2023年11月29日水曜日

数年ぶりの弟との再会

   東京にある実家のことで話すことがあり、今度、姉貴が帰ってくるときに合わせて帰るからと弟から連絡があって、その予告どおりに弟も日本に帰国してきてくれて、本当に数年ぶりに弟と再会しました。 私は、イギリスから一度、日本に戻った後に、コートジボアールを経てパリ、その間、弟は、アメリカに転勤になって、その後、現在はシンガポールで仕事をしており、二人とも、海外生活を続けているため、帰国のタイミングが必ずしも合うわけでもなく、長い間、あんまり顔を合わせる機会はありませんでした。 私はなんだかんだでパンデミックの時を除けば、たいてい一年に一度は日本に来ているのですが、従姉妹や他の...

2023年11月28日火曜日

日本での運転免許証更新手続きと国際運転免許証

   今回の私の一時帰国の一番の目的は運転免許証の更新手続きでした。 海外で生活していると、日本の運転免許証は、運転そのもののために使うよりも、私にとっては、身分証明書として必要不可欠なもので、これが失効してしまうと、色々、面倒なので、必ず、更新のタイミングを逃さないように気をつけています。 今なら、もう子供のお休み(バカンス期間)なども関係ないので、日本に来ようと思えば、いつでも来れるので、そんなに問題ではないのですが、以前は、子供のバカンス期間に合わせて、日本に来ることが多かったので、免許証の更新のタイミングに必ずしも帰ってこれるわけでもなく、それを考えると、しばらくは来れそうもないから、有効期限までは、けっこうあるけど、更新していってしまおうと、前倒しに更新手続きをしてしまうことが多くて、5年間有効の免許証なのに、実質はそれ以下になってしまうことが多くて、おそらく、ふつうに日本で生活をしている人と比べたら、ずいぶん余計に更新手続きをしてきたのだろうと思います。 今回もまた、免許証の有効期限は来年の1月22日までとなっていたのですが、来年の1月には、日本に来れそうもなかったために、今年の年末にしようと、まあ、また少し前倒しだけど、しょうがないか・・と思っていたのです。 前回、免許証を書き換えた時は、まだ平成でしたが、もう平成という年号は、令和に変わることがわかっていたにもかかわらず、免許証の表示は、平成36年1月22日までとなっていて、いいかげん、年号での表示はやめて!せめて、令和になることがわかっているのだから、令和6年って書いてよ!と思っていました。 運転免許証の更新手続きは、地元の世田谷警察署でできるので、毎度おなじみの世田谷警察署の裏手にある運転免許更新所に出向くのですが、これがまた、プレハブ建の掘立て小屋のような建物で、毎回感じる、みすぼらしさは相変わらず。もはや、ここまで変わらないと郷愁のようなものさえ感じます。まあちゃんと機能していれば、見かけなどはどうでもよいのですが・・。 手続きが順を追ってスムーズに運ぶようにできているのですが、以前と比べると、空いている感じで、運転免許を取る人が減ったんだなぁ・・と思います。そこで働いている人々は、警察のOB、OGらしき人が多く、やけに上から目線な人が多いなという印象でしたが、今回の人たちは、ずいぶん態度が軟化した気がしました。 私は、EU圏の運転免許証を持っていたのですが(イギリスにいた時に取得したもの)、これが失効してしまって、新しく免許を取り直すのが面倒で、同時に日本で国際免許証を発行してもらいました。こちらの方の期限は1年間なのですが、まあ、また1年くらいしたら、日本にも来るだろうから、とりあえず、とっておこうといった感じです。 国際免許証申請には、証明書用の写真が必要ですが、この写真も同建物の中に自分で撮れる場所があるので、あらかじめ写真をもっていなくても大丈夫です。 私はふだん、パリでは運転しませんが(メトロとバスで十分だし、車で出かけるとパーキングを探すのに一苦労するので・・)、旅行に出かけた時などは、方々へ出かける際に車があると便利なので、そんなときに車を借りて、運転するくらいです。 相変わらず、書類に必要事項を書いて提出、料金を支払い(運転免許更新3,000円、国際免許証2,350円)、視力検査を行い、講習用の部屋でしばらく待たされ、講習?(数分の講義とビデオ視聴)を受けます。いつも思うのですが、その際に渡される「安全運転のしおり」と「わかる 身に付く交通教本」という2冊の新品の本。無駄です。 これ、講義の時に配って、講義が終わったら回収して使いまわせばいいのに、もったいないな〜と思います。 講義は20分程度ですが、その間に新しい運転免許証ができあがっており、退出時に渡してもらって終わりです。思っていたよりもずっと早く用事が済んで、しかも、国際免許証まで同時にもらえてラッキーでした。 記載事項に間違いがないかチェックしてくださいと言われて、目を通したら、今回の免許証は、西暦表示と年号表示の両方が記載されていて、新しい免許証には、2029年(令和11年)1月22日まで有効と書かれていました。 今回は、幸いにも日本に到着した数日後に自宅に「運転免許証更新のお知らせ」というハガキが届いて、それを持って更新に行ったら、まだ失効するまでには2ヶ月近くあるというのに、その有効期限までの期間を削られることなく、まるまる5年で更新してくれました。 なので、どうやら運転免許証というものは、失効する2ヶ月前には、通知がくるので、それ以降、そのハガキを持参しての更新手続きならば、残りの期間を失うことなく、まるまる5年分として更新ができるようです。 まあ、これで、5年間は、運転免許証更新手続きからは逃れられると思うと、ちょっとしばらく、ひと段落な気持ちですが、今度はおそらく、近いうちにパスポートを書き換えなければならないはずで、どうやら、定期的にこのような手続きはついてまわるようです。 まあ、パスポートの方はパリにあるフランス大使館でできるので、わざわざ日本に出向く必要はありません。 いっそのこと、運転免許証の更新も大使館でやってくれると良いのにな〜と思います。更新手続きは3,000円でも日本に来る交通費がかかるので、えらく高い更新料です。まあ、そのおかげで、他に色々と楽しんでいるのですが・・。 とりあえず、今回の一番の用事が無事に済んで、ヤレヤレです。運転免許証更新手続き<関連記事>「海外在住者の本人確認はパスポートではできない不思議」「日本に住むにあたっての手続き マイナンバーカードと住民票の不思議」「2024年から運転免許証がスマホに取り込めるようになる!...

2023年11月27日月曜日

日本だと知らない人が話しかけてくれないのが寂しい・・

   フランスにいると、私はなぜだか、知らない人に話しかけられる機会が多くて(ナンパとかではなくて、たいていがおばちゃんたち)、それに慣れるまでは、なんだかそれが怪訝な感じがしていたのですが、今ではすっかりそれに慣れてしまい、知らない人に話しかけられても、あたりまえのようにその話にのって、一緒に話し始めるようなこともけっこうあって、いつのまにか、そんな日常が心地よいようになっています。 ところが、日本に来ると、知らない人に話しかけられるということは、まずなくて、なんだか皆がそっけなくて、冷たいような気がして、それが物足りないというか、どこか寂しい気がしてしまう自分に気付いて、苦笑し...

2023年11月26日日曜日

宮古島グルメ 宮古島で食べたもの

   旅の醍醐味は日常では味わえない異国情緒というか、いつもと違う景色の中に身を置くこと、異なる文化に触れること・・そして、その土地ならではの美味しいものを食べることが私にとっては大きな目的です。 これまで、私は日本国内では、あまり旅行をしておらず、実家、親戚なども、すべて東京で、さすがに30年以上、日本で生まれ育ってきたので、それなりに少しは旅行をしてはいましたが、沖縄を訪れたのは初めてのことでした。 他の地域でもそれぞれ、違う文化があるのでしょうが、沖縄というのは、日本でありながら、どこか、異文化色が強いようで、殊に宮古島などという沖縄本島から、さらに離れた島ともなれ...

2023年11月25日土曜日

久しぶりの日本国内旅行 宮古島

   私が若い時には、やたらと海外旅行ばかりをしていて、国内旅行は、東京から車で行ける範囲に行くことが多く、むしろ、当時は国内旅行は海外旅行に比べて、割高に感じられたりもして、あまり国内で遠方に旅行することはありませんでした。 その頃は、国内旅行は、もっと歳をとって、長距離移動が難しくなってからにしようと思っていました。 しかし、どういうわけか、いつのまにか海外で生活するようになり、あっという間に時間が経って、まず、日本に来ること自体が長距離移動。そのうえ、たまに一時帰国した時には、あれこれ、所用に追われ、友人や親戚に会う予定などを入れていると、あっという間にスケジュールはいっぱい...

2023年11月24日金曜日

完璧に壊れている私の満腹中枢

  日本に来る前から、私は食べる気満々で、日頃、パリでは簡単には手に入らない食材やお料理など、「日本に行ったら、あれを食べよう、これも食べよう、あそこに行ったら、これ・・、そうそう、あれも・・」などと、妄想は膨らみ、もう出発前から少なからず興奮気味ではありました。 それは、いつものことではあるのですが、日本に行く前から、少し体重を落として・・などと思っていた結果、一時は胃が小さくなって、焦ったりもしていました。 しかし、その小さくなっていた胃が元の姿を取り戻し、そして、あっという間に膨張していくのには、そんなに時間はかかりませんでした。 日本に到着以来、毎日のように誰かに会っては食...

2023年11月23日木曜日

あり得ない再会

   これまで日本に帰国して、友人と会うことは度々あっても、その友人不在で、その家族と2人で会うことなど、想像したことがありませんでした。 しかし、今回、初めて、そんなケースが私には訪れて、なんだか、「こんなことってあり得ないよな・・」と、受け入れ難い気持ちでした。 今回のケースは、数ヶ月前に突然、届いた、ちょっと信じ難かった訃報に端を発したもので、そもそもその友人が突然、亡くなってしまったことが信じ難いことで、若者とは言わないまでも、大して私とも歳が離れておらず、彼女は悠々と、誰よりもストレスとは無縁の生活に見えていたし、マイペースな生活を崩さない人で誰よりも長生きすると思ってい...