2025年11月7日金曜日

イベリア航空と格安航空会社 VUELING(ブエリング航空)のよくわからない関係

  


 日本から来ている友人とバルセロナに行きたい!ということになり、2人で久しぶりのバルセロナに行ってきました。

 まず、航空券の予約!!と、勇んで探しにかかったところ、私が、これまで格安航空券では、何度か極度の遅延とか、荷物の問題で揉めたりだとか、色々あったので、格安航空券は避けたい!ということで、ふつう?の航空会社・・ということでエアフランスか?スペインなのでイベリア航空・・ということで、結局、往復ともにイベリア航空パリ(オルリー)⇔バルセロナで予約しました。

 当日、不測の事態に備えるという意味で、オルリー空港には2時間前に到着していました。まあ、時間に余裕があったら、空港で時間を潰せばいいのです。バタバタ焦るのは嫌なお年頃です。

 空港に着いて、まず、フライトスケジュールの電光掲示板を確認してみると、「イベリア航空バルセロナ行き10:30発」の便はオンタイムになっていて、少しだけホッとしてから、チェックインカウンターへ。

 ところが、イベリア航空のカウンターというものが見当たらず、なんだか不安になり、空港の案内の人に聞いたら、あちらのカウンターでチェックインしてくださいということだったので、云われたとおりの場所でチェックイン手続きを完了。

 その時点では、出発ゲートを確認して、早々に出国手続きをして荷物検査を済ませて、ゲートへと進みました。

 そして、次にゲートでもう一度、フライトスケジュールを確認すると、なんと私の乗るはずだったイベリア航空のフライトがキャンセルになっていました。

 「え~~~~~!!」と目がまんまるになって、途方に暮れると、一緒にいた友人が、「これ、VLって書いてない?」とチケットの違いに気が付きました。

 要は、いつの間にか、私のイベリア航空の予約は、フライトキャンセルが理由なのかわかりませんが、自動的にVUELING(ブエリング航空)という格安航空会社の便に振り分けられていたのです。

 こういうトラブルが嫌だから、格安航空会社は避けたつもりだったのが、勝手に振り分けられるとは、なんたる心外なことか!と腹は立ちましたが、かといって、パリからバルセロナ行きの便がそうそうたくさんあるわけではないので、とりあえず、行けるだけでも助かった!と思うことにしました。しかし、なんだか、とっても納得がいかない気分でした。

 でもまあ、パリ⇔バルセロナ間のフライトは正味1時間20分程度、まあ、あっという間に着いてしまうので、そこまで大きな問題でもありません。

 なんだかモヤモヤした状態でバルセロナに着いたら、いつまでもそんなことを言っているより、充分に楽しみたい!ということで、そのことは忘れていました。

 でも、帰りの便もやはり同じイベリア航空で予約が入れてあります。友人と二人で「なんとか、帰りだけでもイベリア航空で帰れますように・・」と祈りながら、それでも不安な気持ちでやはり2時間以上前に空港へ。

 バルセロナの空港はパリの空港よりも規模が小さいので、ラクといえばラクなのですが、やはり、チェックインカウンターに行っても、イベリア航空のカウンターというものがありません。嫌な予感はしていましたが、ますます嫌な感じです。

 まず、セルフチェックインを試みますが、途中でシステムダウン。荷物のチェックインカウンターでさえも、バルセロナの空港にはほとんど人がいないのです。

 仕方なく、長蛇の列のVUELING(格安航空会社)の列に並ぶことになりました。延々待って、ようやくチェックインができたところで、係のお兄さんに聞いてみると、「あなたはイベリア航空を通じてVUELINGのチケットを買ったことになっているのです」とのこと。

 しかし、私のチケットの画面には、VUELINGなどというものは、影も形もなく、あの赤と黄色のイベリア航空のマークのついたイベリア航空のチケットが手元にあるのです。

 お兄さんは涼しい顔をしているので、「すみません!これはイベリア航空の便がキャンセルになったから、振りかえられたんじゃないんですか?イベリア航空って今でも存在してるんですか?」と聞いたら、そもそもイベリア航空のパリ⇔バルセロナ便というものはないのだそうで、まったく詐欺にひっかかったような嫌な気分になりました。

 最初から、VUELINGと知って買っていれば、少なくとも、カウンターを探し回ることなんてなかったのに、イベリア航空と名前を偽ってチケットを売るなんて酷いです。

 調べてみるとVUELINGというのは、どうやらイベリア航空系の格安航空会社なようで、そんなことを知らないでチケットを購入した私たちは、大混乱に陥りました。

 わざわざ格安航空券を避けたつもりがとんでもない落とし穴。

 皆さまもどうかお気をつけください。


VUELING ブエリング航空 イベリア航空


<関連記事>

「最後の最後まで不安だったフライト トランサビア航空」 

「さっそく立て続けにトラブル続出のイタリアプチバカンス」 

「キャンセルされたエアフランスの払い戻しに3年かかったという話」

「近いはずのイタリアが・・気が遠くなるほどのフライトの遅延」 

「LCCはもう嫌だ・・最悪の東京への帰り道」






2025年11月6日木曜日

私の子育ては、「いかに子どもを疲れさせるか?」がテーマだった・・

  


 自分自身が子育てをしていた時は、とにかく必死で余裕がなくて、ただただ、ひたすら、毎日をこなしていて、あまり多くを考えることができていませんでしたが、「心身ともに健康な子どもに育てるためには、とにかく身体を動かせることを心掛けなさい!」という親族の中の教育関係の仕事に従事していた面々の助言を受けて、とにかく小さい頃からエネルギーを発散させることを常に考えていました。

 幸いなことに娘はとても健康で、また有り余るほどのエネルギーの持ち主で、私たち夫婦の鍛えにもビクともせずに、小さい頃から昼寝などもほとんどというか、全くといっていいほどしない(必要としない)にもかかわらず、夜まで全く問題なしに活動し続ける頑強な体力の持ち主で、むしろ、私たちの努力は、発散させるどころか、ますます娘のエネルギーを増大させる結果となっていました。

 なので、いつしか私のテーマは「いかに子どもを疲れさせるか?」がテーマとなっていました。

 しかし、実際には、娘は私が身体を動かすことを強いることはなくとも、例えば、一緒にでかけたりしても、駅の階段は、エスカレーターがあっても、隣の階段をあっさり登り切り、エスカレーターを使って上がってくる私を優越感満々の顔で出迎え、下手をすると、わたしがエスカレーターを登りきるまえに、せっかく階段で登りきったところをまた降りて、もう一度、登って見せる・・そんなことまでやっていました。

 実際に娘はなぜか階段の昇り降りが大好きで、階段が全面にそびえているサクレクール寺院などは、娘のお気に入りの場所でもあり、彼女はサクレクール寺院を「神様のおうち」と崇め、「お休みにどこに行きたい?」と聞くと、「神様のおうち」のリクエストがけっこう多かったのですが、この階段、娘を疲れさせる手助けになると、私にとっても、まさに救いの神でもありました。

 そんな荒業をやっても、息切れ一つせず、全く疲れた様子はなく、もう生半可なことでは、疲れなくなっていたので、もうこれは、水の力を借りるしかない・・とプールに連れて行くことも多かったのです。

 もう娘につきあって動いていると、休みの日などはもうヘロヘロで、お昼寝しようよ・・と娘と一緒にウトウトしかけたりもするのですが、娘の方は全く寝る気配もなく、一方、もう一瞬でも寝そうになるものなら、「寝ないで~!寝ちゃダメ~~!」と私にとっては拷問のようでした。

 公園などに行って、娘が走り出すと、もうとても追いつかなくなって、ある日、チュイルリー公園に寄った際に、いつものように駆け出して行った娘を「あ~また行っちゃった!」と後ろから小走りに追いかけたのですが、そのスピードたるや、ものすごくて、半ばあきらめかけていたところ、急に娘の姿が視界から消えたと思ったら、高い石垣のようなところから、落っこちてしまったのです。

 もう絶望的な気持ちと焦る気持ちで、この時ばかりは私も遅まきながら、全速力で駆け付けて、石垣の下を覗いたところ、なんと娘のコートが木の枝にひっかかっていて、娘は地面に落ちることなく、木にぶらさがっている状態だったのです。

 石垣の下にいたカップルが、「奇跡的!本当にラッキーだったね・・」と言いながら、ぶらさがっていた娘を助けてくれましたが、あの時ほど焦ったことはありません。

 しかし、子育てが終わった今になって思うのは、近年のキレやすかったり、突然、奇異な暴力行為に走ったりする青少年や若者を見ていると、心身のエネルギーのバランスをとれるようにするには、この「エネルギーを発散させる」ということはけっこう大切なことだったんじゃないか?と思うのです。

 これは大人にも同じことが言えるかもしれませんが、「心身ともに鍛えて健康になる・・「」という言葉の意味があらためて、単純だけど、心を突いた言葉なんだなと思う今日この頃なのです。


子育て


<関連記事>

「子育ての恐ろしさ やっぱり親の責任は大きい」

「子どもの学校のバカンスの多さに追いまくられるフランスでの子育て」 

「海外生活を送る日本人ママは頑張り屋さんが多い」

「イギリスのホスピスで見てきたことが、最近になって、本当の意味で理解できるようになった・・」 

「若い時にたくさん遊んだり、多くの経験をしておくことはやっぱり大切なんだな・・と思う」

「残された時間は長くないことを自覚して悔いなく、より楽しく生きる」 

2025年11月5日水曜日

青少年の電子タバコ使用の深刻な増加

  


 最近、フランスでは青少年の電子タバコの使用が深刻な増加を見せていると言われています。そういえば、最近、軒並み、大小かかわらず、近所のコマーシャルセンターの空き店舗だった場所に電子タバコのお店がオープンして、「えっ??こんなお店、需要あるの?」と、ちょっと不思議に思っていたところでした。

 電子タバコは、従来のタバコのように目立たないことから、周囲に青少年がいない私にとっては、全く気が付かなかった現象でした。

 たしかフランス政府は将来的には、タバコ撲滅に向けて、将来的には、タバコのない世界にしよう!みたいなことを言っていて、喫煙場所は以前に比べてかなり減ってきたし、以前は、歩きタバコが異様に多く、「だいたい、危ないよな~」と思っていたのですが、それもずいぶん減った印象でした。

 しかし、皮肉なことに、タバコの税金を爆上げし、街中からタバコを閉め出しつつある状況の中で、従来の紙巻タバコよりもずっと目立たず、使いやすく魅力的な電子タバコが次々と登場し、その需要が拡大し、しかも、以前よりもさらに低年齢層にも簡単に手が届きやすくなって、電子タバコ利用者が急増しているというのです。

 電子タバコが急激に拡散したのには、ニコチンの有無にかかわらず、風味付きのエアロゾル・人工煙を楽しめることから、入口が広くなったということにも原因があり、結果的には、ただの風味付きの人口煙だけでなく、ニコチンへの移行に繋がることになります。

 この傾向は、脳がまだ発達途上でニコチンに敏感な脆弱層に影響を与えるため、大変、懸念されるもので、青少年期に喫煙を始めた人は成人期に喫煙を始めた人よりもニコチン依存症になるリスクが高くなります。

 電子タバコが人気を集めているのは、使いやすく目立たないポット型電子タバコの登場や多様性のある魅力的なフレーバー、若者をターゲットとした巧みなマーケティング、入手しやすい使い捨てデバイスや比較的低価格であることなどが理由として考えられます。

 ニコチンは青少年の脳に有害な影響を及ぼす可能性があり、注意力、学習能力を低下させる可能性があります。

 また、健康リスクとしては、今さらですが、呼吸器系への刺激を引き起こし、急性肺疾患の発症リスクを高める可能性があり、長期的にはその他の慢性呼吸器疾患のリスクも高まる可能性もあります。

 さらに困ったことには、この電子タバコによってPTC・合成カンナビノイド(人工的な大麻成分)の人気が高まっていることで、この物質は電子タバコのリキッドとして消費されることが多くなっており、これがまたさらに深刻な健康リスクを生み出してしまうのです。

 具体的な症状としては、失神、健忘、意識喪失、発作、妄想、幻覚、自殺念慮、パニック発作、吐き気、嘔吐などなど、かなり深刻な症状です。

 保健当局は、ついには、電子タバコからのこのPTC中毒、入院を必要とする新たな事例についてなど警告を発し始めました。

 またもう一つの懸念は、自分でリキッドブレンドできる「DIY Do It Yourself」が人気を得ていることから、危険な物質を取り込んでしまう可能性もあるということです。

 しかし、電子タバコにせよ、紙タバコにせよ、ひとつを閉じ込めようとすれば、また違うところから、さらに芽が出て、さらに拡大してしまうというのも、なんだか、多くのことに当てはまるような気もするのです。


青少年の電子タバコ使用の深刻な増加


<関連記事>

「7月1日からフランス全土で子どものいる場所は禁煙」 

「フランスのガン患者 約30年で2倍に増加」 

「一晩で4件もの深刻な薬物過剰摂取による救急隊発動 国会議員までが含まれていた・・」  

「14歳の殺し屋と50ヶ所をメッタ刺しにされ、生きたまま焼かれた15歳の被害者」

「麻薬及び薬物使用に課せられる罰金65%が未回収の現状 徴収はその場で現金かカード払いへ」



2025年11月4日火曜日

初めてのコインランドリー体験

  


 もう四半世紀以上もパリにいるというのに、これまで私は、パリでコインランドリーというところに行ったことがありませんでした。

 私はふだん、ほぼ全てのものを家の洗濯機で洗濯して、家の中の空いているスペースに干しまくるのですが、空気が乾燥しているせいか、夜、洗濯して、だいたい一晩で乾いてしまうので、乾燥機というものも買わず(だいたい家が狭いので、乾燥機を置くスペースもない)、一晩、干してもいま一つスッキリ乾かないものは、アイロンをかけてしまうという荒っぽい?ことをしています。

 ただ、今の家に引っ越してくる前(パリに来た当初)に借りていたアパートは、アパートというよりステュディオのような狭いアパートで、乾燥機はおろか、家には洗濯機もなかったので、たいていのものは、私が手で洗濯し、大きなものだけ、まとめて休日に夫が車でコインランドリーに行って、洗濯してきてくれるという、そんな生活をしばらく送っていたこともあります。

 しかし、私自身は、コインランドリーには、行った記憶がほとんどありませんでした。

 今回、友人が家に来ていて、別に家で洗濯すればよいと思っていたのですが、彼女が家干しが嫌で、できれば、乾燥機にかけたいし・・コインランドリーに行きたいというので、一緒についていきました。

 自分が全く利用しないので、自宅付近でどこにコインランドリーがあるのか?また、コインランドリーとは、どうやって使うのかが全くわからず、おそらく、そんなところにわざわざ英語表示があるとも思えず、彼女も困るだろうと着いて行ったはいいけれど、私自身もさっぱりわかりません。

 一応、手順などは書いてあるのですが、具体的に使うとなると腰がひけるものです。

 今の時代だから、カードが使えるようになっているのかと思いきや、現金のみ。洗剤や柔軟剤などは、別売りで売っていましたが、それをどこに入れたらいいのか?表示がわかりにくいことこのうえないのです。

 結局、洗濯をしに来ていたお兄さんに、「すみませんが、初めてなので、使い方を教えていただけませんか?」と頼んだら、感じよくすんなり教えてくれました。

 私が驚いたのは、けっこうコインランドリーを利用している人というものは、いるもので、決して清潔そうに見えない人が多いのに、みんなちゃんと、こうして洗濯しているんだ・・すごいすごい・・えらいえらい・・と、へんなことを感心しました。

 これなら、私も大きなシーツ類とか、タオル類とか、大きな洗濯機で洗濯して乾燥機をかけるのも悪くないな・・と思ったのですが、家のすぐ近くにあるならいざ知らず、まあまあ歩く距離ではあるので、車もないのに、この大荷物をそこまで運ぶだけでも大変だ・・と思い直し、私は、引き続き、家の洗濯機プラス家干し、乾きが悪い場合は仕上げにアイロンのやり方を続けるかな?と思います。

 ちなみに料金は、洗濯ものの量によって使うマシンが違うので、それによって料金も変わってくるのですが、だいたい普通サイズで4ユーロ程度、乾燥機が10分1ユーロでした。


コインランドリー


<関連記事>

「進化しているフランスのクリーニング屋さん」

「一人暮らしの秘密の喜び」 

「長年お世話になった電子レンジが壊れて・・」

「10ユーロから45ユーロの電気・電子機器 家電製品修理ボーナス導入」

「未だに霜取りが必要なフランスの冷蔵庫」

2025年11月3日月曜日

娘の仕事と契約交渉

  


 娘が日本で生活を初めて、そろそろ3年が経ちます。当初、仕事を始めた会社から1年ほどで転職をして、現在の会社に移ってから約1年半が経ち、その際の契約は、特別プログラムのようなもので、契約期間は、MAX2年間ということだったので、その後は、「どうしようかな?そのまま、その会社に正社員として契約しなおして残ってほしいというオファーのある人もいるし、むしろ、その期間をバネにして、他へ転職したりする場合もあるらしいけど・・」と決めかねている様子でした。

 どちらにしても、その時点では、MAXの契約期間までには、まだ3ヶ月以上も猶予があったので、とりあえずは、それまでは現状と変わらないのだろうと思っていました。もはや彼女の仕事に関しては、ほぼほぼ心配はしていないのですが、彼女の性格上?というか、仕事に対する考え方などを聞いていると、「また違う国で仕事をする」などということもあり得ないではないので、そうなると、また、別の意味で心配なこともあるかな?くらいに漠然と考えていました。

 ところが、数ヶ月後の契約期間完了を前にして、会社の組織上の編成の変更から、「社員契約をしてほしい」という話になったらしく、現在、その交渉にあたっているそうで(ほぼほぼ、決まっている話ではあるらしいけど)、どうやら、まだ、しばらくは日本で仕事をすることになりそうで、私としては、少しだけホッとしています。

 現在は、さまざまな条件等を交渉中とのことで、そうでなくとも継続している日常業務がかなり忙しいうえに、スキーなどのスポーツや旅行などにも忙しく飛び回っていて、つくづく若いな〜と感心するくらいで、一体、いつそのようなことを検討したり、交渉したり、手続きをしたりしているのだろうか?と思えば、ほぼほぼ全て携帯ひとつで、移動中などに・・ということで、側で見ているだけでも目が回りそうな感じです。

 それでも、ガッチリしている娘のこと、給与交渉をはっきりさせないでOKしてしまうなんてビックリ!と言ったら、「まあまあ、このくらいから、このくらいまでの範囲内」ということは、わかっているので、まあ、いいかな?ということで、けっこうゆったりと構えています。

 まあ、一人で生活していくには、充分な金額なので、そこは良いと思っているのかどうかは、よくわかりませんし、具体的な収入は私も聞いていませんが、同年代のおおよその収入の感じよりは、かなり良いようなので、あとは、会社の体制とか仕事の仕方とか、内容とか・・判断する内容は色々あるのでしょうが、そのあたりも納得いっているものだと思われます。

 むしろ、段階的に本契約に至ったことは、双方にとってよいことなのかもしれません。

 しかし、収入面でも良いかわりに、仕事もなかなか大変そうで、リモートワークが半分くらいとはいえ、家で仕事をしているときも、他の国との時差の関係で今日は朝9時から会議(というのは、ふつうだと思いますが、ヨーロッパの時間に合わせて午後8時からとか、アメリカの時間に合わせて午後9時からとか午後10時から会議とか、やっているので、その間、びっちり仕事をしているわけではないけれど、その準備の時間などを入れれば、結局、かなり拘束時間が長くなるわけで、大変そうではあります。

 もう親子がすっかり逆転していて、せっかく私が日本に来ているのに、「ママ、お仕事忙しくて全然、遊んでくれない・・」(実際には、忙しい中、かなりつきあってくれています)と子どもだったら、言うかもな・・と思う感じです。

 このまま、彼女が現在の仕事を続けていくかどうかはわかりませんが、とりあえず、またしばらくは、安泰で少しホッとしています。

 ただ、ちょうど来ていた、彼女の住民税の請求書?を見てびっくり!日本の住民税ってこんなに高かった?そもそも、わりと収入がよいうえに、世帯主、独身、子どもなし、扶養家族なしなので、高いのも仕方ないのでしょうが、それにしても、私の想像を大きく越えていたので、驚いた次第です。

 実際に私が日本で仕事していたのは、かなり昔の話、しかも会社のお給料から直に差し引かれていたため、住民税とか、厚生年金などが、それぞれいくらだったかなんて、全然、覚えていないのですが、もしかして、そんなに払ってたのか? それとも、私が日本にいた頃よりも、ずっと上がっているのか? どちらにしても、厳しいことです。


雇用契約 住民税


<関連記事>

「娘はけっこうなハードワーカー??」 

「バイリンガルになった娘の就職」 

「しばしの娘の帰省と早々の転職」 

「娘の友人関係に見るフランスの社会構造」

「娘と私の友人の不思議な関係」 


 


 

 

 

2025年11月2日日曜日

今年のハロウィンの人気の仮装はルーブル美術館の強盗犯

  


 ハロウィン(フランスではトゥーサン)の季節を迎え、以前は、ハロウィンよりもトゥーサン(万聖節)、亡くなった人を祀る=簡単に言えば、お墓参りの日という印象が強かった(今でもお墓参りの日ではある)フランスですが、ここ数年で、だいぶハロウィン色が濃くなってきて、かぼちゃをくりぬいたり、いわゆるハロウィンの仮装をする人々が増えてきて、スーパーマーケットなどにもハロウィンの仮装用の衣装が店頭に並んでいます。

 仮装しているのは、子どもを中心としたその親たちや若者たちなのですが、まあ、吸血鬼だったり、ドクロだったり、魔法使いだったりとベーシックなものが一般的ではありますが、毎年、その年の象徴的なものがモチーフになることもあります。

 そんな中、今年は皮肉?なことに、わりと最近に起こったルーブル美術館の強盗の仮装がけっこう人気を呼んでいるようで、特にSNS界隈(TikTokなど)で若者たちがルーブル美術館の強盗が着ていた黒い服にジレ・ジョーヌ(いわゆる黄色いベストやオレンジの蛍光色のベスト)を着て、バラクラバ(つまり帽子とマスクを合わせたような帽子)をかぶって強盗を装い、動画を撮って、投稿するのが軽いブームになっています。

 今回のルーブル美術館の強盗たちは、作業員を装うつもりだったのか?皆、黄色いベストを着用していたのです。強盗に入るならば、真っ黒な服など、できるだけ目立たない服装を選びそうなものを、よりによってわざと目につきやすい蛍光色のベストを着て、目くらましをするとは、大胆な発想です。

 そもそもこの黄色いベストは、数年前の燃料税増税で起こった抗議運動に続いて、年金改革問題など、なにかの抗議運動の際のシンボル的衣装となっていますが、この蛍光色のベストは、そもそも、緊急時などに着用するためのもので、どこの家にでもふつうにあるもので、手軽に安く手に入るもので、今回、ハロウィンの仮装の衣装といっても、衣装?を揃えるのが極めてお手軽なのも、この現象が一気に広まった要因でもあるかもしれません。

 まさか、よりにもよって、世界一有名なルーブル美術館に強盗に入るなどということは、誰も予想すらし得なかったことで、今世紀最大の歴史に残る強盗事件です。

 盗賊といえば、フランスには、アルセーヌ・ルパンという小説上の大強盗が有名ですが、変装の名人といわれたアルセーヌ・ルパンを彷彿とさせる今回の大強盗事件。しかし、変装とはいえ、最も庶民的な、また、近年の度重なるデモや抗議運動の象徴ともなっている黄色いベストでの変装とは、世相を表しているようで、なんとも皮肉な話でもあり、また、それがさらに、ハロウィンの仮装のトレンドのようになるとは、シニカルなフランス人らしいアイディアでもあります。

 ただし、バラクラバで頭を覆うのは、本来ならば法律違反なので注意が必用で、公共の場で顔を隠すことは禁止されており、1,500ユーロの罰金が課せられる可能性があるそうです。

 安くついたはずの仮装が実は高くついた・・なんてことになりませんように・・。


ハロウィン 黄色いベスト


<関連記事>

「ルーブル美術館に強盗が・・ ウソみたいなホントの話」 

「ルーブルだけではなかった 国立自然史博物館等 フランスの美術館・博物館での盗難事件」

「黄色いベストが帰ってきた!」

「定年退職年齢延長反対と賃上げ労働条件改善のデモ・ストライキ」

「黄色いベスト運動シーズン2 黄色いベスト運動再開の動き」

2025年11月1日土曜日

フランス語って、本当にむずかしい・・

  


 今、パリに来てくれている私の友人は、けっこう海外経験も豊富な人で、英語も堪能な人です。彼女は言語というか、語学そのものが好きなようだし、パリに来ても、すぐに、スイスイ一人で動きまわるものだと思っていました。

 とはいえ、かなり長いこと、ヨーロッパには来ておらず、久しぶりということもあって、ちょっと戸惑いはあるようなのは、私には、とっても意外なことでした。

 運悪く、パリに到着した途端から、様々なトラブルに遭遇していることもあるのでしょうが、第一には、やはり「フランス語」という言語の壁が彼女にとって非常に高いということがあったようです。

 まあ、ふつうの日本に住んでいる日本人にとっては、フランス語というものは、あまり馴染みのない言語であるわけで、英語が堪能な彼女でさえも、「え?そうなの?そうか・・」とあらためて、気付かされます。

 というよりも、何より、私自身がほぼ最初はフランス語初心者で、渡航するまで(最初は西アフリカでしたが・・)には、直前に1カ月くらいアテネ・フランセに通っただけで、ほぼフランス語ゼロの状態で、アフリカに行ってから、大学に通って、本格的にフランス語の勉強を始めたものの、最初は、発音を聞いて、アルファベットの綴りをなんとなく思い浮かべるということが、フランス語においてはできなくて、辞書を引くのでさえも四苦八苦して、何度も何度も同じ単語を辞書で引かなければならず、大変、苦労していたことを思い出しました。

 当時は今のようにネットも発達していなくて、ひたすら、古典的に辞書を引いて、書いて覚えるという繰り返し・・もう中年に差し掛かってからのことだったので、覚える側から忘れていく・・しかし、ある程度、フランス語ができなければ生活が成り立たないという焦りもあって、なんだか必死に勉強した時期がありました。

 今では、その時のそんな苦労はすっかり忘れていて、フランス語だったら、こういう綴りであろう・・ということが予想がつけられるようになっているので、なんか、そんなフランス語が厄介な言語ということも忘れていました。

 しかし、そんなことを偉そうにいうほど、私のフランス語は今でも完璧には程遠いのですが、彼女が駅のマップなどを見ながら、「だいたいメトロの駅名でさえも読めないから、駅名からして探すのがた~いへん!もうフランス語アレルギーになりそう!!」などと言っているのを見て、フランス語ってそういえば、そうだった・・と、昔を懐かしく思い出します。

 今だって、正確にフランス語を書くということは、とても大変なことだし、私は決してフランス語が好きではありません。

 その点、英語は一応、世界の公用語でもあり、かなり単純な言語で、やっぱり、「なんて英語っていいんだろう!」と思います。

 彼女は現在、軽いフランス語アレルギー・・英語が恋しい恋しい・・といっており、あたりまえのことながら、街中はフランス語であふれていて、英語を見つけると嬉しい!と「FIVE GUYS」というお店の看板を見て、「ああ~英語があって、なんだかホッとする!」などとのたまっています。

 しかし、パリは以前に比べれば、格段に英語で応対してくれるお店なども増えていることも、同時に感心しているところでもあります。


フランス語


<関連記事>

「フランス語力ほぼゼロだった私のフランス人外交官の夫とのアフリカ生活」

「国際結婚の夫婦喧嘩」 

「言語は使いつけないと錆び付く フランス語と日本語を混同する現象」

「バイリンガルになった娘の就職」 

「日本人なのに日本語がほとんど話せない海外育ちの従弟の子供」