パリ・ノートルダム大聖堂が再び公開されてから約1年。昨年、再建されたばかりのノートルダム大聖堂の中に行ったときは、やたらと白く、きれいにお化粧直しされた感じで、なんだか逆に妙にしっくりこない感じもあったり、一方、でも、やっとできあがったんだな・・とか、無事に焼け残っていた部分などに、よくぞご無事で・・とか、ちょっとウルウルしたり・・それなりに気持ちが揺さぶられたのを覚えています。
これまでにも、それほど、頻繁に足を運んでいたわけでもなかったのですが、たまたま、12月だったために、この季節ならではのクリスマス・ノエルの伝統的な飾りもの「クレッシュ」(キリスト降誕の場面を人形で表現したもの)が、背景の壁などもあいまって、それは見事で、今年もそれを見に行こうと思って、でかけました。
今時期、やっぱり混んでいるのかな?とも思ったのですが、それほどでもなく、というか、ほぼほぼ並ぶこともなく、スイスイと中に入れました。
ほぼほぼ並ばないとはいえ、中に入れば、そこそこの人が入っており、順路に沿って、ゆっくり歩いて行く感じではあります。
お目当てのクレッシュは、正面入り口から左の通路を進んだかなり奥にあります。
今年のクレッシュは11月29日からイエスの神殿奉献の祝日2026年2月2日まで設置されていますが、このクレッシュは、50体以上の人形が配置されたプロヴァンス風降誕場面がデザインされたもので、アルルで開催された国際降誕場面フェアに登場したものが飾られています。
この季節の一つのハイライト的な展示でもあり、その周りには、さすがに少々の人だかりができていますが、そこまで耐えられない人混みでもありません。
さすがにノートルダム大聖堂だけあって、そこそこの大きさもあり、かなりの見応えがあります。今時期、色々な場所にクレッシュが飾られていますが、さすがにこれだけ見事なものは、なかなかありません。
また、この時期だけの展示になりますので、今時期、パリを訪れる方には、一見の価値ありです。
パリ ノートルダム大聖堂 クレッシュ キリスト降誕
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