2024年3月16日土曜日

年々、時差ボケがどうしようもなくなってくる・・

  



 今回の一時帰国は、過去最悪の時差ボケの強烈さで、とにかく日本に来て、もう5日ほど経とうとしていますが、一向に治る気配がなく、一日平均2〜3時間くらいしか眠れていません。

 なにしろ、到着した初日は機内で多少は眠れたものの、それもほんの数時間、その日の夜はとうとう一睡もできなかったのですから、スタートからして、未だかつてないほど酷いのです。

 それでも、前日は、全く眠れていないのですから、翌日はさすがに眠れるだろうとたかを括っていたのですが、眠れるには、眠れたものの、娘とついついおしゃべりをしていて、夜、遅くなってしまったというのに、早朝、まだ夜もあけないうちに目が覚めてしまいました。

 たいていは、時差ボケは時とともに少しずつ緩和され、現地時間にアダプトしてくるので、1時間ずつくらい目が覚める時間が遅くなってきて治ってくるので、以前は、むしろ、早朝に目覚めてしまっても、逆にそれを楽しんでいるようなところがあって、早朝のコンビニを覗いてみたりして、いやいや、こんな時間なのに、お客さんがいるもんだな〜と感心してみたり、新製品を珍しい気持ちで眺めたりして、苦しいと言いながらもまだまだ余裕の時差ボケというかんじだったのです。

 常日頃は、朝、起きた瞬間から空腹を感じるということなど、まずあり得ないのに、時差ボケの場合は腹時計もイカれているわけで、朝から美味しく食事ができたりもするのです。

 ところが、今回の時差ボケの体内時計は、逆に進み始め、毎日、毎日5時、4時、3時と目が冷める時間が早くなり、ますます睡眠がとれなくなっているのです。

 もうこうなってくると身体はだるいは、ガチガチに固まるは・・頭がボーッとして・・というのを越して、脳が膨張して、ブヨブヨになっていくような感覚です。

 昼間に眠くなっても、日中、寝てしまったら最後、夜、眠れなくなる・・ともう恐怖と体力の限界。しかし、悲しいかな、限られた日本滞在期間に済ませなければならない用事は、山積みなのです。

 蓄積されていく疲労にもうホントに辛いです。

 いつもはフランスでも必ずしも、きっちりした時間に寝ているわけでもないにも関わらず、サマータイムの関係で1時間の時間がズレるだけでもしばらくは、身体がついていくのが大変なので、私は、サマータイムやめて欲しい派です。

 いずれにせよ、時差ボケは、フランスに帰った時よりも日本に来た時の方がなぜか辛いのは、いつも同じだったのですが、下手をしたら、今回は、日本滞在中、時差ボケがなおらないままフランスに帰ることになるかもしれません。それなら、フランス時間のまま帰ることができるなら、帰りの際はすんなり戻れると思いきや、それはそれで、再び壊れている状態になります。ホント、時差って大変です。

 以前、長い間、アメリカで勤務していた弟が今はシンガポール勤務になって、日本との時差がほとんどなくなったのは、ホント楽!としみじみ言っています。

 今回は、睡眠って本当に大切。長距離フライトだけでなく、この時差ボケをなかなか克服できないことも、日本に来る大きなハードルの一つになってしまいそうな気がしています。日本への一時帰国は楽しいのですが、体力的には、どんどんキツくなってます。

 今回、感じているのは、はっきり言って、時差ボケは身体に毒。

 今晩は、どうか、よく眠れますように・・。


時差ボケ


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