2026年7月2日木曜日

今年もベランダにやってくる鳩がしぶとい

  


 春から夏にかけて、私のベランダでの家庭菜園が始まります。

 春先から土の準備をして、まず葉もの(今年は小松菜、春菊、水菜)の種蒔きから始めます。葉ものは、育てやすく、わりと早く収穫ができるので、お料理をして、ちょっと青菜がほしいなと思うときなどには、とても便利です。

 その他、小ねぎや青じそ、山椒、三つ葉などの薬味類は、もう何年も同じ鉢に植えたままになっていて、冬場、枯れたかに見えていても、春になると、また息を吹き返します。

 しかし、なんといっても、私のベランダ菜園の主役は「日本のきゅうり」です。

 私はこの夏場の日本のきゅうりが大好きで、フランスにもきゅうりは売っていますが、大きくて、大味で食感も違います。最近はミニ・コンコンブル(小さなきゅうり)といった種類の小さなきゅうりがところにより売ってはいますが、フランスのきゅうりよりは若干、日本のきゅうりに近い感じではありますが、やっぱり、あのパリッとした食感の日本のきゅうりが私は好きなのです。

 シーズンになると、ジャックと豆の木の豆の木のように、きゅうりはグングンと蔓をのばしていき、ベランダが緑の棚で覆われるようになり、けっこうたくさんのきゅうりが収穫でき、毎シーズン、200本近いきゅうりが収穫できています。

 今年も5月半ば頃から種を蒔き(今年はいつまでも寒かったので、いつもよりは少し遅めでした)、順調にきゅうりも育ち始めています。6月の猛暑の中、あまりの暑さに枯れてしまうのでは?と心配して、朝晩にたっぷり水をやっていましたが、今のところ、順調に育っています。

 しかし、問題なのは、きゅうりの苗が中途半端な大きさまで育ってきた頃に、ここ数年、悩まされているのが「鳩」です。鳩もこの暑さで心地よい居場所を探して巣作りをしようとしているのでしょうが、ここのところ、毎日のように、朝、起きてベランダに行くと鳩がやってきています。

 鳩といっても、なかなか困りもので、今年は小松菜をたべられちゃったし(春菊は食べません)、他の野菜を踏み荒らしてダメにしてしまったり・・。酷いのです。

 そして、今は気が付くと、プランターの隙間にせっせと鳩が小枝を運んできており、それを取り除いて、そこには、立ち入れないように棒を立てたり、ペットボトルをおいてみたり、網戸用に買って余っていた網を張ったりしています。

 鳩はだいたい、つがいで行動しているようで、2羽がセットでやってきています。毎日、追い払っているのが同じつがいなのかどうかはわかりませんが、私がベランダに出ると、慌てて、バタバタと飛び立っていく、そのなんとも生々しい羽音だけでも、もう恐怖です。

 ある時には、一羽だけが陣地取りのように苗の隙間に座り込んでいて、もう一羽が小枝をくわえてこちらに向かって飛んでくるところに遭遇したこともあります。

 それにしても、これだけの小枝を毎日毎日、一本ずつ運んでくるのですから、大変な労力だとも思うのですが、かといって、こんなところに巣作りされてはたまったものではありません。

 最近は暑いので、ベランダに向けた大きな窓は開けっぱなしにしていて、猫のポニョが控えているというのに、全く、ポニョもなめられたものです。かといって、ポニョが鳩をつかまえたりしたりしても、それはそれで怖いのですが・・。

 毎年、こんなことが続くのですが、今年の鳩は、より、しぶとく、もうこれが1週間以上も続いていて、毎朝、毎朝、同じことを繰り返しています。

 もう根競べで、1日でも諦めて、鳩の巣が完成してしまったら、もう大変なので、頑張るしかありません。

 こんな狭いベランダじゃなくても、他に良い場所がもっとありそうなものなのに、なんでうちが選ばれているのか?と思います。

 例年では、きゅうりの棚がもう少し大きく育ちきってくれる頃には、むこうも諦めてくれるので、それまでの辛抱です。

 しかし、ベランダ菜園をやっていなくてもパリの住宅には、けっこうベランダに鳩が巣を作って困っているという話はあるようで、必ずしもベランダ菜園のせいだけではないようなのですが、この鳩の被害は本当に困ったものです。


パリのベランダの鳩


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