今年のフランスの夏は、記録的な猛暑と干ばつが続き、野菜の生産に深刻な影響が出ています。特に露地栽培の野菜は大きな打撃を受けました。
すでに、この影響は私たちのような一般市民にも、目に見えるかたちで表れ始めています。とりあえず、一番、目立つのは、レタスなどのサラダ類の葉物野菜がスーパーマーケットから消え始めていることです。
現在は、猛暑が一瞬、去ったかのように感じる気温ですが、干ばつの被害は続いています。VigEau (フランス水質監視機関)は、8月4日の時点で99の県が規制対象となり、そのうち33県が警戒区域、66県が危機的状況にあると発表しています。
この状況は様々な影響を及ぼしており、特に大量の水を必用とするサラダを始めとする作物に大きな打撃を与えています。
レタス農家によれば、「気温が30℃を超える日が何日も続き、夜も熱帯のような暑さになると、植物は繁殖して子孫を残そうとするため、葉を伸ばすかわりに種をつけてしまう」のだそうで、こうして育ったレタスは小さな茂みのようになり、食用には適さなくなってしまうと言います。
生き残ったものでさえも大きさは半分以下の小さなものになってしまいます。
ブルターニュ地方のブロッコリーやアーティーチョークはほぼ全滅状態だそうです。
私は、今の季節、ベランダできゅうりを育てていますが、水をやってもやっても、あっという間に乾いてしまうので、本当にたかが私の家の狭いベランダのプランターにどれだけ水をやっているかわからないほどです。まあ苦労のかいもあって、きゅうりは、無事ですが・・。
フランス野菜協会によれば、この全国的な干ばつの影響で秋も非常に厳しい状況にあり、その影響は冬までも続くと言われています。
野菜農家では、年間収穫量が半分程度にまで落ち込むケースもあり、数千万ユーロ規模の損失が見込まれています。政府は農家への財政支援や耐暑性品種・灌漑設備への投資拡大も検討しています。
気候変動に直面する中で、解決策は、農法を適応させるか?より耐病性の高い品種を探すことが検討されていますが、こうした対策は生産コストの上昇に繋がる可能性があります。
本当にどうにかしてほしい、この気候変動、猛暑・・フランスでは、また来週、猛暑がやってくる予報が出ています。
一体、どうなっちゃったの???
猛暑と野菜
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