楽しかった九州旅行も最終日、帰京する日は朝からさんざんでした。
まずは自業自得とはいえ、娘がお腹が痛いと言い出し、また、天気も悪いこともあって、予定を変更、まあチェックアウトの時間までゆっくりして、最後の最後までお部屋の露天風呂を堪能しようということになり、それなりに最後の最後まで温泉を堪能したのです。
その後、湯布院の駅がなかなかよいというので、駅周辺をぶらぶらし、農協のスーパーでちょっとだけ買い物をして、かなり余裕を持って空港へ出発したのです。
しかし、空港への高速道路が閉鎖されており、一般道を行かなければならなくなったために、大幅に時間がかかり、かなりチェックイン、ギリギリの時間になってしまいました。
チェックインは無事にできたのですが、問題は荷物で、LCC(ピーチ)は荷物の機内持ち込みの荷物の重量制限がタイトで、それをオーバーする分は、もう初めから、お金を払って預けることにしていたのです。ところが、すんでのところで、時間切れになり、「もう荷物は預けることはできません」と言われて、途方に暮れたのです。
だって、自分が飛行機に乗るのに、荷物は預けられませんって、ふつう、どうします?
そのあたりでピーチ航空の職員がどうしようか?となんとか善処しようとしてくれていたにもかかわらず、急にANAの地上職員がやってきて、それを遮るカタチだったのです。
それなら、どうすればいいの?と焦る(というより怒る)と、「預けられない荷物は、宅急便で別送してください」とのこと。だいたい、ただでさえ、時間がギリギリなのに、そんなことしている時間がある?とちょっと、いやかなり唖然とし、それなら、「もうこのフライトキャンセルしようか?」というと、「キャンセルについては、ご自分でご確認ください・・」と言う。
時間がギリギリだったことはこちらの落ち度ではありますが、もう少しその説明の仕方や物言いや対応の仕方でかなり印象が違ったと思うのですが、もう私たちは怒り心頭。前代未聞に感じの悪いANAの職員は40代後半くらいの女性でいかにもお局的な感じ・・。
結局、ギリギリでなんとか荷物を宅配便に預け、慌てて出発ゲートへ走り、保安検査場へ。そこでも、出発便ギリギリの時間だと言っても、保安検査場の人は、全く意に介してくれずにさらにバタバタと飛行機の入り口までなんとか駆け込むと、今度は、さきほどのチェックインの際にいたANAの職員の女性が立ちはだかり、通してくれないうえに理由も説明なし。
これまで数十回、いや数百回以上飛行機を利用してきましたが、こんなに感じの悪い航空会社の職員は初めてで、もはや嫌がらせのレベル。
いかに安い航空券だとしても、料金を払っているのだから、こんな嫌がらせを受けるのは、到底、理解ができません。
日本のサービスは世界一。どこへ行っても日本人は本当に感じがよいので、余計、こんなことがあるとは、腹立たしいやら残念やら・・。
フランスやヨーロッパだったら、あり得ることだという印象があるのですが、前回、ハプニングのために慌てて取り直したチケットがトランサビアというLCCだったのですが、そこですら、こんなに感じの悪いことはありませんでした。
また、宅配便で送った荷物は九州からだと最低でも2日かかるということで、帰仏直前の私にとっては、フランスに帰る荷物の調整に大きなハンディを背負うことになりました。
結局のところ、もとを正せば、大分空港への道路が閉鎖されていたことから始まったハプニングだったのですが、LCCと一般の航空会社ではここまで違うのかと思わせられる職員の対応の違いに心底うんざり。
個人的には、もう二度と日本のLCCは利用したくない気持ちになりました。
LCC ピーチ航空
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