2023年9月3日日曜日

世界が首をかしげる日本のマスコミ ジャニー喜多川性加害問題

  


 日本の大手マスコミの機能不全については、安倍元総理の銃撃事件の際の報道について、フランスでもかなり辛辣に取り上げ、目前に控えていた選挙が終わるまでは、犯人が元海上自衛隊員であったことを強調し、統一教会に恨みを持った人物であったことを公にせずに、日本の大手5大新聞が捜査当局が垂れ流した内容を真実性や臨場感がまるで感じられない全て同じ見出しの記事を一面トップで掲載したことに、これは、もはやマスコミとしての使命感やプライドを失っている状態で、「日本の主要メディアが卵の殻の上を歩いているようなものだ」と評していました。

 この時も、すでに同時点で、統一教会の名前は、すでに初期の段階から、すでに地元のタブロイド紙や海外の新聞によって明らかにされていたにもかかわらず、これを大手新聞社、テレビ等のマスコミは選挙が終わるまでは報じずに、あたかも、取材やってます感をアピールさせるかのごとく、やたらとヘリコプターを飛ばしたり、全力で報道している姿勢を見せつつも、実際のところ、発表するのは、当局の発表どおりというていたらく。マスコミは機能不全に陥っているという見方です。

 最近、公になりつつある「ジャニー喜多川の性加害問題」についても、過去に裁判で性加害が認められていたにもかかわらず、その後、ほぼ見て見ぬふりをし続けた同事務所はもちろんのこと、報道、追及しなかったマスコミ、警察も同罪で、この恐ろしい性加害は、裁判後も長く続くことになってしまいました。

 今回の騒動に発展したのも、BBCが報道してくれたおかげで、それをきっかけに、性加害の犠牲者が顔出しで外国人記者クラブで記者会見したことで、しぶしぶ日本も報道を開始したようなもので、その後、国連までが動き出したことにより、とうとう報道しないわけにはいかなくなった感じで、日本国内での問題でも、海外に訴えなければ日本のマスコミは動かないということが露見したかたちになりました。

 この事件がもし海外で起こったら、その企業に加担した企業はどうなるのか?どういう扱いを受けることになるのか?  海外ではあたりまえの基準を日本も少しは踏まえなければ、国際的に、日本は、とんでもない国としての烙印を押されることになります。

 現在は、それでもネットがあるおかげで、日本人でも訴えたいことは、ネット上の番組やYouTubeなどで、公開されているので、色々な声を聴くことができますが、ネット上の番組などで語っている人々は、これがテレビだと絶対にカットになるとか、こんなことを話したら出演NGになるなどと平気で言っているので、どれだけテレビも規制がかかって、本当のことを言えない場であるのかがわかるような気がします。

 ただでさえ、新聞離れ、テレビ離れと言われている今、真実を覆い隠した報道ばかりでは、読者、視聴者が離れていくのは当然のこと、忖度なしに真実を伝えてくれる場に移行していくのは、致し方ないことです。

 そもそも、世界的にも前代未聞の大スキャンダルをひた隠しにした挙句に海外メディアが取り上げ、国連が動いて、日本をすっ飛ばして、先に海外に日本国内での惨状が日本のマスコミの無能ぶりとともに拡散されるという最悪のシナリオは、いつまで続くのでしょうか?

 とりあえず、この日本の報道のシステムが改善されるまでは、何か訴えたいことがあれば、外国人記者クラブに訴えかけ、世界規模で問題にしてもらわない限り、日本のテレビやマスコミは芸能人の不倫とか、どうでもいい内容の報道に終始して、肝心なことは伝えてくれない全く意味のない機関となり下がったままです。


ジャニー喜多川性加害問題 日本のマスコミ


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