2026年9月30日水曜日

おススメのほっこりフレンチ Le Petit Baigneur ル・プティ・べニョール

  


 以前から、ちょっと目をつけていたレストランがあって、友人が来たら、是非、一緒に行こうと思っていたのに、思いのほか先の先まで予約がいっぱいで、結局、その友人とは行けずに、わざわざパリに来てくれたというのに、フレンチに一回も行っていないということに彼女の帰国間近になって気が付きました。

 そこで、急遽、どこかいいところはないかな?と探して、半信半疑で、なんとなく良さそうだな・・というだけで行ってみたのですが、これが大当たりでした。






 小さなビストロなのですが、こじんまりとしている家庭的な感じで、常連さんが多い感じのアットホームな感じのお店です。店内のインテリアも独特な雰囲気ではあるのですが、落ち着いた雰囲気です。

 もう「いつものお席」が決まっている一人でやってくる年輩の男性とか、ご近所のお友だち同士が集まってきて・・とか、比較的、年齢層高めの方々がゆったりと食事をしている・・そんな感じです。

 メニューも、あまりこじゃれた感じではなく、フレンチのド定番という感じでお値段もお手頃です。



 面白いのは、メニューを選んだら、小さな紙を渡されるので、自分で注文するものを書いて渡します。

 隣の人が頼んでいるものを、気軽に私もあれ、追加で注文したい・・そんなことが気軽に頼める雰囲気です。

 お昼のメニューは、前菜+メイン、またはメイン+デザートで19ユーロ、前菜+メイン+デザートで25ユーロとかなり良心的なお値段です。

 前菜、メイン、デザートは、それぞれメニューの中から自分で好きなものを選べるようになっていますが、ものによっては、メニューとして頼む場合に追加料金が取られるものも一部あります。


 どれも、量的にもかなりたっぷりとしていて、特に驚いたのは、前菜の中の自家製テリーヌを頼んだ場合、大きな塊がド~ンと出てきて、「好きな分だけ切ってください!」と食べ放題?、その付け合わせのコーニッション(ピクルス)も大きな瓶詰(自家製)が出てきて、こちらも「お好きなだけ取り分けてください!」とのこと。

 このテリーヌが抜群のお味で、ピクルスも漬き加減がちょうどよくて、いくらでも食べられそうな、これまたちょっと感動もののクォリティ。最近、食べたピクルスの中で一番、美味しいピクルスでした。

 このテリーヌ・・実は隣の人が食べていたのが、あまりにも美味しそうで、追加で注文してしまったのです。

 メインのお料理もぬかりはなく、丁寧に作られていることがわかる安定したお味です。



 そして、デザートがこれまた絶品、特にティラミスは「こんなに?」と思うほどの量なのに、ペロッと食べられてしまいます。



 周囲の人々が食べているものを眺めても、どれもこれも、食べてみたいものばかり・・。

 絶対にここは、しばらく、定期的に通います。


🌟Le Petit Baigneur  10 Rue de la Sabilière 75014 Paris 

 

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2026年9月29日火曜日

イル・ド・フランスの高校生抗議 パリ郊外での高校封鎖運動

  


 フランス各地、特にイル・ド・フランス地域圏(パリ近郊)の複数の高校で、学習環境への抗議として学校を封鎖する抗議運動が勃発しており、器物損壊、迫撃砲の発射などの過激な動きに警察の介入を招き、これらの問題行動は政界を二分しています。

 まだ、新年度が始まって早々のこの高校での封鎖運動は、一ヶ月の間に勢いを増しつつあるようです。

 昨今のこの種の動きは必ずSNSで拡散され、増長される気来がありますが、今回の高校生による高校封鎖の動きもまた同様です。

 暴力的な抗議運動に発展しつつある動きに警察が介入を余儀なくされる事態に陥っているのですが、ソーシャルメディアで拡散されている複数の動画では、多くの生徒がこの警察の介入を非難し、抗議運動に対する「暴力的な警察の弾圧」、「平等を求める若者を警棒、催涙ガス、閃光弾発射器で殴打するのは、暴力だ!」だと訴えています。

 そもそもの高校生が学校封鎖運動は、「全般的な資源不足(老朽化した校舎など)」、「教室の過密状態(時には32人から35人に達する)」、「教員や職員の不足(欠勤した教師の補充なしなど)」、などを訴えるものでした。

 しかし、この学校封鎖運動は、単に学校を封鎖するにとどまらず、迫撃砲の発射や投擲物、放火、破壊行為にまでエスカレートし始めたものを警察、地域治安部隊(BRS)の介入を招いています。イル・ド・フランス地域圏知事は、9月初旬以降、地域治安部隊の介入は120回以上にも及んでいると報告しています。これは昨年同時期の71回を大幅に上回る数字であることも指摘しています。

 それが今度は、この警察介入に関して、「抗議運動に対する弾圧」としての抗議に発展し、それに政治家の数々の発言が関わり始め、政界までを二分する事態に発展しているのです。

 つまり、高校での封鎖行動は勢いを増し、政治的な側面を帯びてきているのです。

 「暴力行為が発生した場合は、法執行機関が介入します」内務大臣と国民教育大臣は暴力行為や学校の完全封鎖が発生した場合、法執行機関が介入すると警告しています。

 「高校生の表現の自由は尊重されるべきだが、暴力行為は容認できない」というのが彼らの警告です。

 にもかかわらず、主要な高校生団体、高校学生組合(Union Syndicale Licéenne, USL)は、今後、フランス全土の高校を封鎖するように呼び掛けています。

 若者の怒りを政治家が悪用し、政界は分裂状態に陥り、この学校封鎖運動は、教師たちが広く支持するであろう公務員ストライキを起こす可能性も帯びています。

 学校封鎖行動は主にパリ郊外の高校で行われており、セーヌ・サン・ドニやヴァル・ド・マルヌ県のクリテイユでは、ここ数日学校封鎖が行われ、一部の教師の支持も得ています。

 また、ヴェルサイユでも封鎖未遂やゴミ箱の放火など複数の事件が報告され、逮捕者も出ています。

 この連鎖は、多くのフランスの抗議運動に関する動きに共通するものに思えますが、それが高校生発端というのは、低年齢化している・・というだけでは、語りきれないものがあります。


パリ郊外での高校封鎖運動


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2026年9月28日月曜日

ロンドンとパリの違うところ・・というか、ロンドンはパリよりもずっと活気がある気がする・・

 


 ロンドンとパリ・・なにかと、同じような括りをされたりすることもありますが、似ているようで、全然、似ていない街です。

 ロンドンは、私が初めて海外生活を送った街なので、特別な思い入れがあり、若干、フラットに見れないところもあるとはいえ、その後、パリで長く生活するようになってから、あらためてロンドンに行ってみると、「パリとは全然、違うんだな・・」と思うことが多々あります。

 まあ、私はロンドンには、現在は住んでいるわけではないので、暮らしてみれば、まあ、色々とあると思いますし、あくまで、私の個人的な感想ですが、ロンドンの方がパリよりもきちんとしている印象があります。

 まず、ユーロスターでパリ北駅から行った場合、ロンドンのキングスクロス・セントパンクラス駅に着いたときの、この駅の違いは、毎度のことながら、あまりにきれいで整っていて、この差に驚きます。

 まあ、ロンドンとて、その他の駅はびっくりするほど、古くて汚い駅もありますが、国の玄関口の駅としては、この差は大きいです。それでも、パリ北駅もこれでも以前に比べれば、ずいぶんきれいになったのですが・・。

 街中でお掃除をしている人などを見ても、パリよりも、ずっときちんとお掃除して下さっているように見えます。(あくまで私にはそう見えたというだけですが・・)

 ただ、メトロ、地下鉄に関しては、パリも大概、酷い路線もありますが、ロンドンの地下鉄(一部ではあると思いますが・・)は、古くて、老朽化がかなりすごくて、たまたま私が行っていたときが、けっこう気温が高かった(といっても9月)こともあり、空調の悪さと暑さが、「こりゃ、パリのメトロよりも酷いかも・・」と思いました。

 古い車両やスタイルを使い続けることは、私は嫌いではないのですが、この気候変動が激しいご時世には、少しは改良の必用があるのでは・・と思った次第です。



 あとは、やっぱりロンドンの方が街に活気があるということです。今回は、オックスフォードサーカスやオックスフォードストリートのあたりを歩く機会があったのですが、人の流れも多く、近辺のお店やレストランなどに躍動感があり、ひとくちに言えば、活気があるな・・と感じたのです。

 これだけ街に活気があれば、経済的にもずいぶん違うんだろうな・・とも思います。

 これは、一概に良い悪いはありませんし、パリにはパリの良さがあると思うし、街のスタイル?雰囲気の違いもありますが、とにかく、オックスフォードサーカスやピカデリーサーカスあたりの繁華街の感じに該当する場所で、パリには思い当たる場所がありません。

 それから、人々の服装に関してですが、これは、たまたまだったのかもしれませんが、ロンドンは全体的に地味な印象で、色使いが比較的少ないような気がしました。

 パリは、わりと皆が自由でバラバラというか、色とりどりというか、もう少し華やかな感じがします。

 まあ、物価が高いことなどは、パリと同等です。

 その他、観光客に対しては、パリの場合は英語対応をしてくれるか?などがあり、ずいぶんと以前に比べれば進歩してきたと思いますが、ロンドンの場合は、そもそもが英語の国なので、ここに関しては比較になりません。

 ・・が、全般的な印象は、ロンドンはパリよりも、街に活気があり、都会だな・・という感じがしました。これには、賛否両論があると思いますが、私の個人的な感想です。

 わっ・・パリ、負けてる・・という感じ。もっとも、まったく、良さは違うところにあるので、それぞれに良さがあると思うし、私は、どちらの街も大好きなのです。


ロンドンとパリ パリとロンドン


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2026年9月27日日曜日

バターだけじゃない ボルディエのプティ・ブール(サブレ系ビスケット)とフィナンシエ 

  


 もうだいぶ前に目にして、「え~~?ボルディエってお菓子も出してるの?」と思いながら、その時には、買わずにいたら、そのまま、しばらく忘れていました。

 もっとも、どこにでも売っているものではないので、あまり目にしないということもあるのですが、私が最初に見つけたのは、ボン・マルシェでした。

 レジの近くの通路のところに置いてあって、つまり、レジに並んでいる際に何気なく手に取ってみて、ついつい買ってしまう・・というアレです。もっとも、最初に見たときは、ちっちゃい包みにもかかわらず、「結構高いな・・」と思ってやめたのですが・・・。

 それでも、後日、まあ、ケーキ1個の値段と変わらない・・下手をするとケーキ1個よりも安いじゃん!と思い直したのでした。

 先日、たまたま、何回かボン・マルシェに行く機会があって、「そういえば、あのボルディエのお菓子・・あったら、買おう!」と思っていたのです。

 以前、といってもずいぶん前になりますが、レジの近くにあったという記憶からレジ付近を探したのですが、みつからず、近くにいたお店の人に聞いてみたら、「ボルディエのバターのコーナーの近くにあるわよ!」ということでした。

 行ってみると、あるある!!ありました!ボルディエのプティ・ブール(サブレ系ビスケット)。チョコレートコーティングされているものと、シンプルなナチュールのもの。それに箱入りのフィナンシエやサブレもありました・・。



 高級なバターのメーカーのバターをたっぷり使ったものなので、まずいわけはありません。ただ・・抵抗があるのはお値段で、小さい袋(といってもサイズはひとつのみですが・・150g)が、9.80ユーロ、チョコレートコーティングされたものはそれより若干、お高くなっています。

 そして、箱入りのフィナンシエ(200g)は11.35ユーロ!ちょっと箱入り菓子にしては、かなりお高めな価格設定です。

 私はとりあえず、ナチュールのものを買ってみましたが、サクッとホロッとした食感にふわ~っとした芳醇なバターの香り・・でも、全くしつこくないサラッとした食べ心地で、予想どおりにパーフェクトです。

 フィナンシエの方は、お土産用などにさらに適していると思われますが、中身は個包装はされておらず、いくつかのフォームの小ぶりなフィナンシエがたくさん入っています。



 こちらの方は、たしかに美味しいには美味しいのですが、少々、甘めなうえに、もうちょっとしっとりしていてほしかった感じ・・(あくまで個人の感想です)。

 ここのところのボルディエ(バター)の値上がりは、ちょっと常軌を逸した感じがしないでもなく、たしかに美味しいバターではありますが、ちょっとひきます。エシレバターが安く感じてしまいます。


 しかし、いずれにしても、これらの高級バターを買うのなら、やっぱりボン・マルシェがおススメでギャラリーラファイエット・グルメは、若干、価格設定が高くなっています。

 全般的に、最近の両者(ギャラリーラファイエット・グルメとボンマルシェ)を見ていると、圧倒的にボンマルシェの方が見やすく、楽しく、魅力的な気がします。

 それが、よくわかっているのか?最近、ボンマルシェに行くと必ず、日本人を見かける率が高まっているような気がします。

 「日本人観光客がパリにあまり来なくなったな・・」と思っていても、ボンマルシェに行くと、「やっぱり日本人、パリに来ているのね・・」と少しうれしくなります。

 とにかく、このボルディエのプティ・ブール(サブレ系ビスケット)は、なかなかおススメです。とっても美味しいです。


ボルディエのプティ・ブール(サブレ系ビスケット)とフィナンシエ


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2026年9月26日土曜日

ローマ教皇がパリ・ノートルダム大聖堂にやってきた!

  


 パリ・ノートルダム大聖堂にローマ教皇がやってきました。ローマ教皇は、カトリックのトップですが、パリ・ノートルダム大聖堂はフランスにおけるカトリック信者の教会という位置づけに留まらず、フランスの歴史学者などによれば、「国民の教区(paroisse de la nation)」ともいうべき存在です。

 ノートルダム大聖堂は、中世以来のフランス史、パリ、王権、革命、共和国、そして近代フランスの記憶が重なる独特な存在感を持っています。

 2019年の火災がフランス社会全体に強烈な衝撃を与えたのもそのためだと言われています。

 そのため今回のローマ教皇のノートルダム大聖堂訪問は、火災から復活したフランスの歴史的共同体を訪れるという意味でも特別の意味を持っています。

 最近は、若者や聖人の洗礼が増えるなど、カトリックの一部に新しい活力が見られるとの報道もありますが、現代のフランスは非常に世俗化が進んだ社会です。ル・モンド紙などは、レオ14世が「再び活力を見せ始めているフランス・カトリック」を訪問するものだと分析しており、世俗化したフランスの中でカトリックが再びどのような位置を占めるのかという問いが生まれています。

 今回のローマ教皇の行程には、数十万人規模の人出が見込まれており、約8万人がサンドニの若者向けのミサに登録しています。

 しかし、フランスは、政教分離を非常に重視する国で、そのため教皇が来るといっても国家がカトリック国家のように振舞うわけではありません。

 それでもマクロン大統領側は、レオ14世にノートルダム再建を案内する時間を設けることを望んでいたと報じられていますが、バチカン側はそれを断っています。背景には、ノートルダムを単なる国家的な文化財・観光施設ではなく、まず宗教施設として扱うという考え方があると見られています。

 つまりフランス側としては、「ノートルダム大聖堂はフランスの歴史・文化遺産である」という姿勢、カトリック側としては、「もちろん、そうではあるが、同時にここはキリスト教の聖堂である」という二つの見方が交差しているわけです。

 実際にノートルダム大聖堂を訪れたレオ14世は、再建された大聖堂について「単なる記念碑以上のものであり、ここでは一つの民の心臓が鼓動している」という趣旨の言葉を述べています。

 彼はフランスはカトリック国家であるといっているわけではなく、「宗教的には世俗化したフランスであっても、キリスト教はこの国の歴史・文化・記憶の深層に存在しているということをノートルダム大聖堂そのものが語っている」ということを言っているのです。

 9月25日のパリでは教皇のルート沿いに約30万人が集まったとバチカン側は発表しています。

 前日に発表された世論調査では、フランス人の80%がレオ14世に良い印象を持っていると回答しています。

 フランス人が彼に持つ印象は、穏やかで、慎重で、人の話を聞き、平和、弱い人、貧しい人への配慮を持つ人であり、教会内での性的虐待などへの対応を評価しており、カトリックの教義を拡げてほしいというよりも、世界情勢への道徳的な発言を求めているようです。

 また、フランスは本当に世俗化してしまったのか?という問いも生まれつつあり、60万人規模が参加予定となったコンコルドのミサや8万人規模の若者のスタット・ド・フランス集会などを鑑みて、「フランスではカトリックが完全に消滅したわけではない」との見方も強くなりつつあります。

 私が昔、比較的、長めにイタリアを旅行した時に、感じたイタリア人の中のパップ崇拝のようなものをフランスで感じたことはありませんが、フランス人の意識下には、なにかそのようなものの片りんがあるのかもしれない・・と今回のローマ教皇のフランス訪問の様子を見て、感じないこともありません。


ローマ教皇パリ・ノートルダム大聖堂訪問


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2026年9月25日金曜日

エアフランスのファーストクラスが世界最高のファーストクラスに選ばれた!

 

 


 今月、ロンドンで開催されたスカイトラックス・ワールド・エアラインアワードにおいて、エアフランス航空はサービスの質の高さで数々の賞を受賞しました。

 なかでも、2025年春からリニューアルされている「ラ・プリミエール(ファーストクラス)」が世界最高のファーストクラスに選ばれました。

 また、エールフランス航空は6年連続で西ヨーロッパ最高の航空会社に選出されており、ファーストクラスラウンジにおける最高の機内食と機内で提供されるアメニティキットも高く評価されています。

 エールフランス航空は、「新しいプリミエールキャビン・プロジェクトの開始当初から、私たちは、世界最高のファーストクラスを提供することを目標に掲げてきました。真に卓越した他に類を見ないサービスであり、私たちの伝統とフランスならではの旅の芸術に対する独自のビジョンを体現しております。このスイートのデザインには3年の歳月を要し、5つの窓を備え、お客様にプライベートジェットに匹敵する体験をお届けするために、あらゆる細部までこだわり抜きました。空港到着から目的地到着まで、エールフランス・ラ・プリミエールは間違いなく、私たちが考える最高の旅の姿であり、スカイ・トラックスに認められたことは、大きな誇りです」とこの受賞の喜びを表現しています。

 数十年にわたる革新とエレガンスの証を誇るエアフランス・ラ・プリミエールは、オートクチュールの制服、歴史的なメニュー、食器類に至るまで心くばりされています。

 このプリミエールが評価された理由の一つは、機内の個室感が非常に強いという点で、大型のアームチェア、長いロングシェーズ、これらを組み合わせた約2mのフルフラットベッドです。

 また、パリ・シャルルドゴール空港では、プリミエール専用の非常にプライベートな導線が用意され、ラウンジには個室型のスイートがあります。そして、食事も大きなポイントでラウンジの料理・ワイン・シャンパンは、アラン・デュカス氏のチームが監修しています。

 このラ・プリミエールは単純に広い座席を目指したというよりも、「フランス料理×シャンパン×ワイン×ファッション×化粧品×ホスピタリティ」というパリのラグジュアリー文化そのものを商品にしています。

 機内のアメニティにはフランスの高級スキンケアブランド「Sisley」を採用しています。

 ・・とこんな紹介をしておいて、私はファーストクラスというものには一度も乗ったことがないので、他と比較するとか、そういうことは全くわかりませんが、エアフランスはそこそこ利用していたこともあります。

 エコノミークラスでもシャンパンが飲めるし、クルーのサービスも適切で、その場に応じて融通をきかせてくれるし、食事だって、機内食としては、そんなに悪くはないので、サービス自体は、わりと好きな航空会社ではあります。

 しか~し!なんといっても、ストライキにあたる可能性が一段と高く、勝手にフライトを変更されたりすることが、何回かあり、これは、まったくもって困るわけです。

 フライトがキャンセルされたりすることは、いくらファーストクラスを予約していたとしても、それなりのケアーがあったとしても、如何ともし難い話。

 一度くらいは、乗ってみたいと思いますが、ハードルは高いです。

 ちなみに気になる料金は、時期によって、かなり差がありますが、おおよそ、往復で10,000€~16,000€(現在のレートだと約180万円~290万円)くらいだそうです。

 

エアフランス ファーストクラス 世界最高 ラ・プリミエール


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2026年9月24日木曜日

ロンドンの美味しいインド料理のお店 Dishoom King's Cross

  


 美味しいものを食べるというのが、私の旅行の大きな目的のひとつです。ロンドンの場合は、イギリス料理・・というのも、私にとってはあまりピンと来なくて、どうしてもインディアンかチャイニーズ・・というイメージがあり、短い旅程の食事の一回はインド料理を選びました。

 時間も体力も限られているため、今回の旅行は、ホテルもユーロスターの発着駅であるキングスクロス・セントパンクラス駅の近くにして(友人が配慮してくれた)、その日の夕食もその近辺で探しました。

 探した結果、なんか良さそうかも・・?と思って行ってみたのが「Dishoom King's Cross(ディシューム・キングスクロス)」でした。このお店はキングスクロスにある広大な元ビクトリア朝時代の鉄道倉庫を改装した建物に入っており、ロンドンの産業遺産とインド独立の歴史を融合させた感のある内装が特徴的で朝食から夕食まで幅広いメニューを揃えています。

 価格もロンドンとしては、そこそこ納得いくお値段です。

 そこまで期待していたわけでもなかったのですが、もう他に探すのも面倒だったので、とりあえず、行ってみたという感じだったのですが、これが大当たりでした。

 夜7時頃にお店に到着したのですが、その時には、すでにお店の前に行列ができており、周囲のお店は、どこも余裕で入れそうな感じだったのにもかかわらず、そのお店だけに行列。ちょっと、これ、並ぶのか・・と一瞬、ゲッソリしましたが、反面、これだけ人気ならば、期待できるかも・・?とも思い、行列に並びました。

 しかし、このお店、行列にも慣れているのか、並んでいる間にお店の人がチャイなどのドリンク数種類を振舞ってくれたり、メニュー選びの相談に応じてくれたりと、いたって客あしらいが上手く、飽きさせません。

 20分~30分ほど並んだところで中に案内されて、ようやく・・と思ったら、中には、ウェイティングスペースのバーカウンターのようなところがあり、そこでも、しばらく待つことに・・。そこでは、ドリンクを注文して、飲みながら待つこともできます。

 そして、ようやく席に案内されて、すでに、ほぼほぼ目ぼしをつけていたメニューを再度検討して、注文。ドリンクがまず、運ばれてきて、お店の人おススメ、そして、ちょっと興味のあったオクラのフライが早々に運ばれてきました。



 オクラのフライは、3種類のディップソースが添えられていて、なるほど・・飽きずに楽しめます。しいて言えば、もう少しオクラは太く切ってくれてもよかったかな?とも思いましたが、オクラの新しい食べ方を覚えて、これは家でも挑戦できるかも・・と。

 そして、しばらくすると、これまたお店の人が絶賛しておススメしてくれたチキン・ルビーというカレーとチキンのビリヤニがやってきました。




 どちらも、一見、あまり大きくない器に見えるのですが、底が深く、中にはチキンが惜しみなくゴロゴロ入っているので、ボリューム満点です。

 なによりも、両者ともにスパイスの使い方が素晴らしく、これは、やっぱり自分ではできない!プロの技を感じさせられる大満足の食事でした。

 友人と二人で、これらのメニューを食べきるのがギリギリの感じで、本当はもっと色々と食べてみたかったのですが、これ以上はムリでした。

 お店の内装なども素晴らしく、倉庫跡の感じを上手く利用している立体感のある内装・・何気に飾られている絵や何気になぜか置かれているレトロ感満載の体重計など、雰囲気のあるお店です。

 朝食、ランチ、ディナーのどれにも対応しているため、スナックやスモールプレートのような軽食もあり、どのタイミングに行っても、その時に合った食事を楽しめるのも便利そうです。

 この店舗は、ロンドン市内には、コベントガーデンにもあるそうですので、スケジュール次第では、コベントガーデンの方が行き易い場合もあるかもしれませんが、絶対におススメのインド料理のレストランです。


ロンドンのインド料理 インディアン


🌟Dishoom King's Cross 5Stable St.London N1C 4AB United Kingdoms


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2026年9月23日水曜日

フォトナム & メイソン( FORTNUM & MASON)ってこんなにすごかったっけ?

  


 大変、おこがましい話なんですが、私は紅茶の中ではフォトナム&メイソンの紅茶が一番好きで、フランスに住みながら、フォションでも、マリアージュ・フレールでもないのです。

 これは、私の若い頃に覚えた?贅沢で、イギリスに行った際には、フォトナム&メイソンの紅茶をゴソゴソと買い込んで帰っていました。

 今から思えば、娘時代になんという贅沢だったんだ!と思います。

 あれから、かなり時間が経って、パリで生活するようになって、仕事と子育てに追われて、ホッと美味しい紅茶を飲むという豊かな時間を持つこともなくなり、紅茶もそのへんのティーバッグやM&Sの紅茶などを飲んでいたので、すっかりフォトナム&メイソンのことなど、忘れていました。

 それが、昨年、久しぶりにロンドンに来て、セントパンクラスの駅にフォトナム&メイソンのお店があって、帰りに紅茶買って帰ろう!と思っていたのに、すっかり忘れて帰り、今年こそは、フォトナム&メイソンのお店に行ってみよう!と○十年ぶりにフォトナム&メイソンの本店に行ってみたのでした。






 紅茶やジャムなどで有名なフォトナム&メイソンではありますが、あのお店は、実は百貨店という扱いになっていて、紅茶やお菓子などがあるグランド・フロアーだけでなく、食器類から石鹸、香水、バッグ、テーブルウェアーなどなど、そのどれもが美しく、可愛くて、ほしくてほしくてたまらなくなるようなものがいっぱいです。




 おまけに、紅茶ひとつをとってみても、まあまあ、かなりの高級品にもかかわらず、その売れ方が凄まじく、今、こんな売れ方をしているパリの高級食料品を扱っているお店ってないよな・・とビックリしました。







 おそらく、かつては、パリではフォション(FAUCHON)が似たようなポジションだったと思うのですが、パンデミック後に破産申請され、マドレーヌ界隈の大きな店舗がなくなり、見るも無残。フォトナム&メイソンのこの隆盛ぶりを見ると、なぜ?フォションは・・と思ってしまいます。残念です。

 とにかく、魅力的な商品がいっぱいで、「あれ?フォトナム&メイソンっていつから、こんなにスゴイお店になってたんだろう?」と、かなり長い間、ここを訪れずにいたことを後悔したくらいでした。

 見て歩くだけでもとても楽しいので、是非、行ってみてください。


🌟フォトナム & メイソン( FORTNUM & MASON) 181 Piccadilly, London W1A 1ER

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2026年9月22日火曜日

ロンドンのスーパーマーケット M&S(マークス&スペンサー)とWaitrose(ウェイトローズ)

  



 最近の私は、とにかく美味しいものを探して歩くことが何よりも楽しくて、それはパリでも旅行先でも同じことです。

 私にとって旅行するということは美味しいものを食べに行くこと、美味しいものを買って帰ることといっても良いくらいです。観光地や美術館なども、見たいには見たいのですが、とにかく食べ物が優先という、全く色気のないことです。

 特にロンドンは、若干、郷愁のような感じもあるために、必ずしも美味しいかどうかは、別になることもあり、懐かしさが美味しさに加算されています。

 ロンドンのスーパーマーケットには、セインズベリーやテスコなど、比較的、庶民的なスーパーマーケットもありますが、中でもM&S(マークス&スペンサー)やWaitrose(ウェイトローズ)は、それらよりも、ちょっと上質で高級な品揃えで、見ていても、なんだかちょっと豊かな気持ち、そして、わざわざ海外から来て買って帰るのに良いお土産なども見つかりやすいです。

 英国王室御用達のもの・・なんかもあって、楽しいです。もちろん、ごくごく一般的なイギリスのものもあります。

 そんな中でも、ついつい、賞味期限が近くなっていて値引きしているものなどに手が伸びてしまうのも情けないところなのですが・・。

 今回、たまたまキングスクロス駅近くに大きなウェイトローズを見つけて、大はしゃぎしました。

 少し前までは、パリにもあったイギリスのM&S(マークス&スペンサー)(スーパーマーケット)がブレグジットとともにパリから姿を消してしまい、私がイギリスにいた頃と、それに加えてパリにお店があった頃の郷愁とのダブルパンチになっています。

 イギリスのスコッチエッグやソーセージロールなどは、冷静に判断すれば、決してすごく美味しい・・というものではないのですが、これは私にとっては、かなりの部分が懐かしさで、それでも、パリではあまりお目にかからないもので、ロンドンのスーパーマーケットに行けば、買ってみたくなってしまいます。

 最近は、パリも同じなのですが、インフレで外食が高くなっていることもあり、スーパーマーケットでそこそこのクォリティーのレディーミールが充実してきているので、そのまま食べられるようなサンドイッチなどはもちろんのこと、サラダ類や食事にできるようなスナック類、ちょっと温めたらすぐに食べられるものも充実してきているので、そんなものも楽しいです。

 また、個人的な感想ですが、スーパーマーケットで買えるようなお菓子類(特にビスケットやクッキー類)は、断然、パリよりもロンドンのものの方が美味しいので、これを探して歩くのも楽しいです。

 


 私の好きなHobnobs(ホブノブス)というビスケット(全粒小麦のビスケット)があるのですが、これは、マクヴィティの商品なのですが、たくさんのマクヴィティ(ビスケットなどのお菓子類)の商品がパリのふつうのスーパーマーケットにも置いてあるにもかかわらず、このホブノブスだけはなく、唯一、パリでやっと見つけたのが、ボンマルシェだけ・・しかも、びっくりするような値段で売っています。

 これは、ロンドンのスーパーマーケットには、ごくごくふつうに売っています。

 そんな小さなものではありますが、小さな喜びがロンドンのスーパーマーケットには、たくさん詰まっていて、「あっ!あった!あった!」、「あっ!こんなものもある!」など、歓喜しながら、見て歩いているのです。


M&S(マークス&スペンサー)とWaitrose(ウェイトローズ)


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2026年9月21日月曜日

想像以上のクォリティだったロンドンの素晴らしい美術館 テート・ブリテン

 


 私が友人とロンドンへ行くにあたって、私たち二人は旅行日程まるまるを必ずしも、常に一緒に行動するという前提ではなく、それぞれが行きたい場所を尊重して、行きたい場所が重なっている部分は一緒に行き、異なる場所に関しては、それぞれ別行動ということにしていて、前回も1日目は一緒に行動し、2日目は、彼女は以前、住んでいたウィンブルドンへ行き、私は行きたいスーパーマーケット巡りをして、帰りに駅で待ち合わせるというカタチを取っていました。

 今回、私はポニョ(家の猫)の具合が悪かったこともあって、あまりロンドンについては事前に詳しく検討していなかったので、彼女に「どこ行きたいの?」と聞いてみると、彼女は「テート・ブリテン」にターナーを見に行きたいというので、ターナーの作品は私も好きなので、それに乗っかることにしました。




 私の記憶ではターナーは「テート・ギャラリー」に多くの作品があったように記憶していて、この「テート・ブリテン」というものは、存在さえも知りませんでした。

 ターナーの作品には、思い出があり、大昔に私がロンドンに住んでいたころに、SOHOのあたりに買い物や食事に行った際にトイレに行きたくなると、必ず行っていたのがナショナル・ギャラリーでした。あそこは、入場無料だし、トイレもきれいなので、トイレに行った際に必ず、ターナーの海と船の絵を眺めて帰ってくるのが私のささやかな?贅沢でした。






 ターナーの作品を見るのはおそらく、それ以来のことだと思うのですが、この「テート・ギャラリー」には、多くのターナーの作品が展示してあり、感動ものでした。

 また、ミレーの「オフィーリア」などもあり、この絵は本当に一日、見ていても飽きないだろうと思われるほど美しく、ホンモノの絵ってこんなに美しいんだ!!!と大感動でした。



 非常に有名な絵で、日本では、これを捩ったCMなどもあったりしたので、見れば、「ああ~~」と思う絵です。・・がホンモノの絵を見た後では、とてもこの絵を捩ってCMを使うなんて、失礼ではないか・・と思ってしまうほど、とにかく美しい絵で、正直、私は絵を見てこんな感動したことはない・・くらいに感動しました。

 ここも入場無料です。







 パリでは、かなり色々な美術館に行っていますが、ロンドンの美術館は、本当に久しぶり・・。パリの美術館は絵の展示の仕方がとても素敵ですが、ロンドンもまた、負けず劣らず、素晴らしいです。

 この「テート・ブリテン」に関しては、絵の展示の位置(高さ)が比較的、低めであることが印象的でもありました。

 大英博物館やナショナル・ギャラリーなどに比べて、知名度は、イマイチですが、素晴らしい美術館でしたので、おススメです。


🌟テート・ブリテン (Tate Britain) Milbank, London SW1P 4RG United Kingdom


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2026年9月20日日曜日

パリ北駅からロンドン行きのユーロスター

 


 パリ北駅からユーロスターでロンドンまでは、約2時間半で行けます。すごく早くてラクな移動方法です。

 まず、空港ほどセキュリティチェックが面倒でもなく、フランス側の出国とイギリスへの入国のコントロール両方をパリ北駅で済ませてしまう感じです。

 また、ロンドン到着時もキングスクロス・セントパンクランス駅、ロンドン市内の中心地に着くので、少なくとも空港(ヒースロー空港)からよりは、到着後の移動が圧倒的に楽です。

 ロンドン行きを決めたら、まずしなければならないのがETA(電子渡航認証)の取得です。これは、携帯があれば、簡単にできます。時には、申請が受理されて1〜2日待たされることもあると明記されていますが、私の場合、申請から2〜3分であっという間に認可が降りました。

 このETAの個々のナンバーは当人のパスポートに紐づけられるようになっているため、有効期限内はパスポートさえ持っていれば良いので、これもラクで簡単です。

 ユーロスターのチケットを予約すれば、事前に「少なくとも、○時○○分までには、駅に来てください」という連絡が入るので、その時刻どおりに行けば、大丈夫。しかし、まあ、少し?は並びますし、必ずしも予定の時刻どおりに出発するかは、わかりませんが、これは、パリやロンドンなら、時間どおりではないことが、通常ですので、そのあたりは承知しておかなければなりません。

 パリからロンドン行きのユーロスターの中では、ロンドン市内を移動する際のチケット(オイスターカード)が、ロンドンからパリ行きのユーロスターの中では、パリ市内を移動する際のチケットNAVIGO(ナビゴ)が購入できます。

 座席は、ふつうの座席(エコノミー)でも、飛行機のエコノミークラスよりはラクな気がします。

 今回は、友人が3ヶ月前くらいに予約してくれたので、料金はパリ⇔ロンドン往復で2万3千円程度だったと思います。この金額で行けるんだったら、パリに来たら、ロンドンもついでに・・ロンドンに来たら、パリもついでに・・と思う人もいるかもしれません。

 なんなら、日帰りも可能です。日帰りならホテル代もいらないし・・。

 パリとロンドンは、似ているようで、全然、似ていないので、違うヨーロッパ(ロンドンはヨーロッパではなくなっているけど・・)の景色を楽しめます。

 私など、パリにいるのだから、いつでも行けるよな・・なんなら、欲しいものを買い物するだけでもいい(イギリスのスーパーには欲しいものがいっぱいなのです)から・・などと、一度来るたびに、思うのですが、これがなかなか重い腰が上がらない・・でも、ほんと、日帰りで買い物だけでも・・今度、いつかやってみます。


パリ⇔ロンドン ユーロスター


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