これが下北沢???と、ビックリした・・ |
海外在住者の一時帰国は、本当に忙しいのです。
私の場合、いつも、何らかの用事にかこつけて帰国し、この際、せっかくだから、これもやっておこう、あれもやっておこうと予定を入れてしまうので、まだ、しばらく日本に滞在予定ではありますが、全ての日程が埋まっており、下手をすると、1日にいくつもの予定が重なっている日もあり、まだ、時差ボケがなおっていないこともあって、すでに、かなりグロッキー気味です。
ただ、今回、後半には、国内旅行の予定をいくつか入れているので、その分、他のことができないために、ますます予定が詰まってしまうという自分で自分の首を絞めているようなところもあるので、致し方ありません。でも、いつもは会えない人々に会えて、とっても楽しいです。
それにしても、忙しく動き回るなか、私はすっかりおのぼりさん状態で、どんどん変わっていっている街の様子にどうしても視線が上に向きがちになり、キョロキョロしながら、歩くことになります。
パリから帰ってきて、いつものことなのですが、電車の駅などのエスカレーターで右に立つ癖がついており、つい右側に立ってしまい・・おっと・・いけない・・となります。そこらへんまでは、少しすれば、慣れるのでさほど問題ではないのですが、それよりも、すっかり街の様子が変わってしまっている場所では、かなり動揺します。
特に今回、動揺しているのは、なんといっても「渋谷」です。数年?前から工事中だったのは、知っていますが、特に駅の中、駅の周辺、地下も含めた連絡通路、一体、どこがどこと繋がっているのか?まるでわかりません。
地下鉄や電車の乗り換えなどは、案内が出ているので迷うことはありませんが、通行止めになっている部分もあるせいか、また、今まで突っ切れていた場所が通れなくなったのか?指示どおりに歩くと、なんだか、今までよりも余計に歩くようになったというか?もともと方向音痴で地下などは特に、歩いているうちにどっちの方角に向かっているのかわからなくなる私には、現在のところ、全く慣れずにちょっと気後れしてしまいます。
おまけに、大変な人の数には、ちょっとめまいがしそうになり、結果的に渋谷はどうしたいのか?と、うらめしく思ってしまいます。
私にとって、渋谷は以前(といっても、ずいぶん昔の話ですが・・)通学路であったこともあり、自分の庭のような気がするほどに、けっこう詳しかったのですが、もうお手上げ状態です。
もともと人混みが苦手な私は、今では本当に渋谷が苦手です。
あと、もう一つビックリしたのが下北沢です。こちらも、ずいぶん前から工事中だったのは、知っていますが、もうどこの出口がどこなのか?もうわけがわからなくなり、また、こちらは、ずいぶんとイメージも違うような場所ができあがっていて、「これ?ほんとにシモキタ?」と思ってしまいます。
それでも、以前からあった古いお店も、ところどころ、残ってはいるので、「あ〜!これ?ここ?・・これがここにあるってことは、ここは、あそこだ・・」と昔の街並みを思い出したりもします。しかし、悔し紛れに言わせてもらえば、昔のシモキタらしさがなくなっていくようで、ちょっと、こじんまりとして、ちょっと薄汚れた感じで、ちょっとごちゃごちゃしているのが下北沢の良いところだったのに、なんだか、どこも似通ったような感じに街が整備されていくことに、ちょっと抵抗を感じてしまうのでした。
渋谷 下北沢
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