2026年2月8日日曜日

1932年創業のパリの老舗ブーランジェリー「ポアラーヌ」倒産

  


  そういえば、しばらく忘れていました・・・ポアラーヌのパン・クッキー。そんなポアラーヌのパンやクッキーを久しぶりに思い出したのは、「ポアラーヌ倒産」の報道であったことは、本当に残念なことです。

 正直、「残念」というほどのお気に入り・・というわけではありませんが、それでも、一時は、日本に買える際に、「ポアラーヌのパン買ってきて!」、「ポアラーヌのクッキー買ってきて!」などと頼まれることもありました。

 なぜ?日本でまで、ポアラーヌのパンがそんなに有名だったり、人気があったのかはわかりませんが、そんなご要望に応えて、何回かは日本に行く際にお土産に買って行ったこともありました。

 ポアラーヌのお店はパリにはサンジェルマン・デ・プレの本店を含めて5店舗あり、また、ポアラーヌの製品はモノプリなどのスーパーマーケットやラファイエット・グルメなどにも置いてあります。

 厳選された材料を薪釜で焼き上げる製法、3代にわたって受け継がれてきた老舗ブーランジェリーです。

 ここまで、浸透?していた「ポアラーヌ」が倒産するなんて、思ってもみませんでした。

 全く公にはなっていませんでしたが、ポアラーヌは2022年10月からセーフガード手続きの対象となっており、数年間にわたり経営難に陥っていた同社は衛生上の理由から生産施設を一部閉鎖したことで経営がさらに悪化しました。

 ポアラーヌは2025年12月31日の段階で破産状態になり、2026年1月19日にパリ商事裁判所は、「保護計画の終了と裁判所命令による管理」を命じています。

 2024年3月には、債務の一部を帳消しにし、銀行および社会保障債務を5~6年かけて分割返済することを決定しており、なんとか持ち直すであろう見込みもたっていたようです。

 ところが、エソンヌ県の生産施設が行政閉鎖されるという新たな打撃を受け、とうとう息絶えてしまったようです。

 なぜだか日本でもわりと知名度があったポアラーヌの製品は、日本にはポアラーヌの店舗というものはないものの、伊勢丹などのデパートで「フランス展」などがある際には出店していたり、ネットのサイトでは今も販売しているようですが、相変わらず、なかなかな値段でビックリしています。

 ポアラーヌよりはずっと後に広まったピエール・エルメなどは、今でも絶好調ですが、老舗といえども、継続し続け、生き残っていくのは、難しいんだな・・そんなことを思いました。


ポアラーヌ倒産


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