トラブル続きの今回の一時帰国も、あっという間に半分以上が過ぎてしまいました。今回は、往復チケットを予約した時に、往きは、直行便がなかったので、他に選択の余地はなく、ロンドン経由ロシア上空回避迂回便を取りました。
もうすでに、一度、キャンセルをしているので、キャンセルする可能性のあることを念頭において、JALの予約サイトで直接、往復便を予約していました。
そもそも私は、フランスに居を移してから、これまで数十回、フランスと日本を往復してきましたが、一度、エアフランスのストライキのために、勝手に予約していたフライトを変更されて、慌てたことがありましたが、それ以外はただの一度も予約したフライトを変更したり、されたりすることはなく、一度予約すれば、予定の日が来れば、行って帰ってくるのが普通で、フライトのことで、こんなに一喜一憂することはありませんでした。
エアフランスのストライキは、ストライキ大国のフランスの航空会社ということで、コロナ、戦争がなくとも、欠航や予約した便の変更は、いつでもあり得ないことではないため、直行便とはいえ、避けていたくらいだったのです。
それが今回、まさかのウクライナ戦争のためにJALやANAでさえもパリ直行便は欠航。往復のチケットを予約する際には、往きはもう選択肢がなかったにせよ、帰りの便は、直行便という選択をすることもできたので(しかも、直行便も経由便も同額だった)、戦争の状況が改善される見込みは薄かったにもかかわらず、「それなら、普通、直行便でしょ!」と、一縷の望みを託して、直行便を予約してしまっていたのです。
しかし、案の定、パリ行きの直行便は欠航のままで、昨日、JALから「ご予約内容変更のお知らせ」というメールが届き、やはりロンドン経由の便に変更に・・。しかも、予定より1日前に帰仏することになりました。
今回の誤算は、返す返すも超長時間フライトが今ひとつピンときておらず、日本滞在期間が想像以上に短くなって(まぁ、今から考えてみれば当然なのですが・・)、結局、帰りの便も前倒しになってしまったことで、ますます最後の予定をギチギチに入れざるを得ない結果となりました。
その中でも幸いだったことは、日本からフランス、イギリスに帰る便に関しては、入国先でのワクチンパス(ワクチン3回接種済み)(ワクチン証明書)を持っていれば、日本でPCR検査がいらないということで、日本でのPCR検査は高額だと聞いていたし、当然、必要だと思い込んでいたPCR検査を受けにいく必要がなくなったので、日程的には、その分が少しだけ楽になったことです。
ただ、JALのサイトでは、羽田→パリ便のフライトの変更にもかかわらず、羽田→ロンドン区間の予約しか、表示されていなかったので、まさか・・とは思いましたが、やはり、あまりに直前になる前に確認したくて、結局、繋がりにくい予約確認の電話を延々と繋がるまでトライすることになり、電話で予約を入れ直してもらうという気が揉めることになりました。
結果的には、延々、電話が繋がるのを待って、やっとどうにか電話がつながり、予約をとることができましたが、もう、今回の帰国に関しては、最初の最初から二転三転と状況が変わり、もういいかげん、振り回されるのも疲れて、逆に少々早くなってしまったとはいえ、これではっきり決まっただけでも、少し気楽になった感じもするくらいです。
正直、もういいから、無事に帰ってこのドタバタから解放されたいという気もしているのです。
考えてみれば、一時帰国の際には、いつも、帰仏が差し迫れば日程がギチギチになって、あっぷあっぷになるのは、いつものこと。これに加えて、コロナや戦争のためのフライト変更。
このところ、帰国の度に年齢を実感していますが、今回は色々なハプニングも重なって、一段とそれを深く思い知らされることになりました。多少、最後の数日を無理して乗り切ればなんとかなると思ってはいたものの、今年に関しては、無理は無理なんだということを実感しています。
フランスに戻るまで、あと1週間を切りましたが、どうか無事に過ごせて、パリの家にたどり着きますように・・と願っています。
しかし、一先ず、一番大切な用事の何件かは済み、念願だった日本の美容院にも行けて、美味しいものも食べられて、何人かの大切な家族や友人とも会うことができ、パリに持って帰る日本食材の買い物もできて、このコロナ・戦争のさなかにしては、上出来であったのかもしれません。
とりあえず、パリからの直行便が回復するまでは、日本への一時帰国はもうしないと思っています。
航空券予約変更 直行便欠航
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