こんなこと、今さら書くのもデジタル世代の人にとったら、つまらない当然の話なのかもしれませんが、どうにもデジタル機器に苦手意識が拭いきれず、実際に、上手く使いこなせていない私にとっては、娘と旅行していて、彼女が自由自在にGoogleのあらゆる機能を見事に使いこなしている様子には、毎度のことながら、驚かされます。
行く先々の地図は、もちろんのこと、オンタイムのあらゆる情報が入ってくるのは、今の旅行には、素晴らしく便利な機能です。
今回のイタリア旅行では、車を借りて、移動したのですが、携帯を車のナビに繋いで、道にも一切、迷うことがなく、また、その時の渋滞の情報から、警察がどこで、検問をしているだとか、今、事故が起こったから、道を変更した方が良いですよ!とか、そんなオンタイムの情報が入ってくるので、すごいもんだと、驚くばかりです。
娘に、「日本で運転するときも、Googleのお世話になっているの?」と聞くと、日本だと、Googleをナビにしている人は、ヨーロッパほど多くないから、利用者からの情報も少ないから、これほどの精度には、ならないのだとか・・。まあ、日本は日本で別のナビがいっぱいあるけどね・・とのこと・・なるほど・・です。
ちょうど、高速道路を走っていたときに、大きな事故に遭遇し、ちょうど、渋滞がはじまりかけ?くらいのところで、その情報が入ってきたので、私たちは、横道に逸れたのですが、隣に見える高速は、全く動かない状態になっていて、皆、諦めて、車を降りて、歩いたりしていたりするのが見えました。
10分ほど走ったところで、高速道路でかなりの大型トラックが横転しているのが見えて、すれ違いにチラッと見えただけですが、まだ、トラックの中の人を救出している最中で、炎天下の中、この渋滞にまともにハマってしまっていたら、大変なことになっただろう・・とゾッとする思いでした。
また、行く先々でのレストラン探しも娘がGoogleで探してくれるのですが、このチョイスがこれまた素晴らしく、私など、同じ画面を見ても、一体、どのお店を選んだらいいのか全くわからないのですが、彼女の勘は天才的で、本人曰く、値段と点数とあとは、写真で選んでいるというのですが、今回の旅行も1つもハズレはありませんでした。
イタリアなので、そうそうハズレはないと思うのですが、それにしても、差はあるわけで、あまりにたくさんあるレストランで、ちょっと繁華街を外れたような場所にあるお店でも、娘の選ぶお店は見事に賑わっていて、味も確かなのです。
そうなってくると、もう海外旅行でも携帯は必須のアイテムなので、その代わりに地図というものを持つ必要もなく、ガイドブックですら、必用ないわけです。
どおりでパリでもガイドブック片手に・・という旅行者もあまり見かけなくなったはず・・。私は、知らず知らずのうちに、なんだか取り残されている感がします。
私は娘のおかげで、かろうじて、そんな時代の変化を垣間見てのっかることができていて、その恩恵にもあずかれているわけですが、同時になんとなく自分が情けない気もしてくるのでした。
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