2025年11月20日木曜日

食べることが大好きな私が大興奮したロンドンのバラ・マーケット

 


 今回、ほんの短い滞在ではありますが、久しぶりにロンドンに行くことにしてから、さて、この短時間にどこへ行こうか?とSNSなどで情報を調べていたら、食べることが大好きな私にとって、まさにうってつけの場所「Borough Market」(バラ・マーケット)を見つけました。

 非常に歴史のあるマーケットらしいのに、私はなんで今まで知らなかったんだろう?と不思議に思うくらいでした。


 地下鉄ロンドンブリッジの駅をあがってすぐに広がる大きなマーケットには、ヨーロッパを中心とした色々な食材、チーズ類、様々な種類のパン、お菓子類、お茶、スパイス、肉、魚、また屋台のような世界各国のお料理を提供するお店がたくさん並んでいて、あれもこれもと目移りしてしまいます。


ソルトビーフって初めて見たな~


 もちろん、イギリスならではのソルトビーフのサンドイッチとか、ソーセージロールだとか、スコッチエッグみたいな、ずっしりとしたお肉の塊だったりもたくさんあります。






 中でも、大人気で大行列ができていたのは大きな鍋で作っているパエリアでしたが、そこは、スペインに行ったばかりの私たちは、さすがに、スルーして、ここはイギリスの王道、フィッシュアンドチップスを食べました。




 とっても大きなフィッシュアンドチップスで、アツアツの魚のフライとポテトは、外はカリッと中はホックリしていて、とっても美味しかったです。しかし、かなりの大きさ、量があるので、2人で1つを食べるくらいで、充分でした。


これも人気だった・・マッシュルームリゾット・・


 マッシュルームのリゾットなどもとっても美味しそうでした。(しかし、これは結局、断念)

 もっと、あれこれと食べたかったのですが、もうこれでいっぱいいっぱいで、あとは持って帰るようにと、ソーセージロールやスコッチエッグなどを買い込みました。

 パリにもマルシェがたくさんありますが、ここほど、国際色豊かな感じではなく、マルシェといっても、ずいぶんテイストが違うんだな・・と思いながら、満足のいく、訪問でした。

 どのお店もカード対応OKでした。


Borough Market  London SE1 9AL England  月休 

ロンドン バラ・マーケット


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2025年11月19日水曜日

携帯電話にデジタル健康保険証(Carte Vitale)を読み込めるようになった!

  


 フランスでは、2025年11月18日から、すべての被保険者が携帯電話でデジタル健康保険証(Carte Vitale)を読み込み、有効化できるようになりました。

 カルト・ヴィタルを携帯上で有効化するには、iOSとAndroidで無料で利用できる「Carte Vitale」アプリをダウンロードする必要があります。この専用アプリは、France Identitéアカウントを持っていなくても、フランス全土のすべての被保険者が利用できます。

 このデジタル健康保険証を使用すると、スマホから直接、健康保険の資格情報をデジタル形式で提示できます。

 デジタル健康保険証は2025年3月18日より開始されている、France Identité(18歳以上の国民がデジタルIDカードと運転免許証をスマートフォンで利用できるFrance Titresアプリ)と並行して利用することができます。

 このFrance Identitéアプリをバイパスする機能は、6月にフランスの一部の県で既に導入されています。

 デジタル健康保険証をアクティベートするには、France Identitéを持っていない場合には、セキュリティ手続きが必用になりますが、France Identitéアプリを利用する場合には、本人確認は即座に行われます。

 France Identitéを持っていない場合には、本人確認のため、身分証明書の映像とアプリ内の顔の映像を提供する必要があります。不正使用を防ぐため、オペレーターが提供された情報を確認し、アクティベーションを承認することになります。

 そのどちらの場合も社会保障番号(セキュリテ・ソーシャルナンバー)が必用になります。

 このデジタル健康保険証は、病院・診療所や薬局などで、これまでの物理的なカードと全く同じように使用できます。使用方法はアプリのロックを解除し、スマホのこの画面を相手に提示すると、QRコードまたばNFCでカードが読み取られます。またこのアプリにより、現在自分が受けている医療情報と費用をリアルタイムで追跡することができ、最終的には健康保険による直接請求の恩恵を受けることができます。

 とはいえ、このデジタル健康保険証は、当面不可欠な物理的な健康保険証を補完するものであり、すべての医療従事者や薬局がデジタル健康保険証を読み取るために必要なツール(QRコードまたはNFCリーダー)をまだ備えているわけではないので、完全にこの体制に移行するまでは、現行のカードも携帯しておくほうが良さそうです。

 国民健康保険制度は、この移行を通じて医療従事者を支援しており、段階的に導入されていく模様です。

 しかしながら、携帯ひとつでなにもかもが済んでしまう時代がまた一歩進みつつあるようです。


携帯電話にデジタル健康保険証(Carte Vitale)


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2025年11月18日火曜日

なにかと話題のパリBHVの中のSHEINの店舗に行ってみたけど・・

 


 なにかと話題のオンラインファストファッションの「SHEIN」の実店舗(オンライン上ではない実際のお店)がパリの老舗百貨店BHVの中にいよいよオープンしたということで、どんなものなのか?覗きに行ってみました。

 オープン初日には、デパートの外に行列ができるほどの賑わいのようでしたが、私が行ったのは、その数日後、もう行列はありませんでした。

 BHVに到着したところ、ちょうど、SHEINの紙袋を持って出てきたお客さんがいたので、「SHEIN」は何階にあるんですか?と聞いたら、6階とのことで、ついでに「お店はどうでしたか?なに買ったんですか?」と聞いてみたところ、女性二人連れのお客さんでしたが、なかなかの渋い顔・・「なんだかがっかりした・・ネット上の商品のように安いわけでもなく・・なんだか思っていたのとは全然違った・・まあ、行ってみればわかるわよ!」とのこと。

 フランス人がよく評価がつけがたいときにつかう手のひらを下に向けて右、左を交互に上げ下げするしぐさ・・をしながら、口をへの字にしていました。とはいえ、彼女は紙袋を下げていたということは、とりあえず、なにかを購入していたわけですが・・。



 とにかく百聞は一見にしかず、教えてもらったとおり6階にあがっていくと、思ったよりは、大きなスペースがとってあって、多くの人出を見込んでのことなのか、一店舗のお店としては、異例のセキュリティの人の多さです。




 私はSHEINのサイトはチラッと覗いて見たことはあるのですが、「えっ??こんなに安いの?」と驚いただけで、実際に買いものをしたことはないので、詳しいことは言えませんが、並んでいる商品を見ると、一言で言えば「中途半端」。値段もそこまで安いわけでもなく、(特に高いというわけでもないけど)、特にデザイン的に優れている感じも受けず、商品の品質は粗い感じが拭えず、パッとしない・・そんな印象を受けました。(あくまで個人的な感想です)



 これから、実際に店舗に置く商品として、色々と価格帯や品質、この店舗だったら、どんな商品が売れ筋となり得るのかなど、研究されて、品揃えなども変わっていくのだとは思いますが、現状では、まさに「SHEIN」の第一の売りである「圧倒的な低価格」でもなく、かといって、高級な商品とは言い難く、これでは、SHEINのおかげで倒産に追い込まれていったフランスの数々の衣料品ブランドと同じではないか?と思いました。

 多くの物議を醸している「SHEIN」のパリの店舗。いつまであるでしょうか?


BHV SHEIN


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2025年11月17日月曜日

睡眠時間2時間、午前3時の会議 日本では首相が過労を助長していると非難されている

 


 フランスでは日々のテレビのニュースなどで日本のことが取りあげられることは少ないのですが、そんな数少ないニュースの中で、「就任したばかりの高市首相が過労を助長していること」が取りあげられているのは、あまり喜ばしくない話です。

 「高市早苗首相は、過労が死に至ることもある日本において、睡眠時間2時間で、スタッフと午前3時に会議を開くと発言し、非難を浴びている」、「政府は残業時間の延長を目指している」などと報道されています。

 このフランスでの報道は、米ニューヨークタイムズや英ガーディアン紙の記事を引用して、特に「過労死」という独特な言葉についての説明から始まっています。

 多くの労働者が非常に高いストレスに直面している日本において、「過労死」、「燃え尽き症候群」による死を意味する「過労死」という言葉が日本には存在する。そんな日本において、首相がこの現象を助長するような発言をしていると非難しているのです。

 最近の「睡眠時間2時間」、「午前3時からの会議」発言は、彼女の首相就任時の「働いて、働いて、働いて、さらに働く」宣言や「ワーク・ライフバランスという言葉は忘れる」ことを約束した件なども遡って紹介しています。

 この発言をきっかけに逆に日本人の過酷な労働スケジュールや環境がいかに過労死や少子化の原因となっているのかについて、深掘りされる結果を招いています。

 また、これに伴い、日本人の睡眠時間はOECD加盟国33ヵ国中最下位であり、睡眠不足は「攻撃的な言動」や「対応できない精神状態」に繋がるとかなりハッキリ非難しています。

 首相が寝る間もなく忙しく働いているのはあり得ることかもしれませんが、それを公の場で自慢げに公表することではありません。フランスのマクロン大統領にしても、そのスケジュールを見ると、一体、いつ寝てるんだろう?と思うこともしばしばですが、1日2~3時間しか寝てないとか、午前3時から会議をするとか、そんなことは決して公表せず、涼しい顔をし続けて仕事を続けています。

 まるで、彼女の姿勢は、私の若い頃のテレビCMにあった「24時間働けますか?ビジネスマーン!ビジネスマーン!」の時代の世界感みたいで、それを得意気に語る時代はもうとうの昔に過ぎ去っています。おまけに苦笑せざるを得ない?のは、その時代錯誤を証明するように、「スタッフとの連絡は必要な場合にのみ、電話かファックスで行う」とご丁寧に付け加えていることで、「いまどき、ファックスって誰が使っているの?」っていう話です。

 今の時代、ファックスを知らない若者も少なくありませんから・・。

 時代錯誤も甚だしく、とにかくがむしゃらに働くことを美徳とする首相に周囲の側近の人々は、さぞかし大変なんだろうな・・などと思います。

 海外メディアが警告するように、彼女は睡眠不足から攻撃的になっていくのではないかと心配しています。


高市早苗 高市首相


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2025年11月16日日曜日

イギリス入国のためのETA(電子渡航認証)取得は拍子抜けするほどあっという間に認証された 申請手続きの手順

  


 友人と「ロンドン行こうよ!」という話をしていて、体調に今一つ自信がなかったり、ちょっと他の諸事情が重なったこともあり、また、私が二の足を踏んでいたのには、イギリス入国のためには、ETA(電子渡航認証)を申請しなければいけないことも、けっこう億劫な気持ちになっていた原因のひとつでもありました。

 説明には、「携帯で10分ほどでできる簡単な申請です」、「多少、時間を要する可能性もあるので、少なくとも出発日の3日前(3営業日)までに申請してください」と書いてあったものの、携帯の操作には異様なアレルギー意識を持っている私にとっては、大きなハードルのひとつでもありました。

 パソコンならば、少しは恐怖感が少ないのですが、私は携帯電話での操作となると、途端に怖くなってしまうおばちゃんなのです。

 ロンドンに遊びに行くこと自体もどうしようか?迷っていたのですが、「じゃあ、ETAがすんなり通ったら、行こう!」と友人にも側で見ていてもらって、思い腰をあげて、申請作業を行ってみたのです。

 結果的には、拍子抜けするほどにあっさりと申請ができて、この認証自体も返事が来たのは、1分後くらいのあっという間のことでした。

 この手の手続き?に不安を感じる方もいらっしゃると思うので、私が申請した手順をご紹介します。

 ETA取得に際しては、色々なサイトがあるようですが、中には詐欺サイトもあるので、イギリス政府がやっているものを利用するのが一番確実ですので注意が必用です。

 まず、携帯にETAを取得するためのアプリをいれます。これはアプリを検索するときに、「UK ETA」というアプリを選びます。

 アプリを開くと、「How to apply for an ETA」という画面が出てきて、3ステップの手順が説明されています。

 次のページに行くと、この申請に必要なもの(パスポート、e-mail のアドレス、支払い用のクレジットカードまたはデビットカード、ApplePay、GooglePayでも支払い可能)が書いてあります。

 また次のページに進むと「このアプリはあなた自身のためだけではなく、他の人の申請もできます」と説明が書いてあります。

 次のページはこのETAについての簡単な説明、このETAはイギリス入国の許可証であり、これは2年間有効であるというような説明と支払いに使えるカードの種類(VISA、MASTER、AMEX、JCB)が書いてあります。

 次はプライバシー、Cookiesについての同意が求められるので、同意します。

 そして、国籍、(次ページ)、e-mailアドレス、この後、このアドレスに6ケタのコードが届くので、それを入力します。次に電話番号を入力。

 次はあなたのパスポートはICチップの入っているものですか?と出てくるので、ここは「YES」。

 次は指示どおりにパスポートの写真を撮影します。その後、自分自身の写真もセルフィーで撮り、携帯をパスポートの上にのせます。

 また、犯罪歴はありますか?等の質問がありますので、これに回答します。(犯罪歴等が自己申告というのも、なんだか、もやっとしますが・・)

 さらに、支払いのためのカードナンバー、セキュリティーナンバー等を入力すれば、終了です。

 終了からわずか1分ほどで登録したメールアドレスには、「あなたの申請は認証されました」という「ETA reference number」が届き、この認証の有効期限(申請日から2年後の日付)が記載されています。

 これで完了です。

 もっと申請から、認証をもらえるのに時間がかかると思っていたのに、あまりに早くて拍子抜けして、むしろ、「ホントにこれで大丈夫なの?」と思いましたが、大丈夫でした。

 イギリス渡航を考えていらっしゃる方でこのETA取得に不安を感じていらっしゃる方が少しでも安心して、申請ができますように。

 また、今後、ヨーロッパ諸国でも同様のシステムが開始される予定になっていますので、一度、やってみておくと良いかもしれません。

 料金は日本円で3,600円くらいでした。


ETA(電子渡航認証)


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2025年11月15日土曜日

友人とポニョの不思議な相性

  


 今回、友人がしばらく家に滞在することで、私にはひとつ心配なことがありました。

 それは、我が家の猫のポニョのことです。

 ポニョはハッキリ言えば、酷く内弁慶で外から来た人に対して、自分が嫌いな人に対しては、容赦なく「シャーッ!」と敵意丸出しの態度を見せて、絶対に近寄らず、どこかの部屋に籠って出てこなくなってしまいます。

 自分から噛みついたり、引っ掻いたりすることはありませんが、険悪な雰囲気になることこのうえありません。

 また、それほどでなくとも、決して、距離を縮めることはなく、食事をしていたりするときだけ、近寄ってきますが、食事が終わるとスーッといつのまにか消えてしまいます。

 いつも一緒に暮らしている私にさえも、仕事でパソコンに向かっていたりすると、何気に微妙に邪魔なところに陣取って寝ていたり、パソコンを打っている両腕の間に座りに来たりはするのですが、決して私の膝の上に乗って来たりすることはありません。

 とにかく家猫なので、生まれてこの方、ずっと家の中で暮らしてきた猫なので、外に出ることはほぼほぼなく、家の主のような顔をして暮らしているので、家族(私と娘)以外の人に対しては異常に警戒心が強くなってしまったのは、仕方ないところもあります。

 今までも、私の友人や親戚が泊まりに来たことはありました。しかし、せいぜい1週間か10日程度のことで、ほぼ家族のような存在ということで取り立てて問題はありませんでしたが、今回、友人は3週間ほど滞在予定だったので、3週間もの長い間、ポニョと友人が険悪な感じになってしまったら、双方ともに、嫌な思いをするんじゃないか?そんな風に心配していました。

 ところが、友人が家にやってきて、家に入ったとたん、私一人が家に帰ってきたと思っていたポニョは玄関で待っており、そんなポニョのキャラクターは説明済みだった友人はポニョに挨拶。

 すると、ポニョは、珍しく警戒心を全く見せずにすり寄っていくではありませんか?こんなことは、今までなかったことで、もうその日から、まるで私のような言うことを聞いてくれる存在が増えたと思っているかのように、冷蔵庫を開ければ友人にキャットフードを出してほしいと頼み、眠くなれば、私の部屋をあけてくれと友人に頼みに行って、あけてもらい、私の友人をまるで自分のしもべが一人できたかのように、また、ずっと昔から知っているかのように、ごくごくふつうに過ごしているのです。

 これは嬉しい誤算というか、飼い主の私としては、「あなた、いったい誰の猫ちゃんなの?」とちょっとやきもちを焼きたくなるほどです。

 友人曰く、彼女はなぜか昔から動物にはやたら好かれるとのことで、「でも、ポニョに嫌われなくてよかった・・」と言ってくれています。

 ポニョはいったい、どうして彼女を気に入ったのか?彼女のどんなところが他の人と違うのか?聞いてみたい気がしています。

 ともあれ、友人とポニョが仲良しになってくれて、よかったです。


猫の好みの人


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2025年11月14日金曜日

日本から来ている友人が病気になった・・

  


 日本から友人が来て、約2週間が経過した頃、1周目はパリを二人でぶらぶらして、一緒に食事したり、買い物したりして過ごしたあと、二人でバルセロナにも行ってきました。

 2週目頃は、もう出るものが出なくて、こちらもなかなかキツカッタ模様。出たの出なかったの・・そんなことを始終言いあってました。

 そして、バルセロナからパリに戻って、さすがに疲れたから1日はゆっくりしよう・・と1日を過ごし、次の週の旅行前にさて、どうする?なんて言ってたと思ったら、数日前からコンコンと空咳のような咳をしているな・・と思っていたら、それが日に日に悪化していき、とうとうダウン。

 まあ、もう1日、ゆっくり家で寝てたら、よくなるんじゃない?と思って1日を過ごしたその翌日、朝、起きても一向に良くなっている感じがなく、咳も空咳だけではなくなってきて、ますますヤバい感じになってきました。

 同い年の彼女は、いつもは全くタフで元気な人で、一緒に出掛けたりしても、まったく元気で、途中でバテるとしたら、私の方だと思っていただけに、ショック。

 次のプチ旅行のチケットやホテルの予約をしたとたんに具合が悪くなったので、なんとしても、その旅行までには、治ってもらわないと・・と彼女はもちろんのこと、私も焦ってしまいました。

 しかし、考えてみれば、彼女は日本からの長旅をしてきて、そのままほとんど時差ボケも感じさせずに、ついついおしゃべりが止まらなくなって、いつまでも起きていたり、なにしろ、CDG空港に着いた途端からトラブルの連続。

 言葉も不自由で、治安も決してよくないパリ市内、いつもにはない緊張状態の日が続いていたのです。まあ、疲れが出て、当然です。

 でも、せっかくといってはなんだけど、ホテルではなくて、家なんだから、ホテルに缶詰めになるよりマシだったのでは・・?とも思うのですが・・せっかくパリまできて、家で寝てるのもなんだか気の毒なことです。

 せめて買い物に行ったり、食事の支度をしてあげるくらいで何の力にもなれないのがもどかしいですが、仕方ありません。

 私もなんだか、せっかく来てくれているのに、彼女が寝てばっかりいるので、つまんな~い!なんて思っちゃうのですが、やっぱり彼女にしても、私にしても、もう少し控え目にスケジュールをたてなきゃいけなかったな・・とちょっと反省しています。

 少しでも早く彼女が回復して、元気を取り戻して、楽しいパリ滞在を再開させてほしいな・・と思っています。

 旅先で病気になるって、ホント辛いですよね。


旅先での病気


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