この間、久しぶりに日本にいる友人と電話で話していて、「日本はまだ、けっこうマスクしている人がいるんだよね~」という話を聞いて、びっくりしました。
もう、はっきり記憶にもないくらいなのですが、私も多分、春ごろまでは、一応、マスクは持ち歩いていて、メトロやバス、つまり公共交通機関が混んでいたりするとマスクをつけたりしていたこともあったのですが、正直、彼女と話をするまでは、いつのまにかマスクのことは、すっかり忘れていました。
パリはすっかりバカンスモードに入り、観光地をのぞいては、「やっぱりみんなバカンスに出ているんだな~」と思うくらい、人が減ってきた気がしますが、路線にもよるのですが、バカンス時期は、バスなどは明らかに本数が減るので、けっこう待たされた挙句にけっこう混んでいる・・なんてこともあるのです。
あらためて、マスクをしている人はいるんだろうか?と周囲を見渡してみると、今日、1日、出かけて、バスにもメトロにも何本か乗りましたが、1人もマスクをしている人を見かけることはありませんでした。
もともとマスク嫌いのフランス人、(まあ、日本人とてマスクが特に好きというわけでもないでしょうが・・)、マスクを外してしまうことには、日本人よりも抵抗がないのだとも思いますが、それでも、マスク着用義務が解除された当時は、マスクをしている人、していない人が上手く住み分けできなくて、マスクを外した人の中には、いつまでもマスクをしている人たちに対して、「いつまで、マスクなんかしてるんだよ・・」と、言いがかりをつける人などもいました。
しかし、そのうち、不安な人はマスクをし、そうでない人は、マスクはもうしない・・それぞれ、好き勝手にしていても、それぞれに何とも言わない「マスク派とアンチマスク派」が共存できるようになって、めでたしめでたし・・と思っていました。
今年は、というか、今年も、フランスはけっこう暑い日が早い時期から多くなったこともあるのか、私自身もマスクのことは、すっかり忘れており、周りがマスクをしているかどうか?を気にしてみることもなくなりました。
それが日本はまだマスクをけっこうしている・・という話を聞いて、「へえ~!」と驚いていたら、ちょうど、YouTubeでホリエモンが「もういい加減、マスクやめませんか?」という動画を出していて、やっぱり、けっこうマスクをしている人が多いんだな・・と思いました。
日本は地域にもよるのでしょうが、おそらくパリよりも気温も湿度も高く、パリよりも冷房が効いているところが多いとはいえ、さぞかし苦しいのでは?と思ってしまいます。
周囲に高齢者が多いこともあるのでしょうが、お互いを縛りあっているようで、大変そうだなぁと思ってしまいます。もう感染者数なども発表しなくなっているので、日本とフランスの感染者数の対比をすることもできませんが、フランスでは、それ以上?に大変な事件がめじろ押しで、コロナに関してはもう話題にもあがらなくなってしまいました。
どっちがいいのかは、一概に言うことはできませんが、今でもマスクをしている人がいっぱいいると聞いて、あまりの違いにびっくりした次第です。
マスク
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