私が日本への一時帰国の際、まず行く場所は美容院で、とにかく、とりあえず、日本行きのチケットを取ると、到着翌日の美容院を予約します。
前回は、たまたま帰国翌日の日が美容院の定休日に重なってしまったために、その穴を埋めるために急遽なんとか、長期のフライトの疲労回復のために、初めてマッサージに行ったのですが、それに味を占めて、今回は、美容院と同日にマッサージを予約、この日で、かなり回復できるだろうと目論んでいたのでした。
ところが、美容院が想像以上に時間がかかり、昼食の時間を逸し、思っていた場所での食事ができなくなり、それからが運の尽き。とりあえず、もうここでいいやというお店で食事をし、予定していた買い物も一軒だけに縮小して、次の場所に移動。
その日は、一日中雨と風に見舞われ、気温も低く、移動のたびに傘をさしていても濡れ、マッサージの場所についたときには、身体も冷え切って、疲れ果てていました。
途中の予定を飛ばしてしまったために、マッサージの予約時間にはまだ早かったのですが、とりあえず、もう外をうろうろしている元気はなく、とりあえず、予約時間に遅れないように、その場で少し待たせてもらうつもりで向かいました。
すると、すぐに待たずにマッサージを開始してくれるというので、着替えて、いそいそとマッサージ台へ。
ところが、身体が冷え切っているうえに、ガチガチになっていて、マッサージの痛いこと痛いこと!ほんの小さな刺激でさえもが拷問のような感じです。
前回のマッサージの際には、身体中に血管がどう張り巡らされているのかを実感できるような感じで、身体がほぐれていく感じだったのに、今回は身体がガチガチに固まりすぎていて、もう痛いこと痛いこと!
後半になって、ようやく身体がほぐれはじめて、少し身体が動く感じがしたものの、なんとなく、前回のようにはいかずに、消化不良な気分で、また雨風の中、帰宅したのでした。
その日は一日中、雨で、もう疲れ果て、前日、時差ボケのために家に着いてからまったく眠れていなかったので、さすがにこの日は眠れました・・・がまた、翌朝は、早朝5時にパッチリ目覚めてしまい、また、料理をしたり、洗濯をしたり・・眠れずにイライラしながら寝返りを打っているのはもったいないと、動き始めました。
しかし、身体は疲れがどっと出て、この日の予定は入れずに少し、ここでゆっくりとしてその後に備えようと、午前中の早い時間から、銀行に行ったり、近所で買い物をしたりして、「さあ!もう今日は家にいよう!」とあらためて、この家で過ごした日々の思い出に浸りながら、掃除をしてから、仲良しの叔母に到着のご挨拶がわりの電話。
結局、その日はもう私はどこにも出かけたくないという私のわがままから、叔母が家に訪ねてきてくれて、一緒におしゃべりをしながら、しばし楽しい時間を過ごしました。
本当に前日の雨風が恨めしいくらいの晴天でした。
夕方には、従姉妹から連絡があり、仕事帰りに寄ってもいい?というので、「私は出かけたくないけど、それでもいいなら・・」と彼女の到着を横になりながら待っていました。
みんな、日本食に飢えていると思ってくれているのか、みんなが食糧持参で来てくれるうえ、私自身も買い物に行くたびに食べたいものを買ってきているので、それらをワイワイとおしゃべりをしながら、一緒に頂きました。
途中で娘も仕事からお土産持参で帰ってきて、それに参加。日本に来て、外食も楽しいですが、「疲れてる・・」という私のわがままで、家にまで来てくれることをありがたく思いながら、こういうのもいいな・・と自分の都合よく思うのでした。
今回は、あまり荷物が持てなかったので、おみやげはいつもに比べるとあんまり買ってきていないのですが、とりあえずは、大きなチーズの固まりを買ってきているので、人が来てくれるたびにそれらを切り分けてお土産がわりに持って行ってもらうと、半分お世辞でしょうが、みんな、とっても喜んでくれて、あ〜フランスのチーズに助けられたな・・と変なことを思うのでした。
まだまだ、これから先は、本来、今回の帰国の用事の本題の方が控えているので、無理をせず、楽しく過ごしたいと思います。
みんな、私のわがままを許してくれて、ありがとね。
マッサージ
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