2021年11月9日火曜日

3回目のコロナウィルスワクチンの前に、インフルエンザのワクチン接種をしてきました!

  
 


 いつの頃からか、毎年のようにインフルエンザのワクチン接種を受けましょうというお知らせが国民健康保険から届くようになっていましたが、これまではワクチンなんてしなくても、気をつければ大丈夫だろうと、ずっと私は無視し続けてきました。

 しかし、コロナウィルスの感染状況が再び怪しい雲行きを見せる中、感染のリスクも再び上昇してきて、ちょっと風邪をひいても、「もしかして、コロナ?」と不安になるうえに、どうやら3回目のワクチンもしなくてはならなくなりそうで、一応、薬局に行って、相談してみようと思い、他の薬を取りに行くついでに国民健康保険から届いている手紙をもってたずねてみました。

 以前なら、ワクチン等の注射をする時には、薬局でワクチンをもらってから、かかりつけの医者にそれを持っていって、ワクチン接種をしてもらわなければならなかったのですが、コロナのおかげ?か、いつの間にか、薬局でワクチンをするスペースができていて、インフルエンザのワクチンも薬局でその場でしてくれるようになっていました。

 私が気にかかっていたのは、もしも私がコロナの3回目のワクチン接種をする場合は、2回目のワクチン接種の6ヶ月後になるので、12月の初旬になります。

 インフルエンザのワクチンとコロナウィルスのワクチンは、時期が重なっても大丈夫なのだろうか? どのくらいの間隔をおいた方がよいのか?など、これまでほとんどワクチン接種というものをやってこなかった(子供の頃は別として)私としては、ちょっと心配だったのです。

 しかし、もしもコロナウィルスではなくとも、インフルエンザにかかって体力が低下すれば、コロナウィルスに感染するリスクも高くなるのでは?などという素人なりの危惧もあり、「今年はできるならば、インフルエンザのワクチンも受けておこう!」と、そんな風に思ったのです。

 薬局で聞いてみると、コロナのワクチンとインフルエンザのワクチンは全然、別物で、たとえ同時にやったとしても、全然、問題ないということでしたが、やはり、インフルエンザのワクチンとて全く副反応がないとも限らず、3回目のコロナワクチンとて、副反応がないとも言えず(1回目、2回目の接種では、少し腕が痛くなったくらいで大した副反応はありませんでした)、副反応がダブルチョップで襲ってくるのはたまらない・・と、できるならば、少し間隔をおいてやった方がよいのではないかと思ったのです。

 その話を聞いたのは、買い物の途中に寄っただけのタイミングで、まさかその場でワクチン接種ができるとは思っていなかったので、その場は「ちょっと考えてから、また来ます」と行って家に帰ったのですが、一旦、家に戻って考え直し、「やっぱり、ぐじぐじと考えているよりは、さっさとやってしまおう!」と、その日のうちに出直して、インフルエンザのワクチンを受けてきたのでした。

 昨年は、コロナウィルスの蔓延を恐れて、多くの人が感染予防に努めていたために、例年ほどはインフルエンザは流行しませんでしたが、それでも例年なら、インフルエンザにより死亡する人は2,000人を超えるそうで、フランスでは65歳以上の高齢者や慢性疾患などの既往症のある人などのリスクの高い人・医療従事者などはインフルエンザのワクチン接種は無料で受けられることになっています。

 コロナ前までは、薬局は薬をもらうだけのところで、注射をしてくれることはありませんでしたが(薬をもらって、それを持って医者に行かなければならなかった)、薬局でやってくれるなら、ぐっと簡単で楽になりました。

 


 インフルエンザワクチンにしても、コロナウィルスワクチンにしても完全に防御できるわけではありませんが、リスクが少しでも低くなるなら、この際、やっておこう!と、そんな気持ちです。

 自分自身を顧みると、どうやらパンデミック以来、やはり病気に対する恐怖心が増し、娘には、「ママ、ちょっと怖がりすぎだよ!」などと言われますが、やはり、普通に生活していても、身体はガタがき始めていて、普通に健康を保つだけでも、それなりの努力(食生活に気をつけたり、適度な運動を心がけたり、規則正しい生活や充分な睡眠をとることなど)が必要な年齢になってくると、やはり不安も増すのです。

 これまでは、自己免疫能力に頼って生きてきましたが、やはり、四六時中、コロナの感染の様子を見せられてそろそろ2年。これから先は頼れるものならワクチンでもなんでも頼りたくなってしまった気弱になっている自分を認めざるを得ないのです。

 インフルエンザのワクチン接種翌日は、案の定、だるくて寒気がして微熱があるような軽い風邪をひいたような状態で、やっぱりコロナのワクチンとは少し、時間をおくことにして、よかった・・と思いながら、今日は、1日、安静に過ごします。


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