2024年2月3日土曜日

伊東純也選手への性加害報道 所属先のスタッド・ド・ランスが公式リリース発表

 Communiqué officiel du SDR🔍 https://t.co/GMukguguAp pic.twitter.com/yk03F9kZrO— Stade de Reims (@StadeDeReims) February 1, 2024 フランス・スタッド・ド・ランスに所属する日本人サッカー選手 伊東純也氏の性加害スキャンダルを受けて、所属先のスタッド・ド・ランスは、この事件に対する公式プレス・リリースを以下のとおり発表しています。 「スタッド・ド・ランスは、今週水曜日に日本のメディアが伊東純也選手について行った報道と、同選手が起こした名誉毀損の告訴状に注目し、留意している」 「日本人ストライカーの人間的資質と行動がクラブによって疑問視される必要があったことは一度もなかった。よって、彼は引き続き、スタッド・ド・フランスのメンバーとして在籍します」 「メディアの報道を裏付ける司法調査が行われるまで、スタッド・ド・ランスは当局による調査を裏付ける情報を持っていません。...

2024年2月2日金曜日

インフルエンザ流行のためにワクチン接種キャンペーン期間延長

   「フランスではインフルエンザの流行が本格化しており、すべての指標が急激に上昇している!」という記事を見て、「えっ?そんなに流行ってたの?」とビックリしました。 フランス公衆衛生局が1月31日に発行した速報によると、「あらゆる指標が地域医療や病院であらゆる年齢層で急増しており、特に救急治療室に行った後の入院が急増している・・」とのことで、ちょっとギョッとさせられました。 とはいえ、かなり地域差はあるようで、サントル・ヴァル・ド・ロワール(パリ南部・フランス中央部)が際立って増加しているそうですが、全国レベルでは46%の増加なのだそうです。 そういえば、私もここのところ、体調がすぐれず、鼻がズルズルしていたり、だるかったり、熱っぽかったりしたのは、もしかしてインフルエンザだった?と、ちょっと心配になりました。 「そろそろ花粉症の季節だから花粉症じゃないの?」と言う人もいたのですが、最近の私の携帯の天気予報のアプリには、「花粉はとても少ない」などという情報まで明記してくれているので、やっぱり花粉症ではなかったかもしれません。 とはいえ、多少、だるかったり、鼻がグズグズするからといって、生活に支障があるわけでもなく、特にお医者さんにかかるわけでもなく、そのまま放置していました。 フランス公衆衛生局の発表によると、「1月中旬には既に首都圏全域に広がっていたインフルエンザの流行がフランスでも全土に拡大している・・」とのことで、ワクチン接種キャンペーンを一ヶ月延長したそうです。...

2024年2月1日木曜日

農民たちの怒りが巻き起こす波紋

   いくつかの欧州の国で巻き起こっている農民の怒りがフランスの農民の間でも一大ムーブメントになり、フランス全土の農民たちが怒りの抗議行動を開始しはじめてから、2週間以上が経っています。 農民たちは、全国各地で結集を続け、トラクターや藁の束や土などを使って、全土の主要高速道路をブロックしています。 これまで、あまり注目されなかった農民たちの悲惨な訴え、農業に対する厳しい規制や環境問題対応やインフレ、フランスの基準を満たしていない輸入品の増加などなどにフランス国民も概ね、彼らの怒りを理解し、支持する声が多いようです。 フランスでのデモ行動は珍しいことではないし、それが暴動に繋がったり...

2024年1月31日水曜日

ネスレグループのミネラルウォーターは、違法精製水を販売していたという大スキャンダル

   ネスレといえば、スイスに拠点を置く世界最大の食品会社で、扱っている食品の種類も広範囲にわたります。 今回、炎上中の製品はミネラルウォーターという通常、もっとも信頼されるべきもので、それだけにショッキングなことでもあります。 実際に私も長年にわたり、買い物するのに重くて面倒であっても、子供のために、健康を気遣って、ほんのわずかでも害になるものを摂取させ続けてはいけない・・水くらいは少しは良質なものをとミネラルウォーターを買い続けてきたので、本当に裏切られたような不快な思いでいます。 ネスレグループといえば、ミネラルウォーターだけでも、クリスタリンをはじめ、ペリエ、ヴィッテル、コントレックス、サンヨール、ヴィシー・セレスタン、さらにはシャテルドンなど約30種類のボトルウォーターを販売しています。 今回の疑惑調査は、2020年に工場の従業員からの内部告発により、競争・消費者問題・詐欺防止総局(DGCCRF)が調査を開始し、調査の結果、ミネラルウォーターに規制に準拠しない処理を行っていることを発見。硫酸鉄と工業用...

2024年1月30日火曜日

RATP(パリ交通公団)2月5日から 7ヶ月間のストライキ予告

   RATP(パリ交通公団)労働組合が発表したプレスリリースによると、2月5日月曜日から7ヶ月間のストライキ通告を提出したことを発表しています。 ストライキの予告には、驚かなくなっていますが、今回ばかりは、2 月 5 日月曜日から 9 月 9 日月曜日までという長期間の予告には、「ちょっと、あり得ない!」ともうため息も出ず、一瞬、息を止めている自分に気が付きました。いくらなんでも7ヶ月間という予告は度を越しています。 彼らは、このストライキ予告の理由として、「2024年の給与措置が不十分である」としており、32時間(週)を基準とした労働時間の短縮(一般的には35時間あるいは37時間)や残業及び休日手当やボーナスの見直しなどの要求も突き付けています。 この要求が叶わなければ、オリンピック・パラリンピックに向けてピークを迎えようとしている状況で充分に安全で快適な交通網を提供することができないとしており、明らかにオリンピック・パラリンピックを盾にした要求であることは、目に見えています。 しかし、RATP(パリ交通公団)を利用する側から言わせていただければ、毎年、確実にチケットは値上げし、その上、オリンピック期間前後は、チケット価格がほぼ倍に値上げすることが発表されており(ただし住民、恒常的に利用している人々に関しては通常価格ということになっている)、これまでも、ストライキの他に、時折、交通網が麻痺したり、拡張工事のために度々閉鎖されたりと、この期間の分のチケット代返金してよ!などと思うくらいで、このうえ、またストライキなど・・しかも、こんな長期間なんて、いい加減にしてほしい! 給与や条件の交渉なら、周囲に迷惑かけないようにうまく話し合いをつけろ!と思います。 現在、農民たちが様々な困難に直面し、怒りを爆発させ始め、あちこちの主要道路をブロックしたりしている中、これがいつまで続くのかはわかりませんが、この動きがダブって進行するとなると、社会機能が麻痺し始める恐れもあります。 現在のこの同時期に進行しようとしている農民たちの騒動とRATPのストライキは、どうしても、比較して見てしまうのですが、どう考えても、RATPの方は、相対的に一般的な会社と比べてみても、(RATPには、給与・年金手当の他に職員専用に安価に利用できる住宅施設などがあったり、特別な研修休暇システムなどもある)条件は決して悪くないはずで、どうにもその理由が理解しがたいもの、農民たちの訴えについては、多くの国民も支持しているところが大きな違いです。 オリンピックを盾にすれば、特に交通機関などの場合は、それが動かないなどという事態は絶対に避けたいであろうという一種の弱みに付け込んでいるような要求には、苦々しい気持ちしかありません。RATP(パリ交通公団)7ヶ月のストライキ<関連記事>「パリのメトロ6号線でコートがドアに挟まって死亡事故」「ストライキの被害を被りぐったりした1日」「パリのメトロのプロブレム・テクニック」「ストライキに遭遇して見知らぬ人と駅まで歩くハメになった・・ストライキには腹を立てないフランス人」「パリのメトロ・RER...

2024年1月29日月曜日

環境活動家によるモナリザ襲撃 今度はカボチャスープ

   たびたび、芸術作品が環境活動家のターゲットになるのは、もはや珍しいことではなくなりましたが、パリのルーブル美術館では、またもやモナリザが標的にされ、カボチャのスープを投げつけられました。 もっとも、モナリザは、頑丈な保護ガラスで守られているために、絵画自体には、直接の損害はありませんが、この騒ぎと清掃のために、この部屋は約1時間ほど閉鎖されたのち、再開場されたそうです。 現在、フランスでは、様々な状況に追いつめられた農民たちが、全国規模でデモを行っていますが、今回のモナリザ襲撃は、それに乗っかるかたちで行われた感が否めません。 このモナリザにカボチャのスープを投げつけた2人の環境活動家は、「芸術と、健康的で持続可能な食べ物を得る権利とどちらが大切ですか?」と問いかけ、「我が国の農業システムは病んでおり、農民たちは労働中に死亡しており、フランス人の3人に1人は毎日の食事を満足にとれていません!」などとモナリザの前で訴え叫んでいます。 たしかに、現在のフランスの農業のシステムには、問題があるようだし、農民たちが苦しい生活を送っていることは、今回の大規模デモでの彼らの説明を聞いていると、「たしかにこれは酷いな・・」と思わせられるのですが、安全な食品を!と呼びかける彼女たちがカボチャのスープという食料を無駄にするようなことをするのは、理解できないうえに、芸術作品がなぜそこで引き合いに出されるのかも全く意味がわかりません。 たしかに環境問題は農民を苦しめている側面の一つではあるものの、彼らの苦しみは、もっと複合的なものが積もり積もったものであり、そんな時に彼らの訴えにのっかるような訴えの仕方をするのは、現在の農民の正当な怒りへの冒涜でもある気がします。 ルーブル美術館は、入館時に荷物チェックなどもありますが、彼らはカボチャのスープをコーヒーの魔法瓶の中に隠して持ち込んだようです。 モナリザは度々、被害に遭っており、前回は、2022年5月にクリームパイを投げつけられています。できるだけ世間の注目を集めたいがためにモナリザが選ばれているのでしょうが、数奇な運命の絵です。 今回の彼らの抗議行動について、彼らの所属するリポスト・アリメンテールは要求書で、ルーブル美術館での行動を「持続可能な食料のための社会保障という、すべての人にとって有益な明確な要求を伴う市民抵抗運動のキックオフ」であると表明しています。 地球環境問題はたしかに深刻な問題で、できる限りの対策をとっていく必要があるとは思いますが、このような環境活動家の抗議行動は、むしろ、本来の環境問題に対応すべき事柄に危険な雲行き怪しい空気を吹き込みかねないものでもあり、環境問題とともに、環境活動家問題が加わっているようなおかしな現象であると思います。 だいたい、この芸術作品のためにパリを訪れる人が一体、どれだけいることか?この、あるだけでフランスに富をもたらしてくれる芸術作品をなぜ冒涜するのか?全く意味がわかりません。モナリザ襲撃<関連記事>「ルーブル美術館 モナリザ襲撃 モナリザは結構災難に遭っている」「ガラガラのルーブル美術館なんて今だけ! 一人ぼっちのミロのヴィーナス」「年金改革問題デモはルーブル美術館の中までも・・」「環境活動家の「金持ち凶弾アクション」 ルイヴィトン、ホテルリッツへのペンキ攻撃」「フランスの食品廃棄物救済アプリ...

2024年1月28日日曜日

松本人志騒動はフランスでも報道されていた・・

   昨年末から日本で大騒動になっているらしいダウンタウンの松本人志さんの性加害問題については、時々、YouTubeで解説している映像などを見ていました。 海外に出てから、ほとんど日本のテレビ番組を見ないために、知らないタレントさんが多くなってしまっている私でさえ、ダウンタウンは知っていたので、なんとなく気になって、そんな解説をしているYouTubeを目にしていました。 何人かのユーチューバーがここぞとばかりに、次から次へと出てくる告発者の証言などを紹介しているなかに、「ついに、この話題はフランスでも報道されているようです!」という説明していて、「えっ?フランスでもやってるの?...