「フランスではインフルエンザの流行が本格化しており、すべての指標が急激に上昇している!」という記事を見て、「えっ?そんなに流行ってたの?」とビックリしました。
フランス公衆衛生局が1月31日に発行した速報によると、「あらゆる指標が地域医療や病院であらゆる年齢層で急増しており、特に救急治療室に行った後の入院が急増している・・」とのことで、ちょっとギョッとさせられました。
とはいえ、かなり地域差はあるようで、サントル・ヴァル・ド・ロワール(パリ南部・フランス中央部)が際立って増加しているそうですが、全国レベルでは46%の増加なのだそうです。
そういえば、私もここのところ、体調がすぐれず、鼻がズルズルしていたり、だるかったり、熱っぽかったりしたのは、もしかしてインフルエンザだった?と、ちょっと心配になりました。
「そろそろ花粉症の季節だから花粉症じゃないの?」と言う人もいたのですが、最近の私の携帯の天気予報のアプリには、「花粉はとても少ない」などという情報まで明記してくれているので、やっぱり花粉症ではなかったかもしれません。
とはいえ、多少、だるかったり、鼻がグズグズするからといって、生活に支障があるわけでもなく、特にお医者さんにかかるわけでもなく、そのまま放置していました。
フランス公衆衛生局の発表によると、「1月中旬には既に首都圏全域に広がっていたインフルエンザの流行がフランスでも全土に拡大している・・」とのことで、ワクチン接種キャンペーンを一ヶ月延長したそうです。 当初は1月31日までの予定でしたが、現在は2月29日までとなっています。
それを聞いて、「あ~そういえば、私、インフルエンザのワクチン接種してたんだ・・」と思い出し、「ワクチン接種のおかげで、酷くならないでいるのかも? それにしても、そんなことも忘れている方がヤバいのかも・・」とちょっと、自分のボケ具合が恥ずかしくなりました。
これに加えて、公衆衛生局は、急性呼吸器感染症、細気管支炎、コロナウィルスと同時感染の危険にも警鐘を鳴らし続けており、特に高齢者や虚弱体質の人とのソーシャルディスタンスをとることや、石鹸やアルコールジェルで手をよく洗うこと、マスクを着用すること、一度使用したティッシュペーパーは使わないこと(使い捨てのティッシュペーパーを使用すること)、くしゃみや咳をするときは肘をあてること・・などと推奨しています。
それにしても、今さらまだ、「一度使用したティッシュペーパーを使わないこと・・」などと繰り返すということは、あれだけの痛い思いをした今もなお、ティッシュペーパーの二度使いをしている人がいるのだろうか? 喉元過ぎれば・・なのか・・? よっぽど、ティッシュペーパーの二度使いが身に沁み込んでいるのか? と苦笑してしまうのでした。
インフルエンザ流行
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