもするので、こうして、日本に来れる機会がある時には、できるだけ来ておいた方がよいな・・と思ったのでした。

 久しぶりの日本はどこかホッとするような、少々、戸惑うような妙な気分ですが、やはり母国の地を踏むことは嬉しいことです。


パリー羽田便の今


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