2023年10月15日日曜日

最大級 テロ対策警戒警報発令のフランス プラン・ヴィジピラット ルーブル・ヴェルサイユから避難退去

   イスラエルでの大惨事に続いて、フランス国内、パ・ド・カレ(フランス北部オードフランス)のアラスの高校が襲われるという凶悪テロ発生を受け、ボルヌ首相は、プラン・ヴィジピラット(Le plan Vigipirate)に基づき、フランス国内のテロ警戒レベルを緊急に最大級に引き上げることを発表しました。 ヴィジピラットとは、フランスのテロ対策の一環であり、テロ行為の脅威を可能な限り早期に防止または発見するために、社会全体に警戒と安全を目的とし、フランスの国民、領土、利益をテロの脅威から適切に保護することを掲げています。 具体的には、フランス国内および海外のフランス国民および国益に対するテロの脅威を評価し、リスクレベルに応じたセキュリティシステムを決定するとしています。 今回の場合は、その警戒態勢がMaxと判断されたようです。 諜報機関はテロリストの脅威を評価し、その分析により国防国家安全保障総事務局...

2023年10月14日土曜日

あの怖いおばさんたちは、どこへ行ったのか?

   フランスで私がいいな・・と思うことのひとつに、何気なく目があった人が、ニッコリ笑顔で微笑んでくれるところがあります。 私の偏見かもしれませんが、これには、特に美しい女性が多い気がして、全然、知らない人でも、笑顔でニッコリされると、なんとなく、ほわっと暖かい気持ちになって、おこがましくも、見習いたいなぁ~などと思います。 それとは真逆で、私がフランスに来たばかりの頃、なんとなく、今よりも、もっと日本人を見かけることが多かったような気がするのですが、場所にもよりますが、それでも、やっぱり、日本人を見かける(観光客ではない在仏日本人)ことは、あんまり多くなくて、たまにメトロの中など...

2023年10月13日金曜日

繋がりを絶った友人

   私は、もともと、そんなに友達が多い方ではないのですが、よく言えば、どちらかというと、本当に心の許せる人と深く付き合うタイプです。 たくさんの友達が欲しいとも、あまり思いません。そうそう気の合う人というのも、そんなにいるわけでもなく、なんとなく、いつの間にか友達になって、だんだんとその友人関係が凝縮されていく感じで、離れていても、付き合いが続いている人とでも友人関係が続く場合もあるし、意図的ではなくとも、なんとなく、知らず知らずのうちに疎遠になっているという場合も少なくありません。 もういい加減、いい歳になって、無理して付き合うのは友達ではないし、私は、一人の時間もとても好きな...

2023年10月12日木曜日

未成年強姦容疑のフランスの人気ユーチューバーの捜査打ち切り

  フランスの人気ユーチューバー・ノーマン(Norman Thavaud)(当時フランス3位の登録者数1200万人)が、複数の10代の少女や若い女性を巻き込んだ未成年者強姦の容疑でパリ検察庁に身柄を拘束されたという衝撃的なニュースが走ったのは、昨年末のことでした。 事が公になったのは、被害に遭った少女がInstagramで被害を告発したことがきっかけでした。 このインスタでの告発を見かけた同様の被害を受けていた少女、女性たちが次々に我も我もと、まさにMe too運動のような現象が沸き起こり、その動向を、さらに影響力を持つ、フランス第1位のユーチューバーSqueezieが「特定のユーチューバーが若い女性登録者の心理的脆弱性につけこんで性行為を強要する不適切行為を行っていること」を非難する内容のツイートしたことから、さらに騒ぎが大きくなり、検察が始動することになったのです。 当時は少なくとも30人の女の子が声をあげており、うち9名が告訴し、中には当時、未成年であった少女も含まれていたため、事はより一層、深刻な色が濃くなっていました。 彼の行為は、フランス国内にとどまらず、SNSで繋がりのある他の国の女の子(カナダやアメリカなど)にまでにも及んでおり、捜査には、なかなか時間がかかっていた模様です。 しかし、先日、パリ検察庁は、「事件当時の少女たちの年齢が特定できなかったこと、被告人が特別に未成年・子供の身体に魅力を感じていることを示唆する話し方や態度が確認されなかったこと」また、「被害者とのやり取りが多分にセンチメンタル、感傷的であり、多くの場合において、性的なことに関しても明白なやりとりがあったため、レイプ、または、性的暴行と認めることはできなかった」と捜査を打ち切ることを発表しています。 現在、日本で大騒動になっているジャニーズ性加害問題とは、少々異なるものではありますが、未成年への性加害、ユーチューバーを芸能人と呼ぶかどうかは別として、有名人であることを利用したと思われるこの行為には共通するものがあります。 とかく、この未成年への性加害ということに関しては、欧米なら、絶対に許されないことと(今回の日本のジャニーズ問題などでは)、ことごとく言われていますが、」このように捜査打ち切りになってしまうこともあるのか・・」と、ちょっと別の意味でビックリしています。 つまり、今回の被害に対しては、過去に行われていた性加害の具体的なことの証明がはっきりなされなかったということなのでしょうが、被害者は被害に遭ったと訴えている・・しかも、同様の被害に遭った人が複数に及ぶ・・というだけでも、無罪とは考え難い気がします。 しかし、今回の告訴が却下されたとしても、原告側は、今後、民事で争うことも充分に考えられ、すっかりカタがついたわけではありません。 当然のことながら、彼のYouTubeの広告は、すべて停止され、現在も、広告はもどっていませんが、びっくりすることに、登録者数は若干の減少は見られるものの、依然として1160万人というすごい数の登録者を抱えています。 捜査中ということで、彼のチャンネル自体は、削除されてはいないのだとは思いますが、広告なしのまま、忘れ去られないようにということなのでしょうが、ペースダウンしているものの、彼は動画の配信を続けています。 彼のファンからしたら、むしろ、広告なしにYouTubeが見られるわけですから、都合がよいのかもしれませんが、これほどのスキャンダルを抱えながらも、ファンが離れないということは、表向き、倫理的には、未成年への性的虐待は絶対に許さない!と言いながらも、それとこれとは別・・とけっこう節操のない?人も多いのかもしれません。 彼ほどの大物ユーチューバーとなれば、YouTubeの広告収入以外のビジネスを展開しているのだろうし、YouTube自体は、彼自身の広告のような役割を果たしているのでしょうが、この事件の捜査が打ち切られてしまうことには、私としては、どうにもモヤモヤがおさまらないところです。 しかしながら、ジャニーズ問題に比べれば、少なくとも検察が動き、捜査がなされたことで、大々的なニュースにもあがっているだけでもまだマシなのかもしれませんが・・。フランスの大人気ユーチューバーの性加害問題<関連記事>「登録者数1200万人のフランスの人気ユーチューバー...

2023年10月11日水曜日

パリの歴史的建造物でもある行列の絶えないパン屋さん メゾン・ベルジュロン Maison Bergeron

    パリには、パン屋さんが当然?のことながら、たくさんあります。パン屋さんは、一般的に、ブーランジェリー(パン屋)とパティスリー(ケーキなどのお菓子類)とに分類されますが、実際には、その両方を扱っているお店が圧倒的に多いです。 しかし、どちらにしても、このパン屋さんの類がたくさんあるということは、それだけの需要があるということでもありますが、一方では、それだけ競争が激しいとも言うことができます。 今回、ご紹介するお店は、パンもお菓子も扱っているという意味で、メゾンと名乗っていますが、このお店は、いつ通りかかっても、時間に関係なく行列ができています。 大々的に広告をしているわけでもないにもかかわらず、また、同じ通りには、いくつものパン屋さんがあるにもかかわらず、このお店には、いつも行列ができているのには、いくつかの理由があると思われます。 比較的、エッフェル塔というパリの一大観光地に近いということもあるとは思いますが、この通り沿いにあるパン屋さんは、ここだけではないので、必ずしもこの立地条件が人気の第一の理由とも思えません。 私が思うにこのお店の人気の理由の一つは、このお店自体が歴史的建造物であることもあるような気がしています。店内に入るとそのクラッシックな華やかさに圧倒されます。店内の装飾や壁面や天井の壁画などは、なかなか見事です。 そして、パンにせよ、ケーキ類にせよ、とにかく種類が多くて、どれも美味しく、美しく、また、回転が速いため、できたてのものを味わえるということ、そして、そのうえ、何よりも価格が適正、妥当であるということではないかと思います。 あまり売れていないパン屋さんなどだと売れ残ったクロワッサンなどは、翌日加工して、クロワッサン・オ・ザマンド(クロワッサンにアーモンドやお砂糖をまぶしてある)になり変わっていたりするという話も聞いたことがありますが、このお店の場合は、そんなこともなさそうです。 最近のパリのパン屋さん、特にパティスリー関係の有名店、人気店のお店は、とかく、ちょっと目を疑うような、にわかに信じがたい値段のお店が多くなっている中、これだけのクォリティでこのお値段、だからといって、すごくお安いというわけではありませんが、クォリティに見合った適正価格、これなら、この価格でも納得できるな・・というような感じです。 また、サンドイッチ、ピザ、フガス、フォカッチャ、キッシュ、ハンバーガー、サラダなどの軽食になるようなものの品揃えも多く、また、ピザやフガス、ハンバーガーなどに関しては、オーブンで温めなおしてくれたり、フライドポテトなども頼めばついてくるという他のパン屋さんではあまりお目にかかれないサービス、心遣いがあります。 もちろん、ドリンクとセット(サンドイッチとドリンクがセットで...

2023年10月10日火曜日

埼玉県の児童保護に関する法案とフランスの児童保護

   私は、日本で子育てをしたことがないので、正直、日本での子育てについては、よくわかりません。 しかし、埼玉県の自民党県議団により、子供だけでの留守番や外出を「置き去り」として禁ずる虐待禁止条例改正案というものが提出されたという話を聞いて、ちょっとギョッとしてしまいました。 対象年齢は小学校3年生までで、4年生から6年生は努力義務として、子供だけでの留守番や外出を禁止し、県民に対しては、禁止行為の通報を義務付けるというものです。 日本の場合は、多くの場合、小学生になれば、送り迎えもいらなくなるし、子育ても一段落という感じがあるような気がしていて、フランスでは、小学校を卒業するまで...

2023年10月9日月曜日

露天のクレープの生地はマンホールに保管されていた・・

   パリのシャン・ド・マルス(エッフェル塔近くの広場)の露天商が販売していたクレープの生地がマンホールに保管されていたと聞いて、驚愕しています。 そもそも、多くの露天商は無許可営業が大部分を占め、怪しい存在でもあり、ふつうの飲食店ならば、パリ市によって、定期的にアトランダム、あるいは、通報により行われている衛生検査は結構、厳しいものであると聞いていますが、無許可営業ゆえ、そのような食品管理の検査などを受けているわけでもなく、考えてみれば、なんでもありの状態で、そのようなことも充分、あり得るのだろうな・・と思うのです。 食べ物に限らず、この手の無許可の露天商などは、警察の取り締まり...