2021年8月7日土曜日

ワクチン接種者にボーナスを支払う会社が登場 企業がワクチン接種を奨励・サポートする動き

     養豚業界のフランスのトップグループである食肉処理工場クーペル(Breton Cooperl )は、ワクチン接種を受けた従業員に対して200ユーロ(約26,000円)の特別ボーナスを支払うことを発表しました。 フランスで、従業員に対してワクチン接種を奨励するためのボーナスを提供する第1号の会社です。 食肉処理工場では、パンデミック開始以来、フランスだけでなく、ドイツ、アメリカなどでも大きなクラスターが発生してきた環境でもあり、この会社では、7,400人の従業員が働いていますが、そのほとんどがブルターニュ地方を拠点とした食肉処理工場に勤務しています。 この会社の経営陣は、「ワ...

2021年8月6日金曜日

8月9日から、フランス・ヘルスパス本格始動が決定 フランスのヘルスパス詳細

   注目されていたヘルスパス(2回のワクチン接種証明書、48時間以内のPCR検査の陰性証明書、6ヶ月以内にコロナウィルスに感染した証明書)は、7月25日の段階で、国会と上院で採択されていましたが、昨日、憲法評議会の検証により、正式に8月9日から施行されることになりました。 当日の憲法評議会の前には、抗議する人が大勢、集まっていましたが、いくらあらがおうと、法律として決定してしまったものなのですが、それでも実際に開始される8月9日直前のデモは、相当なものになりそうです。 しかし、それ以降は、いくら騒ごうとも、これを尊重しなければ、罰せられることになり、人が集まる場所でのある程度の安全が確保さ...

2021年8月5日木曜日

フランスと日本のコロナウィルスの感染状況・対策の違い

    フランス暮らしも長くなって、色々なトラブルや、物事がスムーズに運ばないことも多い生活で、大抵のことは、「ここはフランスなんだから、仕方ないな・・」と諦めて腹を立てないようにするようにしてきました。 逆に言えば、「やっぱり日本はスゴいんだな・・」と海外生活をして、あらためて気付くことも多かったし、今もそのように思うことも沢山あります。 しかし、このところ、パンデミックが起こって以来、殊に世界でワクチン接種が始まり、その上、オリンピックという、とてつもない重荷を背負ってしまった日本の様子を見ていると、なんだか微妙です。 開発されたばかりの新しいワクチンに対して、慎重に検討を重ね...

2021年8月4日水曜日

フランスのアンチワクチン・アンチヘルスパス論者の言い分

     バスに乗ると、時々、運転手さんの横に立って、延々と立ち話をしている人を時々、見かけますが、「運転手さん、迷惑じゃないのかな? まあ、いつも同じルートを単調に運転しているから、退屈しのぎなのかな? それにしても、気が散って危なくないのかな?」などと思うことがあるのですが、まあ、何を話しているのか、聞き耳を立てることもなく、何気に見過ごしています。 ところが、今日、見かけたのは、アンチワクチン論者の運転手と乗客で、運転手はさすがにマスクはしていたものの、乗客は、マスクなし・・で、二人はともに、アンチワクチン派で意気投合していたようです。 現在、パリ市内のバスは(パリだけではないと思うけど・・)、運転手席付近は、プラスチックのバリアで仕切られているのですが、運転手がマスクなしの乗客を容認しているためか、そのバリアの運転手エリアにその乗客が入り込んで、かなり熱心に話が弾んでいました。 どうやら、二人ともアンチワクチン・アンチヘルスパス・アンチマクロン論者のようで、「ワクチンは、絶対しない!」と熱く語り続けていました。 現在、フランスでは、公共交通機関は、マスク着用は義務付けられていて、ずいぶん前にマスクをせずにバスに乗り込もうとしていたところを運転手に注意された乗客が運転手をバスから引きずり下ろして殴る蹴るの暴行を働いて、殺してしまったという陰惨な事件も起こったことがありましたが、今回は、アンチワクチン論者の運転手がマスクなしの乗客を運転手席に招き入れて、アンチワクチン論を語り合い、盛り上がるという、真逆?の光景でした。 現在、フランスでは、ヘルスパス(ワクチン2回接種証明書、48時間以内のPCR検査陰性証明書、6ヶ月以内にコロナウィルスに感染した証明書)がないと、長距離の移動ができなくなり、50人以上集客可能な場所には立ち入れなくなり、レストラン・カフェ等も利用できなくなる措置が8月9日から施行されることになっていて、そのためにヘルスパスに反対する人々がデモが3週連続して続いていて、先週は20万人以上の人がデモに参加しています。 私の周囲には、アンチワクチン論者はいないので、いったい、どこから、こんなに人が沸いてくるんだろう?と思っていたくらいなので、思わぬバスの車中で、やれやれ、ここにいた・・と思って彼らの話をそれとなく聞いていました。 ヘルスパスの施行に伴い、ヘルスパスの提示が求められる場所で働く職員に関しては、事実上、ワクチン接種が求められるようになるわけで、9月以降は、それらの人々に対しては、ヘルスパスがないと解雇・・というわけではないのですが、無給となるそうで、事実上の解雇と同じことです。 8月9日の段階では、バスやメトロには、ヘルスパスなしに利用できなくなるわけではありませんが、その運転手さんは、その後の更なるヘルスパスの拡大を恐れてか、「ワクチンをしなければ、仕事を続けられないなら、仕事を辞める!」と息巻いていました。 運転手さんと、その乗客ともに、中年の男性でしたが、頑としてワクチンをしないという意見が合致して、二人で、「あの強引なやり方は、本来あるべきフランスのやり方ではない!だいたい、マクロンは、富裕層の味方ばかりして、ファイザーから賄賂でも受け取ってるのではないか?」とめちゃくちゃな議論に口泡を飛ばして話していました。 言わせてもらえば、アンチワクチン・アンチヘルスパスを唱える人は、ワクチンどころか、この乗客のようにマスクさえもしたがらず、さらには、このような人に限って、人の多く集まる場所に行きたがる傾向があるようで、ヘルスパス反対のデモなどの様子を見ていると、屋外とはいえ、あれだけたくさんの人が集まっているにもかかわらず、マスクをしていない人がほとんどで、「ワクチンをしたくないなら、せめて、マスクぐらいしろよ!」と言いたくなります。 誰だって、リスクがあるかないか、現時点では、よくわからないワクチンは、本当は、したくはないと思いますが、現在のパンデミックの状況をなんとか抑えるためには、ワクチンをするしか方法がないから、ワクチン接種を受け入れているのです。 ワクチンは嫌!マスクも嫌!でも、ロックダウンも嫌!では、どうしようもありません。...

2021年8月3日火曜日

パリのバカンス期間中の空き巣被害

    最近は、友人でも、会社でも、お役所関係でも、知らせているのは、携帯電話の番号で、ほとんど、家の電話は使わなくなったので、あまり家の電話は、ほとんど使っていない状態なのに、ここのところ、やたらと家に電話がかかってくるようになって、しかも、それが、無言電話なので、ちょっと気持ちの悪い、嫌な感じがしています。 それでも、たまには、家の電話には、日本からの電話やアナログな友人からの電話だったりもするので、電話が鳴れば一応、出るのですが、ここのところは、その9割がたが無言電話で気味が悪いことこの上ないのです。 今、フランスは、バカンスシーズン真っ只中で、長期で家を留守にする人が多く、...

2021年8月2日月曜日

フランス病院連盟が政府に要求する全国民ワクチン義務化 

   フランスでは、ヘルスパス反対のデモが毎週のように起こり、週を追うごとにデモの規模も拡大しています。 しかし、残念ながら、フランスの感染状況は、日々悪化しており、現在、フランス人がバカンスに出かけている地域を中心に事態は深刻になりつつあり、先日もロックダウン・夜間外出禁止が再開したマルティニークからは、集中治療室飽和状態のために、3人の重症患者がイル・ド・フランス地域に移送されました。 医療状態が逼迫しているのは、マルティニークやレユニオンばかりではなく、フランス公衆衛生局の統計によると、フランス全体のコロナウィルス感染による入院、救命救急患者の数は増加を続け、7,500人以上の患者が入...

2021年8月1日日曜日

3回目のヘルスパス反対のデモ 参加者20万人超え

           「自由!自由!自由!」というスローガンを掲げて、フランス全土では、「ヘルスパス反対」の3回目のデモが起こっています。 7月12日にマクロン大統領から発表のあった「ヘルスパス」については、その後、12歳から17歳に関しては、猶予期間が設けられることや、コマーシャルセンターのヘルスパス提示義務については、地域ごとの感染状況により、自治体の判断に任せることや、ヘルスパスの実施開始が、8月1日から8月9日に延期になったり(これは、正式には、この法律の有効性については、8月5日に決定される予定)、色々と刻々、変化しています。 7月12日の発表直後は、ワクチン接種予約サイトがパンク寸前になるほどに、ワクチン接種にかなりの人が傾きましたが、依然としてアンチワクチンの人は、バカンス中にもかかわらず、毎週デモを行い、強く反対を続けています。 政府としては、これはどうしても譲ることはできないはずで、現在のところは、ワクチン接種以外に救われる道はなく、デモがいくら行われたところで、変更することはあり得ないと思うのですが、デモは、週を追うごとに過激化しています。 今週末のフランスのデモは20万人を超え、度を重ねる毎に拡大しています。L’arrivée...